信濃路の春を追って、小布施の桜堤から雪解けの志賀高原へ

2020/05/01 - 2020/05/01

暖かい日が続いたこのころ、信州にも桜前線が一気にやってきました。
千曲川の堤防を彩る桜堤が満開の姿を見せ、
志賀高原も残雪をまとった短い春を謳歌。
そんな自然に、静かに近づいてみました。

エリア 湯田中渋温泉郷・志賀高原(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

小布施町を流れる千曲川の堤防、
桜堤が２㎞にわたり、一気に満開となりました。

妙高山をバックに咲き誇ります。

ハナモモも彩を添えて、

例年 酒宴で盛り上がる桜トンネルも、今年は静か！

自然の織り成す息吹を感じます。

今年は特にのびのびと咲き誇っている感じで、

桜の美しさを、とりわけ感じます。

酒宴のイメージを払拭しないと　(;^ω^)

春は黄色から訪れるんだとか・・・、
足元のタンポポも春を満喫してワタゲ飛ばしてます ♪

菜の花畑にも春が入り乱れて、

こんなの見ると 穏やかな気持ちになりますね。

さて、車を走らせて 雪がまだ残るマウンテンリゾート、
陽春の”志賀高原”に向かいます。

春スキーでにぎわう・・・はずの、サンバレースキー場。

丸池は、

雪解け水をたたえて 静寂。

志賀高原には18のスキー場があり、
長野オリンピックを開催したこのエリアには、
71基ものスキーリフトがあります。

木戸池キャンプ場付近

ここからダイナミックな高原ドライブをたっぷり楽しみます。

硯川に来ました。
前山リフトの上部には、

高層湿原である四十八池湿原が広がります。

湿原にはサンショウウオが生息していますし、
チングルマやワタスゲなどさまざまな高山植物が、
そろそろ彩り豊かに競い始めます。

志賀草津高原ルートを 更に車を走らせると、

雪の壁が続きます。

横手山ドライブインが見えてきました。

眺望の良い駐車場に止めて一休み。

ここから横手山(2307ｍ)の山頂方向に伸びるスカイレーターは、
もう準備完了！

志賀高原のシンボル 笠岳(2076ｍ)を見ながら、

標高が上がるにしたがって、雪の回廊はさらに高くなって。

高原ルートは、変化にとんだ ”山岳パノラマ” が堪能できます。

ここからは景色が変わります。

まだ冬山の色合いを残して、

いい景色が続きます。

このルートは「浅間・白根・志賀さわやか街道」とも呼ばれてます。

ここは上信越高原国立公園、
山並みが続きます。

奥深い原生林が残され、ユネスコエコパークに認定されて、
自然と共生した環境の整備が進められています。

厳冬期には 樹氷として 目を見張る景色を作ってくれてます。

高原ルートは、スノーシェードを抜けて、
さらに高度を上げていきます。

横手山・渋峠にはまだ雪が豊富。

横手山頂行きの 渋峠リフト、
春スキー日和ながら、みんな自粛中　（;´д｀）

まだ雪深～い。

この辺は渋峠の人気者、レトリバーのジョーンズ君が
走り回っているところなんですが・・・　自粛中 (*_*)

冬期はタイヤを履き替えますが、スタッドレスではありません。

4輪ともこんなキャタピラーを履いて雪上車に。

山岳ルート最高地点付近まで来ました。
ここで冬期間の ”通行止め”。
この先は 国道最高地点2172mの渋峠。

活火山 白根山を経由して草津温泉へ抜けるのも あとチョットですね。

ここで休憩、ノーマルタイヤで登って来れました。

人の姿の無い 人気リゾート地・・・　むしろ異様でした。
みんなで心配なく楽しめる日が、早く来るといいなぁ！

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2023/09/09 09:14:49

  人がいない志賀高原

  ペンギンパパさん　野沢温泉にご返信ありがとうございます。
  こんな素晴らしい旅行記を見逃していました(>_<)
  このころは、とにかくstay homeだの人との接触を８割減らせだの戒厳令下のような日本でした。そんな状況なのに、新聞記者と賭け麻雀していた黒川検事長は、何だか愛すべき人物に思えます(笑)
  知り合いのスキー大好き弁護士が、緊急事態宣言解除後再開された志賀高原で滑ったそう⛷️　そのスキー愛を尊敬します👍

  ペンギンパパさん からの返信 2023/09/11 17:36:21

  Re: 人がいない志賀高原

  ねもさん こんにちわぁ、
  
  いつも素晴らしい山行してますね。
  電車でサッと出かけて、気の置けないお仲間と山歩き。
  優雅にお花を愛でて、山菜を摘んで･･･、
  何ですかあのブナの木の大きいこと。
  あのこぶは天然記念物もの。あんなのに出会うと 感動ものですよね。
  鳥海山がとっても綺麗に見えて、しばし目がとまりました。
  で、山頂でジンギスカンの大宴会やって、温泉につかって･･･
  　･･･僕らの学生時代の山岳部合宿とは大違い。いいなぁ！
  
  もし雨上がりのサンカヨウを見ると、これもビックリ感激ですよね。
  まるで透明人間ですからぁ。
  
  もう山行出来ませんので、ねもさんのブログで山に連れてってもらってます。また次回が愉しみ！
  
  ペンパパ　(^<^