2019/06/12 - 2019/06/20
1583位(同エリア3445件中)
masaboさん
- masaboさんTOP
- 旅行記75冊
- クチコミ10件
- Q&A回答1件
- 262,785アクセス
- フォロワー8人
われわれがアラブ首長国連邦を訪ねたのは今回が3回目。過去2回はドバイのみの訪問だったこともあって、今回は、メインの行き先をアブダビとして、そこに4泊したが、さすがにドバイに寄らない訳にも・・・ということで中心部からは、少し離れた所にある「イブン・バトゥータ・モール」近くの「ドバイ・マリーナ」地区に滞在することにした。
そのドバイへ向けて「フォーシーズンズ・アブダビ」をチェックアウトしたのは6月16日午前11時頃。タクシーでアブダビ・バスターミナルに向かった。所要時間は約10分、17AED≒500円だった。
アブダビからドバイまではバスで2時間程度と言われているが、われわれのドバイでの滞在ホテルは「ドバイ・マリーナ」地区の「リッツカールトン・ドバイ」であり、バス停は「イブン・バトゥータ」だ。このあたりはドバイの中でも新しい街とされており、ドバイ中心部よりアブダビ寄りにあるため、おそらく2時間はかからないだろうと踏んでいたが、やはり1時間半で到着した。
2006年に初めてドバイを訪れた時、このあたりには、屋上にクレーンが置かれた建設中のビルがズラーッと並んでおり(本旅行記のその2参照)「やがてここに新しい街が出来る」と教えられたのを覚えているが、あの時以降も次々に新しいビルが建って、今や”分厚い(奥行きのある)ビル街”という様相を呈していた。その”分厚いビル街”の最も海よりに位置しているのが「リッツカールトン・ドバイ」であり、ホテルの前には青いアラビア海が広がっている。言ってみれば”リゾートタイプ”のホテルだ。当表紙写真は、いかにもアラブ風のホテル内だが、次の写真はホテル前の青い海を掲載する。UAE訪問記、最終版は、帰国まで一気に掲載する。
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- エミレーツ航空
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「リッツカールトン・ドバイ」の前に広がるペルシャ湾。海の色が本当にきれいだ。この写真の右側に、あの壮大な埋め立て地「パーム・ジュメイラ(アイランド)」が広がっている。その最先端のホテル「アトランティス・ザ・パーム」には、前回の訪問時(2012年)に宿泊した。
この時は、エミレーツ航空ビジネス・クラスの客ということで、空港からホテルまでの送迎が付いていた(空港⇒アトランティス・ザ・パームとアドレス・ダウンタウン⇒空港)が、今回は、残念ながら適用外だった。 -
写真は、アブダビからドバイまで利用したバスのルート図。最下段に書かれている11:38はアブダビのバスターミナル出発時刻。つまりこの図は下から上に向かって移動するルート図で、われわれは、ドバイの宿泊ホテルが「イブン・バトゥータ・モール」に近いことから「イブン・バトゥータ」行きのバスに乗った。
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アブダビからドバイに向かうバスは2種類あるので要注意。空港や都心(ブルジュハリファや、ドバイモール等)に行くには、E100番の「アルグバイバ」行きに乗らなければならない。それより手前に位置する「世界一美しいスタバ」とされるスターバックスコーヒーがある「イブンバトゥータモール」や「ドバイ・マリーナ」、「パーム・ジュメイラ」方面に行く人は、E101番の「イブンバトゥータモール」行きに乗るのが便利だ。終点なので安心出来る。
これらバス便は、約20分ごとに1本走っているので、時刻表が気にならないほどで、基本的には、乗車の際カウンターでチケットを購入する必要があるが、われわれは、ドバイ空港に到着した際、ドバイメトロの駅で「NOLシルバーカード」を購入していたので、カウンターに寄る必要がなく、バスに乗車して機器にタッチするだけでOKであった。日本のPASMOやSuika、Kitaca、ICOCA等と同じシステムだ。料金は本当に安く、25AED≒750円。なおドバイメトロの駅で予め「NOLシルバーカード」を購入したのは、アブダビからドバイに帰る時のバスでは「NOLカード」しか使えないとのことだったためで、「シルバーカード」にしたのは「ゴールドカード」がドバイメトロ乗車時しか使えないためだった。つまりアブダビ~ドバイ間のバスには「ゴールドカード」用の座席は無いということだ。 -
いよいよ「アブダビ・バスターミナル」を出発する。グリーンが印象的なターミナルビルだ。アブダビ~ドバイ間の距離は160キロと言われているが、われわれが下車する「イブン・バトゥータ」は、おそらく、その数字より10キロは短いかと思われる。
アブダビとドバイの間を結ぶ交通機関は、バスかタクシーあるいはチャーター船?かと思われるが、将来的には、この2都市間を超高速旅客システム「ハイパーループ」で結ぶという構想があり、すでに2013年に構想が発表され、2016年には、ドバイとアブダビ間を走らせることになったと正式に発表されている。
「ハイパーループ」とは、減圧されたチューブの中を高速鉄道のような形の車両が時速100キロ以上の超高速で移動するというシステムで、日本のリニアモーターカーの10分の1程度のコストで整備出来ると何かの資料に書かれていた。これが完成すればドバイとアブダビの間(約160キロ)が、現在、車で約2時間の所を僅か12分で結ばれるという驚きの大構想だ。すでに乗客を運ぶ無人輸送システムの車両(ポッドと呼ばれている)のデザイン等も発表されている。
発表当初は「2020年のドバイ万博開催時には世界初の運行が始まる予定」とされていたが、最近では「2020年の万博のタイミングまでに長さ10キロ程度の試験線を整備する」となっていた。このコロナ禍の中、どうなったのだろうか?やはり、もう少し時間を要するんだろうか?興味は尽きない。 -
アブダビからドバイに向かうバスは、車内も小ぎれいで快適な乗り心地だ。乗客数は定員のほぼ半分程度で、気分的にもゆったり、座席に座っているその感覚が、若干、冷房が効き過ぎの感はあるものの、安心感を与えてくれる。寒がりの人は、羽織るものを用意しておくと良いかもしれない。
座席の後ろに寄りかかりながらウトウトし始めたら、そこに天井の外気温の表示が目に入ってきた。写真上部の青い画面(拡大して見ると判読可能)に、なんと「47度」と表示されている。2020年8月には、日本でも静岡県浜松市で41.1度という日本最高気温のタイ記録が出たが、アブダビ~ドバイ間では、それを6度近く上回っていたことになる。思わず持っていたペットボトルの水を飲んだが、基本的に、この国では公共交通機関の車内では、飲食禁止とされているのでご注意を! -
アブダビを出発して1時間半後の午後1時10分、バスはイブン・バトゥータ駅に到着した。駅からはドバイメトロに乗って、ホテル近くの駅まで行けるが、大きな荷物もあったので、バス停から、すぐにタクシーに乗ってホテルまで向かった。
海岸線の少し内側を走るドバイの高速道路は、簡単に「そこを右折(左折)してください」と言えるほど道路の構造は簡単ではない。本線を横切るようにいくつもの道路が交差して、それらをパズルを解くがごとく、くるくると色々な道を通るのだ。「通った道を図で示せ」なんて問題が出たらどうしようかと思うほどだ。だから、何だか分からないものの、ぐるぐる道を回って、とにかく海岸沿いに建つ「リッツカールトン・ドバイ」に到着することが出来た。26AED≒780円だった。 -
イブン・バトゥータ駅からホテルまでの間、タクシー車内から、海は全くと言って良いほど見えなかったが、この写真、ホテル入り口に着いても、まだ海は見えない。でもここは「リッツカールトン・ドバイ」、海沿いのホテルだ。
われわれは2006年に初めてドバイを訪れたが、当時、完成間もない「イブン・バトゥータ・モール」に来て、その大きなショッピングモールに驚いたものだが、当時のこの界隈は、まだまだ開発途上、そこらじゅうに建設中のビルが並び、その全てに大きなクレーンが、まるでトンボが留まっているかのように、あらゆるビルの上にその姿を現していたのを覚えている。今では、すっかり街として定着し、普段通りに人が動き回り、普段通りに車が走り回っている、日常の風景となっていた。ドバイの街が、距離的にもどんどんアブダビに近づいている、そんな印象だ。 -
写真は「リッツカールトン・ドバイ」の正面だが、道路から若干高い所に位置しているので、ホテルの看板が頼りだ。今回、われわれはマリオットのホームページからクラブラウンジが使える部屋を予約したが、料金は「クラブデラックス、シービュールーム、朝食付き、税・サービス料、ツーリストフィー」この全てを含む2泊2人で、2410.78AED≒72,650円(当時のレートで)。これは、通常よりも25%オフの「サマーセール」というプランだった。事前の想像より、ずっと滞在しやすいホテルだった。
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落ち着いた雰囲気の「リッツカールトン・ドバイ」のロビー。中央に噴水があり 入ってきたゲストにはスパイスの薫り高いアラビックコーヒーがふるまわれる。
ロビーは決して広くはないながら、本来は、ここでチェックインだろうが、今回は前述の通りクラブルームを予約していたので、チェックインはクラブ・ラウンジで行なわれた。
帰国便が深夜であることから、チェックアウト・タイムを過ぎてもラウンジが使えればと思い、思い切ってクラブルームを頼んだが、このラウンジに入れるか入れないかでは、われわれのホテルライフでは大きなが差がある事がよくわかった。本当に便利だった。わずか2泊とは言え、ラウンジのスタッフとは顔なじみになるほど利用した。その上、最終日(深夜便まで相当時間がある)のチェックアウトも遅くして貰い、クラブ・ラウンジの使用は午後10時まで大丈夫だそうで、そこでの飲食はフリーとのことだ。安心して深夜発の便に乗るまでの時間を過せたのも、このラウンジのおかげだ。 -
写真はラウンジ内部。到着した際、すぐにこのクラブラウンジに案内され、ここでチェックインした。いったんは、部屋に通されたが、われわれは、部屋で寛ぐよりも、ここで到着後の1杯をと、すぐに、このラウンジに戻り、ビールをグビッと飲んだ。ここに置かれていたビールは、ハイネケンとコロナだったが、まず1杯目はハイネケンで乾杯した。ラウンジの奥に冷えたビールが置かれていたが、それを取りに行くまでもなく、いつもスタッフがすぐに持ってきてくれるのが嬉しい。たいていの場合、私はビールを注文するので、スタッフも覚えてくれて、顔を見ると「ハイネケン?」「コロナ?」と尋ねてくれる。これも嬉しいものだ。思い出せば、何年前だろうか?シンガポールに行って「マリーナ・ベイ・サンズ」に泊まって時だ。屋上のプールの脇に、クラブラウンジがあり、いつもここで「タイガービール」を飲んでいたが、やがてスタッフが覚えてくれて「ミスター・タイガー」なんて呼ばれた記憶がある。クラブラウンジならではの醍醐味だ。ドバイのこの「リッツカールトン」では、もちろん奧さんに「ミモザ?」と、最初に注文した飲物を尋ねてくれていた。滞在中は、われわれ同様にクラブ・ラウンジ・ライフを愉しむ家族が何組かいて、いつもお馴染みの顔がいるんだなあと笑ったものだ。
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写真は、ホテルのメインレストラン。クラブルームの利用者は、クラブラウンジでも朝食が可能だが、せっかく訪れた「リッツカールトン・ドバイ」だ。やはり一度は、ここで食事をと朝食バイキングに行った。思いのほか、欧米人が多くテーブルが混み合っていたのには驚いた。何やら「イングリッシュフェア」と銘打ったものが出ていたようだが、さほど朝食にこだわらない私には、よく理解できないままだった。でも、こういうレストラン、多くの異国人が、テーブル一つを隔てて、同じ場所で朝食を摂る・・・、凄く妙な気持ちになった。1万キロ以上離れた所で暮らす、それぞれの人生が、突然、ニアミス・・・!そういえば、日々、朝の通勤電車内で、隣に座る客についても、そんなことを考えたことがある。何処から来て、何処に向かうんだろう・・・と。
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この「リッツカールトン・ドバイ」は、マリオットのホームページからクラブラウンジが使える部屋を予約したもので、料金は、通常より25%オフの「サマーセール」プランだったことは前述のとおり。
友人の奨めもあって、われわれは、SPGカード、つまりマリオット系ホテルのカードに入会していた。これを持っていると、マリオットのゴールドステータスが手に入り、マリオット系のホテル(ホテルへの直接予約限定)に宿泊した際、空室があればだが、部屋のアップグレードやレイトチェックアウト等の特典があるとされていた。SPGがマリオットと合併する前は、ゴールドステータスの資格でも、(マリオットホテルに限られますが)ラウンジや朝食付きだったが、合併以降は、プラチナ以上の会員であれば旧来通りだが、ゴールドの資格では、ラウンジへのアクセスは付かない上、部屋のアップグレードも「スイートへのアップ」はなくなったとのことだった。従って、ウチの奧さんも「せめて高層階へのアップグレードがありますように!」と祈るような気持ちで、チェックインに臨んだと、後刻、話していた。 -
前の写真は、われわれが案内された部屋の中を写したもので「これはどう見てもスイートだな」と、思わず私も言ってしまった。この写真はベランダ側から撮ったものでこの右側にはベッドルームがある。
ホテルに到着した際、ラウンジでチェックインした際、スタッフの女性が「よろしければ、どうぞ、このラウンジで、ゆっくりランチを楽しんで下さい」と言った後、「ランチが終われば、お部屋にご案内します。眺めの良い素敵なスイートルームをご用意しました」と言ってくれたようで、奧さんは「確かに、今、『スイートルームを用意した』と言っていたよね!」と興奮気味に話し「あなたも聞いたよね?」と同意を求めてきた。私もおぼろげな記憶ながら「うーん、そう言ったかも!」と、半分、不安ながら同意したが、さて、通された部屋はホテル最上階6階の角部屋だった。スイートだ!
スタッフさんは室内の説明をしたあと「眺めの良い素敵なスイートルームをご用意しましたよ」と言って、にっこりしながら、部屋から去って行った。
そのスイートの部屋からの眺望が、この写真だ。ホテルのプールが下に見え、砂浜があって海があり、その向こうが人工島の「パーム・ジュメイラ」、われわれが以前宿泊したホテル「アトランティス・ザ・パーム」が最先端に位置している。 -
スイートルームの寝室の間。右側が、寝るための大きなベッドで、左寄りの窓側にはデイベッドソファーが置かれており、その間にテレビがある。ベッドルームの右奥にはウオーキングクローゼットがあり、その奥にバスルームという設計になっていた。
改めてホテルのガイドを読んでみると、ホテル内のゲストルームは138室で、このうちデラックス ルームが87室、クラブレベル・ゲストルームが38室、そしてスイートルームが13室と書かれていた。われわれは、その13室の内の1室に泊まらせて貰ったことになる。ありがたいことだ。 -
さすがにスイートルームとあってベッドルームからの眺めも素晴らしいものだった。
ここでのんびりと過ごすのも悪くはないトとベランダに出てみたが さすがに暑いので長居は出来なかったのが残念だった。 -
バスルームは、床置き式の大きなバスタブと、これも置き型の2ボールの洗面台があり、使い易くなっている。バスタブ横の壁は金色のマーブルタイルで、まぶしさを感じてしまった。
このホテルが出来て、すでに20年以上経過しているため、おそらく、何度か改装したもようで、とくにバスルームは、最近改装したのではないかとみられ、床や壁も大理石でゴージャスな造りとなっていた。
写真手前にバスタブが鎮座していた。その横に通じる空間にシャワールームがありそこにはシャワーが2台並んでいるほどで妻には広すぎたようだ。大理石の床はつるつる滑り しかも広すぎるので捕まる所もなく一日目は床にしゃがんでシャワーを浴びたそうだ。2日目は床にバスタオルを敷いて浴びたと言っていた。
お部屋のアップグレードは大変ありがたいものだったが 広すぎるシャワールームと大理石の床は 年寄りには注意が必要だった。 -
室内から倍率を上げて「パーム・ジュメイラ」の最先端に位置するホテル「アトランティス・ザ・パーム」を撮ってみた。このホテルには「ロスト・チェンバー」と呼ばれる水族館や「アクアベンチャー」と呼ばれる水のテーマパークがあり、2012年の訪問時、流れるプールでゆっくり泳ぎ、ビーチサイドのチェアに寝転んで時間を過したが、数日間は、ゆっくり過せると思うほど多くの楽しさがあった。
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今回宿泊した「リッツカールトン・ドバイ」の前のビーチ。暑いので、ビーチに出る人は少ないが、さすがに欧米の人たちは「来たからにはエンジョイしなければ・・・」という気持ちもあるのか、活発にバカンスを楽しんでいるように見受けられた。写真のようなビーチウオークのみならず、プールでも親子連れが、何度も何度もスライダーに乗って遊んだり、泳いだりしている姿が見られ、それらを微笑みながら見入っていた。それにしてもドバイは暑い!
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写真はホテルのプールを写したつもりだったが、後方のビル群の凄さに改めて驚かされる。2006年、2012年と2回のドバイ来訪の時には、この辺り一帯が建築ラッシュだったが、3度目のドバイ訪問、まるで大きな壁のようにビルとビルが重なり合って建っているのを目の当たりにすると、もはや砂漠の中の街という印象は吹き飛んでしまった。
この「リッツカールトン」はドバイには2軒あり、今回の宿泊先が、古くからの「リッツカールトン・ドバイ」で1998年築のもの。もう一軒、中心地の金融街に建っているのが「リッツカールトン国際金融センター」で、こちらは 2011年築と比較的新しいホテル。 -
「リッツカールトン・ドバイ」到着の夜は、この界隈の散策に出かけてみた。「マリーナ・プロムナード」と呼ばれる運河沿いの一帯は、ビルの谷間を通り抜ける遊歩道になっており飲食店も多いようで、夕食後の散策にはピッタリかと思い、出かけてみた。しかし予想より距離があり、またわれわれが歩いた道とは反対側に飲食店街が広がっていたので、結果的に賑やかな所には行けないまま途中で音を上げてホテルに戻ってきた。教訓として、この界隈を訪ねる時は、予め、行くべきお店を調べ、ホテルからはタクシーで直接、その店に行き、飲食が終わって、運河沿いのプロムナードを散策すること・・・、これが教訓として残ってしまった。
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だからと言って、この運河沿いのプロムナード散策が全くの無駄骨だったかというと、そうでもなかった・・・。運河は、きっと昼間よりも夜の方が、光が反射してキレイだっただろうし(実際にキレイだった)、また途中にはモスクやお店もあって、それぞれのライトアップがとても美しかったのだ。それらを写真に撮っていると、あっという間に時間が経ってしまい、何とか途中でタクシーを見つけてホテルに戻ったほどだ。さすがに、灼熱の国とは言え夜になると気温も下がってきた。このプロムナードを歩いていると、観光客よりもジョギングをする若者が多いことに気付いた。飲食店の多い方角には、観光客もいたのだろうか?
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過去に2度もこの街を訪れているわれわれは、今回は「ドバイモール」や「ブルジュハリファ」等に行くよりも、なにか別の趣向の所に行きたいと言うことになり、中心部のホテル「V」内で常設公演として行われている「La Perle by Dragon(ラ・パール・バイ・ドラゴン)」というショーを観に行くことにした。
ホテルからは中心地(ダウンタウン・ドバイ)の「ドバイモール」まで無料の連絡バスが走っているので、ホテル滞在2日目は、そのバスに乗って、ドバイの街を走る幹線道路「シェイク・ザイード・ロード」を走り「ドバイモール」に向かった。 -
「シェイク・ザイード・ロード」は、ドバイの中心部を走る高速道路だが、とにかく片側6車線以上という、大幹線道路で、あの「ドバイメトロ」とほぼ並行に走っている。そして、来るたびに、走るたびに、沿道に新しいビルか建っているようで、かつては、遠くから見えた、あの「バージュ・アル・アラブ」も、今は殆ど見えなくなってきた他、写真のようなユニークな形をしたビルがあちこちに姿を現している。
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無料連絡バスの目的地である「ドバイモール」に到着。懐かしい・・・という気持ちが沸き上がるほど、前回の訪問時には、この中を何回も歩き回ったので、大体、どこに何があるのかを思い出すことが出来た。ドバイで興味深いのは、こうしたモール内に「酒」を飲ませる店が一軒もないことだ。その代りかどうか、とにかくコーヒー等を飲める店が多い。それらの店に、あのカンドゥーラやアバヤ姿の人たちが入りコーヒーを飲む姿、こうしたモール内では日常的に見られる光景だ。とくに男性の姿が目立つ。
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前回、2012年の訪問時に展望階にも上った高さ828メートルの「ブルジュ・ハリファ」。この時は、確か日本からウエブ予約しておいた筈で、値段的にも、当日、行って入るよりは4分の1程度だったように記憶している。日本円で2500円前後、当日、入り口には9000円だか1万円近くの表示があったように記憶している(おぼろげな記憶ゆえ、実際に行く人は要・事前確認)。このビルを見ると、なぜか私はジョージ・ベンソンのブリージンという曲を思い出す。たまたま、このビルを真正面に見るホテルに宿泊した際、泉(ドバイ・ファウンテン)の横広場でコンサートが行われており、そこでジョージ・ベンソンが出演して演奏していたのがこの曲だった。
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前の写真「ブルジュ・ハリファ」とは泉(ドバイ・ファウンテン)を挟んで向かい合って建つホテル&レジデンス「ジ・アドレスダウンタウン・ドバイ」の建物がこの写真。2012年の訪問時に「アトランティス・ザ・パーム」に宿泊した後、砂漠のホテル「バブ・アル・シャムス」に泊まり、そのあと、このホテルに宿泊したが、8年経った今も変わらぬその姿に安心した。というよりは、かつてのままの建物を見ることが出来たことに安心感を覚えた。2015年の大晦日だったか、63階建てのこのホテルが火事になり、真っ赤な炎を上げて燃える姿をニュースで見たのを思い出したからだ。
この建物は、ホテルは12階までで、その上はアパートというかレジデンスとして分譲された部屋が占めている。2012年に宿泊した際、当初、案内された部屋が、申込んだ部屋タイプとは異なったことから、その旨を伝えたところ、スタッフが「高層階のレジデンスの一室はどうか?」と案内された。41階だったと思うが、泉が真下に、真正面にはブルジュ・ハリファが見える部屋だったことから、即OKと返事をした。ただレジデンス使用の際の注意点としては、ホテルの部屋であれば酒類は問題なく飲めるものの、レジデンス室内では酒類は完全にご法度だった。無類の酒好きであれば耐えられないかもしれないが、われわれは大丈夫・・・。ということで41階のこの部屋に決定した次第。キッチンセットもあり、使い心地の良い部屋だった。高層階のため、窓は全開出来ず、ちょっとだけ開くようになっていたが、その窓を開くと、ジョージ・ベンソンの演奏が聞こえてきた・・・。懐かしい思い出だ。 -
さて、この日「ドバイ・モール」へは、夜のショー観劇の予定があったため、ほんの立ち寄り程度の気持ちだった。「懐かしいね」なんて話し合いながらモール内を散策し、そろそろ夜の公演場所へ行くために食事をと入った店が中華の店だった。
「新上海」という店だった。あとで調べた所、ここは小籠包が有名で、うたい文句としては「ラクダの肉を使った小籠包が食べられる店」ということだったが、それを知らないわれわれは、麺類を注文した。「やっぱり中華料理は安心して食べられるね」なんてのどかなことを言いながらの早めの夕食。少なめだけど、ホテルに帰れば、クラブラウンジもあるし・・・と思いながら、やや濃い味ながら問題なく食べることが出来た。小籠包といえば、このドバイにも台湾の「鼎泰豊(ディンタイフォン)」が「エミレーツモール」内に出店しているが、いずれにしてもドバイでは豚肉入りのものは食べられない。その「ドバイでは・・・」だが、われわれも、この「新上海」に入って注文する際、料理を注文したあと、さりげなく「あと、ビールを!」と軽く言ってしまった。アルコール類はありませんと軽くいなされてしまったが、これは大失態だった。 -
ドバイモールからタクシーに乗ってショーの開催場所「ハブトゥールシティ」に位置する「ホテルV」に向かった。前にも書いたが、ドバイの街は実に複雑で、直線距離が短い所へは、すぐに到着するというものでもない。道路が複雑に入り組んでおり、大きな道路を挟んだ反対側に行こうとすると、その大きな道路を横断するため、ぐるっと回り込んで横断道路まで行き、さらに横断後も、その目的地までぐるっと回ってという、本当に複雑で、タクシー料金も乗ってみないと分からない。従って、われわれも、料金不明ながらドバイモールからタクシーに乗って「ホテルV」を目標に向かったが、結果的にタクシー料金は21AED≒630円で到着出来た!私の印象では、ドバイのタクシー料金は、思ったほど高くはないようだ。ショー会場に隣接する「ホテルV」は、正式には「Vホテル・ドバイ・キュリオ・コレクション・バイ・ヒルトン」というらしい。
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Vホテルのある「ハブトゥールシティ」は、ドバイの中でも比較的新しいエリアで、ここには以前、スターウッド系の「Wホテル」や「セントレジス」「ウェスティン」の各ホテルが建ち並んでいたが、2018年には、一気にヒルトン系に変更になったそうだ。今では「Wホテル」は「Vホテル」に、「ウエスティン」が「ヒルトン ドバイ アル ハブトゥール シティ」に、「セントレジス」は「ハブトゥール パレス LXRホテルズ&リゾーツ」に変更されている。ホテル戦争なのか、本当に凄い生存競争だ。
それはともかく、今夜の公演だ。「ラ・パール・バイ・ドラゴン」というタイトルで、うたい文句としては「まばゆいばかりの壮大な劇場型のアクロバット」とされているが、あの「シルク・ドゥ・ソレイユ」の監督も務めた世界的演出家「フランコ・ドラゴーヌ」氏の演出のもと、音楽と光、多くのダンサー達が、1人の少女を巡る幻想の世界を巨大空間の中に展開して行く・・・、そんな印象で、圧巻は最大25mの高さからプールに飛び込んだり、そのプールの水があっという間(本当に瞬間的と思われるほど素早い)に、満たされたり引いたりと、まさにマジックのような演出だった。音と光の中、セリフなしの90分間の幻想の世界にたっぷりと浸った。以下は少し写真を掲載するが、その雰囲気が伝わるかどうか・・・。ちなみに入場時、スタッフからは、首から下げていたカメラを指さしてNGだと言われたが、携帯電話での撮影はOKが出た。場内写真は、全て携帯電話で撮影したものだ。
なお、公演は、基本的には、午後7時開始と午後9時半開始の1日2回公演だが、中には1日1公演という日もあり、要注意。チケットの予約は、ホテルからの送迎付きなど、さまざまなオプショナルツアーもあるようだが、われわれは、宿泊した
「リッツカールトン・ドバイ」のコンシェルジュさんに予約を依頼した。
夏場は料金が安くなっており、われわれが購入した際の席ランクごとの料金を平常時の料金と比較してみると以下のようになっていた。
シルバー席、630AED≒18900円が、199AED≒6000円に。
ゴールド席、840AED≒25200円が、249AED≒7470円に。
プラチナ席、1260AED≒37800円が、299AED≒8970円に。
VIP席、1680AED≒50400円が、599AED≒17970円になっていたが、われわれはシルバー席を購入した。シルバー席とは言え、やや後方の上段ながら、ほぼ正面に座れたので、全く苦にすることは何もなく、90分間、スケールの大きな演出を興奮しながら観ることが出来た。 -
写真中央下寄りの黒い円形がプールだが、室内とは思えないほど、大量の水を使う圧巻のウオーターショー(案内の各種ホームページ等によると270万リットルの水を使用すると書かれている)だが、本当に、プールの水があっという間(2~3秒ぐらいか?)に、満たされたり引いて行ったりと、まさにトリックではないかと思ってしまうほどの凄い技が展開されていた。
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ショーの中で展開されるストーリーは、どうやら「一人の少女が真珠を求めて 様々な出会いや戦いを乗り越えながら進んでいく」と言うことのようで、この写真では、青く流れ落ちる水や青い照明、中央に輝く丸い地球が浮かび上がっているが、ここでは、ドバイの歴史が展開されているようだ。
ショー会場のある「ハブトゥールシティ」地区は 先述のホテル3つを中心に、レストランやショップなどが集まっており、それなりに賑わっている地区で、ショー前の食事や、敷地内を流れている運河で船に乗ったりと、ドバイファウンテン地区とはまた違った楽しみ方もあるのではないかと思った。
ドバイと言えば、最初の訪問時(2006年)は、王道の「バージュアル・アラブ」に宿泊し、ダウ船、アブラに乗り、ゴールド・スークやスパイス・スークを歩き、バブアルシャムスに行って食事とショーを楽しんだが、その後、世界一高いビルが完成して大きなショッピングモールが出来、パームアイランドも出来上がったあとの2回目の訪問は2012年だった。
そのドバイでは、新たなステップとして2020年に万博が開催される予定で、この旅行の時期、2019年6月の訪問時には、ドバイモール内に宣伝用のブースが設置されていたが、残念ながらコロナ禍のため2021年10月1日からに延期された。
そういえばエミレーツ航空も世界的に本当に大きな航空会社になったもので、大きなスポーツ大会などでは、必ず「fly emirates」のロゴを目にするようになった。 -
ショーのスケールの大きさに驚きながらも、3回も訪れたドバイのあれこれに思いを巡らしながら鑑賞した「ラ・パール・バイ・ドラゴン」。終わって外に出てみると、すっかり夜になっており、あちこちのネオンの色が眩しく目に入ってきた。
本当に凄いショーだった。大量の水とレーザー光線、多くのダンサーの空中での
パフォーマンス・・・、空中に吊された球体の中での猛烈なバイクのショー、何から何まで、本当に素晴しいショーだった。
ちょっと空腹感を覚えたので、ホテルのクラブルームで軽くなにかを食べようと、すぐにタクシーに乗ってホテルに帰った。ホテルまでは20分あまり、料金は、54.5AED≒1630円だった。 -
ホテルに戻って、さあビールと食事だとラウンジに向かったが、そこには相変わらず大勢の欧米系と思われるゲストが楽しそうに談笑する姿が目に入ってきた。ここは、朝から晩まで、それなりに賑わっていたが、よく見るといつも、たいてい同じ顔ぶれだ。顔も覚えたので、きっと彼らも、われわれ日本人の顔を覚えて、こうして旅行記の印象として書いているかもしれない。
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ラウンジには、フルーツ類も豊富に用意され、私の好物のナッツ類も置かれていたので、ちょっと寄ってビールを一杯飲み軽いおつまみとともに寛ぎの時間を過ごす・・・、至福の時間だった。もちろんアラブ料理も用意されていたが、私は好んで食べるほどではなかった。
このラウンジ、チェックインもチェックアウトも、ここで済ませるのを始め、出入りの際は必ずハローぐらいの挨拶をするので、スタッフとはすっかり顔なじみになった。そんなこともあって、帰国便の出発時刻が午前2時40分発の為、チェックアウトタイムを何時にして貰うのか、それが滞在中に培った親しさの裏返しだとばかり話し合いに臨んだ。その時間こそが帰国のための荷造りの時間を左右することになる訳で、重要な一瞬だった。
午後4時までの部屋の使用が許可された。少し余裕がある。部屋でゆっくり昼寝して、荷物をフロントに預け、夕方、比較的近い「エミレーツ・モール」へタクシーで出かけた。わが家の奧さんは、ホテルで大変お世話になったスタッフさんにお礼のプレゼントを買い求め、ホテルに帰って渡そうとしたが、残念ながら、そのスタッフさんは、すでに帰宅していた。奥さんはメッセージを書き添えて係の人に預けていた。旅先では、親しくなるほど面倒を見て貰えるスタッフさんがいると、本当に助かるし心強い。今回も、そんな親切なスタッフさんがいてくれたお蔭で、旅の印象度はグーンとアップした。 -
ついに帰国だ。ドバイ空港発のエミレーツ機は深夜2時半過ぎの出発。ホテルには定時に運行する空港シャトルバスも用意されているが、さすがにわれわれの出発便とは時間的に合わない。ということで、タクシーを利用することにした。
ホテルスタッフから、確か定額で100AED≒3000円で空港まで行って貰う話が成立、安心して午後8時過ぎにホテルを出発した。空港までは約30キロ、深夜とはいえ、それなりに車が走っていたのには驚いた。
タクシーが着いたのは、エミレーツ航空専用の第3ターミナルのファースト・ビジネスクラス用チェックインカウンター入り口前。
思い出すのは、2012年に来た時だ。日本への帰国時、アドレス・ダウンタウン・ホテルから空港まで送迎サービスを利用して、この第3ターミナルまで高級車で送って貰い、赤い絨毯のカウンターでチェックインした。しかし今回は、特典航空券を利用しての旅行だったため、エミレーツ航空による送迎サービスは無く、カウンター前の絨毯は、ビジネスクラス用のブルーだった。いずれにしても、無事にチェックインを済ませ、通関後、空港内ラウンジを目指すことにした。 -
チェックインが済めば、そこはコンコース「B」だった。このドバイの空港は、大きくターミナルは1~3まであり、エミレーツ航空は、ターミナル3を使用している。またターミナル3の中は、コンコースA、B、Cと大きく3つのゾーンに分かれている。チェックイン後、入ったのは、そのうちの「B」だった。「B」から「A」へは構内電車で移動出来るが、われわれの出発ゲートは「C」であり、そこへの移動手段は徒歩のみだ(もちろん、動く歩道は完備されていたが…)。
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コンコース「B」から「C」に向かいながら、ドバイ空港ではお馴染みのゴールドパームツリーを横目に、とにかくエミレーツ航空のラウンジに寄ろうと、あたりを見回して探しているうちに、わが家の奥さんは、ウインドウショッピングにも興味を示し始めてしまった。旦那は店の外で待つという図式が何度か繰り返されていたが、ようやくエミレーツ航空のラウンジを見つけた。
ここでいったん休憩をと思ったものの、チケットを見た受付スタッフが「ここは『B』のラウンジだから『C』のラウンジへ行って下さい」と言われてしまった。
結果的には、コンコース内には「B」にも「C」にも、エミレーツ航空のラウンジが、ファースト用、ビジネス用ともに数か所配置されていたが、われわれが、コンコース「C」のビジネス用ラウンジに最終的に入ったのは、チェックイン後、約30分間、歩いた後だった。 -
ラウンジに向かう途中、所々で、われわれの搭乗機の情報をチェックする。出発時刻や搭乗ゲートに変更はないかどうかを確認しながらの移動だったが、結果的に変更はなかった。写真では判読が難しいが、下から4番目に搭乗機の情報が出ている。
02:40/EK318/JL5096/NARITA/C14と書かれていた。 -
30分歩いた後、ようやく見つけた、コンコース「C」のエミレーツ航空ビジネスクラスラウンジだ。どこで見ようと、エミレーツのラウンジ入り口は夢を抱かせてくれる。
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2階建てのラウンジは、湾曲した窓が目につくなど、デザイン的にもなかなか凝っており広さも十分で、寛ぎのスペースはたっぷりと用意されていたが、やや古い印象を抱いた。ちょっとだけだが、エミレーツでは初めて物足りなさを感じた。とはいえ、食事類や飲み物は豊富で、アイスクリームも用意されていた。美味しく戴いたことは言うまでもない。奥さんは、ここでシャワーを使い、出発までの時間をゆっくりすごした。
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いよいよ搭乗だ。搭乗機はA380、総2階建ての機体だ。C14ゲート出発に変更はないが、そのゲート前は、いったいどこから来たのかと思ってしまう程、多くの日本人が登場を待っていた。それとなく様子を探ってみると、どうやらヨーロッパやアフリカへのツアー客が多かったようで、どのグループにも添乗員さんがおり、グループの皆さんにアンケート用紙を渡していた。
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A380に登場すると、ここが憧れの場所だ。後方にバーカウンターが用意され、アルコール類や軽い食べ物(チキンと野菜の生春巻、茹で海老カクテルクリーム添え、サーモンやチキン、牛肉等のサンドイッチ、野菜焼きそば等々)も用意され、ちょっとトイレへの行き帰りに立ち寄ることが出来る。私は、ワンパターンだが、ここでビールをお願いした。CAさんが用意してくれるが、ベルト着用サインが出ると、写真の右端に見えるが、窓沿いのシートに座らされ、ベルトを着用することになる。本当はゆっくり、ここで立ち飲みでもと思ったが、飛行時刻が深夜から早朝とあって、なかなか、ゆっくりという訳にはいかない。ぜひ一度、昼間の飛行便に乗って、ここでゆっくりしたいものだ。
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深夜ながら私は、相当、長時間この航路図を眺めていた。今、自分が地球上のどこにいるのか、飛行機はどのルートを飛んでいるのか、見ていて全く飽きることがない。アフガンのペシャワール上空を経由して中国上空を飛んでいる時、うん?と思う進路を取っていることに気付いた。北京の北側上空を東方向に飛んでいた機体が、大きく右旋回して南方向へ向かったのだ。いったい、どこへ向かっているのかと思っているうち、今度は左方向へ旋回、天津上空を飛んで、そのまま東進し渤海に出た。何の目的があって、こういう飛び方をしたのか、その答えはわからないままだ。早く海上に出たかったのか?そうであれば北京の南側を東進すれば済むことだし・・・?他の理由?
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機内で朝食を食べたら、もう日本上空だ。未明にドバイを発って飛行時間が、約10時間、その間、機内は真っ暗にされて、ずーっと眠る人が多く、時間的な感覚が大きくズレている。朝かと思いきや、日本は夕方だ。A380型機は、関東北部に飛んできて、水戸近くで、機体を南に向けて成田方向に向かう。
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千葉のゴルフ場を見ながら成田空港に到着したのは夕方5時半頃。特段の問題もなく日本に入国が出来た。コロナ禍の現在は、入国時にも検査を受けるだろうし、本当にひどい状況になったものだ。1日も早く、マスクをつけることもなく期待に胸膨らませながら海外旅行に行ける日が来るよう祈るばかりだ。
ということで、2019年に訪れたドバイ・アブダビ旅行記完結だが、予想以上に写真が多かったせいか、終了までに相当、時間がかかってしまった。駄文をつらつらと書いたので、全てを読んでダ人は少ないかと思うが、まだまだ、書かねばと思う旅行もあるので、今回はこの辺で・・・。アブダビもドバイも再訪希望リストに入れておかねば…。
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この旅行記へのコメント (2)
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- きなこさん 2023/12/17 23:55:58
- 特典航空券
- こんにちは♪
ご訪問ありがとうございます
実は私も特典航空券で初のビジネスを体験しました。
いつもはLCCの旅も今回ばかりは何だか場違いな感じでソワソワしました。
ドバイではモエのラウンジも入ったりして分不相応な旅でした。
きなこ
- masaboさん からの返信 2024/01/23 15:19:48
- RE: 特典航空券
- きなこさん、コメントありがとうございます。
気がつくのが遅くなり申しわけありません。
実はポーランド航空でブダペストに行く計画を立てていたところ
きなこさんの旅行記をみつけました。
素晴らしい季節の滞在、興味深く拝見しました。
その他ベトナムのサパにも行かれたのですね。
などなど 一気に読ませていただきました。
ドバイのラウンジのモエ、まだ入ったことはないんです。
また行きたいな〜と思っています。
どうぞこれからも楽しい旅をお続けください。
ありがとうございました。
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