アブダビ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ドバイ国際空港到着後、われわれは、エミレーツ航空のシャトルバスでアブダビに向かった。アブダビでは4泊して、ホテルライフを楽しむとともに観光地を巡ったのだが、わが家の奥さんの最大の関心は“アバヤを着用”して、かの「シェイク・ザイード・グランド・モスク」を訪れること…。その購入場所を求めて、アブダビ市内の探訪はショッピングモールからスタートした。行程を綴ってみると以下の通りだ。<br /><br /> ★6月13日(木)ドバイ国際空港~アブダビ(エミレーツ航空・シャト<br />  ルバス)~ホテル(タクシー)チェックイン~マリーナモール(タク<br />  シー)~ホテル(タクシー)<br /> <br /> ★6月14日(金)ホテル~ジュメイラ・アット・エティハド・タワーズ<br />  ・ホテル・74F展望室(タクシー)~UAE大統領官邸「カスル・アル<br />  ・ワタン」(タクシー)~ホテル(タクシー)<br /> <br /> ★6月15日(土)ホテル~次のホテルへ移動(タクシー)~ルーブル・<br />  アブダビ美術館(タクシー)~ホテル~ガレリア・オン・アル・マリ<br />  ヤ・アイランド(ホテル隣のショッピングモール)<br /> <br /> ★6月16日(日)ホテル内プール等~シェイク・ザイード・グランド・<br />  モスク(タクシー)~ホテル(タクシー)<br /> <br /> ★6月17日(月)ホテル~バスターミナル(タクシー)~ドバイへ<br />  (バス)<br /><br /> ◎宿泊ホテル アブダビ…★エミレーツパレス・アブダビ<br />             ★フォーシーズンズホテル・アブダビ・アッ<br />              ト・アル・マリヤ・アイランド<br />        ドバイ…★ザ・リッツ・カールトン・ドバイ<br /><br />それではアブダビ市内観光に出発だ!<br />エミレーツ航空のシャトルバスは、ドバイ空港前を午前7時15分に発車。<br />写真は、エミレーツ機の並ぶドバイ国際空港。<br />        

エミレーツ航空A380ビジネスクラスでドバイ・アブダビの旅(特典航空券利用)その2

14いいね!

2019/06/12 - 2019/06/20

383位(同エリア728件中)

0

30

masabo

masaboさん

ドバイ国際空港到着後、われわれは、エミレーツ航空のシャトルバスでアブダビに向かった。アブダビでは4泊して、ホテルライフを楽しむとともに観光地を巡ったのだが、わが家の奥さんの最大の関心は“アバヤを着用”して、かの「シェイク・ザイード・グランド・モスク」を訪れること…。その購入場所を求めて、アブダビ市内の探訪はショッピングモールからスタートした。行程を綴ってみると以下の通りだ。

 ★6月13日(木)ドバイ国際空港~アブダビ(エミレーツ航空・シャト
  ルバス)~ホテル(タクシー)チェックイン~マリーナモール(タク
  シー)~ホテル(タクシー)
 
 ★6月14日(金)ホテル~ジュメイラ・アット・エティハド・タワーズ
  ・ホテル・74F展望室(タクシー)~UAE大統領官邸「カスル・アル
  ・ワタン」(タクシー)~ホテル(タクシー)
 
 ★6月15日(土)ホテル~次のホテルへ移動(タクシー)~ルーブル・
  アブダビ美術館(タクシー)~ホテル~ガレリア・オン・アル・マリ
  ヤ・アイランド(ホテル隣のショッピングモール)
 
 ★6月16日(日)ホテル内プール等~シェイク・ザイード・グランド・
  モスク(タクシー)~ホテル(タクシー)
 
 ★6月17日(月)ホテル~バスターミナル(タクシー)~ドバイへ
  (バス)

 ◎宿泊ホテル アブダビ…★エミレーツパレス・アブダビ
             ★フォーシーズンズホテル・アブダビ・アッ
              ト・アル・マリヤ・アイランド
        ドバイ…★ザ・リッツ・カールトン・ドバイ

それではアブダビ市内観光に出発だ!
エミレーツ航空のシャトルバスは、ドバイ空港前を午前7時15分に発車。
写真は、エミレーツ機の並ぶドバイ国際空港。
        

同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
高速・路線バス タクシー
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • エミレーツ航空が、ドバイに降り立ったビジネス席の客やファーストの客を、宿泊ホテルまで無料送迎サービスを行なっていることは、以前のドバイ訪問記の際にも書いたが、今回、われわれは、残念ながら特典航空券でのビジネス利用であり、送迎サービスの対象には含まれていないということだった(逆に言えば、通常のビジネス・ファーストであれば、ドバイ空港からアブダビ市内のホテルへの送迎をお願い出来るということだ)。<br />そんな事情もあって、われわれは、いかにしてドバイからアブダビに行くのかについてを考えてみた。移動手段としては以下のような方法が考えられた。<br />1、エミレーツ航空が行なっているエコノミー客向けのアブダビへの無料送迎バスに乗せて貰う。<br />2、ドバイ市内から路線バスでアブダビに行く⇒片道25AED≒750円<br />3、空港からタクシーに乗ってアブダビに行く⇒200~250AED≒7000円前後<br />当然のことだが、まず1の無料送迎バスを考えた。特典航空券でのビジネスの利用・・・、これがエコノミー客のための無料送迎サービスに適用できるのかどうか?日本国内で尋ねても、ドバイ空港内エミレーツのビジネス・ファースト客送迎サービスカウンターで尋ねても、答えは一つだった一つだった。「無料送迎バスに行って、そこで尋ねてみてくれ。きっと席が空いていれば乗車可能だろう」というものだった。<br />教えて貰ったバス発着所まで行って、恐る恐る乗客を捌いているスタッフに、成田⇒ドバイの搭乗券を見せ「このバスでアブダビに行きたいんだが…?」と尋ねた。すると、そのスタッフは、チラッとチケットを見て「順番が来たら呼ぶからそこで待っていろ」と指示した。なんだ!乗れるじゃん!とホッとして待つこと5分、乗車の案内があり、無事に「無料バス」の乗客となることが出来た。ホッとした瞬間だった。以外に簡単に乗れたことに拍子抜けした感があった。<br />これより前に、われわれは、少なくともアブダビからドバイへの帰路は、路線バスを利用することになるので(タクシーは割高であり、しかもウチの奧さんが以前のドバイ訪問の際、タクシーのスピードが怖くなったため)、ドバイ空港に接続しているドバイメトロの駅で「シルバーNOLカード」を買い求めておいた。路線バス代の片道運賃25AED=750円をチャージし、そのカード代5AED=30AEDを合わせて、合計で約900円を支払い購入した。

    エミレーツ航空が、ドバイに降り立ったビジネス席の客やファーストの客を、宿泊ホテルまで無料送迎サービスを行なっていることは、以前のドバイ訪問記の際にも書いたが、今回、われわれは、残念ながら特典航空券でのビジネス利用であり、送迎サービスの対象には含まれていないということだった(逆に言えば、通常のビジネス・ファーストであれば、ドバイ空港からアブダビ市内のホテルへの送迎をお願い出来るということだ)。
    そんな事情もあって、われわれは、いかにしてドバイからアブダビに行くのかについてを考えてみた。移動手段としては以下のような方法が考えられた。
    1、エミレーツ航空が行なっているエコノミー客向けのアブダビへの無料送迎バスに乗せて貰う。
    2、ドバイ市内から路線バスでアブダビに行く⇒片道25AED≒750円
    3、空港からタクシーに乗ってアブダビに行く⇒200~250AED≒7000円前後
    当然のことだが、まず1の無料送迎バスを考えた。特典航空券でのビジネスの利用・・・、これがエコノミー客のための無料送迎サービスに適用できるのかどうか?日本国内で尋ねても、ドバイ空港内エミレーツのビジネス・ファースト客送迎サービスカウンターで尋ねても、答えは一つだった一つだった。「無料送迎バスに行って、そこで尋ねてみてくれ。きっと席が空いていれば乗車可能だろう」というものだった。
    教えて貰ったバス発着所まで行って、恐る恐る乗客を捌いているスタッフに、成田⇒ドバイの搭乗券を見せ「このバスでアブダビに行きたいんだが…?」と尋ねた。すると、そのスタッフは、チラッとチケットを見て「順番が来たら呼ぶからそこで待っていろ」と指示した。なんだ!乗れるじゃん!とホッとして待つこと5分、乗車の案内があり、無事に「無料バス」の乗客となることが出来た。ホッとした瞬間だった。以外に簡単に乗れたことに拍子抜けした感があった。
    これより前に、われわれは、少なくともアブダビからドバイへの帰路は、路線バスを利用することになるので(タクシーは割高であり、しかもウチの奧さんが以前のドバイ訪問の際、タクシーのスピードが怖くなったため)、ドバイ空港に接続しているドバイメトロの駅で「シルバーNOLカード」を買い求めておいた。路線バス代の片道運賃25AED=750円をチャージし、そのカード代5AED=30AEDを合わせて、合計で約900円を支払い購入した。

  • しっかり冷房の効いたバス車内からは、早速、ドバイ市内の高層ビルが目に入ってくる。超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」もビルの合間に見えてきた。<br />われわれのドバイ訪問は、2006年、2012年に次いで今回が3回目となるが、2012年に訪問した際に、このビルの124階まで上がった。「あの時は、まだ150階に上がる事が出来なかったねぇ」「入り口前の『SUBWAY』でホットドッグを食べながら入場時刻を待っていたなぁ」「それにしても、あのエレベーターの昇降速度は速かった」なんて話をしながら、懐かしく超高層ビルを眺める。高速で走るバスは、アブダビを目指してドバイのビル群をかなりの高速で通り抜けていくが、走るにつれて、この街が本当に凄い勢いで膨らんでいるのが分かってきた。<br />

    しっかり冷房の効いたバス車内からは、早速、ドバイ市内の高層ビルが目に入ってくる。超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」もビルの合間に見えてきた。
    われわれのドバイ訪問は、2006年、2012年に次いで今回が3回目となるが、2012年に訪問した際に、このビルの124階まで上がった。「あの時は、まだ150階に上がる事が出来なかったねぇ」「入り口前の『SUBWAY』でホットドッグを食べながら入場時刻を待っていたなぁ」「それにしても、あのエレベーターの昇降速度は速かった」なんて話をしながら、懐かしく超高層ビルを眺める。高速で走るバスは、アブダビを目指してドバイのビル群をかなりの高速で通り抜けていくが、走るにつれて、この街が本当に凄い勢いで膨らんでいるのが分かってきた。

  • 初めてドバイに来た時(2006年=写真は当時のもの)、この街には、世界の15%あまりのクレーンが集中していると言われるほど、猛烈な開発ラッシュだった。ビルの上には、文字通り、軒並みクレーンが目につく道路をアブダビ方向に長時間走り、ようやく到着したモールが、完全完成まであと一歩という「イブン バトゥータ モール」だった。今では、すぐ横に、アブダビと結ぶ高速バスの発着駅も出来ている。資料によると「イブン バトゥータ モール」の開業は2005年となっているが、翌年早々に訪れた時、まだまだ周辺工事は続けられていた。帰路は、バスをここで降りて、ドバイのリッツカールトンに宿泊することになる。<br />

    初めてドバイに来た時(2006年=写真は当時のもの)、この街には、世界の15%あまりのクレーンが集中していると言われるほど、猛烈な開発ラッシュだった。ビルの上には、文字通り、軒並みクレーンが目につく道路をアブダビ方向に長時間走り、ようやく到着したモールが、完全完成まであと一歩という「イブン バトゥータ モール」だった。今では、すぐ横に、アブダビと結ぶ高速バスの発着駅も出来ている。資料によると「イブン バトゥータ モール」の開業は2005年となっているが、翌年早々に訪れた時、まだまだ周辺工事は続けられていた。帰路は、バスをここで降りて、ドバイのリッツカールトンに宿泊することになる。

  • 「イブン バトゥータ モール」は、14世紀にモロッコから北アフリカ、アラブ、アジア、中国まで広い範囲を旅行して各地の文化を紹介していった「イブン・バットゥータ」なる探検家の名前を冠したモールで、彼が訪問した国の象徴的な建物等が大きな建物内に再現され、エジプトや中国、インドなど6つのエリアに分かれている。写真は、ペルシャをモチーフにした一角で、ここの「スタバ」は、世界の店舗の中でも、最も素敵な店舗だといわれている(写真参照)。この写真は2006年当時に撮影したものだが、「イブン バトゥータ モール」も、今では、すっかりビル群の中に溶け込んでいるようだ。

    「イブン バトゥータ モール」は、14世紀にモロッコから北アフリカ、アラブ、アジア、中国まで広い範囲を旅行して各地の文化を紹介していった「イブン・バットゥータ」なる探検家の名前を冠したモールで、彼が訪問した国の象徴的な建物等が大きな建物内に再現され、エジプトや中国、インドなど6つのエリアに分かれている。写真は、ペルシャをモチーフにした一角で、ここの「スタバ」は、世界の店舗の中でも、最も素敵な店舗だといわれている(写真参照)。この写真は2006年当時に撮影したものだが、「イブン バトゥータ モール」も、今では、すっかりビル群の中に溶け込んでいるようだ。

  • こうして、今回のドバイ~アヴダビ訪問記を書いているウチに、ふと、一回目のドバイ訪問記を投稿していなかったことに気づいた。そこで、ちょっと今回の旅行記の中では、寄り道になってしまうが、一回目の時のことも書いてみようと思う。その変貌ぶりや泊まったホテルのことなどを交えて・・・。<br />この2つのビル、ドバイ空港から市街地に入る時に目につくユニークな建物「エミレーツタワー」だが、たまたま2006年当時の写真と、今回の訪問時と、2回とも撮影していたことが分かったので比較掲載してみる。車窓からなので、車内の反射光も写っているが、こちらの写真は2006年に撮影したもので、道路からビルの下までを観ることが出来る。<br />

    こうして、今回のドバイ~アヴダビ訪問記を書いているウチに、ふと、一回目のドバイ訪問記を投稿していなかったことに気づいた。そこで、ちょっと今回の旅行記の中では、寄り道になってしまうが、一回目の時のことも書いてみようと思う。その変貌ぶりや泊まったホテルのことなどを交えて・・・。
    この2つのビル、ドバイ空港から市街地に入る時に目につくユニークな建物「エミレーツタワー」だが、たまたま2006年当時の写真と、今回の訪問時と、2回とも撮影していたことが分かったので比較掲載してみる。車窓からなので、車内の反射光も写っているが、こちらの写真は2006年に撮影したもので、道路からビルの下までを観ることが出来る。

  • こっちの写真が、今回、訪問した時のもので、何やら妙なオブジェ風のものが建っている。ちょっと調べたところ、ミュージアムだか何かが出来るようだが、ドバイは、こうして日々、変化を遂げているんだと訪問する度に実感してしまう。本当に目に見えるほどの勢いで動いている街だ。ビル手前を走る「ドバイメトロ」の高架も、2006年段階ではまだ完成していなかった。<br />

    こっちの写真が、今回、訪問した時のもので、何やら妙なオブジェ風のものが建っている。ちょっと調べたところ、ミュージアムだか何かが出来るようだが、ドバイは、こうして日々、変化を遂げているんだと訪問する度に実感してしまう。本当に目に見えるほどの勢いで動いている街だ。ビル手前を走る「ドバイメトロ」の高架も、2006年段階ではまだ完成していなかった。

  • おそらく「ドバイメトロ」の駅「エミレーツモール」に隣接するあたりだと思うが、この建物、どうやら「ケンピンスキーホテル」のようだ。このホテルの前にも「ドバイメトロ」の高架を観ることが出来る。

    おそらく「ドバイメトロ」の駅「エミレーツモール」に隣接するあたりだと思うが、この建物、どうやら「ケンピンスキーホテル」のようだ。このホテルの前にも「ドバイメトロ」の高架を観ることが出来る。

  • 前の写真は2019年に撮影したものだが、こちらは2006年当時のもの。この周辺には、あまり大きな建物がないので特に目立つが、この時には「ドバイメトロ」の高架は見られない。とはいえ、こうして14年の月日を経て、同じ場所の写真を撮るということ、しかも、その場所が、日本から遙かに遠いドバイということに、ある種の感慨を覚える。中にどんな人がいるのか、どうなっているのかも知らず、外観のみを見て、しかも100キロ以上の高速で、あっという間に通り過ぎる、ほんの1ヶ所をパチリと写す。考えようによっては、何年経っても、人の考え方は変わらないという事か・・・。

    前の写真は2019年に撮影したものだが、こちらは2006年当時のもの。この周辺には、あまり大きな建物がないので特に目立つが、この時には「ドバイメトロ」の高架は見られない。とはいえ、こうして14年の月日を経て、同じ場所の写真を撮るということ、しかも、その場所が、日本から遙かに遠いドバイということに、ある種の感慨を覚える。中にどんな人がいるのか、どうなっているのかも知らず、外観のみを見て、しかも100キロ以上の高速で、あっという間に通り過ぎる、ほんの1ヶ所をパチリと写す。考えようによっては、何年経っても、人の考え方は変わらないという事か・・・。

  • ドバイの2006年当時の旅行のことを思い出しているうちに、あの当時に泊まったホテル「バージュ・アル・アラブ」のことを思い出した。またまた寄り道になるが、当時のことを思い出しながら書いてみようと思う。<br />たまたま、わが家の奥さんが行き先を探していた中で目に留まり、結果的に「1度は泊ってみたい所だし、思い切って行って見よう」と決断した旅行が、このドバイ旅行だった。JTBで組み立てて貰ったもので、当時は関西空港発着のみだったエミレーツ航空でドバイに行き「バージュ・アル・アラブ」に2泊、その目の前の「ジュメイラビーチ・ホテル」に、残る2・5泊(結果的にチェックアウト後も夜まで滞在)ということで、他にドバイ市内観光やら朝食付きで、1人38万円台だったと記憶している。<br />こうして14年経った今でも、懐かしく思い出す本当に凄いホテルだった。高さは320メートル以上で、内部はゴールドをベースにした豪華な装飾、メゾネットの部屋、フロアバトラーさんも親切で、アメニティが「エルメス」のフルボトル・・・、わが家の奥さんは大感激!僅かに2泊だったが、至福の時間を過せたと、今でも思っている。<br />

    ドバイの2006年当時の旅行のことを思い出しているうちに、あの当時に泊まったホテル「バージュ・アル・アラブ」のことを思い出した。またまた寄り道になるが、当時のことを思い出しながら書いてみようと思う。
    たまたま、わが家の奥さんが行き先を探していた中で目に留まり、結果的に「1度は泊ってみたい所だし、思い切って行って見よう」と決断した旅行が、このドバイ旅行だった。JTBで組み立てて貰ったもので、当時は関西空港発着のみだったエミレーツ航空でドバイに行き「バージュ・アル・アラブ」に2泊、その目の前の「ジュメイラビーチ・ホテル」に、残る2・5泊(結果的にチェックアウト後も夜まで滞在)ということで、他にドバイ市内観光やら朝食付きで、1人38万円台だったと記憶している。
    こうして14年経った今でも、懐かしく思い出す本当に凄いホテルだった。高さは320メートル以上で、内部はゴールドをベースにした豪華な装飾、メゾネットの部屋、フロアバトラーさんも親切で、アメニティが「エルメス」のフルボトル・・・、わが家の奥さんは大感激!僅かに2泊だったが、至福の時間を過せたと、今でも思っている。

  • ホテル内に入って上を見上げた時の写真。中は三角形になっているが、写真に写っていない、後方面が陸地に面して建っている部分で、写真に写っている左右の柱の奥に、それぞれ部屋が並んでいる。手前は水を飛ばしているように見えるが、私の印象では、水ではなく何か油のような粘性のあるものを飛ばしているように見えた。ゴールドの世界だ。<br />

    ホテル内に入って上を見上げた時の写真。中は三角形になっているが、写真に写っていない、後方面が陸地に面して建っている部分で、写真に写っている左右の柱の奥に、それぞれ部屋が並んでいる。手前は水を飛ばしているように見えるが、私の印象では、水ではなく何か油のような粘性のあるものを飛ばしているように見えた。ゴールドの世界だ。

  • 前の写真の上階の真ん中部分からロビーを写した写真。喫茶室は1フロア高くなっていた。手前の金色地に赤い曲線のようなものは1階に置かれていたソファ。とにかくロビーに入った途端、その豪華さに驚き、足が止まり言葉を失ってしまった。きっとホテルのスタッフには「日本から来た夫婦が、上を見上げながらポカーンと口を開けている・・・」、そんな風に思ったに違いないと想像するほど、あの時は感動を覚えたのだ。<br />

    前の写真の上階の真ん中部分からロビーを写した写真。喫茶室は1フロア高くなっていた。手前の金色地に赤い曲線のようなものは1階に置かれていたソファ。とにかくロビーに入った途端、その豪華さに驚き、足が止まり言葉を失ってしまった。きっとホテルのスタッフには「日本から来た夫婦が、上を見上げながらポカーンと口を開けている・・・」、そんな風に思ったに違いないと想像するほど、あの時は感動を覚えたのだ。

  • ホテル室内は、広さや料金に、それなりに差はあるものの、基本的に全室スイートとされており、その全室がメゾネットになっている。1階部分は居住用として、事務的なことが出来るようにデスクが置かれ、ソファセットも用意されていた。2階部分が浴室と写真のようなベッドルームになっていた。なんと天井には鏡が・・・!

    ホテル室内は、広さや料金に、それなりに差はあるものの、基本的に全室スイートとされており、その全室がメゾネットになっている。1階部分は居住用として、事務的なことが出来るようにデスクが置かれ、ソファセットも用意されていた。2階部分が浴室と写真のようなベッドルームになっていた。なんと天井には鏡が・・・!

  • これでもかって感じで、豪華に置かれていたソファセット。これだけ立派な部屋にいれば、本当に一日中、のんびりしなければ、もったいないように思うが、さりとて、われわれは旅行者!部屋にこもりっぱなしでは、この地に来た意味がない!贅沢な悩みだが、結局は、昼間は観光に出かけ、夕方、ホテルに戻って、また食事に出直す・・・、そんな3日間を過ごしたのだった。室内には、お菓子の詰め合わせやワイン、果物、そしてエルメスのフルボトル類等、おみやげとして持ち帰れるものが多く置かれ、バトラーさんも「エブリシング、オーケー」と持ち帰ることを奨めてくれていたが、それらをすべて持ち帰るには重すぎる・・・と、これも贅沢な悩みだった。

    これでもかって感じで、豪華に置かれていたソファセット。これだけ立派な部屋にいれば、本当に一日中、のんびりしなければ、もったいないように思うが、さりとて、われわれは旅行者!部屋にこもりっぱなしでは、この地に来た意味がない!贅沢な悩みだが、結局は、昼間は観光に出かけ、夕方、ホテルに戻って、また食事に出直す・・・、そんな3日間を過ごしたのだった。室内には、お菓子の詰め合わせやワイン、果物、そしてエルメスのフルボトル類等、おみやげとして持ち帰れるものが多く置かれ、バトラーさんも「エブリシング、オーケー」と持ち帰ることを奨めてくれていたが、それらをすべて持ち帰るには重すぎる・・・と、これも贅沢な悩みだった。

  • 2006年の時の到着日に、27階の展望レストラン「アルムンタハ」でのアフタヌーンティーを予約しておいた。空港ピックアップ~ホテル送迎サービスもついた旅行(当時はエコノミーでの旅行だったし、エミレーツの送迎サービスではない、パッケージの中の一環のもの)で、ドバイ到着後、迎えのバスが、各旅客ごとに宿泊先のホテルへそれぞれ降ろしてくれて、そのホテルで朝食を摂るように手配してくれていた。われわれもチェックイン前に、このホテルに入り、1階のビュッフェレストランで朝食を摂ることが出来た。<br />初訪問の地、いきなりレストランに放り込まれての朝食、相当戸惑った記憶があるが、何せ本当に綺麗に盛りつけられていた料理の数々、少しずつ味わっていったものの、何を食べたかは写真でしか思い出せない。<br />その朝食後に、再度、バスにピックアップして貰って「ドバイ市内観光」に出かけた。ドバイの歴史が分かる博物館やアブラと呼ばれる伝統的なクリークの渡し船、スパイスやゴールドのスーク(市場)等を見て、ショッピングセンターに行ったが、そこで、われわれだけ観光用のバスから離れて、慌ててタクシーでホテルへ戻った。<br />写真の27階展望レストランでのアフタヌーンティーの予約時間が迫っていたのだ。本当に「暑い」というより「熱い」市中から、完全冷房のホテルレストランに入り、ヒヤーっとして体温調節が上手行くのかどうか不安になったが、いずれにしても、360度にわたって広くドバイの街を見渡せるレストランのアフタヌーンティー、ゆっくり味わったが、味よりも景色の方が印象に残っている。高さ320数メートルということは東京タワーが333メートルだから、その上階の展望台で食事を楽しむようなもので、やはり景観の方が印象に残るような気がする。

    2006年の時の到着日に、27階の展望レストラン「アルムンタハ」でのアフタヌーンティーを予約しておいた。空港ピックアップ~ホテル送迎サービスもついた旅行(当時はエコノミーでの旅行だったし、エミレーツの送迎サービスではない、パッケージの中の一環のもの)で、ドバイ到着後、迎えのバスが、各旅客ごとに宿泊先のホテルへそれぞれ降ろしてくれて、そのホテルで朝食を摂るように手配してくれていた。われわれもチェックイン前に、このホテルに入り、1階のビュッフェレストランで朝食を摂ることが出来た。
    初訪問の地、いきなりレストランに放り込まれての朝食、相当戸惑った記憶があるが、何せ本当に綺麗に盛りつけられていた料理の数々、少しずつ味わっていったものの、何を食べたかは写真でしか思い出せない。
    その朝食後に、再度、バスにピックアップして貰って「ドバイ市内観光」に出かけた。ドバイの歴史が分かる博物館やアブラと呼ばれる伝統的なクリークの渡し船、スパイスやゴールドのスーク(市場)等を見て、ショッピングセンターに行ったが、そこで、われわれだけ観光用のバスから離れて、慌ててタクシーでホテルへ戻った。
    写真の27階展望レストランでのアフタヌーンティーの予約時間が迫っていたのだ。本当に「暑い」というより「熱い」市中から、完全冷房のホテルレストランに入り、ヒヤーっとして体温調節が上手行くのかどうか不安になったが、いずれにしても、360度にわたって広くドバイの街を見渡せるレストランのアフタヌーンティー、ゆっくり味わったが、味よりも景色の方が印象に残っている。高さ320数メートルということは東京タワーが333メートルだから、その上階の展望台で食事を楽しむようなもので、やはり景観の方が印象に残るような気がする。

  • このホテルには随所にゴールドがあしらってあり、その豪華さが宿泊者に「ゆとりの気持」を持たせてくれる。写真はプール&スパのあるフロア。昼間、プールに行って泳いでみたが他に客の姿は見られなかった。1階の外にプールもあるし、陸地側にはプライベートビーチもあって、ビーチベッドを用意してくれた上、冷たいおしぼりやクーラーボックス入りの冷たい水、日焼け防止用のスプレー缶も提供された。ゆっくり滞在する客は、屋内のプールよりもアウトドア派かも?この時の訪問は3月だったので、今回のアブダビ・ドバイ訪問の6月に比べると、まだ涼しく、午前中だと30度まで気温が上がっていなかったように記憶している。これが6月になると・・・灼熱です。

    このホテルには随所にゴールドがあしらってあり、その豪華さが宿泊者に「ゆとりの気持」を持たせてくれる。写真はプール&スパのあるフロア。昼間、プールに行って泳いでみたが他に客の姿は見られなかった。1階の外にプールもあるし、陸地側にはプライベートビーチもあって、ビーチベッドを用意してくれた上、冷たいおしぼりやクーラーボックス入りの冷たい水、日焼け防止用のスプレー缶も提供された。ゆっくり滞在する客は、屋内のプールよりもアウトドア派かも?この時の訪問は3月だったので、今回のアブダビ・ドバイ訪問の6月に比べると、まだ涼しく、午前中だと30度まで気温が上がっていなかったように記憶している。これが6月になると・・・灼熱です。

  • 参考までに、この時の滞在では、前記の「バージュ・アル・アラブ」に2泊した後、その向かい側に建つ「ジュメイラビーチ・ホテル」に宿泊した。今は変わったのか、そのままなのかは全く不明だが、この2つのホテルは「ジュメイラグループ」の経営であり、われわれが「バージュ~」から「ジュメイラ~」へホテル移動したときにも「バージュ~」のホテル車で送ってくれた。噂によると、もし「ジュメイラ~」でオーバーブッキングした場合、状況次第では「バージュ~」に宿泊して貰う例もあるんだとか・・・?その真偽の程は不明だが、今、思い返してみれば「ジュメイラ~」には、当時日本人スタッフの女性が常駐しており、最終日の夜に、われわれをホテル内レストランに招いてくれた。実にありがたく、楽しい時間を過せたことを覚えている。<br />このエリアには、2つのホテルの他に「マディナジュメイラ」という同じグループのホテルや運河、スークなどもあり、そこでの夕食や、無料送迎バスも出ているホテル近くの「モール・オブ・エミレーツ」でのショッピング、さらには「ジュメイラ~」から、これも無料の送迎バスが発着している砂漠の中のホテル「バブ・アル・シャム」に行って砂漠レストランでショー付の食事を楽しんだ。もちろんドバイクリーク周辺のスークや「バトー・ドバイ」というディナークルーズ船での食事等々、本当に充実した、優しさに満ちあふれた2006年のドバイ初訪問を満喫出来た。その時の衝撃が、その後のドバイ行きを後押ししてくれたのかもと今でも思っている

    参考までに、この時の滞在では、前記の「バージュ・アル・アラブ」に2泊した後、その向かい側に建つ「ジュメイラビーチ・ホテル」に宿泊した。今は変わったのか、そのままなのかは全く不明だが、この2つのホテルは「ジュメイラグループ」の経営であり、われわれが「バージュ~」から「ジュメイラ~」へホテル移動したときにも「バージュ~」のホテル車で送ってくれた。噂によると、もし「ジュメイラ~」でオーバーブッキングした場合、状況次第では「バージュ~」に宿泊して貰う例もあるんだとか・・・?その真偽の程は不明だが、今、思い返してみれば「ジュメイラ~」には、当時日本人スタッフの女性が常駐しており、最終日の夜に、われわれをホテル内レストランに招いてくれた。実にありがたく、楽しい時間を過せたことを覚えている。
    このエリアには、2つのホテルの他に「マディナジュメイラ」という同じグループのホテルや運河、スークなどもあり、そこでの夕食や、無料送迎バスも出ているホテル近くの「モール・オブ・エミレーツ」でのショッピング、さらには「ジュメイラ~」から、これも無料の送迎バスが発着している砂漠の中のホテル「バブ・アル・シャム」に行って砂漠レストランでショー付の食事を楽しんだ。もちろんドバイクリーク周辺のスークや「バトー・ドバイ」というディナークルーズ船での食事等々、本当に充実した、優しさに満ちあふれた2006年のドバイ初訪問を満喫出来た。その時の衝撃が、その後のドバイ行きを後押ししてくれたのかもと今でも思っている

  • さて、話は今回の旅行に戻る・・・。<br />空路到着したドバイからアブダビに向かうバスからの写真、あまりの高速ゆえにか?写真がボケているが、要するに道路標識であり、標識には車のイラストと140という文字が書かれている。最高速度、時速140キロという訳だ。<br />ドバイとアブダビ間の距離は、160キロと言われている。つまり制限速度140キロで走っても1時間以上かかるということだ。<br />以前、フランスに行った時に、パリから日帰りツアーで「モン・サン・ミッシェル」に行ったことがあるが、パリからの距離が300キロ弱、所要時間が片道3時間ぐらいとされていた。それに比べればドバイ⇔アブダビ間は160キロ。近いもんだということで「ドバイからアブダビへの日帰りツアー」も多いようだが、今回、われわれはアブダビに4泊する予定でのバス旅、気持ちは、まだ東京からアブダビに向かう旅行者だ。

    さて、話は今回の旅行に戻る・・・。
    空路到着したドバイからアブダビに向かうバスからの写真、あまりの高速ゆえにか?写真がボケているが、要するに道路標識であり、標識には車のイラストと140という文字が書かれている。最高速度、時速140キロという訳だ。
    ドバイとアブダビ間の距離は、160キロと言われている。つまり制限速度140キロで走っても1時間以上かかるということだ。
    以前、フランスに行った時に、パリから日帰りツアーで「モン・サン・ミッシェル」に行ったことがあるが、パリからの距離が300キロ弱、所要時間が片道3時間ぐらいとされていた。それに比べればドバイ⇔アブダビ間は160キロ。近いもんだということで「ドバイからアブダビへの日帰りツアー」も多いようだが、今回、われわれはアブダビに4泊する予定でのバス旅、気持ちは、まだ東京からアブダビに向かう旅行者だ。

  • アブダビに到着!この街にも高いビルが!アブダビはUAE=アラブ首長国連邦の首都、高層ビルが建っていても当たり前・・・ではあるが、こうした砂漠の国に立地する都市群、やはり石油の力は凄いものだと改めて思う。そういえば、ドバイに「エミレーツ航空」があるように、アブダビにも「エディハド航空」があり、日本にも乗り入れている。ただ現段階では「エミレーツ航空」の方が、サッカーワールドカップ等々のスポンサーとしても知られており、知名度が高いのかなと思う。<br />アブダビに到着したドバイからのエミレーツ航空バスは、市内中心部のバスターミナルではなく、エミレーツ航空アブダビオフィス近くに停車した。<br />ここからホテルまでは、タクシーで移動することになる。バス停の近くには、多くのタクシーが並んで待っていた。この街も猛烈に暑い!

    アブダビに到着!この街にも高いビルが!アブダビはUAE=アラブ首長国連邦の首都、高層ビルが建っていても当たり前・・・ではあるが、こうした砂漠の国に立地する都市群、やはり石油の力は凄いものだと改めて思う。そういえば、ドバイに「エミレーツ航空」があるように、アブダビにも「エディハド航空」があり、日本にも乗り入れている。ただ現段階では「エミレーツ航空」の方が、サッカーワールドカップ等々のスポンサーとしても知られており、知名度が高いのかなと思う。
    アブダビに到着したドバイからのエミレーツ航空バスは、市内中心部のバスターミナルではなく、エミレーツ航空アブダビオフィス近くに停車した。
    ここからホテルまでは、タクシーで移動することになる。バス停の近くには、多くのタクシーが並んで待っていた。この街も猛烈に暑い!

  • アブダビでは、まず「エミレーツパレス・アブダビ」に宿泊する。たまたまホテル車寄せのROLEXの壁時計が9時半ちょうどを指していたので、ドバイ空港を出て、このホテルまで2時間15分を要したことが分かった。逆算すると、エミレーツ・アブダビに着いたのが9時20分頃かと思う。つまりドバイ⇒アブダビは、バスで約2時間かかったということになる。計算通りだ。<br />バスを降りて、タクシーでこのホテルに向かった際の料金は13AEDで、チップを含めて15AED(約450円)を渡した。

    アブダビでは、まず「エミレーツパレス・アブダビ」に宿泊する。たまたまホテル車寄せのROLEXの壁時計が9時半ちょうどを指していたので、ドバイ空港を出て、このホテルまで2時間15分を要したことが分かった。逆算すると、エミレーツ・アブダビに着いたのが9時20分頃かと思う。つまりドバイ⇒アブダビは、バスで約2時間かかったということになる。計算通りだ。
    バスを降りて、タクシーでこのホテルに向かった際の料金は13AEDで、チップを含めて15AED(約450円)を渡した。

  • ホテル玄関付近は、夜にはこんな眺めになる。アブダビの街は、どこも本当にキレイにライトアップされていた。<br />さて、このホテルに到着したのは午前9時半だったが、なんと、朝のこの時間でも「チェックインできます」と嬉しい言葉を聞くことが出来た。<br />ホテルへは直接の予約だったが、その際「アーリーチェックインが出来るようであれば宜しく!」とお願いしていたのが功を奏したのかと思う。<br />ちなみに、ものの資料によると、このホテルは通称七つ星ホテルと言われているが、玄関口には「5☆」と書かれ、隅には「アブダビ・ツーリズム&amp;カルチャー・オーソリティ」とアラビア文字と英語で書かれたプレートが貼られていた。つまり五つ星ということだ。<br />2005年に完成し、当初は、アブダビ首長国が所有・運営していたが、やがてケンピンスキーグループが運営するようになり、2009年に改装されたという。そして2020年1月からは、その運営権が「マンダリン・オリエンタル・ホテルグループ」に移譲されたようだ。<br />海岸線が実にキレイで、その長さは1キロ以上に及ぶとされている。その広いホテル内の通路やロビーなども豪華な金色に包まれており、改めて、その豪華さに驚かされた。

    ホテル玄関付近は、夜にはこんな眺めになる。アブダビの街は、どこも本当にキレイにライトアップされていた。
    さて、このホテルに到着したのは午前9時半だったが、なんと、朝のこの時間でも「チェックインできます」と嬉しい言葉を聞くことが出来た。
    ホテルへは直接の予約だったが、その際「アーリーチェックインが出来るようであれば宜しく!」とお願いしていたのが功を奏したのかと思う。
    ちなみに、ものの資料によると、このホテルは通称七つ星ホテルと言われているが、玄関口には「5☆」と書かれ、隅には「アブダビ・ツーリズム&カルチャー・オーソリティ」とアラビア文字と英語で書かれたプレートが貼られていた。つまり五つ星ということだ。
    2005年に完成し、当初は、アブダビ首長国が所有・運営していたが、やがてケンピンスキーグループが運営するようになり、2009年に改装されたという。そして2020年1月からは、その運営権が「マンダリン・オリエンタル・ホテルグループ」に移譲されたようだ。
    海岸線が実にキレイで、その長さは1キロ以上に及ぶとされている。その広いホテル内の通路やロビーなども豪華な金色に包まれており、改めて、その豪華さに驚かされた。

  • ホテルには300室以上があり、部屋のタイプは大きく「スイート」と「ルーム」の2つのカテゴリーに分かれているそうだ。さすがに七つ星と噂されるだけあって「スイート」には600平方メートルを超える巨大ルームもあるそうだが、もちろん、われわれは「ルーム」にお世話になった。ルームにも「ダイヤモンドルーム」「コーラルルーム」「パールルーム」の3種類があり、広さは同じながら、眺めがが異なるなどの差がある。<br />われわれは「パールルーム」で、ある案内文には「ホテル内のウオーターパークとアブダビの近代的な街並みを望む、素晴しい眺望の客室」と紹介されていたが、われわれの部屋からは、ウオーターパークは見えず、海と、そこに続くホテル内庭園、その向こうには、チェックイン後に訪れたマリーナモールなどが海を隔てて見える。

    ホテルには300室以上があり、部屋のタイプは大きく「スイート」と「ルーム」の2つのカテゴリーに分かれているそうだ。さすがに七つ星と噂されるだけあって「スイート」には600平方メートルを超える巨大ルームもあるそうだが、もちろん、われわれは「ルーム」にお世話になった。ルームにも「ダイヤモンドルーム」「コーラルルーム」「パールルーム」の3種類があり、広さは同じながら、眺めがが異なるなどの差がある。
    われわれは「パールルーム」で、ある案内文には「ホテル内のウオーターパークとアブダビの近代的な街並みを望む、素晴しい眺望の客室」と紹介されていたが、われわれの部屋からは、ウオーターパークは見えず、海と、そこに続くホテル内庭園、その向こうには、チェックイン後に訪れたマリーナモールなどが海を隔てて見える。

  • 前の写真説明欄に書いた、部屋からの眺望。これを拡大すれば分かるが、右側に見えるホテル本館の建物の先、海沿いに白浜が伸びているのが、かすかに分かる。<br />左端にボーッとした感じで見えている建物、まるでドバイのアトランティス・ザ・パームホテルのようだが、この建物に重なるように見える小さな白い三角形がマリーナモール。この写真は、ホテルの部屋からテラスに出て撮ったが、さすがに高温多湿の地、必ずカメラのレンズが曇ってしまうのだ。1枚撮る度にレンズ部分を拭かなくてはならない。

    前の写真説明欄に書いた、部屋からの眺望。これを拡大すれば分かるが、右側に見えるホテル本館の建物の先、海沿いに白浜が伸びているのが、かすかに分かる。
    左端にボーッとした感じで見えている建物、まるでドバイのアトランティス・ザ・パームホテルのようだが、この建物に重なるように見える小さな白い三角形がマリーナモール。この写真は、ホテルの部屋からテラスに出て撮ったが、さすがに高温多湿の地、必ずカメラのレンズが曇ってしまうのだ。1枚撮る度にレンズ部分を拭かなくてはならない。

  • 上の写真より、少し左にカメラを向けたアングルの夜景写真。ずーっと遠方に見える高いビルが、マリーナモール付近。ホテルでは、建物や木々がキレイにライトアップされて実に幻想的だ。何度かこの庭園に出て歩いたが、夕方の時間帯に、海越しに日没を眺める人の姿が目立った。ただ、あまりに暑いので、長時間の歩行は厳しい。

    上の写真より、少し左にカメラを向けたアングルの夜景写真。ずーっと遠方に見える高いビルが、マリーナモール付近。ホテルでは、建物や木々がキレイにライトアップされて実に幻想的だ。何度かこの庭園に出て歩いたが、夕方の時間帯に、海越しに日没を眺める人の姿が目立った。ただ、あまりに暑いので、長時間の歩行は厳しい。

  • ホテルの部屋から、ずーっと向こうに見えたのがマリーナ地区にある、ドバイのアトランティスによく似た建物。調べてみると「フェアモント・マリーナ・レジデンス」という建物らしい。ホテルではなく居住用だろうか?(詳細は不明)<br />いずれにしても、あの建物の手前のテント風の建物がマリーナモール、われわれのアブダビ到着後の最初のミッションは、マリーナモールでのアバヤの購入!チェックインが早い時間だったので、午前中にタクシーに乗って出かけた。

    ホテルの部屋から、ずーっと向こうに見えたのがマリーナ地区にある、ドバイのアトランティスによく似た建物。調べてみると「フェアモント・マリーナ・レジデンス」という建物らしい。ホテルではなく居住用だろうか?(詳細は不明)
    いずれにしても、あの建物の手前のテント風の建物がマリーナモール、われわれのアブダビ到着後の最初のミッションは、マリーナモールでのアバヤの購入!チェックインが早い時間だったので、午前中にタクシーに乗って出かけた。

  • ホテルの内部。玄関を入ってフロントを右に見ながら真っ直ぐ進むと、この広いロビーに出る。ここを通るたびに、多くの人が上を見上げながらカメラで写真撮影する姿を見かける。ゴールドをあしらった広いロビーで、正面から入って、このロビーを通り抜けると、金箔のカプチーノで有名な「ル・カフェ」がある。<br />このホテルは「マンダリン・オリエンタル・ホテルグループ」に運営が移ったようで、今後2年間かけて館内を改装し、新たに「マンダリン・オリエンタル」のブランドとして営業を開始するそうだが改装中も営業は続けるとか…。

    ホテルの内部。玄関を入ってフロントを右に見ながら真っ直ぐ進むと、この広いロビーに出る。ここを通るたびに、多くの人が上を見上げながらカメラで写真撮影する姿を見かける。ゴールドをあしらった広いロビーで、正面から入って、このロビーを通り抜けると、金箔のカプチーノで有名な「ル・カフェ」がある。
    このホテルは「マンダリン・オリエンタル・ホテルグループ」に運営が移ったようで、今後2年間かけて館内を改装し、新たに「マンダリン・オリエンタル」のブランドとして営業を開始するそうだが改装中も営業は続けるとか…。

  • 前の写真の天井部分。写真は、見た感じをそのまま素直に映し出すのはなかなか難しく、この写真もそんなに感動を呼ぶものではないかもしれないが、初めて見上げた時の印象は、本当に豪華であり素敵であり、しばし見とれてしまう程であった。<br />このエミレーツパレスは、そもそもアブダビ政府の系列下にある子会社「エミレーツ パレス カンパニー」という会社が所有しているそうで、日本など外国からの要人がアブダビを訪れた際には、このホテルに宿泊することが多いらしい。<br />このホテルが今年、「マンダリン・オリエンタル・ホテルグループ」が運営するところとなった訳で、これから2年間でどのように変化していくのかが気になる所で、2年後には実際に再度訪問して見てみたいような、そんな気持ちが湧いてきた。

    前の写真の天井部分。写真は、見た感じをそのまま素直に映し出すのはなかなか難しく、この写真もそんなに感動を呼ぶものではないかもしれないが、初めて見上げた時の印象は、本当に豪華であり素敵であり、しばし見とれてしまう程であった。
    このエミレーツパレスは、そもそもアブダビ政府の系列下にある子会社「エミレーツ パレス カンパニー」という会社が所有しているそうで、日本など外国からの要人がアブダビを訪れた際には、このホテルに宿泊することが多いらしい。
    このホテルが今年、「マンダリン・オリエンタル・ホテルグループ」が運営するところとなった訳で、これから2年間でどのように変化していくのかが気になる所で、2年後には実際に再度訪問して見てみたいような、そんな気持ちが湧いてきた。

  • アブダビに到着してホテルにチェックインしたあと、まだ午前中ながら、早速タクシーに乗って、マリーナモールにやってきた。暑い!本当に猛烈な暑さだ。<br />この地の方々は、写真の3人のアバヤ姿の女性もそうだが、こうした猛暑の中でも歩く姿が、少しも暑そうに感じられない。慣れなのか?と思うが、われわれは、その暑さに閉口して急ぎ足で冷房の効いたモール内に入った。なぜかタクシーの到着場所が、モール入り口ドアから少し離れているので、余計、暑さを感じてしまった。<br />エミレーツパレスからマリーナモールまでは、陽気さえ良ければ歩いてきても大丈夫かと思われるほどの距離に感じたが、車社会のこういう所は、概して、歩道に大きな迂回路があったり、横断歩道がなかったりで、なかなか簡単に行きつくことが出来ない可能性もあり、そこは素直にタクシーに乗っての移動となった。<br />タクシー代は最低基本運賃の12AED=360円。

    アブダビに到着してホテルにチェックインしたあと、まだ午前中ながら、早速タクシーに乗って、マリーナモールにやってきた。暑い!本当に猛烈な暑さだ。
    この地の方々は、写真の3人のアバヤ姿の女性もそうだが、こうした猛暑の中でも歩く姿が、少しも暑そうに感じられない。慣れなのか?と思うが、われわれは、その暑さに閉口して急ぎ足で冷房の効いたモール内に入った。なぜかタクシーの到着場所が、モール入り口ドアから少し離れているので、余計、暑さを感じてしまった。
    エミレーツパレスからマリーナモールまでは、陽気さえ良ければ歩いてきても大丈夫かと思われるほどの距離に感じたが、車社会のこういう所は、概して、歩道に大きな迂回路があったり、横断歩道がなかったりで、なかなか簡単に行きつくことが出来ない可能性もあり、そこは素直にタクシーに乗っての移動となった。
    タクシー代は最低基本運賃の12AED=360円。

  • 外の猛烈な暑さに比べて冷房がしっかり効いているモール内。人影は少ないものの、でも、しっかり客は入っているという印象で、ブランドショップから車の販売店、ちょっとした子ども用と思える遊園地風の一角まで、無いものは無いくらい、様々な店舗が並んでいる。早速、わが家の奥さんは、アブダビで最も期待しているモスク見学の際、着用する「アバヤ」を買い求めるべく、売っていそうな店舗に次々に入り、アバヤそのものを見るとともに値段も一生懸命チェックし始めた。それにしてもマリーナモール内、広いんだろうが、なかなか分かり辛く迷子になりやすいと感じた。

    外の猛烈な暑さに比べて冷房がしっかり効いているモール内。人影は少ないものの、でも、しっかり客は入っているという印象で、ブランドショップから車の販売店、ちょっとした子ども用と思える遊園地風の一角まで、無いものは無いくらい、様々な店舗が並んでいる。早速、わが家の奥さんは、アブダビで最も期待しているモスク見学の際、着用する「アバヤ」を買い求めるべく、売っていそうな店舗に次々に入り、アバヤそのものを見るとともに値段も一生懸命チェックし始めた。それにしてもマリーナモール内、広いんだろうが、なかなか分かり辛く迷子になりやすいと感じた。

  • ランチタイムになったのでモール内で食事をと探したところ、ファミリー的なフードコートが見つかった。そこで、しばしの休憩を兼ねて食事することにしたが、われわれが見つけたのは「バーガーキング」。ここなら日本とも変わりなく食べられるということで、安心して注文することが出来た。スタッフが常にテーブル周辺を回って、食べ残し等々をきれいに清掃していた。安心できる一角だ。<br />食事を済ませたあとは、いよいよ本格的なアバヤ探しだ。<br />独立店舗では、アバヤはそれなりの値段、3万円から7万円以上で高価であり、それに加えて「アバヤは一回の着用だけ」だからということで、リーズナブルな商品の購入をと、モール内の一角を占める巨大スーパー「カルフール」で探すことにした。本当に広い店内だったが、ようやくそれらしいコーナーを見つけることが出来た。まずは男性用の「カンドーラ」を見つけたが、夫は着用する意思を持っていないので、これはパス。そしてアバヤ…、なかなか見つからない。ぐるっと回りこんでも「ない、ない」と言いながら夫婦2人で探した結果、ようやく見つけることが出来た。「値段は?」とすぐに値札を見たら…、安い!決まりだ!とあっという間に購入を決めた。何と59AED=1770円だった。本当に安い!<br />サイズも揃っており、小柄な奥さんはミニマムサイズを購入!<br />この日のファーストミッションは大成功だった。

    ランチタイムになったのでモール内で食事をと探したところ、ファミリー的なフードコートが見つかった。そこで、しばしの休憩を兼ねて食事することにしたが、われわれが見つけたのは「バーガーキング」。ここなら日本とも変わりなく食べられるということで、安心して注文することが出来た。スタッフが常にテーブル周辺を回って、食べ残し等々をきれいに清掃していた。安心できる一角だ。
    食事を済ませたあとは、いよいよ本格的なアバヤ探しだ。
    独立店舗では、アバヤはそれなりの値段、3万円から7万円以上で高価であり、それに加えて「アバヤは一回の着用だけ」だからということで、リーズナブルな商品の購入をと、モール内の一角を占める巨大スーパー「カルフール」で探すことにした。本当に広い店内だったが、ようやくそれらしいコーナーを見つけることが出来た。まずは男性用の「カンドーラ」を見つけたが、夫は着用する意思を持っていないので、これはパス。そしてアバヤ…、なかなか見つからない。ぐるっと回りこんでも「ない、ない」と言いながら夫婦2人で探した結果、ようやく見つけることが出来た。「値段は?」とすぐに値札を見たら…、安い!決まりだ!とあっという間に購入を決めた。何と59AED=1770円だった。本当に安い!
    サイズも揃っており、小柄な奥さんはミニマムサイズを購入!
    この日のファーストミッションは大成功だった。

  • 参考までにこれがカルフールで買ったアバヤ。<br />夕方のモスクで 風になびくスカーフ姿の妻はご満悦だった。

    参考までにこれがカルフールで買ったアバヤ。
    夕方のモスクで 風になびくスカーフ姿の妻はご満悦だった。

14いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

masaboさんの関連旅行記

masaboさんの旅行記一覧

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

アラブ首長国連邦で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
アラブ首長国連邦最安 659円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

アラブ首長国連邦の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP