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アブダビでは、まず「エミレーツパレス」に2泊し、次に「フォーシーズンズ・アブダビ」に2泊と合計4泊したが、本当に暑いこの灼熱の国では、日中、街の中を歩きまわる訳にもいかない。従って、いわゆる繁華街という所があるのかどうかも分からないまま、観光拠点だけを回るという滞在となってしまった。<br />ドバイでは、過去2回の訪問で、スークやモール、あるいはホテル周辺の散策等で、少しは現地の人たちの日常生活を垣間見ることが出来たように思うが、アブダビでそういう機会は少なかった。思い返してみれば、アブダビ到着日の「マリーナモール」、そして3泊目からのホテル「フォーシーズンズ・アブダビ」に隣接している「ガレリア・モール」内を見て回った時に、現地居住者とみられる人たちに接した程度で、そのほかの場所はいずれも観光名所であり、現地に住む人よりも外国人客の方が多かったように思う。<br />いずれにしても、今回は、アブダビ滞在記の続編を書いて行こうと思う。<br />表紙写真は、エミレーツパレスの敷地内、海沿いの公園からホテル建物(写真の真ん中、低層の赤っぽい建物)越しに見える高層建物群を写したもの。<br />右側の高層建物群が「エディハド・タワーズ」。青っぽい高層が5棟あり、このうちの1棟(タワー2)が「ホテル棟」で、ほかの3棟が居住用のレジデンス、もう1棟がオフィス棟となっている。右端の赤っぽい建物は「バブ・アル・カスル・ホテル」、重なるように建っているのが「グランド・ハイアット・ホテル」。つまり、この界隈はホテル街ということになる。なにせ大統領官邸のすぐ前ですから・・・。

エミレーツ航空A380ビジネスクラスでドバイ・アブダビの旅(特典航空券利用)その3

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2019/06/12 - 2019/06/19

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masabo

masaboさん

アブダビでは、まず「エミレーツパレス」に2泊し、次に「フォーシーズンズ・アブダビ」に2泊と合計4泊したが、本当に暑いこの灼熱の国では、日中、街の中を歩きまわる訳にもいかない。従って、いわゆる繁華街という所があるのかどうかも分からないまま、観光拠点だけを回るという滞在となってしまった。
ドバイでは、過去2回の訪問で、スークやモール、あるいはホテル周辺の散策等で、少しは現地の人たちの日常生活を垣間見ることが出来たように思うが、アブダビでそういう機会は少なかった。思い返してみれば、アブダビ到着日の「マリーナモール」、そして3泊目からのホテル「フォーシーズンズ・アブダビ」に隣接している「ガレリア・モール」内を見て回った時に、現地居住者とみられる人たちに接した程度で、そのほかの場所はいずれも観光名所であり、現地に住む人よりも外国人客の方が多かったように思う。
いずれにしても、今回は、アブダビ滞在記の続編を書いて行こうと思う。
表紙写真は、エミレーツパレスの敷地内、海沿いの公園からホテル建物(写真の真ん中、低層の赤っぽい建物)越しに見える高層建物群を写したもの。
右側の高層建物群が「エディハド・タワーズ」。青っぽい高層が5棟あり、このうちの1棟(タワー2)が「ホテル棟」で、ほかの3棟が居住用のレジデンス、もう1棟がオフィス棟となっている。右端の赤っぽい建物は「バブ・アル・カスル・ホテル」、重なるように建っているのが「グランド・ハイアット・ホテル」。つまり、この界隈はホテル街ということになる。なにせ大統領官邸のすぐ前ですから・・・。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
高速・路線バス タクシー
航空会社
エミレーツ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • エミレーツパレスの朝食レストラン「ル・ヴァンドーム」。2日間とも、朝食場所はこのレストランだった。バイキング方式のレストランのため、多彩な料理が並んでいた。アラビア料理もあったが、個人的にバイキング料理の場合、ついつい、ハム、ベーコン等のいわゆるインターナショナル料理になってしまう。今回も、オーダー料理として、目玉焼き2個、焦げ目が付く直前の両面焼きを注文した。<br />エミレーツパレス内には、この朝食ビュッフェをはじめ、シーフードやBBQ,イタリアン、ギリシャ、中華、レバノンなど10ヶ所以上のレストランが用意されており、屋外にも置かれているが、さすがに夏のこの時期、屋外レストランは言うまでもなく、室内レストランも数カ所、閉店となっていた。<br />今回の宿泊では、1泊当たり、2人で540AED(16000円)のバウチャーが付いていたので夕食で活用することにした。夕食の第一候補は中華レストラン、第二候補としてはイタリアンレストランを考えていた。

    エミレーツパレスの朝食レストラン「ル・ヴァンドーム」。2日間とも、朝食場所はこのレストランだった。バイキング方式のレストランのため、多彩な料理が並んでいた。アラビア料理もあったが、個人的にバイキング料理の場合、ついつい、ハム、ベーコン等のいわゆるインターナショナル料理になってしまう。今回も、オーダー料理として、目玉焼き2個、焦げ目が付く直前の両面焼きを注文した。
    エミレーツパレス内には、この朝食ビュッフェをはじめ、シーフードやBBQ,イタリアン、ギリシャ、中華、レバノンなど10ヶ所以上のレストランが用意されており、屋外にも置かれているが、さすがに夏のこの時期、屋外レストランは言うまでもなく、室内レストランも数カ所、閉店となっていた。
    今回の宿泊では、1泊当たり、2人で540AED(16000円)のバウチャーが付いていたので夕食で活用することにした。夕食の第一候補は中華レストラン、第二候補としてはイタリアンレストランを考えていた。

  • 宿泊最初の夜はバウチャーを活用すべく、第一候補と考えていたホテル内の中国料理レストラン「客家山=ハッカサン」に行ったが、これが凄い混雑!とくに中国からと思われるご一行さんが大勢で賑やかに飲食していたので、これは相当な音や声が響きそうだと判断して、この夜はパスして、地階のイタリアンレストランに向かった。「メザルーナ」という店で、ガイド本などによると、どうやらアブダビでは最高級と言われているんだとか・・・。<br />確かに高級感満ち溢れる店で、天井も高く、時間も午後6時頃だったことから、まだ客はゼロの状態だったこともあって店内が極めて広く感じられ、しかも言葉の問題もあって、店側と客(われわれ)の対話も少なく、それだけに静粛感が満ちて、相当な敷居の高さを感じてしまった。<br />注文したのは前菜の取り合わせ(2~3人前と書かれていたが写真のように、結構、量が多かった)とステーキ各1人前等。結果的に2人前の量としては、この前菜の取り合わせだけで十分だったが、まあ、そこは注文した手前、亭主さんが相当量を食べることとなった。<br />写真の前菜のうち、シーフード関係(海老やホタテ等)は奥さんが食べて、ビーフ関係は亭主の担当となった。ここでの合計料金は、ビール類等の飲物を含めて691AED=20730円。支払い金額としては、料理からバウチャー540AEDを引いた分と飲物、151AED=4500円だった。

    宿泊最初の夜はバウチャーを活用すべく、第一候補と考えていたホテル内の中国料理レストラン「客家山=ハッカサン」に行ったが、これが凄い混雑!とくに中国からと思われるご一行さんが大勢で賑やかに飲食していたので、これは相当な音や声が響きそうだと判断して、この夜はパスして、地階のイタリアンレストランに向かった。「メザルーナ」という店で、ガイド本などによると、どうやらアブダビでは最高級と言われているんだとか・・・。
    確かに高級感満ち溢れる店で、天井も高く、時間も午後6時頃だったことから、まだ客はゼロの状態だったこともあって店内が極めて広く感じられ、しかも言葉の問題もあって、店側と客(われわれ)の対話も少なく、それだけに静粛感が満ちて、相当な敷居の高さを感じてしまった。
    注文したのは前菜の取り合わせ(2~3人前と書かれていたが写真のように、結構、量が多かった)とステーキ各1人前等。結果的に2人前の量としては、この前菜の取り合わせだけで十分だったが、まあ、そこは注文した手前、亭主さんが相当量を食べることとなった。
    写真の前菜のうち、シーフード関係(海老やホタテ等)は奥さんが食べて、ビーフ関係は亭主の担当となった。ここでの合計料金は、ビール類等の飲物を含めて691AED=20730円。支払い金額としては、料理からバウチャー540AEDを引いた分と飲物、151AED=4500円だった。

  • エミレーツパレス2日目の夜は、前夜の予定を繰り越したホテル内の中華料理店「客家山=ハッカサン」に行った。点心類や焼きそば、ソフトシェルクラブ、フルーツ等々をゆっくり頂いた。<br />この店に来たのは、後述の大統領官邸(カスル・アル・ワタン)見学の後だったので午後9時頃になったが、さすがにその時間帯、団体さんの姿はなかったものの、欧米人を中心にそれなりに席は埋まっていた。<br />料理が出来上がるのを前に、スタッフの女性が「厨房を案内しましょうか?」と声をかけてくれ、2人で中に入って見学した。コックさん達も一斉にこちらを見て、にこやかに笑いを贈ってくれたが、どうしてわれわれを見学させてくれたのか、その動機は謎だ。<br />いずれにしても、この夜もバウチャー頼みの夜食、「客家山」の合計額は15,000円だったが、酒類が対象外のため13,700円分の食事代をバウチャー処理して貰い、酒類は別途の支払いで2,300円だった。従ってバウチャー分3,300円は返上した形になった。オーもったいない!<br />ところで、さすがに灼熱の国、どの建物に入っても、冷房はガンガンに効いているし、とくにレストランなどでは寒いと感じるほどで、奥さんも膝掛け類を注文する機会が多々あったが、エミレーツパレスのレストランでは、最初の夜のイタリアンレストランでは「パシュミナをご用意します」と言われて貸してくれたが、中華料理店では「カシミヤならありますよ」と言われ奥さんも喜んで借りていた。

    エミレーツパレス2日目の夜は、前夜の予定を繰り越したホテル内の中華料理店「客家山=ハッカサン」に行った。点心類や焼きそば、ソフトシェルクラブ、フルーツ等々をゆっくり頂いた。
    この店に来たのは、後述の大統領官邸(カスル・アル・ワタン)見学の後だったので午後9時頃になったが、さすがにその時間帯、団体さんの姿はなかったものの、欧米人を中心にそれなりに席は埋まっていた。
    料理が出来上がるのを前に、スタッフの女性が「厨房を案内しましょうか?」と声をかけてくれ、2人で中に入って見学した。コックさん達も一斉にこちらを見て、にこやかに笑いを贈ってくれたが、どうしてわれわれを見学させてくれたのか、その動機は謎だ。
    いずれにしても、この夜もバウチャー頼みの夜食、「客家山」の合計額は15,000円だったが、酒類が対象外のため13,700円分の食事代をバウチャー処理して貰い、酒類は別途の支払いで2,300円だった。従ってバウチャー分3,300円は返上した形になった。オーもったいない!
    ところで、さすがに灼熱の国、どの建物に入っても、冷房はガンガンに効いているし、とくにレストランなどでは寒いと感じるほどで、奥さんも膝掛け類を注文する機会が多々あったが、エミレーツパレスのレストランでは、最初の夜のイタリアンレストランでは「パシュミナをご用意します」と言われて貸してくれたが、中華料理店では「カシミヤならありますよ」と言われ奥さんも喜んで借りていた。

  • エミレーツパレスと言えば、宿泊しないまでも、館内ロビーの「ル・カフェ」で金箔をあしらったカプチーノを味わうというツアーもあり、昼間は訪問客で賑わっている。写真がその「ル・カフェ」。<br />このホテルは、天井から壁、柱等々、各所に「金」が使われており、まさに「黄金の世界」という印象だが、その象徴として金箔入りのコーヒーが提供されているんだろうと思う。時間的なこともあって、われわれは「ル・カフェ」を利用することはなかった。<br />ところで、今回のアブダビ訪問中に見かけた日本人観光客だが、後述する「シェイク・ザイード・グランド・モスク」で見かけた女性の団体客だけで、この「エミレーツパレス」内では、全く見かけることはなかったように記憶している。唯一、印象に残るモスクの女性団体客も、その姿や言動、行動パターン等からアブダビに滞在している客ではなく、ドバイからの日帰りツアーか、帰国orほかの目的地に向かう途中、一時的に立ち寄った方たちと見た。ということは、この時期は日本からの旅行者にはオフシーズンなのか?確かに気温が45度を超えるこの時期、好んで猛暑の地に旅行する人もいないか?

    エミレーツパレスと言えば、宿泊しないまでも、館内ロビーの「ル・カフェ」で金箔をあしらったカプチーノを味わうというツアーもあり、昼間は訪問客で賑わっている。写真がその「ル・カフェ」。
    このホテルは、天井から壁、柱等々、各所に「金」が使われており、まさに「黄金の世界」という印象だが、その象徴として金箔入りのコーヒーが提供されているんだろうと思う。時間的なこともあって、われわれは「ル・カフェ」を利用することはなかった。
    ところで、今回のアブダビ訪問中に見かけた日本人観光客だが、後述する「シェイク・ザイード・グランド・モスク」で見かけた女性の団体客だけで、この「エミレーツパレス」内では、全く見かけることはなかったように記憶している。唯一、印象に残るモスクの女性団体客も、その姿や言動、行動パターン等からアブダビに滞在している客ではなく、ドバイからの日帰りツアーか、帰国orほかの目的地に向かう途中、一時的に立ち寄った方たちと見た。ということは、この時期は日本からの旅行者にはオフシーズンなのか?確かに気温が45度を超えるこの時期、好んで猛暑の地に旅行する人もいないか?

  • エミレーツパレス内の地下を散策しようと、エスカレーターを降りてみると、驚いたことにホテル廊下の一角に「日本風茶室」が建っていた。「緑水庵」と書かれていたが、ものの資料によると、どうやら「裏千家」の千玄室大宗匠がアブダビ皇太子のために、2009年(平成21年)に献上したものだという。<br />時々、茶会が開かれているそうで、家構えの中も畳敷きになっている本格的な茶室で、まさかこんな純和風のものが、このホテルの中にあるとは!と本当に驚いた。<br />「日本とアブダビの交流を茶の湯を通して深める」という意味合いもあって贈られたもののようだ。

    エミレーツパレス内の地下を散策しようと、エスカレーターを降りてみると、驚いたことにホテル廊下の一角に「日本風茶室」が建っていた。「緑水庵」と書かれていたが、ものの資料によると、どうやら「裏千家」の千玄室大宗匠がアブダビ皇太子のために、2009年(平成21年)に献上したものだという。
    時々、茶会が開かれているそうで、家構えの中も畳敷きになっている本格的な茶室で、まさかこんな純和風のものが、このホテルの中にあるとは!と本当に驚いた。
    「日本とアブダビの交流を茶の湯を通して深める」という意味合いもあって贈られたもののようだ。

  • アブダビ到着2日目の午前中は「エミレーツパレス」の真向かいにある「エディハドタワー」に行ってみた。この「シリーズ3」の表紙写真の建物群の一つだ。<br />この写真はエディハドタワー74階の「オブザべーションデッキ・アット・300」から見た景色。真ん中の建物が「エミレーツパレス」で、海に面した白いビーチすべてが、エミレーツ~の敷地となっており、ホテル敷地の横幅は1キロ以上あるとされている。表紙写真のビル群を写した写真は、この写真の上方の、突出部分から撮ったもの。<br />そして写真左側の最奥部にうっすらと見えるのは、後述する「カスル・アル・ワタン=大統領官邸」。

    アブダビ到着2日目の午前中は「エミレーツパレス」の真向かいにある「エディハドタワー」に行ってみた。この「シリーズ3」の表紙写真の建物群の一つだ。
    この写真はエディハドタワー74階の「オブザべーションデッキ・アット・300」から見た景色。真ん中の建物が「エミレーツパレス」で、海に面した白いビーチすべてが、エミレーツ~の敷地となっており、ホテル敷地の横幅は1キロ以上あるとされている。表紙写真のビル群を写した写真は、この写真の上方の、突出部分から撮ったもの。
    そして写真左側の最奥部にうっすらと見えるのは、後述する「カスル・アル・ワタン=大統領官邸」。

  • エディハドタワー74階の「オブザべーションデッキ・アット・300」から東寄りの方向を見た写真。アブダビの中心街に繋がるビル群が見える。この「オブザべーションデッキ・アット・300」の「300」とは、地上300メートルの所を示しており、ビルは「エディハド・タワーズ」のうち、タワー2の「ジュメイラ・エディハド・タワーズ・ホテル」棟だ。入場券は95AED(約2,850円)で、この中には55AED(役1,650円)分の飲食代も含まれている。つまり74階に行ったら、素晴しい景色を眺めながら何かを飲食出来るということだ。「ジュメイラ~」ホテル宿泊者は、ここへの入場は無料だそうだ。<br />写真の遠方は、モヤか排気ガスか或いは砂漠の砂かは定かではないが、アブダビの街も相当な都会だ。

    エディハドタワー74階の「オブザべーションデッキ・アット・300」から東寄りの方向を見た写真。アブダビの中心街に繋がるビル群が見える。この「オブザべーションデッキ・アット・300」の「300」とは、地上300メートルの所を示しており、ビルは「エディハド・タワーズ」のうち、タワー2の「ジュメイラ・エディハド・タワーズ・ホテル」棟だ。入場券は95AED(約2,850円)で、この中には55AED(役1,650円)分の飲食代も含まれている。つまり74階に行ったら、素晴しい景色を眺めながら何かを飲食出来るということだ。「ジュメイラ~」ホテル宿泊者は、ここへの入場は無料だそうだ。
    写真の遠方は、モヤか排気ガスか或いは砂漠の砂かは定かではないが、アブダビの街も相当な都会だ。

  • 74階展望フロアから、今度は、エミレーツパレスホテルとは真反対の方向を見る。こちらにも海が広がりまだ砂地も見える。砂地は干拓でもしたんだろうか?そうであれば、これからどんどんビルが建って行くんだろうか・・・?そんなことを考えながら写真を撮ったが、このアブダビやドバイ、カタールのドーハ等々のペルシャ湾沿いの諸都市は、今後もどんどん拡大を続けて行き、世界的にもスポーツや文化、政治の一翼を担って行くんだろうと思った。<br />「オブザべーションデッキ・アット・300」では、55AED分の食事券もついていたので、こうした景色を楽しみながら、ここで軽い昼食を摂ることにした。コーラと紅茶、ステーキサンドを注文して全部で140AED、バウチャー55AED×2名=110AEDなので、結果的に支払ったのは30AED(約900円)で済んだ。<br />

    74階展望フロアから、今度は、エミレーツパレスホテルとは真反対の方向を見る。こちらにも海が広がりまだ砂地も見える。砂地は干拓でもしたんだろうか?そうであれば、これからどんどんビルが建って行くんだろうか・・・?そんなことを考えながら写真を撮ったが、このアブダビやドバイ、カタールのドーハ等々のペルシャ湾沿いの諸都市は、今後もどんどん拡大を続けて行き、世界的にもスポーツや文化、政治の一翼を担って行くんだろうと思った。
    「オブザべーションデッキ・アット・300」では、55AED分の食事券もついていたので、こうした景色を楽しみながら、ここで軽い昼食を摂ることにした。コーラと紅茶、ステーキサンドを注文して全部で140AED、バウチャー55AED×2名=110AEDなので、結果的に支払ったのは30AED(約900円)で済んだ。

  • 「エミレーツパレス・ホテル」の横に霞みながら見えた「カスル・アル・ワタン=大統領官邸」の拡大写真。ここには、のちほど行って見ることにしているので、こうして高いところから眺めると、その広大さに期待感がわき上がってくる。写真真ん中のドーム状の建物が、あとで紹介する、それはそれは立派な内装となっているメインの建物だ。ここは、われわれが訪問した時より僅か3ヶ月前、3月に見学解禁になったばかりだそうだ。<br />74階からの見学を終えたわれわれは「ジュメイラ・エディハド・ホテル・タワーズ・ホテル」のロビーにも行ってみたが、「エミレーツパレス」とは異なり、超モダンな感じのロビーで、大きな窓から外を眺めることも出来て開放的な印象だった。「ジュメイラ・・・」、ドバイの「ジュメイラ・ビーチ・ホテル」を思い出した。

    「エミレーツパレス・ホテル」の横に霞みながら見えた「カスル・アル・ワタン=大統領官邸」の拡大写真。ここには、のちほど行って見ることにしているので、こうして高いところから眺めると、その広大さに期待感がわき上がってくる。写真真ん中のドーム状の建物が、あとで紹介する、それはそれは立派な内装となっているメインの建物だ。ここは、われわれが訪問した時より僅か3ヶ月前、3月に見学解禁になったばかりだそうだ。
    74階からの見学を終えたわれわれは「ジュメイラ・エディハド・ホテル・タワーズ・ホテル」のロビーにも行ってみたが、「エミレーツパレス」とは異なり、超モダンな感じのロビーで、大きな窓から外を眺めることも出来て開放的な印象だった。「ジュメイラ・・・」、ドバイの「ジュメイラ・ビーチ・ホテル」を思い出した。

  • 高さ300mからのアブダビ市内見物のあとは、いったんホテルに戻って暫く休憩した。アブダビという所、さすがに車社会であり灼熱の国だ。何せ地図上では、道路を隔てて向かい合っている「エディハド・タワーズ」と「エミレーツパレス・ホテル」に行くためにタクシーに乗らなくてはならない。歩いて行こうとすると、ぐるっと大回りしなければならない道路造りになっているのだ。それに本当に暑い!<br />そんなことも関係があるのか、アブダビでは、タクシーメーターが確か3・5AEDだったか、とにかく低い金額で始まるため、近距離では10AED未満の場合もある。しかし基本的に最低料金が決められており、どんなに近距離でも12AED=360円を払うことになる。<br />つまり、この日は、ホテルからエディハド・タワーズの往復、ホテルから大統領官邸=「カスル・アル・ワタン」往復と、合計4回すべてミニマム料金でのタクシー利用となった。<br />さあ、この日のハイライトである「カスル・アル・ワタン」見学の始まりだ!

    高さ300mからのアブダビ市内見物のあとは、いったんホテルに戻って暫く休憩した。アブダビという所、さすがに車社会であり灼熱の国だ。何せ地図上では、道路を隔てて向かい合っている「エディハド・タワーズ」と「エミレーツパレス・ホテル」に行くためにタクシーに乗らなくてはならない。歩いて行こうとすると、ぐるっと大回りしなければならない道路造りになっているのだ。それに本当に暑い!
    そんなことも関係があるのか、アブダビでは、タクシーメーターが確か3・5AEDだったか、とにかく低い金額で始まるため、近距離では10AED未満の場合もある。しかし基本的に最低料金が決められており、どんなに近距離でも12AED=360円を払うことになる。
    つまり、この日は、ホテルからエディハド・タワーズの往復、ホテルから大統領官邸=「カスル・アル・ワタン」往復と、合計4回すべてミニマム料金でのタクシー利用となった。
    さあ、この日のハイライトである「カスル・アル・ワタン」見学の始まりだ!

  • 「カスル・アル・ワタン」を見学するには、ドバイやアブダビの各宿泊ホテルなどから日帰りツアーも用意されているし、事前に入場券をネット購入することも可能だが、われわれは、いわば「タクシーで乗りつけて入場券を買った見学者」だ。従って「混雑していたら入場が出来ないかも・・・?」という口コミがあり、さらに「ややこしいことを聞かれても、きっと言葉の壁もあるし困ってしまうだろう」という不安もあったが、入場券売り場には10数人が並んでいただけだったので、すぐに入ることが出来た。<br />入場料は大人1人60AED=1800円「うーむ、タクシー料金などと比べると、それなりに高いね!」なんて話をしていたら、係の女性が「何歳ですか?」と尋ねてきた。正直に年齢を伝えると「シニア料金で大丈夫!」と嬉しい言葉・・・。1人42AED=1260円で済んだ。 <br />シニア割引があることは、どこにも書かれていないため、何歳以上が対象なのか<br />不明ながら、自分がシニアではないかと心当たりの向きは、ぜひ窓口で自己申告すべきだと思った。<br />入場券カウンターから「カスル・アル・ワタン」本館までは、次の写真のようなバスに乗って行くことになる。ピストン輸送なので、待ち時間はほとんどないが、それでも”待ち時間”用にと、写真のようにお茶とデーツを出してくれた。ミニサービスながら、その気配りが嬉しかった。

    「カスル・アル・ワタン」を見学するには、ドバイやアブダビの各宿泊ホテルなどから日帰りツアーも用意されているし、事前に入場券をネット購入することも可能だが、われわれは、いわば「タクシーで乗りつけて入場券を買った見学者」だ。従って「混雑していたら入場が出来ないかも・・・?」という口コミがあり、さらに「ややこしいことを聞かれても、きっと言葉の壁もあるし困ってしまうだろう」という不安もあったが、入場券売り場には10数人が並んでいただけだったので、すぐに入ることが出来た。
    入場料は大人1人60AED=1800円「うーむ、タクシー料金などと比べると、それなりに高いね!」なんて話をしていたら、係の女性が「何歳ですか?」と尋ねてきた。正直に年齢を伝えると「シニア料金で大丈夫!」と嬉しい言葉・・・。1人42AED=1260円で済んだ。 
    シニア割引があることは、どこにも書かれていないため、何歳以上が対象なのか
    不明ながら、自分がシニアではないかと心当たりの向きは、ぜひ窓口で自己申告すべきだと思った。
    入場券カウンターから「カスル・アル・ワタン」本館までは、次の写真のようなバスに乗って行くことになる。ピストン輸送なので、待ち時間はほとんどないが、それでも”待ち時間”用にと、写真のようにお茶とデーツを出してくれた。ミニサービスながら、その気配りが嬉しかった。

  • 「カスル・アル・ワタン」の開館時間は午前10時~午後8時までだが、7時半過ぎからは、建物に投影するプロジェクションマッピングが行なわれる。開始時刻は、どうやら、季節によって微妙に異なるようで、いずれにしても、これを見たい人は、日没後には建物の外に出て、人の流れについて行けば観覧場所にたどり着ける。われわれも館内の見学時間を1時間半ぐらいとして逆算し、それまでホテルで待機してここを訪れた次第。<br />お茶とデーツのサービスを受けた後は、このバスで「カスル・アル・ワタン」本館に向かう向かう。「カスル・アル・ワタン」の建物は、アラビア風とインド・ムガール風の建築様式が見事に融合されたと、ものの資料に書かれているが、確かに外観も内部も見てビックリの超豪華な内装であった。さすがにUAE大統領、副大統領、皇太子の執務室宮殿だけあり、考えて見れば、われわれ庶民にとっては、中に入れるだけで、ありがたいことだ!

    「カスル・アル・ワタン」の開館時間は午前10時~午後8時までだが、7時半過ぎからは、建物に投影するプロジェクションマッピングが行なわれる。開始時刻は、どうやら、季節によって微妙に異なるようで、いずれにしても、これを見たい人は、日没後には建物の外に出て、人の流れについて行けば観覧場所にたどり着ける。われわれも館内の見学時間を1時間半ぐらいとして逆算し、それまでホテルで待機してここを訪れた次第。
    お茶とデーツのサービスを受けた後は、このバスで「カスル・アル・ワタン」本館に向かう向かう。「カスル・アル・ワタン」の建物は、アラビア風とインド・ムガール風の建築様式が見事に融合されたと、ものの資料に書かれているが、確かに外観も内部も見てビックリの超豪華な内装であった。さすがにUAE大統領、副大統領、皇太子の執務室宮殿だけあり、考えて見れば、われわれ庶民にとっては、中に入れるだけで、ありがたいことだ!

  • 建物は5年3ヶ月の月日を費やして完成したあと、数年間は公開されていなかったそうだが、ようやく2019年3月に一般公開が始まったんだとか・・・。<br />つまり、われわれは、見学開始後わずか3ヶ月で、この建物を訪れることが出来たということだ。<br />この写真と次の写真は同じ場所「メインホール」で、広さは100m×100mと広大であり、とくに注目すべきは上方のドームだ。直径が37mで、天井の高さは床から60mもあり、世界でも最大級のドームだそうだ。さらに言うまでもなく、ここで使われているのは本物の大理石であると、ものの資料に書かれている。<br />そもそも「カスル・アル・ワタン」とは「祖国の宮殿」と言う意味だそうで、別名「Presidential Palace」と呼ばれている。つまり、ここはUAEの宮殿であり、前述の通り大統領の執務室もある所で、さらにUAE=アラブ首長国連邦最高評議会会議やUAE内閣会議等が開催されているという。<br />加えて、外国からの大統領や首相等の要人を迎えて首脳会談などを開催する場所でもあることから、それら要人がこの国を訪れ、この宮殿に来る場合は、当然ながら観光客がここを見学することは叶わな区なる筈だ。訪問前に要チェックかも・・・。<br />いずれにしても、この広大な建物内には、このメインホールの他に、円形の大会議室、昼食会や晩餐会用の宴席ルーム(プレジデンシャルバンケット)、それに外国賓客たちからの贈り物が飾られている部屋、5万冊が収蔵されている図書室などが配置されており、それらを見学するとなると、それなりに見学時間は長時間となる。

    建物は5年3ヶ月の月日を費やして完成したあと、数年間は公開されていなかったそうだが、ようやく2019年3月に一般公開が始まったんだとか・・・。
    つまり、われわれは、見学開始後わずか3ヶ月で、この建物を訪れることが出来たということだ。
    この写真と次の写真は同じ場所「メインホール」で、広さは100m×100mと広大であり、とくに注目すべきは上方のドームだ。直径が37mで、天井の高さは床から60mもあり、世界でも最大級のドームだそうだ。さらに言うまでもなく、ここで使われているのは本物の大理石であると、ものの資料に書かれている。
    そもそも「カスル・アル・ワタン」とは「祖国の宮殿」と言う意味だそうで、別名「Presidential Palace」と呼ばれている。つまり、ここはUAEの宮殿であり、前述の通り大統領の執務室もある所で、さらにUAE=アラブ首長国連邦最高評議会会議やUAE内閣会議等が開催されているという。
    加えて、外国からの大統領や首相等の要人を迎えて首脳会談などを開催する場所でもあることから、それら要人がこの国を訪れ、この宮殿に来る場合は、当然ながら観光客がここを見学することは叶わな区なる筈だ。訪問前に要チェックかも・・・。
    いずれにしても、この広大な建物内には、このメインホールの他に、円形の大会議室、昼食会や晩餐会用の宴席ルーム(プレジデンシャルバンケット)、それに外国賓客たちからの贈り物が飾られている部屋、5万冊が収蔵されている図書室などが配置されており、それらを見学するとなると、それなりに見学時間は長時間となる。

  • 同じメインホールの写真だが、前の写真より広く見える。小さく写っている人の背の高さと天井の高さを比べてみると、このメインホールの高さや広さが分かる。<br />そういえば、今年(2020年)1月、安倍総理大臣がUAEを訪問し、この「カスル・<br />アル・ワタン」で皇太子と会談したそうで、たまたま、「アラブニュース日本語オンライン版」に記事として掲載されていた。<br />その記事は「1月14日に、アブダビの皇太子兼UAE軍副最高司令官のシェイク・モハメド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤン殿下が、アブダビのカスル アル ワタンで、UAEを公式訪問中の安倍総理と会談した。その席で皇太子は、安倍総理を歓迎するとともに、新年に当たって日本の人々に敬意を表した」等々と書かれていた。<br />安倍総理も、この広さに驚き、思わず天井を見上げたのではないかと想像してしまった。

    同じメインホールの写真だが、前の写真より広く見える。小さく写っている人の背の高さと天井の高さを比べてみると、このメインホールの高さや広さが分かる。
    そういえば、今年(2020年)1月、安倍総理大臣がUAEを訪問し、この「カスル・
    アル・ワタン」で皇太子と会談したそうで、たまたま、「アラブニュース日本語オンライン版」に記事として掲載されていた。
    その記事は「1月14日に、アブダビの皇太子兼UAE軍副最高司令官のシェイク・モハメド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤン殿下が、アブダビのカスル アル ワタンで、UAEを公式訪問中の安倍総理と会談した。その席で皇太子は、安倍総理を歓迎するとともに、新年に当たって日本の人々に敬意を表した」等々と書かれていた。
    安倍総理も、この広さに驚き、思わず天井を見上げたのではないかと想像してしまった。

  • まるで国連本部の安保理会議場かと思うような、大きな円形の会議室にも入る事が出来た。ここでは、UAEの内閣や政府中枢の会議、各種の連邦関連あるいはアラブ連盟やペルシャ湾岸諸国の会議など、さまざまな会議が開かれているようだ。<br />多くの旅案内パンフやブログ、案内文などを読んでみると、この部屋のシャンデリアはなかなかの物のようで、重さが12トン、3層から成っており35万個のクリスタルで作られているとのことだ。あまりの大きさのため、作った物を持ち込むことが出来ず、部屋の中で組み立てられたんだとか・・・。圧倒されてしまった。

    まるで国連本部の安保理会議場かと思うような、大きな円形の会議室にも入る事が出来た。ここでは、UAEの内閣や政府中枢の会議、各種の連邦関連あるいはアラブ連盟やペルシャ湾岸諸国の会議など、さまざまな会議が開かれているようだ。
    多くの旅案内パンフやブログ、案内文などを読んでみると、この部屋のシャンデリアはなかなかの物のようで、重さが12トン、3層から成っており35万個のクリスタルで作られているとのことだ。あまりの大きさのため、作った物を持ち込むことが出来ず、部屋の中で組み立てられたんだとか・・・。圧倒されてしまった。

  • 会議室の広さに圧倒され、シャンデリアの大きさにビックリしながら、口を開けながら?見上げていたが、ふと、傍のテーブルの上をみると、そこには、金があしらわれたティッシュボックスが置かれていた。建物内部の大装飾だけでなく、例えばトイレにも、入り口のドアノブや手洗いの蛇口、トイレットペーパーホルダー、手拭き用の紙タオルケースまで、あらゆるものが金色・・・。その徹底ぶりに驚かされる。

    会議室の広さに圧倒され、シャンデリアの大きさにビックリしながら、口を開けながら?見上げていたが、ふと、傍のテーブルの上をみると、そこには、金があしらわれたティッシュボックスが置かれていた。建物内部の大装飾だけでなく、例えばトイレにも、入り口のドアノブや手洗いの蛇口、トイレットペーパーホルダー、手拭き用の紙タオルケースまで、あらゆるものが金色・・・。その徹底ぶりに驚かされる。

  • 「プレジデンシャルバンケットルーム」と呼ばれているのかどうか、公式晩餐会等の宴会場。広さが100平方メートルで、最大で300人が入れるように作られているんだそうだ。<br />大きな特長として、この宴会場用に作られている銀の食器やクリスタル製品、陶器類の数が149,000個に及ぶということで、各テーブル上に配置されるなどして飾られていた。

    「プレジデンシャルバンケットルーム」と呼ばれているのかどうか、公式晩餐会等の宴会場。広さが100平方メートルで、最大で300人が入れるように作られているんだそうだ。
    大きな特長として、この宴会場用に作られている銀の食器やクリスタル製品、陶器類の数が149,000個に及ぶということで、各テーブル上に配置されるなどして飾られていた。

  • 館内にユニークなオブジェが一つ置かれていた。ここでも金の卵のようなゴールド製品だが、多くの人がこの中に入ったり、これを背景に記念写真を撮っていた。<br />さて、これは一体何なのか・・・?これも、ものの資料によると、UAE出身の彫刻家が手がけたもので、どうやらUAE初代大統領の言葉をアラビア習字(アラビア語のカリグラフィー)彫刻として創られたもののようだ。

    館内にユニークなオブジェが一つ置かれていた。ここでも金の卵のようなゴールド製品だが、多くの人がこの中に入ったり、これを背景に記念写真を撮っていた。
    さて、これは一体何なのか・・・?これも、ものの資料によると、UAE出身の彫刻家が手がけたもので、どうやらUAE初代大統領の言葉をアラビア習字(アラビア語のカリグラフィー)彫刻として創られたもののようだ。

  • 館内には、各国の賓客からのおみやげと見られる多くの貴重な品物が展示されているコーナーもあり、当然、われわれとしては日本から贈られた物を探してみた。<br />ようやく壺や鎧兜が飾られていたのを発見したが、さて、これを贈ったのは日本の誰だろうか?「SAMURAI ARMOUR」と表記されていた。<br /><br />

    館内には、各国の賓客からのおみやげと見られる多くの貴重な品物が展示されているコーナーもあり、当然、われわれとしては日本から贈られた物を探してみた。
    ようやく壺や鎧兜が飾られていたのを発見したが、さて、これを贈ったのは日本の誰だろうか?「SAMURAI ARMOUR」と表記されていた。

  • 「カスール・アル・ワタン」の館内を、ある意味”呆れるほどの凄さ”を実感しながら見学した観光客は、日が沈む頃には、ぞろぞろと建物から外へ出始めた。せっかく来たんだから是非見ようということにした「プロジェクション・マッピング」が始まる時間が迫った。客のほとんど全員が同じ方向に歩き始める。そして、別に席が用意されているわけでもないに、建物の前庭100mぐらいの所に置かれている仕切り石の上に座り始めた。即席の観客席、きっと毎晩同じような光景が繰り広げられているんだろう。<br />建物は徐々にライトアップされ、背景の暮れゆく空をバックに、キレイに浮かび上がってきた。写真の建物の真ん中のドーム状の物が先ほど見た、広さが100m×100m、高さが床面から60mの、あのメインホールだと思うと話しながら、プロジェクション・マッピングの開始を待つ。

    「カスール・アル・ワタン」の館内を、ある意味”呆れるほどの凄さ”を実感しながら見学した観光客は、日が沈む頃には、ぞろぞろと建物から外へ出始めた。せっかく来たんだから是非見ようということにした「プロジェクション・マッピング」が始まる時間が迫った。客のほとんど全員が同じ方向に歩き始める。そして、別に席が用意されているわけでもないに、建物の前庭100mぐらいの所に置かれている仕切り石の上に座り始めた。即席の観客席、きっと毎晩同じような光景が繰り広げられているんだろう。
    建物は徐々にライトアップされ、背景の暮れゆく空をバックに、キレイに浮かび上がってきた。写真の建物の真ん中のドーム状の物が先ほど見た、広さが100m×100m、高さが床面から60mの、あのメインホールだと思うと話しながら、プロジェクション・マッピングの開始を待つ。

  • 午後7時半を回っった頃にプロジェクションマッピングが始まった。ものの解説書にはこう書かれている。<br />「訪問者は象徴的な建物のファサードに投影される壮大な光と音のショーを楽しむでしょう」。 その内容は、アラブ首長国連邦の「過去、現在、未来」を象徴的に表し、それぞれの時代の流れが映し出されていたようだ。大統領官邸でのプロジェクション・マッピングだけに史実に忠実なストーリーだろうが、残念ながら、われわれには、その詳細は把握出来なかった。写真を並べてみる。

    午後7時半を回っった頃にプロジェクションマッピングが始まった。ものの解説書にはこう書かれている。
    「訪問者は象徴的な建物のファサードに投影される壮大な光と音のショーを楽しむでしょう」。 その内容は、アラブ首長国連邦の「過去、現在、未来」を象徴的に表し、それぞれの時代の流れが映し出されていたようだ。大統領官邸でのプロジェクション・マッピングだけに史実に忠実なストーリーだろうが、残念ながら、われわれには、その詳細は把握出来なかった。写真を並べてみる。

  • プロジェクション・マッピングは15分間前後だったように記憶している。時おり歓声が沸き起こる場面もあったが、観客は、日中の暑さを忘れて熱心に見入っていた。終了後は、徒歩で入場受付カウンターの所まで戻り、そこで団体さんのバスや個人の車に乗る人は駐車場に向かい、われわれはタクシーに乗るべく、ゴルフ場にあるようなバギーでタクシー乗り場まで移動して、ホテルまでミニマム料金の12AED=360円を支払って「エミレーツパレス」まで戻った。ホテルでは遅い夕食を中華レストラン「客家山=ハッカサン」で摂った。写真は宿泊室内から見た「エミレーツパレス」の本館付近。きれいにライトアップされている。<br />さあ、明日は、ここをチェックアウトして、次の宿泊ホテル「フォーシーズンズ・アブダビ」へ移動だ。

    プロジェクション・マッピングは15分間前後だったように記憶している。時おり歓声が沸き起こる場面もあったが、観客は、日中の暑さを忘れて熱心に見入っていた。終了後は、徒歩で入場受付カウンターの所まで戻り、そこで団体さんのバスや個人の車に乗る人は駐車場に向かい、われわれはタクシーに乗るべく、ゴルフ場にあるようなバギーでタクシー乗り場まで移動して、ホテルまでミニマム料金の12AED=360円を支払って「エミレーツパレス」まで戻った。ホテルでは遅い夕食を中華レストラン「客家山=ハッカサン」で摂った。写真は宿泊室内から見た「エミレーツパレス」の本館付近。きれいにライトアップされている。
    さあ、明日は、ここをチェックアウトして、次の宿泊ホテル「フォーシーズンズ・アブダビ」へ移動だ。

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