下野庭北口の庚申塚(横浜市港南区野庭町)

2020/05/28 - 2020/05/28

　狭い道路脇に欅の大木が聳え、その根元には福寿地蔵を祀る地蔵堂がある（https://4travel.jp/travelogue/11621709）。この欅の木の後ろに下野庭北口の庚申塚がある。
　堅牢地神（明治13年（1880年）銘）と「庚申講中」（宝永元年（1704年）銘）の2基である。ここ野庭郷に良くある庚申塔と堅牢地神塔の組み合わせである。しかも、ここ野庭郷では同じ大きさの大きな堅牢塔が明治13年（1880年）に3基（https://4travel.jp/travelogue/11620281、https://4travel.jp/travelogue/11621895）も建てられているのだ。地神信仰において、明治13年（1880年）は特別な年だったのか？
（表紙写真は下野庭北口の堅牢地神)

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

狭い道路脇に欅の大木。

欅の木の後ろに庚申塚。

庚申塚。

堅牢地神（明治13年（1880年）銘）。

「村内安全　五穀成就」。

「明治十三年辰三月」。

「庚申講中」（宝永元年（1704年）銘）。正面の左右に「宝永元甲申年」、「十一月廿四日」とある。170４年12月20日に当たり、年を越してはいない。