弾丸シエラレオネ1912　　「大西洋を望むシエラレオネの首都」　　～フリータウン～

2019/12/29 - 2019/12/31

冬期休暇を利用して「カタール」「モロッコ」「ニジェール」「ギニア」「シエラレオネ」を訪れました。乗り継ぎで立ち寄った「エチオピア」「トーゴ」を加えると10日で7ヶ国を訪れたいつも通りの弾丸の旅です。

各国の歴史・宗教・世界観について、深く語ってはおりません。
いつものお気楽な「なんちゃって旅行記」をご紹介します。

≪全行程≫
１日目：午後、成田→ドーハ　　[カタール航空]
https://4travel.jp/travelogue/11622523　
２日目：早朝、ドーハ着。
　　　　終日、ドーハ市内散策
https://4travel.jp/travelogue/11622913
３日目：朝、ドーハ→カサブランカ 　[カタール航空]
　　　　夜、カサブランカ→ニアメ　 [ﾛｲﾔﾙ･ｴｱ･ﾓﾛｯｺ]
４日目：深夜、ニアメ着。
　　　　午前、ニアメ市内散策。
https://4travel.jp/travelogue/11623981
　　　　昼、ニアメ→アディスアベバ　[エチオピア航空]
５日目：午前、アディスアベバ→ロメ　[エチオピア航空]
https://4travel.jp/travelogue/11624496
　　　　午後、ロメ→コナクリ　[アスカイ航空]
https://4travel.jp/travelogue/11624945
６日目：早朝、コナクリ→ロメ　[アスカイ航空]
　　　　午後、ロメ→フリータウン [アスカイ航空]
７日目：終日、フリータウン市内散策。
　　　　≪★今回のお話はココです≫
https://4travel.jp/travelogue/11625595
８日目：早朝、フリータウン→カサブランカ [ﾛｲﾔﾙ･ｴｱ･ﾓﾛｯｺ]
　　　　午前、カサブランカ市内散策。
https://4travel.jp/travelogue/11626366
　　　　夜、カサブランカ→ドーハ　[カタール航空]
９日目：早朝、ドーハ着。
　　　　朝、ドーハ→羽田　[カタール航空]

エリア フリータウン(シエラレオネ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: ASKY航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ギニアの首都コナクリからアスカイ航空を利用し、
https://4travel.jp/travelogue/11624945
トーゴの首都ロメでトランジット、

現在シエラレオネ上空を飛んでいます。

首都フリータウンのルンギ国際空港に到着です。ロメからアクラを経由し4時間弱のフライトでした。

シエラレオネの入国には査証が必要です。2019年9月よりアライバルビザが取得できることになり空港で手続きをおこないます。

査証代80ドル支払って無事入国。私以外の旅行者は全て事前にビザを取得していたようでした。

ルンギ空港はフリータウンから入り江を渡った対岸にあります。

船会社が2社激しく客引きをしており、SEA BIRD EXPRESSという会社の船を利用することにします。

運賃40ドル。それなりにします。

港までは送迎バスでの移動のようですが、乗客は労働者らしき中国人が多いのはアフリカあるあるのひとつです。

高速船ではない地元民が利用するフェリーもあるそうですが、フリータウンの滞在は1.5泊くらいなので、まず時間を優先しなければなりません。

ニジェールやギニアでは見かけなかったヨーロピアンの姿もあります。

3分程で波止場へ、

そのまま船に向かうようです。

海が見えました。

決して綺麗とは言えません。

埠頭の先に船がいます。

これのようです。

全員乗り込んだところで出発。

25分でフリータウンに着きました。

空港へのアクセスが海路のみというのは離島以外では珍しいです。

港の周辺は静かでクルマも人通りもあまりありません。

道の真ん中に変わったモニュメントがあります。

トゥクトゥクで街へ、

10分もせずホテルに着きました。

「The Jam Lodge」というB&Bです。

室内は綺麗でWi-Fiはさくさくです。

1泊63ユーロ。Booking.comで予約しておきました。

旅装を解きシャワーを浴びさっぱりしていると、

「日本人らしき客がきたぞー」とホテルスタッフが私に声をかけてきました。

玄関まで出向いてみると、1人の日本人おぢバックパッカーの姿が。

滋賀県出身Sさんという方で、ギニア・リベリア・シエラレオネを陸路で旅しているとか。ホテルで夕食をとりながら旅の話をお聞きします。

翌朝になりました。

朝食はオムレツです。

こちらがSさん。私よりもかなり年上でアフリカ陸路旅が大好きなのだそうです。ヘタレの私とはエライ違いですが、世の中にいろんな人がいるものです。

朝食後はビザを取りに行くというSさんに付き合って、

リベリア大使館へ。

ビザは通常は翌日発給で100ドルとのことでしたが、できるだけ早くとSさんが言うと即日150ドルになりました。

20分程待ってビザを受け取ることができSさんにとってはラッキーでしたが、かなりいいかげんな気もします。

これもまたアフリカあるあるではあります。

重要なミッションが終了し、トゥクトゥクでフリータウン中心部へむかいます。トゥクトゥクの運賃は市内移動で7,000レオネ（70円）～30,000レオネ(300円）ぐらいでした。タクシーだと同じ距離でその倍といったイメージです。

中心部に入ってきました。

適当なところで降ろしてもらいます。

時折ヨーロピアンも見かけ、治安は悪くなさそうです。

このラウンドアバウトのそばに立つのが、

コットンツリーです。

樹齢500年、フリータウンのランドマークです。

そもそもフリータウンというのは、

18世紀末に起こったイギリスの奴隷解放運動により、

ジャマイカやアメリカなど英語圏の解放された奴隷たちが移住してつくられた街です。

その解放奴隷の黒人たちがこの木に下に集まり、

神への感謝の祈りと讃美歌を歌ったという伝説があるそうです。

1808年にはイギリスの植民地となり、

1961年に独立を果たしました。

1990年代には内戦が勃発し収束には10年以上の月日がかかりました。

さらにHIVやエボラ出血熱の流行により、

世界で3番目に平均寿命が短い国となっています。

ナショナルミュージアムなる建物がありましたが、

中はたいしたことはありませんでした。

ランチはSさんの要望で、

ラムリービーチへ。

20分程走ると、

ビーチが見えてきました。

全長4kmの長いビーチではありますが、

ゴミが多く興ざめします。

それでも波打ち際まで行くと、

それっぽく見えます。

Sさんが目指すレストランは見当たらず、

代わりにこちらのカフェでランチとします。

少々オシャレなメニューではありました。

お腹もくちてホテルに戻ります。

気温もだいぶ上がってきました。

きょうは深夜に空港へ向かうので、

この後はホテルで休息をとります。

夜になり、

23時にホテルをチェックアウトし、

SEA BIRD EXPRESSで空港へ。

賄賂を要求されることもなく、スムーズに制限エリアへ。

これでアフリカで未訪の独立国はリビア・スーダン・南スーダン・ギニアビサウ・リベリア・赤道ギニア・チャド・中央アフリカ・ガボン・コンゴ・コンゴ民主・ブルンジの12ヶ国、世界でもアフガニスタンを含め残り13ヶ国となりましたが、この先はなかなか難しいです。

ロイヤル・エア・モロッコに搭乗すると、もう旅が終わったような気分になります。

さてこの後は、カサブランカの模様をご紹介します。
https://4travel.jp/travelogue/11626366

この旅行記へのコメント （2）

• arfaさん 2023/05/04 10:20:52

  5カ国共通ビザについて

  arfaと申します。
  ガーナを囲む5カ国共通のビザが50ドルであると2010年頃の情報で聞いていたのですが何か情報をお持ちでしょうか。
  確か入国管理局ではなく軍が発行するビザでビザ代の高いアフリカでは安上がりと聞いた記憶があるのですが。

  たぬき２号さん からの返信 2023/05/04 22:22:46

  Re: 5カ国共通ビザについて

  arfaさん、こんばんは。
  
  そのようなビザの件は聞いたことがありません。
  あれば安くて便利ですね。
  アフリカのビザは私の場合、アライバル以外は日本で取得しています。
  現地で取得の場合は、以下のサイトに詳しいのですが、
  コロナ禍後は更新されていないようです。
  https://www.facebook.com/groups/1387645138141668
  ご参考までに。
  
  たぬき2号