冬期休暇を利用して「カタール」「モロッコ」「ニジェール」「ギニア」「シエラレオネ」を訪れました。乗り継ぎで立ち寄った「エチオピア」「トーゴ」を加えると10日で7ヶ国を訪れたいつも通りの弾丸の旅です。<br /><br />各国の歴史・宗教・世界観について、深く語ってはおりません。<br />いつものお気楽な「なんちゃって旅行記」をご紹介します。<br /><br />≪全行程≫<br />１日目：午後、成田→ドーハ　　[カタール航空]<br />https://4travel.jp/travelogue/11622523　<br />２日目：早朝、ドーハ着。<br />　　　　終日、ドーハ市内散策<br />https://4travel.jp/travelogue/11622913<br />３日目：朝、ドーハ→カサブランカ　[カタール航空]<br />　　　　夜、カサブランカ→ニアメ　 [ﾛｲﾔﾙ･ｴｱ･ﾓﾛｯｺ]<br />４日目：深夜、ニアメ着。<br />　　　　午前、ニアメ市内散策。<br />　　　　≪★今回のお話はココです≫<br />https://4travel.jp/travelogue/11623981<br />　　　　昼、ニアメ→アディスアベバ　[エチオピア航空]<br />５日目：午前、アディスアベバ→ロメ　[エチオピア航空]<br />https://4travel.jp/travelogue/11624496<br />　　　　午後、ロメ→コナクリ　[アスカイ航空]<br />https://4travel.jp/travelogue/11624945<br />６日目：早朝、コナクリ→ロメ　[アスカイ航空]<br />　　　　午後、ロメ→フリータウン [アスカイ航空]<br />７日目：終日、フリータウン市内散策。<br />https://4travel.jp/travelogue/11625595<br />８日目：早朝、フリータウン→カサブランカ [ﾛｲﾔﾙ･ｴｱ･ﾓﾛｯｺ]<br />　　　　午前、カサブランカ市内散策。<br />https://4travel.jp/travelogue/11626366<br />　　　　夜、カサブランカ→ドーハ　[カタール航空]<br />９日目：早朝、ドーハ着。<br />　　　　朝、ドーハ→羽田　[カタール航空]

弾丸ニジェール1912　　「西アフリカの内陸国でニジェール川を見る。」　　～ニアメ～

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2019/12/26 - 2019/12/28

1位(同エリア15件中)

エリア

ニアメ(ニジェール)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 3.5

同行者: 一人旅

航空会社: ロイヤルエアーモロッコカタール航空

旅行の手配内容: 個別手配

カタールの首都ドーハを散策した後、
https://4travel.jp/travelogue/11622913
カタール航空（QR）でカサブランカへの移動です。
ドーハから8時間でカサブランカ・ムハンマド5世国際空港に到着です。
カサブランカでは9時間程のトランジットですが、今回は空港で待機することにします。まだ時間はかなりありますが、ロイヤル・エア・モロッコ（AT）でチェックインします。
自動チェックイン機ですんなり手続きができました。
QRとATは提携しており、航空券は遠しで購入することができます。
プライオリティパス（PP)で利用できるラウンジで休憩と食事です。
ムハンマド5世国際空港はここ最近拡充され、大変広く綺麗になりました。
PPで利用できるラウンジも3ヶ所あります。
ラウンジのハシゴをしながら仕事をして夜まで過ごします。
ニジェールの首都ニアメ行きの搭乗時刻となりました。
機内はほぼ満員です。
地図で見るとニアメは意外と近く、所要時間も3時間半です。
このところの西アフリカ国潰しの旅では、たびたびQR＋ATでの乗り継ぎをしているので、機内食も毎度おなじみのメニューとなりました。
ひと眠りして目が覚めるとニアメに着いていました。深夜2時過ぎ、眠いです。
ニジェールの入国には査証が必要です。日本にあるニジェール名誉領事館で事前に取得しておきましたが、残念ながら2019年12月限りで閉館となり、現在日本で査証取得は不可能となりました。
さて、当初の予定ではニアメに2泊してアスカイ航空でロメ経由ギニアの首都コナクリに向かう予定でした。ところがなんと2週間前にニアメ～ロメのフライトキャンセルが判明し代替便も2日後しかなく、やむを得ずアディスアベバ経由でチケットを取り直したという経緯から、ニアメ滞在時間はわずか10時間程となってしまいました。
しかも入国審査を終えると、若い空港職員3人に囲まれ荷物検査をすると個室に連行されてしまいました。因縁をつけてパスポートを取り上げマニーをくれたら開放してやるという、いつもの“アフリカあるある”ですが、一切無視して「ずっとここにいてやってもいいで」といって長居を覚悟すると、さすがに20分程たった頃諦めて開放してくれました。
深夜タクシーで市内のホテル「Residence Plateau」へ向かいます。
※写真は翌朝のものです。
ニジェールはほぼ全土で危険情報レベル４（退避勧告）またはレベル３（渡航中止勧告）が発令されていますが、首都ニアメ市内のみレベル2（不要不急の渡航中止）で、無理しなければ街を散策できるレベルです。
空港で因縁をつけられていたこともあって、ホテルのチェックインは4時半くらいとなりあまり時間はありませんが、それでも2時間程の睡眠をとります。
設備はいまいちですが、それでもお湯が出てWi-Fiは良好なので良しとします。
朝となり、というか到着した時から朝ではありましたが、
朝食をいただくために眠い目をこすってラウンジへ。
粗末な食事でしたが、さすがにフランスパンと紅茶は旨いです。
ニアメからアディスアベバに向かうエチオピア航空便は12:30発です。
ホテルの周辺を散歩してみます。
この周辺の治安は悪くないようでした。
わずか4時間の滞在でホテルを8:30チェックアウトし、
ホテルの送迎車で空港へ向かいます。
空港までは10,000セーファーフラン（CFA）＝1,800円でした。
時間はあまりありませんが、せっかくなのでニジェール川がよく見える地点に寄ってもらうことにします。
1人では訪れることができなさそうな未舗装の道を、
ニジェール川に沿って走ります。
ニアメはニジェール川中流左岸に位置しています。
時折集落があって、ドライバーが写真を撮れといいます。
撮影可能な集落と、
不可能な集落があり、
よそ者にはその違いはわかりません。
橋を渡って対岸を往復します。
撮影不可なエリアにはスラムっぽい場所もありました。
ニジェール川を一瞥できたことに満足し、
空港に戻ってきました。ドライバーには10ユーロ程のチップを渡しました。
あらためて空港を見学すると、
こじんまりとはしていますが美しい空港ビルです。
初代大統領の名がついたディオリ・アマニ国際空港というそうです。
チェックイン時間となり、
ニアメ→アディスアベバ→ロメの2区間分の搭乗券を受け取ります。
わずか10時間弱の滞在ですが、出国審査でもめることはなく、
すんなりと制限エリアへ。
PPで利用できるラウンジもないので、
カフェでイングリッシュモーニングティーを注文します。
CFA 1,500（270円）でした。
アディスアベバからのET機が到着すると、
まもなく搭乗時刻です。
ゲートでボーディングパスを提示するとアディスアベバでのホテルバウチャーが渡されました。ETでは8時間以上の乗り継ぎ時間がある乗客を対象に、ホテル宿泊費や食事代、通過ビザ代が無料となるトランジットサービスを実施しています。
2018年にカメルーンからアンゴラへの移動の際にもこのサービスを利用してアディスアベバで入国したことがあります。
★2018年「アディスアベバ」旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11380012
その際は空港で手続きに1時間半程要しましたが、今回は前回とは異なりスムーズです。
離陸しました。
ニジェールの赤茶けた大地や、
ニジェール川上空を飛んでゆきます。
アフリカ国潰しではETにも大変お世話になりました。
こちらの機内食もいつものパターンではありますが、今後こういう経験が数多くある訳ではないので、ありがたくいただくことにします。
さてこの後は、エチオピアの首都アディスアベバの様子をご紹介します。
https://4travel.jp/travelogue/11624496

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2019年12月～2020年1月　カタール・ニジェール・ギニア・シエラレオネ・モロッコ

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この旅行記へのコメント（2）

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olive kenjiさん 2020/05/20 21:59:59

stay　homeの時はこういう旅行記を読むのが良し

たぬき２号さん　また凄い国々へコロナ騒動前すべり込みセーフで行ってこられたのですね。いつもながらポカーンと感心しながら拝読しております。

ニジェールでは空港職員にワイロ請求されるとは、また嫌な思いもされたでしょうが、ずーとここで居てもいいやんすというご返答、流石百戦錬磨のたぬきさんならではの名言で御座います。

ホテルに朝到着して、朝出発するのを、ひと晩過ごすというのでしょうか、ひと朝過ごすというのでしょうか。兎に角たぬきさんの表現は面白い。

ニジェール川は見た限りなにか日本の川と変わらない風情ですが、書いてはいけない色々な所を目撃したのでしょうね。

とっても凄い弾丸旅行記、読めきれなくてすみません。
だって旅行記1,376冊ですよ。私はやっと100冊です。
コロナ終息後の、とんでもないご旅行をお考えなんでしょうね。お元気でいて下さい！

たぬき２号さんからの返信 2020/05/22 00:41:12

RE: stay　homeの時はこういう旅行記を読むのが良し

olive kenjiさん、こんばんは。

しばらく前の旅行記にご訪問ありがとうございます。

当分アフリカには行けませんでしょうから、
ある意味ラッキーでした。

国潰しのために行ってるようなものですから、
特に見どころがなくても、賄賂要求されても
治安が悪くても行かざるを得ないというのが
辛いところではあります。

それもあと12ヶ国とはなりましたが、
今のコロナの状況を考えるとまだまだ先は長い気がします。

それよりもですねー
コロナの影響で私も売上が半減以下になったりしてまして
はたして今後旅行できるのかどうか、
それ自体無理かもしれませんし。
早く収束してほしいです。

たぬき２号

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