2020/05/25 - 2020/05/25
1370位(同エリア1754件中)
ドクターキムルさん
- ドクターキムルさんTOP
- 旅行記7517冊
- クチコミ134件
- Q&A回答247件
- 6,206,837アクセス
- フォロワー38人
横浜市港南区笹下2にある東樹院は高野山真言宗のお寺で関宮山東樹院寂静寺という。
大治2年(1127)に沙門順玉が創建したと伝えられ、その後衰廃していたが、弘治年間(1555年~1558年)に沙門至順が嘆き、笹下城主間宮豊前守の助力を得て再興したという。
元禄7年(1694年)、民家からの出火で類焼し、多くの什宝、古文書を灰燼と化した。
元禄9年(1696年)、本堂、客殿兼用を再建した。23年後の享保4年(1719年)に至って、ようやく庫裡その他の建物が完成した。
金沢三十四ヶ所観音霊場28番、新四国東国八十八ヶ所霊場70番である。
明治17年(1894年)、再度の火災によって、堂宇や本尊、什宝の全てが再び灰燼に帰した。
明治20年(1887年)、本堂兼帯の庫裡が再建された。本尊の阿彌陀如來立像は??院(https://4travel.jp/travelogue/10799598)から附屬されたものである。
金沢観音霊場三十四番の第二十八番札所、新四国東国観音霊場八十八番の第七十番札所である。
境内には庚申塔(元禄10年(1697年)銘)が1基だけある。この谷戸の奥にも庚申塔(享保14年12月(1730年1月19日以降)銘)(https://4travel.jp/travelogue/11625845)が1基だけあるが、庚申塚にはならず、庚申塔1基のままである。あるいは、東福寺(笹下5)(https://4travel.jp/travelogue/11625295)にも庚申塔(寛文3年(1663年)銘)1基だけである。
(表紙写真は東樹院本堂)
PR
-
「関宮山東樹院」掲示板。
-
「高野山真言宗 東樹院」寺号標石。
-
参道。
-
「関宮山東樹院」掲示板。
-
門柱。
-
銀杏の木。
-
狸の置物。
-
庚申塔(元禄10年(1697年)銘)。
-
「元禄十丁丑天…」。
-
六地蔵。
-
狸の置物。
-
駐車場。東樹院幼稚園のバスが駐車している。
-
水場。
-
弘法大師石像。
-
狸の女の人の置物。
この寺は「タヌキ寺」として名高く、伝承によれば寛永年間(1624年~1644年)に、この寺に一夜の宿を借りた女の人が、お礼に2枚の画を描き茶釜と共に寺へ寄進した。ある晩、松本の薬師堂の近くでタヌキが犬にかみ殺されていた。傍に、その女の人の着物が食いちぎられていたという。タヌキの残した2枚の画は焼失したが、寺宝としての茶釜のみが今もあるという。この話を伝えるタヌキと女の人の陶製の像である。この陶像は、上大岡で焼かれた「横浜焼」だという。 -
庫裡。
-
狸の置物。
-
東樹院本堂。
-
東樹院本堂に上がる浪の飾り瓦。
-
東樹院本堂に上がる浪の飾り瓦。
-
東樹院本堂の龍の彫刻。
-
東樹院本堂の木鼻。
-
東樹院本堂の木鼻。
-
東樹院本堂に掛かる「東樹院」の扁額。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ドクターキムルさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
24