2017/04/17 - 2017/04/17
958位(同エリア10319件中)
youさん
2017年4月、ロンドン滞在中に「ナショナル・ギャラリー」を訪れました。その時に撮りためてあった写真を蔵出し、ここに掲載しながらStay Home の機会に再度鑑賞してみました。
表紙の写真は、トラファルガー広場に面して建つ「ナショナル・ギャラリー」。
なお、2020年3月3日(火)~6月14日(日)の期間、東京・上野の国立西洋美術館で「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」が開催予定でしたが、コロナ禍の影響で延期となっておりました。
新たな開催日程は、次の通りです。
■東京会場:国立西洋美術館 (東京・上野)
開幕日 2020年6月18日(木)~2020年10月18日(日)
■大阪会場:国立国際美術館(大阪・中之島)
開催日 2020年11月3日(火・祝)~2021年1月31日(日)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」へは、宿泊していたホテル近場のキングズ・クロス駅から地下鉄でチヤーリング・クロス駅まで行きます。
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チャリング・クロス駅から「ナショナル・ギャラリー」までは徒歩3分と近いです。
ナショナル・ギャラリーのオープン時間は、午前10時から。
早く着きすぎたので、駅に近いセント・ジェイムス・パークを時間まで散策します。
写真は、セント・ジェイムス・パーク付近の地図で、チャリング・クロス駅は右上にあります。 -
訪れたのは4月中頃、ちょうど公園のチューリップが花盛りでした。
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こちらは、セント・ジェイムス・パーク湖。
静かな朝のロンドン中心地の公園風景です。 -
トラファルガー広場から見る「ナショナル・ギャラリー」の建物です。
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10時開館と同時に館内に入ります(入場無料)。
こちらは、フロントで購入したナショナル・ギャラリー館内マップ(2ポンド)。
この館内マップを見ながら、オーディオガイドを聴きながら終日ゆつくり巡ります。 -
バリー・ルームと呼ばれているドーム屋根の部屋です。
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展示室の様子です。
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イタリアの画家カナレットの「サン・ヴィダルの石工工房」 1725年頃
なお、以下に掲載する写真はすべて館内で撮影したもので、トリミング処理したものもあります。 -
カナレットの「ヴェネツィアの運河」
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カナレットの「イートン・カレッジ」 1754年頃
カナレットがイギリスを訪れたときに描いたのでしょう。 -
パオロ・ウッチェロの「サン・ロマーノの戦い」1438年頃
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クロードの「アダムの洞窟のある風景」1658年頃
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ミレーの「稲妻が光る山岳風景」1675年
奥に見えている山々は、ヨーロッパアルプスでしょうか。 -
ジャン・ボス(Jan Both)の「テヴェレ川沿いの風景」 1641年
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オランダ画家ジャン・ハイデン(Jan Heyden)の「ファンタジーな建物」1665-70年
アムステルダムの風景を想像して描いたみたいです。 -
クロード・ロランの「海港 シバの女王の上陸」 1604-05年
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ヤン・ブリューゲル・エルダーの「旅人らが休む風景」 1610年
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ヤン・ブリューゲル・エルダーの「人間の堕落とエデンの園」 1613年
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ヤン・ブリューゲル・エルダーの「港でのキリストの説教」 1597年
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ヤン・ブリューゲル・エルダーの「賢者の礼拝」 1598年
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上の絵画の一部ズーム。
一人一人の表情がリアル。。。 -
フランダースの画家らしいが作者不明「アントワープの絵画サロン」 1620年頃
壁に架かっている絵画の中には、ブリューゲルやターナーのものが見られます。 -
ヘンドリックス・アーフェルカンプの「街沿いの川の氷上景色」 1615年頃
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上の絵画の一部ズーム。
氷の上でスケートやゴルフのような遊びをしている人々が見られます。 -
ヘンドリックス・アーフェルカンプの「城の近くでスケートをする人々の冬景色」 1608-09年
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ピーテル・デ・ホーホの「デルフトの中庭」
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フェルメールの「ヴァージナルの前に立つ女」 1670-2年
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イチオシ
ターナーの「カルタゴを建設する女王ディド」1807年
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上の絵画の一部ズーム。
中央に女王ディドが立っています。古代世界でその名をとどろかせた海洋民族フェニキア人が造ったカルタゴの街を想像できます。
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ターナーの「グレート・ウェスタン鉄道」 1844年
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イチオシ
ターナーの「朝霧越しのサンライズ」1807年
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上のターナーの作品の説明。
お気に入りの絵画は、脇にある説明文も同時に写真を撮り、後で復習できるようにしました。 -
ターナーの「ポリュフェモスをあざけるオデュッセウス」1829年
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ターナーの「英雄とレアンダの別れ」 1837年以前
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イチオシ
ターナーの「解体のため港を出る戦艦テメレール号」 1838年
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クロード・ジョゼフ・ヴェルネ の「ローマのテヴェレ川での競技」 1750年
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イチオシ
ジョン・コンスタブルの「干し草車」 1821年
美しいイギリスの田園風景に心惹かれます。 -
上の絵画の一部ズーム。
水牛と農夫が絵の真ん中に描かれています。 -
ジョン・コンスタブルの「エイヴォン川沿いからのソールズベリー大聖堂」 1820年
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イチオシ
ジョン・コンスタブルの「水車小屋のあるストラットフォードの風景」1820年
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上の絵画の一部ズーム。
孫の2人と釣りをする老人・・・心が和みます。 -
ジョン・コンスタブルの「コーンフィールド」 1826年
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ハンス・ホルバインの「大使たち」 1533年
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ジョセフ・ライト・オブ・ダービーの「空気ポンプと鳥の実験」 1768年
模写をする人の背後から静かに鑑賞します。 -
マネの「チュイルリーでの音楽会」 1862年
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マネの「カフェ・コンセールの片隅」 1878-80年
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イチオシ
スーラの「アニエールの水浴」 1884年
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シスレーの「古いフェリーが往来する川」 1880年
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ルノワールの「ムーラン・ウエットベイ」1883年頃
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モネの「サンラザール駅」 1877年
モネはこの駅を題材とした作品を12個描いていますが、これはそのうちの一つ。 -
モネの「睡蓮の池」 1899年
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モネの「ラヴォコートの雪景色」 1878-81年
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モネの「テムズ川下からのウェストミンスター」 1871年
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モネの「アルジャントゥイユの雪景色」 1875年
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イチオシ
ピサロの「シデナムの並木道」 1871年頃
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ピサロの「雪のルーブル」 1902年
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ルノアールの「アニエールのセーヌ川」1878年
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セザンヌの「プロヴァンスの丘」 1890-92年頃
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セザンヌの「シャンティリーの通り」 1888年
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セザンヌ の「女性大水浴図」1894年 - 1905年
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ドガの「フェルナンド座のララ嬢」
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ゴーギャンの「Faa Lheihe」1898年
ゴーギャンがタヒチに滞在しているときに描いたもので、題材はタヒチ語で美しい・・という意味みたい・・・ -
ゴッホの「オーバーの農場」 1890年
オーバーはパリ郊外の田園地帯で、彼は苔むした茅葺屋根が好きだったようです。 -
ゴッホの「ひまわり」1888年
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ゴッホの「椅子」 1888年
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ゴッホの「長い葉の草と蝶々」 1890年
蝶々はよく見ないと分かりません。 -
ジョバンニー・ベリーニ(Giovanni Bellini)の「園の苦しみ」 1465年
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ドイツの画家ハンス・ヴィルティンガーの「夏の風物画」 1525年
川沿いに集う当時の人々の様子が垣間見られます。 -
展示室に備えてある長椅子に時々休みながら巡ります。
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イチオシ
レオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」 1495-1508年
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ボッティチェッリの「聖母の被昇天」
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ピエロ・デラ・フランチェスカの「キリストの洗礼」 1448-50年
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コレッジョの「キューピッドの教育」1525年頃
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ルーベンスの「パリスの審判」1597-9年
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アーニョロ・ブロンズィーノの「愛の勝利の寓意」 1545年頃
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エル・グレコの「神殿から商人を追い払うキリスト」 1600年頃
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ヤコポ・ティントレットの「天の川の起源」 1575年頃
吹き出す母乳が「天の川(ミルキーウェイ)」の起源になっているそうです。。 -
ベラスケスの「鏡のヴィーナス」1647年 - 1651年
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ティツィアーノの「バッカスとアリアドネ」 1520-3年
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ティツィアーノの「アルドブランディーニと聖母子」 1532年
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イチオシ
ティツィアーノの「私に触れないで」 1514年
マグダラのマリアが復活したキリストに触れようとするが、彼はそれを拒んでいます・・・ -
マスター・オブ・デルフトの祭壇画「キリストの受難シーン」 1510年
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ヤン・ホッサールトの「三賢王の礼拝」 1510-15年
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カラヴァッジョの「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」 1609-10年
2020年6月現在、新型コロナウイルスの感染拡大がまだ各国で続いています。
早く終息して、安心して各地の美術館を巡りたいものです。
最後までご覧いただき有難うございました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- マリカさん 2020/06/06 13:25:05
- 良かったです!
- 楽しませていただきました。娘と2度ほど、自分だけで2度、ナショナルギャラリーに行った時のことを思い出しました。
- youさん からの返信 2020/06/06 22:23:02
- Re: 良かったです!
- マリカさん
こんばんは。コメント有難うございます。
マリカさんは、このナショナルギャラリーに何度も行かれているのですね。
私も、ここと、大英博物館には、ロンドンを訪れるたびに何度か通っていますが、飽きることのない場所ですよね。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
you
-
- pedaruさん 2020/06/05 07:06:20
- ナショナルギャラリー
- youさん おはようございます。
私も以前行きましたが、こんなに素晴らしい絵があったかなぁ、と改めてこの美術館の偉大さを認識しました。とくに世界で名の知れた唯一の画家ターナーばかり印象に残っています。スコットランドに行ったとき訪れたスタッファ島の絵も描いていますね。
立派な美術館が無料とは嬉しいですねー、まさか絵まで世界中から略奪したわけではないでしょうに、罪滅ぼしの意味ではないと思います(笑)。
pedaru
- youさん からの返信 2020/06/05 22:44:37
- Re: ナショナルギャラリー
- pedaruさん こんばんは。
毎度のコメント有難うございます。
そうですよねぇ。素晴らしい名画がタダで鑑賞できるって、本当にありがたいことで、羨ましくなります。
世界美術全集で見ていた絵画の本物を、美術館の中で見つけたときは、いつも感動してしまいます。
コロナ禍のため外出自粛でどこにも行けませんが、過去の美術館巡りの写真で旅行記を掲載して、再訪した気分に浸っております。
you
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