祝您旅途愉快！　台湾・弾丸ツアー３日間の旅 2012夏 ～３日目～「台北」

2012/08/25 - 2012/08/25

台湾への台風接近の中、「なんとかなるさ・・・」と出かけた台湾旅行。
台風の直撃も覚悟したが、何と台風は２つとも北にそれていった。
３日目は、午後の便で帰国するため、活動できるのは午前中だけ。
今回は「Bon Voyage!　台湾弾丸ツアー３日間の旅 2012夏 ～３日目～」の記録です。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: JAL

１＜バイク軍団＞
毎日元気だ、バイク軍団。
台湾では、国民の半分がバイク所有者！
関税の関係で自動車がかなり高価で、一般の人は簡単に車を購入できなくて、それでバイクが多いそうです。

２＜中山國小＞
ホテルから中山國小站（中山小学校駅）に向かう途中に、「中山国民小学校」がありました。
日本の統治時代から続く歴史ある小学校だそうです。
英語教育が浸透しているのでしょうか、校名が英語表記でした。

３＜壁のタイル画＞
学校の周囲には、このようなタイル画の壁が続いています。
昔の町並みや人々の様子を描いた物で、ほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。

４＜中山國小站＞
ホテルから１５分ほどで地下鉄駅「中山國小站」に到着。
ここから、松江南京にあるパイナップルケーキの名店に向かいます。

中山国小駅 駅

５＜松江南京へGo！＞
松江南京へは、中山國小站からＯライン（オレンジライン）で２駅。
漢字の駅表示なので、一目でルート確認ＯＫ！
「中山」「松山」「松江」など見慣れた地名があり親近感がわきます。

６＜１Day Pass＞
地下鉄利用には「トークン」というプラスチックコインを使います。１日に何度も利用する場合は「１Day Pass」が便利。
デザインが気に入り、つい１Day Passを購入。３回しか使わなかったので元は取れなかったかも・・・。でも、いい土産になりました。

７＜地下鉄改札＞
地下鉄駅構内は、日本とそっくり。迷うことなく利用できる。
一番左は、車椅子・大荷物用の幅広ゲート。

８＜ガラ空き＞
ここは、プラットホーム。
日曜の朝だというのに、不思議なほどガラ空きです。
かえって不気味。

９＜台湾名物＞
松江南京に到着。地図をたよりに「台北犁記餅店」を目指します。
これは「小緑人（動く小人）」と呼ばれる台湾名物の信号機。
この歩行者の動きが面白い。青信号になるとゆっくりと歩き、残り14秒になると小走りになり、残り10秒で点滅を繰り返し走り出す。その動きがユニークで、思わず笑っちゃいます。台湾に行ったら、是非見てください。

松江南京駅 駅

１０＜神奈川ナンバー＞
歩道にはたくさんのスクーター。ふとナンバープレートを見ると、何と「神奈川」の文字。台湾にも神奈川という土地があるんだ！
統治時代の名残なのだろうか？

１１＜台北犁記餅店＞
駅から１５分ほどで「台北犁記餅店」に到着。
ここは、創業100年をこえる台湾銘菓の名店。昔ながらの製法で「糕餅」という伝統菓子を作る一方、新しい菓子作りにも取り組んでいます。
店内には、いろいろな菓子が並んでいました。

台北犁記餅店 スイーツ

１２＜パイナップルケーキ＞
いろいろな菓子の中でも一番は、やはパイナップルケーキでしょう。外側はサクサク、餡はさっぱりしていて、パイナップルの香りが心地いい。
個別買いもできるので、月餅や杏仁米老（アーモンド菓子）、咖哩酥（カレー餡の饅頭）、犁茶酥（お茶餡の饅頭）などいろいろ買いました。

１３＜タピオカミルクティー＞
買い物を終え、近くの店で一休み。
台湾といえは、タピオカミルクティー。
後に、日本で大ブームになるとは、このときは思いもよらなかった。

１４＜松江南京駅＞
松江南京站に戻ってきました。
松江南京エリアは、銀行や商社、映画館、ホテルなどがあるオフィス街。飲食店も多く、日本のチェーン店（寿司や牛丼）もありました。
ここから、行天宮に向かいます。

１５＜行天宮へＧｏ！＞
本日唯一の観光場所「行天宮」へは、オレンジラインでわずか１駅。
右上の「松山機場」発の飛行機なら、午後まで観光できたのに・・・。

１６＜日本っぽい町並み＞
「行天宮站」から、歩いて行天宮へ。
このあたりの町並みは、ビルの形といい、色使いといい、中華色は薄く、なんとなく日本っぽい。

１７＜占い横町＞
行天宮站から１０分ほどで、行天宮に到着。
行天宮につながる地下道に「占い横町」という名所があります。
２つの通路に小さな占いの店が２０くらい並んでいます。
「日本語ＯＫ」の店も多く、日本人の女性がよく訪れるそうです。

１８＜行天宮＞
行天宮は、三国志での英雄「関羽（関聖帝君）」を祀る廟です。
関羽は商売繁盛の神様として、また勝負運の神様として庶民に人気で、休日には２万人も訪れるとか。
しかし、この日はそんなに混み合っていませんでした。

行天宮 寺院・教会

１９＜娘も参加＞
今回は、娘もちゃっかりと旅行についてきました。
台湾のスイーツがとても気に入ったようです。
後ろにある建物は正門。正面の扉は特別の時しか開かないそうで、参拝客は左右の門から中に入ります。二本ある石の柱に彫られた龍は一見の価値あり！

２０＜青服＞
まず「前殿」に向かい、道教の最高神「玉皇大帝」にお参りします。
青服の人たちは、「功労生」というボランティアで、線香を配ったり、お祓いをしたり、観光客にお祈りの仕方を教えたりします。
これは、熱心に読経をしているところ。

２１＜正殿＞
前殿でのお参りがすんだら、次は「正殿」でのお参りです。
ここ正殿には、「関聖帝君」のほか「呂洞賓恩主」「張単恩主」「王善恩主」「岳飛恩主」の５人の神が祀られ「五聖恩主」と呼ばれています。

２２＜名将・関羽＞
関羽は、三国志の中では「諸葛孔明」と並ぶ人気の人物。
商売の神様として世界中の中華街で祀られていて、日本には何と20もの関帝廟があるとか。行ったことあるのは、横浜と長崎の関帝廟だけかな。

２３＜お供え物＞
テーブルの上には、果物や野菜、花、お菓子など山盛りのお供え物が並びます。
お参りが終わると、みなさん、きれいに撤収していきました。
※行天宮では2014年8月より大型香炉と供物用のテーブル設置を取りやめたため、今ではこの光景は見られません。

２４＜多くの若者の姿＞
日本では、寺社の参拝というと年配の人が多いように思いますが、ここ台湾では、若者の姿も多く目にします。
台湾の人々にとって、寺へのお参りは日常の一部なのでしょう。

２５＜桃園国際空港＞
行天宮の後、ホテルに戻って荷物を持ち桃園国際空港へ。
台風が心配された旅行でしたが、天気予報はよい方に外れ、楽しい３日間が過ごせました。
搭乗まで時間があったので、食べそびれた「台湾料理」をいただくことに・・・。

JAL桃園空港ラウンジ 空港ラウンジ

２６＜滷肉飯(ルーロー飯)＞
「滷肉飯」は台湾のどこでも食べられる定番メニューですが、今回食べる機会がなかったため帰国前の空港で初チャレンジ。
滷肉は、豚肉を細かく切って、醤油、砂糖、それぞれの店の秘伝の調味料でトロトロと長時間煮込んだもの。ご飯と混ぜて食べると箸が止まりません。最後に食べられてよかった～。

２７＜擔仔麵(タンツー麺)＞
これは、娘が食べた台南発祥の「擔仔麵」。エビのだしがたっぷりの透明スープの中に、油麺とよばれる黄色い麺が入り、エビやエシャロット、そぼろ肉などがトッピングされています。
食べてないので味は分かりませんが、娘は「美味的！」と言っていました。

２８＜土産物１＞
最後は、土産物を少し紹介します。
これは、故宮博物院のミュージアムショップで買った「耳かき」。上部に「翠玉白菜」が付いています。
「翠玉白菜」と「肉形石」の土産物は、たくさん種類がありました。

２９＜土産物２＞
これも故宮博物院で買った「玉辟邪（ぎょくへきじゃ）」の置物。
「玉辟邪」は龍の９番目の息子で、お金を食べて体内に貯めるため、大変縁起がよい生き物として商売をしている家の玄関に置かれるそうです。
私も金持ちになりたいけど、出て行く一方で・・・。

３０＜土産物３＞
最後は、台北１０１で買ったマグネット。
青空をバックに特徴的なタワーがすくっと立つ様子が３Ｄで表現されています。
海外旅行では、マグネットもよく買います。

台湾弾丸ツアー３日間の旅 2012夏 ～３日目～「台北」は、以上です。
最後までごらんいただき、ありがとうございました。

私が住む静岡県では、緊急事態宣言も解除となり、大規模商業施設や公共施設、学校も少しずつ再開し始めています。しかし、大都市圏ではまだまだ警戒が必要で、大変な生活を送られている方も多いと思います。
新しい生活様式に慣れ、少しずつ元の生活に近づけるといいですね。
では、皆様お元気で。また、次の旅行記でお会いしましょう。