祝您旅途愉快！　台湾・弾丸ツアー３日間の旅 2012夏 ～１日目～「台北・九分」

2012/08/23 - 2012/08/23

　ホームステイＧＷも最終日。「非常事態宣言」が延長されることとなりましたが、感染者数は減少に転じ、規制解除も徐々に行われようとしています。少し光が見えてきたように思いますが、油断は禁物！ みなさん、気を緩めずもうしばらく我慢しましょう。
　さて、自宅サーバーの写真フォルダーには、昔からの旅行写真がけっこうたまっています。そこで、自宅時間を有効利用し、フォルダーを開いて、記憶をたどりながら、2012年に行った台湾の旅行記を書くことにしました。
　近づく台風を心配しつつ強行した、台湾旅行第一日目の記録をごらん下さい。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL

１＜羽田出発＞
この日、日本は快晴でしたが、日本と台湾の間の東シナ海には２つの台風が台湾に向けて進んでいました。
せっかく行っても、台風が台湾に近づいたり、上陸したりすると観光どころではありません。どうしようか思案の末、「ええい、ままよ」と行くことを決断！！羽田を出発しました。心配だけど、初の台湾、楽しみだ。

羽田空港(東京国際空港) 空港

２＜やっぱり、ＪＡＬはいいね！＞
以前、台湾経由でタイに行ったとき、中華航空（チャイナエアライン）で行ったんだけど、機内食は今一歩。
今回のＪＡＬの機内食は、エコノミーとはいえ、さすが日本人の舌に合わせた味付けで、とてもおいしかった。やっぱり、ＪＡＬはいいね。

３＜台湾の海岸線＞
食事をし、映画を１本みていたら、もう台湾。
本当に日本から近い。九州の人なら日帰り可能だね。
雲の切れ目から、波立つ台湾の海岸線が見えました。

４＜桃園空港が見えた！＞
おっ、空港が見えたぞ。
台北行きだと、空港は「松山空港」か「桃園空港」となりますが、今回は市街地から遠い「桃園空港」でした。
周りに大きな池がたくさんあるれけど、あれは何だろう？

５＜桃園空港＞
桃園空港の正式名は、台湾桃園国際空港（たいわんとうえんこくさいくうこう）で、中国読みだと（タイワン タオユェン グォジー ジーチャン）。
「桃の園」なんてちょっと色っぽい名前の空港だ。（オヤジ趣味）

JAL桃園空港ラウンジ 空港ラウンジ

６＜成田＝花園、羽田＝松山＞
羽田から桃園空港へは4時間5分、松山空港へは3時間55分で、所要時間はほぼ同じ。でも、桃園空港は台北から５０㎞ほど離れており、バスで１時間くらいかかるのが難点（現在は、ＭＲＴが開通してます）。
その点、松山空港だと市街地にあって便利。
両者は、日本で言うと成田と羽田の関係です。

７＜バイクの群れ＞
バスは、台北の市街地に入ってきました。
東南アジアで見慣れた光景が、ここ台湾でも・・・。
違うのは、みんなヘルメットを着用していて、最大２人乗車、鳥や豚を載せていない、バイクがきれい・・・などなど。

８＜泥棒よけの格子＞
以前、香港に行ったとき、ビルのけっこう上の階まで窓に泥棒よけの格子があってびっくりしましたが、ここ台湾も同じ！
本当にあんな上の階も泥棒に入られるのでしょうか？
中華系は、スパイダーマンがたくさんいるんか？

９＜地下鉄駅＞
地下鉄の「中山國小站（ちゅうざんこくしょうえき）」です。
近くにある「中山小学校」に合わせたデザインになっています。
こういうのっていいね。

１０＜ホテルに到着＞
桃園国際空港から１時間ほどで宿泊ホテルに到着。
宿泊先は「インペリアルホテル台北」。
日本人もよく宿泊するホテルで、日本語を話すスタッフがおり、地下鉄駅、繁華街、夜市に近くて立地もGood！

インペリアル ホテル ホテル

１１＜雨ばかりの天気予報＞
ロビーにあった「天氣預報」は、オール「雨」。
台風が２つ来ているとはいえ、これは悲惨だ。
せめて３日目くらいは「晴れマーク」がほしかった。

１２＜いいね！＞
築年数は経っているものの、リフォーム済みで部屋はきれい。
リビングルームは広く、ゆったりできそうです。
「オール雨」のショックが少し和らいだ。

１３＜ベッドルーム＞
トリプルがとれなかったため、エキストラベッドを用意してもらった。
さて、誰がどのベッドを使うか、揉めそうだ。

１４＜近所を散策＞
荷物の整理後、近所を少し散策しました。
ホテルから５０メートルほど北に宮殿のような建物を発見！
表示から「景福宮」と判明。韓国にも「景福宮（キョンボックン）」がありますが、あちらは王宮でこちらは寺院です。

１５＜景福宮＞
ここは、台北で最も古い寺院の一つだそうです。お参りしているのは地元の人たちだけで、観光客の姿は見えません。
台風が来ませんように、帰りの飛行機が飛びますように、とお願いしました。

景福宮 寺院・教会

１６＜福徳正神＞
ここは、近年建て替えてビル化した寺院で、３階建ての寺院の中に１０の神様・仏様が祀られています。
一度にいくつものお願いを聞いてもらえる便利な寺院です。
写真は１階にある主祭神の「福徳正神」で、生活を守る神様。

１７＜基隆河（きーるんが）＞
有名な夜景を楽しむために、国道１号線を「九分」へ。
この川は「基隆河」。遠くに「台北１０１ビル」が見えます。
タワー好きとしては、明日ぜひ行かねば・・・。

１８＜九分の町並み＞
台北から約４０分ほどで、山の中腹にある「九分」に到着。
九分は元々鉱山の街で、一時衰退したものの、ここを舞台にした映画がヒットして、一躍台湾を代表する観光地になりました。
山にへばりつくように街が広がっています。

１９＜九分に到着＞
セブンの右手が「九分老街」の入り口。
台風接近にもかかわらず、無謀なやつらが結構います。
そういう自分たちも、そんなアホ観光客なのですが・・・。
雨が降る前に、早く観光せねば。

２０＜九分老街＞
九分老街の中はアーケードで、狭い道の両側にいろんな店がずっと続く。
ここでは、おしゃべりがうるさすぎて台風の気配も感じられない。

九分 旧市街・古い町並み

２１＜工芸品店＞
寅さんの啖呵売のように、客とやりとりをする店はすごく賑わっている。
ここは工芸品店で、店主らしき人が面白おかしく（言ってることは分かりませんが）陶器のアヒルの説明をしていました。

２２＜花生捲冰淇淋＞
ここは、花生捲冰淇淋（フアシェンジュエン・ビンチーリン）の店。
「花生」は落花生、「捲」は巻き、「冰淇淋」はアイスクリーム。つまり、「ピーナッツ巻きアイスクリーム」のことで、台湾で人気のスイーツです。

２３＜日本語看板＞
日本人がよく訪れる観光地だけあって、「ナベ」「ロケの場面」「シルク」「入り口」・・・など、日本語の表記をよく目にしました。
まあ、漢字だけでも何となく意味は分かるんだけどね。

２４＜阿妹茶樓＞
九分で日本人に一番人気なのが、ここ「阿妹茶樓」。
「あめおちゃ」とひらがなで店の名前が書いてあります。
ぜひこちらの店でゆっくりお茶を・・・なんて思ったのですが、めちゃめちゃ混んでいてとても無理。

阿妹茶酒館 カフェ

２５＜海悦樓茶坊＞
かわりに、阿妹茶樓の向かいにある「海悦樓茶坊」に行くことに。
テラス席からの眺めがいいということなので、それに期待。

海悦楼茶坊 地元の料理

２６＜東シナ海＞
テラスからの眺めです。暗くどんよりとした空気の向こうに広がるのは東シナ海。
時折吹く強い風に、台風の接近を感じる。

２７＜食べ散らかし＞
台湾料理は普通においしくて、とても気に入った。
気づいたら、食べ散らかした写真しか撮れなかった。

２８＜おてもと＞
おやっ、割り箸の文字は「おてもと」じゃないですか。
台湾語のほうが「海外にきたーっ」て感じでよかったのに・・・。
しかし、なぜ日本語なんだ？

２９＜油屋のモデル＞
店を出る頃になるとすっかり日が落ち、よい雰囲気に。
「阿妹茶樓」の夜景がきれいです。映画「千と千尋の神隠し」にでてくる「油屋」のモデルではないかと話題になり、ジブリ映画ファンや日本人観光客に人気の店となりました。
でも、そんなに似てるかなぁ？

３０＜坂の街＞
ここは、メインストリートの「豎崎路」。ここから東西に細い道がのび、それがいくつもの坂や階段につながって迷路の街をつくる。
提灯の光と人々の喧噪、縁日のような光景にノスタルジーを感じます。

３１＜日本統治時代の名残？＞
坂道を下ると道路に出た。そこにあったのは「警察」。
「警察」は、もともと明治時代に日本で作られた合成語（警邏＋査察）なんだけど、ここで使われているということは日本統治時代の名残か、とふと思った。

３２＜今一歩の夜景＞
「夜景がきれいだ」と聞いていたけど、感動するほどでもなかった。
台風のせいで、もやっていたからかな？
無事に観光できたことに感謝しつつ、台北へ戻る。

３３＜雙城街 夜市（そうじょうがい よいち）＞
まだ雨が降っていなかったので、ホテル近くの夜市へ。
「雙城街 夜市」で買ったマンゴージュースと焼きめしは期待通りのうまさ。
明日は台風かなぁ・・・。心配しながら眠りに落ちる。

「台湾弾丸ツアー３日間の旅 2012夏～１日目～」は、以上です。
最後までごらんいただき、ありがとうございました。

来週、台湾弾丸ツアー２日目をアップする予定です。
よろしければ、ごらんください。

雙城街夜市 散歩・街歩き