秋の南イタリアの美食＆絶景のドライブ旅　⑤DAY5-6

2019/10/25 - 2019/11/03

オリーブの収穫間近の南イタリアをドライブしてきました。
マッセリア （農家民宿）に宿泊し、庭から取ってきた野菜や、うみたての卵で作った卵料理、マンマの料理教室、憧れのレストランでの食事、食の宝庫イタリアを満喫しました。

オリーブオイルを絞る工場見学をしたり、千年超えのオリーブの木に触れたり、フレッシュなオリーブとオリーブオイル尽くし。待望のノヴェッロ（オリーブオイルのヌーボー）をひと足先に日本に持ち帰り、イタリア食材と共にホームパーティーを楽しみました。

＜スケジュール＞
10/25 成田発の直行便でミラノ　ミラノリナーテ空港泊
10/26 早朝にナポリ 空港へ移動 レンタカーでモッツアレラチーズ工場見学をしながらオストゥーニのマッセリア に移動
10/27 アルベロベッロ など周辺の街を散策
10/28 マッセリア でマンマの料理教室　マテーラに移動
10/29 マテーラ散策後、ラヴェッロへ移動
10/30 アマルフィを経由してポジターノへ移動
10/31 ドンアルフォンソでランチ 夜はポジターノで荒天のハロウィン
11/1 ナポリでレンタカー返却　ミラノへitaloで移動
11/2 ミラノ散策＆食材のお買い物
11/3 ミラノから成田へ

大好きなイタリアをはじめ、世界中が新型コロナウィルスの影響を受けています。前線で戦う医療従事者の皆様に心から感謝申し上げます。
苦難を乗り越えて、大好きなレストランで美味しいものを食べ、世界を旅する楽しみ、その日が1日でも早くやってきますよう祈ってやみません。

エリア ポジターノ(イタリア)

ポジターノに到着。
ホテルまでは、徒歩でしか行けないので、駐車場で荷物を預け、歩いて向かいます。

ホテル パラッツォ ムラト
https://www.palazzomurat.it

Hotel Palazzo Murat ホテル

多分ハイシーズンはお高いのだと思いますが、季節が少し外れているので、お安く宿泊できました。
本当は、この旅の本命でもある、ドンアルフォンソのホテルに宿泊したかったのですが、満室で。

元、貴族の邸宅だったそうで、館内の調度品やディスプレイがなかなか素敵。
食事やスタッフのホスピタリティも素晴らしく、とても素敵なホテルでした。（またも写真がない）

散策しながら、クネクネと坂を昇り、夕陽が沈むのを眺めながらカフェにて滞在。

刻一刻の変化が美しすぎて、目が離せません。

流石に寒くなってきました。

すっかり日が落ちて、夕景に。
この後、事件が。。

何か食べに行こうと歩き出した途端、坂道で足をグキっと捻挫してしまいました。
かなり足が腫れ、ホテルのフロントで氷をもらい冷やし。激痛で一歩も動けず。
この日は、近くのピッツェリアでテイクアウトピザの夕食となってしまいました。

翌日、少し腫れはひいたものの、ドンアルフォンソにディナーで行くのはドライブを含め危険なので、ランチに変更してもらいました。

新聞をセットしてあります！素敵！

朝の空気

朝食、とても豪華です！

コムハニーからの蜂蜜
濃厚でテンションあがります

辛いも、甘いも

フルーツも沢山

そして、なんとヴィーガンメニューに大麦も！
素晴らしい！！

湿布を貼りながら、まずはソレントの街の郵便局に宅急便を出しに！

ソレント港 その他の交通機関

空と海がキレイ

この景色を見に！

ぽんって置いてあるホースがオシャレなのは、イタリアゆえ？

街中

空が高く感じます

クリスマスの準備が少し始まっていました

ステキな路地

八百屋さんがオシャレだと思う

美味しそう！

オブジェが！

クリスマスの飾りの準備がスタートしてました！

ソレントから車で30分くらい。目的地ドンアルフォンソにつきました。

リストランテ ドン アルフォンソ 1890 その他の料理

庭には沢山のハーブが植えられています

こういう風に植えて

必要な時に使うのですね！

プールもありました。

井戸も！

ピザを焼く窯でしょうか？かわいい

キッチン入り口

レセプション入り口

こちらから入り予約の旨伝えます

最初にカンティーナ（ワインセラー）を案内してくださいました！

垂涎のワインが所狭しと並ぶ、ローマ時代にまで起源がさかのぼるという地下のカンティーナ。常時1300種類25000本のワインが眠るそう。
イタリアだけでなく、フランスの一級シャトーのものも沢山。
しかもあり得ないヴィンテージでした。

葡萄棚

レストラン入り口

12時の予約ですが、他にお客様はいらっしゃらず
結局、他に２組でゆったりとした時間を楽しめました。

南イタリアで史上初めてミシュラン3つ星を獲得。（現在は２つ星）
自家菜園で無農薬野菜を使用しており、現代のガストロノミーを表現するキーワードのひとつ「サステナビリティ」をいち早く取り入れています。

アルケッチャーノの奧田シェフからお話を伺って一度行ってみたいと思っていたレストランです。

広々貸切状態

メニューの表紙、素敵です。
現在厨房は、アルフォンソ・イアッカリーノ氏から息子のエルネスト・イアッカリーノ氏へ徐々に引き継がれていて、食事の後はキッチンもご案内くださいました！

せっかくなので、180ユーロのデギュスタシオンコースをお願いしました！

グリッシーニが美味しく止まりません

パンに添えらえたオリーブオイルが美味しい！
パンは好きなものを好きなだけ。食べ過ぎてしまいそう。

遊び心溢れるアミューズの数々

一口サイズ

幸せの味

遊び心もあります

キャビアの冷たいクリームとバラが香るハーブソースのパスタ

鴨のソテーに、りんごとバルサミコ酢とシナモンのソース

ハーブを効かせたリコッタチーズのパスタ

この一品はコースと変えて頂いたトマトのパスタ
このトマトソースの美味しさ、なんなのでしょう？？

パスタですが、中にお肉が入っています

野菜の上にハタ。合わせているのが、レモンとバニラとポテトピュレ

お肉は、少し甘いスパイスの効いたソースがかかっていて、クルクミンのポテトピュレと、トロペアという赤い玉ねぎのソースが添えてあります

中華を彷彿させる甘いソースが合います

お腹いっぱいですが、シャーベット

カスタードクリームが違う！

チョコレートのデザート、美味しい

焼き菓子の競演

マダムが、特別に今年絞ったばかりのオリーブオイルを味見させてくださいました！
フレッシュでちょっと感動するお味でした。
アルフォンソ氏は、今日も畑に行っているそう。

自身が作っているものを使って、その魅力を最大限に引き出して料理する。
まさに理想的なレストランの形がここにあるのを痛感しました。
星が大切なのではなく、自身のスタイルこそ大切。

トイレのタイルも素敵！

男性用も写真だけ

シェフにご案内いただいたキッチンもピカピカでした！
タイルも素敵です！

帰りに、ドンアルフォンソのパスタ、オリーブオイルなどを購入。
マダムからは、トマトソースをお土産にいただきました。

今度は必ずお料理教室付きで宿泊する形で伺うと、心に決めました！
捻挫の痛みも吹き飛ぶひと時でした！