南イタリア☆ポンペイ遺跡・アマルフィ海岸・ポジターノへローマから日帰りバスツアー☆カタール・ローマ旅4泊6日④

2025/10/28 - 2025/11/03

カタール航空のカタールホリデーのストップオーバープランのマルチチケットを利用して「50代女2人　カタール・ローマ旅4泊6日」です。

　　　　　1) 羽田深夜発>>(機内泊)ドーハ早朝着
　　　　　2) ドーハ泊
　　　　　3) ドーハ泊発>>ローマ早朝着
　　　　　4) ローマ着>>ローマ観光
★今ココ→5) ローマ>>南イタリア>>ローマ
　　　　　6) 市内観光>>ローマ午後発>>ドーハでトランジット>>成田翌夕方着

羽田着が夜着ばかりだったので、帰りは成田着にアレンジしました。

エリア ポジターノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

6:30
ローマ2日目の朝です
さすがにまだ朝は気温が低く寒いです。

この時期のローマは寒暖差が大きいので、服装調整は下に半袖、上着はパーカー+もう一枚にして、日中暑くなっても良いようにしました

今日はgetyourguideでツアーバスを予約して、ローマから南イタリアのポンペイ遺跡・アマルフィ海岸・ポジターノへ

距離は片道230Km 時間は往復12時間の予定

7:10 集合場所はポポロ広場です

ポポロ広場 広場・公園

ポポロ広場は広く、各地へ行くツアーの集合場所になっているようで、多くのツアー客が朝から集まっていました。

参加者は20～30人、席はほぼ満席。広場にはバスは入れないので、点呼確認してバスの駐車している道に移動して乗り込みます。

ガイドは女性、ラヴィニアさんです

お世話になります!

ホテルの朝食は6:30～10:30
しかし集合時間は7:10だったので、ホテルでの朝食は残念ですが、諦めました。

代わりに朝食ボックスを用意してもらうことができ、バスツアーに持ち込み車内で食べました。

サンドイッチとかを期待していたのでですが、水、ジュース、りんご、そのほかはシリアルスナックやジャム付きパンのようなものでした。
痛みにくく、携帯しやいすものをセレクトされているようで、それでも小腹が空いた時にはありがかったです。

ローマから1時間高速を走り、カッシーナで15分の途中休憩。
トイレもたくさんあり清潔

イートインコーナーやお土産コーナーも。朝が早いツアーの休憩ポイントの定番のようでした。ココアで温まる

休憩してから直ぐ右手にはベスビオ火山が見えてきました。

走ること40分、最初の目的地「ポンペイ遺産」に到着。ユネスコ世界遺産に登録されている広大な遺跡群です

観光案内所 (ポンペイ) 散歩・街歩き

たくさんのツアー客でいっぱいの受付

ラヴィニアさんの案内に従い敷地内に入ります

ここからは、これまでローマから同行してくれてるガイドのラヴィニアさんではなく、ポンペイ専属ガイドのマッシモさんの案内で遺跡群を巡ります

敷地内が広く声が届きにくので、マッシモさんの声が聞こえるように、専用のイヤフォンを渡されます。

「71」マッシモさんチャンネルに合わせるよう言われ、片耳に装着。
英語のみのガイドですが、とても聞きやすい言葉、ゆっくり話してくださり、私たちでも意外と理解できました

入ってすぐに野外劇場や大体育場がお出迎え

古代ローマ都市のポンペイ遺跡は、紀元79年にヴェスヴィオ火山の噴火によって灰と軽石に埋もれた街。高校の世界史の授業で記憶に強く残ってる場所

当時の都市構造や生活の痕跡が驚くほど良好に残されています。

水路だった跡

公共浴場(テルマエ)の天井

床下暖房システム。

レンガの上に床板を敷き、その下の空間に暖めた空気を循環させる仕組みは、まさに今の床暖房と同じでないですか!!

噴火によって、ポンペイの街は火山灰や軽石・火砕流に覆われ、多くの住民が逃げ遅れたと言われています。

逃げ遅れた人々が時の経過とともに、空洞になり、液体の石膏を流し込むと、その部分に亡くなった人の姿がそのまま当時の姿が現れてきます

とてもリアルです

石畳でできた道の両側には住宅跡地など。

通りには馬車が通った「わだち」の跡もしっかり残って見れました

住民の猫ちゃん

娼館の跡地

石のベットです。
外の壁や道にのには、男性のシンボルの形のレリーフがあったりして、この部屋へ導く暗号的なものだったのでしょうね

ここではマッシモさんのトークも軽快に!!

2000年もの昔にこのような古代都市が存在し、しかも現代の生活様式に近い部分が多いことのに、本当に驚きです

均整の取れた美しい街並み

貯水場かな? 給水場のようなもの

崩れてしまいそうな遺跡には、サポートされ維持してます

モザイクの床面

ヴェスヴィオ火山を背景に、海を見渡せる街の中心

神殿の跡

修復も加え、当時の形を再現されてます。
ポンペイ遺跡群はしっかり見るためには、2～3日必要とされています。私たちのツアーは90分に要約され遺跡のを見ることができました。

ホント素晴らしかった!!

最後にマッシモさんの挨拶でお別れ。
ツアーにチップの義務はなく、そのまま　さよならで全然問題なかったですが、あまりにも楽しく素晴らしいガイドさんだったので、お別れの際には、みんなで大拍手とそれぞれがチップ渡しました。

色々な国(インド・アメリカ・ネパール・メキシコ・チリ・カタール・韓国・日本など)から参加されてる人から発せられる、それぞれの言葉での「ありがとう」は、感動的なシーンでもありました。

マッシモさんありがとうございました

昼食はオプションのため、含まれていません。
レストランや売店で買ったものを各自自由に食べてOK

しかしポンペイでのフリータイムが、30分しかないので、遺跡見学前に車中でラヴィニアさんが『ピザ+スフォリアテッラ+1ドリンクのセット』を希望者に注文取りました。

私たちはおすすめのPIZZA を1setをシェアして、バスでゆっくり食べました

ここで今回のバスツアーで役立ったのがこの「AI翻訳イヤフォン」を紹介しますね

昨年シンガポールのチャンギトランジットツアーの時、ガイドのマシンガントークが理解できず危うく、乗り遅れそうになった経験をもとに、今年は「AI翻訳イヤフォン」を取り入れて活用しました
(チャンギトランジットツアーの様子)
https://4travel.jp/travelogue/11940432

Google翻訳アプリは会話の時はとても便利で優秀ですか、会議や説明トークのような長い文章はうまく反応しなくないですか?　

しかし、この「AI翻訳イヤフォン」はリアルタイムですらすらと文章化してくれて、自動保存され見返すこともできるんですよ。

イヤフォンは本体から外した状態でないとアプリが稼働しないので、写真のようなミニポーチに入れてぶら下げ持ち歩いていました。
(イヤフォンで日本語も聞けますが、かなりタイムラグがあるので耳には装着せずアプリ上の翻訳文字だけ活用しました)

ガイドの長い説明が始まると起動して、聞き逃ししてしまうそうな細部まで、理解することができました。

Amazonで3000円ほどでしたし、普段使いにもおすすめです。

「休憩所では真っ先にトイレに行きなさいよ」
「この休憩所のトイレを過ぎたらこの先は汚いし、お金もかかるわよ」
「ナポリのピザは美味しくお得よ。トッピングの◯◯や◯◯が特にいい、食べ方は～～」
「このエリアでのレストランは美味しくて景色も良いけど、待たされるし、しかもかなり高価よ。覚悟してよ!」
、、、などなど

中学英語レベル（いや、それ以下かも！）のキャロットママ部にとって、これからも心強いアイテムになりそうです(^.^)

そんな訳で、昼食のフリータイムも事前ピザをスムーズに注文し、バスの中ではありますが、景色の良い眺めで時間の余裕を持った、賢い選択をすることができました。

昼食休憩をしたら、アマルフィ海岸に向けバスは走り出します。

Vesuvio火山を背にソレントへ

美しい海岸が高い位置の車窓から見えてきた

アマルフィ海岸は山や峡谷が複雑に入り組んだ海岸線のため、小型バス3台に分乗してさらに海岸をくだります。

レモンチェッロの試飲をしながら、工場もあるお店に立ち寄りました

アルコール30度のレモンやメロンのリキュールを、クイッと

ジェラートも美味しそう!

海を望む抜群のロケーション

日差しも強すぎず、風が心地よいです

石灰岩の崖が迫る中、バスはさらに下ります

ポジターノ（Positano）
断崖にカラフルな建物が美しい街

ここで2時間のフリータイム

ラッタリ山脈の石灰岩質斜面から海に向かって建物が段々に配置されており、「垂直の町」と呼ばれているのも納得の美しさ

崖にへばりつくように広がる海辺のまち
独特の風景は高級リゾート地として人気の場所です。

こじはるちゃんのYouTubeで見て予習したまんまの景色

街は階段や細い路地が多く、車での移動よりも歩くことがメインです。

どこを切り取ってもポストカードみたいで素敵

11月でも海遊びしてる人います

ピンクの教会もありました
サンタ・マリア・アッスンタ教会

カプリ島行きの船でしょうか?

11月なのにまだビーチ遊びしてる

通りすがりの気になったトラッテリアで休憩

南イタリア産のレモネードクラッシュ
1杯1200円
やはりお値段高めですね

可愛らしいお店やブティック、雑貨屋さんがたくさん並びます。
特に押し売り的な雰囲気はないので気軽にお店に入れましたよ

自分みやげのエプロン、レモンチエッロ、レモンハンドクリーム

満足　満足♪

16:20
ポジターノからローマへ向かって出発です

南イタリアは、本当にレモンやオリーブが山の斜面や、家の敷地内など、あらゆるところに生息してるんですね。

ポジターノ→ソレント→ポンペイ→カッシーノ→ローマ
朝来た道を同じように復路は戻り走ります

アマルフィの夕日。実現しましたーー。嬉しい!

渋滞もあり、ローマに着いたのは20:00過ぎてました。

最後に全員にラヴィニアさんからレモンソープのブレゼント♪

ラヴィニアさん1日ありがとうございました。

13時間のなが～い日帰りツアーでしたが、とても満足、充実したものでした。
南イタリアもっと行ってみたくなった!!

ポポロ広場からホテルのあるテルミニ駅に戻り、駅地下にある地元スーパーの「CONAD」に行きました。

エスカレータ降りて、すぐのところにあります

コナド (テルミニ駅地下店) スーパー・コンビニ

地元スーパーは大好き!
粉チーズ、クリームチーズ、MARVIS、ROSEウォーター、トマトチューブなど定番とされてるものを購入。日本で買うよりお安く買えました。

チーズは日本へ持ち帰りできますが、生ハムは禁止されているので購入せず。

どれも口コミとおりで、安定のクオリティで二重丸

ばら撒きお菓子でちょっとユニークなグミやカカオ72%チョコレート買ってみた

グミは遊び心でハンバーガーやピザ、コーラとイタリアっぽさを楽しめて意外と好評でした。

すっかり遅い時間になり、リストランテも閉ってしまっているところが多い

まだ開いていたお店で食べて帰ります

「もう、時間的に作れないものもあるよ」と言われ、あれこれ選んでる時間もなく、ここでもパスタを注文してしまいました。

小麦粉過多ですね。
旅行中はゆるーく過ごしましょう

明日は最終日。
出国前に早朝のコロッセオへ行きまーーす!!
次へ続く→→