愛宕山にのぼってみた！

2020/05/13 - 2020/05/13

京都市内から西をむけばどこからでも見ることができる愛宕山。山頂には全国９００の愛宕神社の総社の愛宕神社が建っている。京都の嵐山を超えて林道を走って清滝の有料駐車場に車を停めて山登りをスタート。愛宕山表参道のコースで「花売り場跡」経由で「黒門」「鳥居跡」を通り山頂の愛宕神社に。帰りは「月輪寺」経由で下山しました。１０時に登り始めて駐車場には１４時に着きました。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

清滝の駐車場に車を停めて山登りを開始しました。天気が良く絶好の山登り日和で気持ちのいい日です。

清滝川 自然・景勝地

駐車場のすぐ前にある清滝川に架かる「清滝橋」を渡って登山道に。

清滝川 自然・景勝地

登山道は、参道らしく広くて石や丸太などで階段が作られていて迷うことはないです。

１時間くらい歩くと「20丁目一文字屋跡」の看板がありました。かつての茶屋跡で現在は京都バス清滝駅前で営業しているそうです。

通りにはかわいいお地蔵さんが…

五合目休憩所でひと休み。

五合目を過ぎると登りもなだらかになり左側が開けてきて、京都市内が見えて癒される。

清滝と水尾の分岐点「水尾別れ」に到着。

「水尾別れ」から５分くらい行くと「花売り場跡」を通過。

「花売り場跡」を通過して少し歩くと黒門が見えてきました。

神社の入り口である「黒門」をくぐりぬけて、長い階段を登ると愛宕神社の本殿があります。

愛宕神社鳥居。

愛宕神社山門。

全国の愛宕神社の総本宮で火伏せの神様を祀る「愛宕神社本殿」。思い立ったらすぐに参拝できるような神社ではありませんが、それだけに参拝後の清々しさは他の神社では味わえないものがあります。

1300年もの昔からこの地に鎮座してきた愛宕神社。神々しい空気を感じます。

愛宕神社 寺・神社・教会

愛宕神社本殿。愛宕山は古来から戦国武将に信仰されてきました。明智光秀が本能寺に織田信長を攻める際に、愛宕神社のおみくじを3度も引いて決心したというのは有名な話です。

愛宕神社 寺・神社・教会

明智光秀がその後開かれた連歌「愛宕百韻」では発句で「ときは今 あめが下しる 五月かな」と天下取りの野望とも取れる歌を詠んだことは有名です。

東北の伊達政宗の愛宕信仰は篤く、家臣である片倉小十郎の兜には「愛宕山大権現守護所」のお札が貼られていたほど。片倉小十郎は大阪夏の陣に出陣する主君政宗のために京都愛宕山の白雲寺に参詣して戦勝祈願しています。そして見事に願いが叶い、お礼に絵馬を奉納しました。

帰りは「月輪寺」廻りで登りの表参道とは別で荒々しい山道でした。

「月輪寺」。下山ルートの中ほどにあり鎌倉時代の創建という古刹。

月輪寺 寺・神社・教会

「月輪寺」を通り抜けて下る。

京都の街並みが見えました。

後半は杉の林に囲まれた舗装道を延々と下ります。