TARRAGONAからREUSへ

2013/11/10 - 2013/11/10

タラコはバルセローナからセリカニアス（近郊列車）で１時間ほどの南に在り、小さな都市で市内観光と言ってもほゞ徒歩で周れます、当然３日も居れば観る所は無くなるのですが、宿泊費も安くのんびりしたのどかな都市で食事は美味しく、地中海を望む心安らぐ田舎町、それでももう少し観光しようと思えばショートトリップとして。

レウスをお奨めします、レウスなんて聞いた事も無いぞと仰る方でも、アントニ・ガウディはご存知だろうと思います
アントニ・ガウディが何の関係があるのかって？、アントニ・ガウディの生誕の地がレウスなんです、お父さんはレウスの街で鍛冶屋を営んでいたのです、その為アントニ・ガウディもロート・アイアン（鉄製の作品）を多く残しています、中でも有名なレイアール広場の街灯や、カサ・パトリョのベランダの格子やグエル公園の門扉など。

アントニ・ガウディの説明が長くなりましたが、レウスにはアントニ・ガウディのファンなら見逃せないムセオ（博物館）に行かない手はないでしょう、レウスの街とアントニ・ガウディを追いかけ是非レウスへ。

エリア タラゴナ(スペイン)

タラコのアウトブセス（バス駅）から市バスに乗って２５～３０分で、レウスのアウトブセス（バス駅）に着きます、アウトブセスから歩いて１５分でガウディ博物館に着きます、歩いて１５分のレウスの街並みが楽しいですよ。

ガウディ・センタールは何処で聞いても教えてもらえます、レウスでは犬でもネコでも知っています。

では入ります、billete de entrada（入場券）を買っていざ。

階段を降りればそこはガウディ一色、ガウディの頭の中に入った様な錯覚になります、サグラダ・ファミリアにも無い資料などが豊富に展示されています。

これはサグラダ・ファミリアにも有りましたよね。

この建物の屋根は後にメルカド・サンタ・

縮尺した形状を石膏で造り現場で拡大、そんな方法なので年月が掛るのだろう。

ガウディの最後はトラムに轢かれて死亡して、数日間浮浪者として置かれていた、身なりは浮浪者と変わりなかったため困窮していたのだろう、制作現場で寝泊まりしていた様で、その困窮さが伝わってくる展示物だ。

この展示物はグエル公園の模型なのだが、割ったタイルで作った波型のベンチが在る公園、その下が市場になっているのだが、市場から降りる階段が見えますよね、有名なトカゲが居る階段です。

階段の登り切ったスグ下に青い層が見えますでしょうか？、その青い層は水の層なんです、ベンチの有る公園に降った雨が公園を支える市場の柱を伝い、青い水の層に貯まるつまり貯水槽なのです。

正面から見た所です、グエル公園に行かれた事のある方なら、あそこか！とお解りになるはず。

カサ・パトリョの縮尺模型。

偉大な建築家アントニ・ガウディ、世界中の建築にたずさわる者に影響を与え、今も作り続けているサグラダ・ファミリア教会、あと６年で完成と言われているが、わたしが初めてサグラダ・ファミリアを訪れた時、ガイドの説明では完成までに１５０～２００年掛ると説明を受けた、さて６年で完成するか否か？。

オマケにレウスの街を足しておきます、小さな田舎町雰囲気良いですよ。

これから先は写真だけご覧ください。

帰りはセリカニアス（近郊列車）で１５分でタラコに着きます。

この旅行記へのコメント （2）

• mistralさん 2020/05/05 19:30:18

  レウス

  churrosさん
  
  ご無沙汰しておりました。
  お元気でお過ごしのご様子ですね。
  
  この連休は外出自粛で足止めをくらい、自宅で日頃できない
  片付けに励んでおります。
  
  タラゴナの旅行記、街歩きをご一緒しているかのようでした。
  視線が次々と移動していって
  街はこんな様子になっているという事がつぶさに分かりました。
  
  レウスの街歩きも楽しそうですね。
  ガウディ生誕の地ですか。
  ガウディ博物館、行ってみたいです。
  グエル公園の下には貯水槽がある？という説明は聞いた記憶があります。
  博物館の模型のお写真から、仕組みが良く分かりました。
  
  こんな折でこそ、日頃は見落としてしまいそうな地にも目が止まります。
  あまり知られていない、私が知らないだけかも！、地のご紹介
  有難うございました。
  
  mistral
  

  churros　さん からの返信 2020/05/06 09:59:37

  Re: レウス

  !Hola!mistralさん、書き込みありがとうございます。
  
  武漢ウィルスで私も暇を持て余しています、安倍総理の指示を守り自宅に立て籠もっています、長らくお休みをしていた４travelをこの機会に復帰、昔の資料を掘り起こしアップさせて頂きました。
  
  スペインにはよく行かれている方も、田舎町まではそんなに行く機会が無いかと思いレウスを書いてみました、文章が上手くないため説明が不十分でご覧になり難いかと思いますが、お褒め頂ありがとうございます。
  
  古い写真を掘り起こし、又アップさせて頂きます、ご都合が良ければお越しいただければ幸いです。
  
  churros