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スペインへは春も夏も秋も冬も来ているのですが、なんねんもスペインに来ていても<br />見えない色が有るものですね。<br /><br />まだスペインに行った事が無かった頃、思い描いたスペイン色は情熱の赤、仕事がらみで<br />訪れたバルセローナは透き通るような青い空、アンダルシアの白く眩しい壁の色、<br />バレンシアの夕暮れ時の街はオレンジに染まり、セビージャでヒラルダから見下ろす茶色の<br />屋根瓦、何と言ってもカルモナで見る黄色とタラゴナの夕日の赤、Bandera Espan~ol<br />の色。<br /><br />スペインは決して「情熱の国スペイン」を代表する赤(ROJO)ではなく、地方色豊かな<br />多彩な色を持ち混ざり合った素晴らしい国、一度訪れると決して忘れられない印象を<br />旅行者に良くも悪くも与える、今回のモレージャは正にモレージャ色(グレー)でした。

秋色のスペインを見つけに、モレージャ

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2013/11/10 - 2013/11/23

20位(同エリア63件中)

3

68

churros 

churros さん

スペインへは春も夏も秋も冬も来ているのですが、なんねんもスペインに来ていても
見えない色が有るものですね。

まだスペインに行った事が無かった頃、思い描いたスペイン色は情熱の赤、仕事がらみで
訪れたバルセローナは透き通るような青い空、アンダルシアの白く眩しい壁の色、
バレンシアの夕暮れ時の街はオレンジに染まり、セビージャでヒラルダから見下ろす茶色の
屋根瓦、何と言ってもカルモナで見る黄色とタラゴナの夕日の赤、Bandera Espan~ol
の色。

スペインは決して「情熱の国スペイン」を代表する赤(ROJO)ではなく、地方色豊かな
多彩な色を持ち混ざり合った素晴らしい国、一度訪れると決して忘れられない印象を
旅行者に良くも悪くも与える、今回のモレージャは正にモレージャ色(グレー)でした。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
航空会社
ターキッシュ エアラインズ
旅行の手配内容
個別手配
  • モレージャへの入口はカステジョン・デ・ラ・プラーナから始まります。<br /><br />モレージャ何なの?何処?聞きなれないスペインのバレンシアナ地方(comunidad valenciana)に在る寒村です、もちろん日本のガイドブックには載っていません、これと言って何もない寒くて静かな村なのですが、!なんとも良い村なんです!。<br /><br />城壁(muralla)に囲まれた村はスペインにはあちこち点在しているのですが、何故かしらGoogle Mapsを見ている時に偶然数年前に見つけました。<br /><br />とにかく行ってみようと今回出掛ける決心をしました。

    モレージャへの入口はカステジョン・デ・ラ・プラーナから始まります。

    モレージャ何なの?何処?聞きなれないスペインのバレンシアナ地方(comunidad valenciana)に在る寒村です、もちろん日本のガイドブックには載っていません、これと言って何もない寒くて静かな村なのですが、!なんとも良い村なんです!。

    城壁(muralla)に囲まれた村はスペインにはあちこち点在しているのですが、何故かしらGoogle Mapsを見ている時に偶然数年前に見つけました。

    とにかく行ってみようと今回出掛ける決心をしました。

  • カステジョン・デ・ラ・プラーナのエスタシオン・アウトブセス 12番乗り場からアウトブスが出ています、片道10,1エウロで終点モレージャまで行けます。<br /><br />私の乗ったアウトブスは08:30発モレージャ行き、アウトブスが12番乗り場に入ってきたら、運転手ご婦人(セニョーラ)に行き先を告げ切符を買う、ココまでは順調に出来たのだが途中アクシデントが勃発。<br /><br />

    カステジョン・デ・ラ・プラーナのエスタシオン・アウトブセス 12番乗り場からアウトブスが出ています、片道10,1エウロで終点モレージャまで行けます。

    私の乗ったアウトブスは08:30発モレージャ行き、アウトブスが12番乗り場に入ってきたら、運転手ご婦人(セニョーラ)に行き先を告げ切符を買う、ココまでは順調に出来たのだが途中アクシデントが勃発。

  • アウトブスは順調に高速道路を走り40分ほど走って少し広い目のバス停で停車、全ての乗客が降りて行くではないですか、モレージャにしてはまだ早すぎると、運転手のセニョーラに!Que!?Tengo que hacer transbordo?聞くと!Si!、慌てて荷物をトランクから引っ張り出し、待つ事5〜6分乗り換えのアウトブスが到着、そこから約1時間半、山間を抜け崖を上り終点のモレージャに近づいてくると、見えました天空の城が。

    アウトブスは順調に高速道路を走り40分ほど走って少し広い目のバス停で停車、全ての乗客が降りて行くではないですか、モレージャにしてはまだ早すぎると、運転手のセニョーラに!Que!?Tengo que hacer transbordo?聞くと!Si!、慌てて荷物をトランクから引っ張り出し、待つ事5〜6分乗り換えのアウトブスが到着、そこから約1時間半、山間を抜け崖を上り終点のモレージャに近づいてくると、見えました天空の城が。

  • 問題の停留所です。

    問題の停留所です。

  • 来ました!乗り換えのアウトブスが。

    来ました!乗り換えのアウトブスが。

  • 秋色の山道を抜け。

    秋色の山道を抜け。

  • 山道を走り。

    山道を走り。

  • 見えて来ました「天空の城」モレージャ。

    見えて来ました「天空の城」モレージャ。

  • 近づいてくると城壁まではっきり見えて来ます。

    近づいてくると城壁まではっきり見えて来ます。

  • これを上れば城壁内です。

    これを上れば城壁内です。

  • アウトブスを降りるとあきらかに空気が違っていて、冷たい澄んだ冷気が肺まで一杯になるのが判る、取り合えずオテル探しをする事に。<br /><br />インフォルマシオンで予算と適当に綺麗なオテルを紹介してもらう、予算内で紹介してもらったオスタルがLa Fonda Moreno、オスタルと書いてあるがどう見てもカサ・デ・ウエスぺデス要するにフォンダです。<br /><br />ドアーを空けるとBARになっていて、BARのカウンター(barra)でチェックイン、3階のカギを渡されて泣きそうになったが、幸いエレベーターが付いていた(ラッキー)。

    アウトブスを降りるとあきらかに空気が違っていて、冷たい澄んだ冷気が肺まで一杯になるのが判る、取り合えずオテル探しをする事に。

    インフォルマシオンで予算と適当に綺麗なオテルを紹介してもらう、予算内で紹介してもらったオスタルがLa Fonda Moreno、オスタルと書いてあるがどう見てもカサ・デ・ウエスぺデス要するにフォンダです。

    ドアーを空けるとBARになっていて、BARのカウンター(barra)でチェックイン、3階のカギを渡されて泣きそうになったが、幸いエレベーターが付いていた(ラッキー)。

  • オスタル・フォンダ・モレノ入口。

    オスタル・フォンダ・モレノ入口。

  • 部屋は料金安めの屋根裏、真中の屋根梁で何度か頭を打ち死にそうになる。

    部屋は料金安めの屋根裏、真中の屋根梁で何度か頭を打ち死にそうになる。

  • 安いがモダンな造りで快適、シャワーだけだが熱いお湯がふんだんに出て申し分なし。

    安いがモダンな造りで快適、シャワーだけだが熱いお湯がふんだんに出て申し分なし。

  • とにかくオスタルを出て村を散策、写真の通りがメイン・ストリート最大の繁華街、オスタルで宿泊日数を聞かれた時3日間と答えたが、この村で3日はどう考えても行く処が無い、急いで帰って2日間に訂正する事にする。

    とにかくオスタルを出て村を散策、写真の通りがメイン・ストリート最大の繁華街、オスタルで宿泊日数を聞かれた時3日間と答えたが、この村で3日はどう考えても行く処が無い、急いで帰って2日間に訂正する事にする。

  • ツーリスタ・インフォの在った広場、ココからメイン・ストリートが始まります。<br /><br />メイン・ストリートを真っすぐ写真に撮って行きますので、時間の許す限り御付き合いください、ただ最後まで行ってもそんなに掛からないですよ。<br /><br />ココから写真だけになります。

    ツーリスタ・インフォの在った広場、ココからメイン・ストリートが始まります。

    メイン・ストリートを真っすぐ写真に撮って行きますので、時間の許す限り御付き合いください、ただ最後まで行ってもそんなに掛からないですよ。

    ココから写真だけになります。

  • 角の乳製品やさん。

    角の乳製品やさん。

  • 土産物店。

    土産物店。

  • 肉屋さん。

    肉屋さん。

  • 後ろを振り返りパチリ。

    後ろを振り返りパチリ。

  • 左の土産物屋さんは手作りの品物を多く置いています。

    左の土産物屋さんは手作りの品物を多く置いています。

  • 隣の赤い壁は2階部分にマリア様が祀っています。

    隣の赤い壁は2階部分にマリア様が祀っています。

  • 雑誌や本や新聞を販売している、この向かいに在る店(モレージャ織)で有名らしく、土産物でない本物のモレージャ織を置いている、少し高いがやはり本物はイイですね、私も一つ購入しました。

    雑誌や本や新聞を販売している、この向かいに在る店(モレージャ織)で有名らしく、土産物でない本物のモレージャ織を置いている、少し高いがやはり本物はイイですね、私も一つ購入しました。

  • そのお店が此処です。

    そのお店が此処です。

  • 購入の場合はこの店を間違わない様にして下さいね、他の店には半額以下の品物が店頭に並んでいます。<br /><br />店の上にはアルテサニア(手作り)と書いてあります。

    購入の場合はこの店を間違わない様にして下さいね、他の店には半額以下の品物が店頭に並んでいます。

    店の上にはアルテサニア(手作り)と書いてあります。

  • 店内に入ると可愛いセニョリータが親切に対応してくれます。

    店内に入ると可愛いセニョリータが親切に対応してくれます。

  • これがモレージャ織のマンタです。

    これがモレージャ織のマンタです。

  • 正にセニョリータが羽織っているマンタを私が購入しました。

    正にセニョリータが羽織っているマンタを私が購入しました。

  • 隣は陶器屋さんです。

    隣は陶器屋さんです。

  • 「カルメン」は15エウロで販売されているが、手に取ってみると薄いのですぐ判ります。

    「カルメン」は15エウロで販売されているが、手に取ってみると薄いのですぐ判ります。

  • 「カルメン」の所には広場になっていて、そこにはアユンタメント(役場)があります。

    「カルメン」の所には広場になっていて、そこにはアユンタメント(役場)があります。

  • ちょっと入ってみましょう。

    ちょっと入ってみましょう。

  • フェスタで使う被り物が展示してあります。

    フェスタで使う被り物が展示してあります。

  • 先に足を進めましょう。土産物店

    先に足を進めましょう。土産物店

  • アユンタメント(役所)横の階段。

    アユンタメント(役所)横の階段。

  • この店は手作りのアクセサリーを販売していますが、私は何の興味も無いのでパス。

    この店は手作りのアクセサリーを販売していますが、私は何の興味も無いのでパス。

  • アユンタメント(役所)の階段を挟んで隣の洋品店。

    アユンタメント(役所)の階段を挟んで隣の洋品店。

  • 精肉店。

    精肉店。

  • 靴屋さんにも手作りの楽しい品物がたくさんありますよ。

    靴屋さんにも手作りの楽しい品物がたくさんありますよ。

  • この辺りからBARが出て来ます。

    この辺りからBARが出て来ます。

  • 前写真の隣のBAR.

    前写真の隣のBAR.

  • 後ろを振り返ってパチリ。

    後ろを振り返ってパチリ。

  • BARの隣は理容店(パーマ屋さん)。

    BARの隣は理容店(パーマ屋さん)。

  • 向いのパン屋さん。

    向いのパン屋さん。

  • この左の角を降りると宿泊しているモレノに向う階段です。

    この左の角を降りると宿泊しているモレノに向う階段です。

  • この辺りから少し雰囲気が変わって来ます、銀行が並んでいたりモレージャを代表するオテルが在ったりします。

    この辺りから少し雰囲気が変わって来ます、銀行が並んでいたりモレージャを代表するオテルが在ったりします。

  • 銀行街と言ってもこんな感じ。

    銀行街と言ってもこんな感じ。

  • スペインの何処にでも在るサンタンデール。

    スペインの何処にでも在るサンタンデール。

  • 後ろを振り返ってパチリ、サンタンデールの隣は花屋さんです。

    後ろを振り返ってパチリ、サンタンデールの隣は花屋さんです。

  • サンタンデールからは昔ながらの建て方、軒の下にBARが並んでいます、この辺りからは俗に言うモレージャの繁華街。

    サンタンデールからは昔ながらの建て方、軒の下にBARが並んでいます、この辺りからは俗に言うモレージャの繁華街。

  • モレージャを代表する高級オテル。

    モレージャを代表する高級オテル。

  • オテルの前の階段。

    オテルの前の階段。

  • メイン・ストリートを通り抜けてしまいました、この村のメイン・ストリートを1軒1軒の店をのぞいて歩いても、3日あれば往復出来ます。

    メイン・ストリートを通り抜けてしまいました、この村のメイン・ストリートを1軒1軒の店をのぞいて歩いても、3日あれば往復出来ます。

  • ただ、村から観る景色は1週間でも楽しめますよ。

    ただ、村から観る景色は1週間でも楽しめますよ。

  • その景色がこれです。

    その景色がこれです。

  • いかがでしたかこの村は?

    いかがでしたかこの村は?

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この旅行記へのコメント (3)

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  • ホーミンさん 2013/11/26 12:12:00
    秋色のスペイン
    churrosさま

    こんにちは。(o^v^o)
    そしてお帰りなさい。

    スペインに行ったことがない私にとって、スペインのイメージカラーはやっぱり真っ赤です。
    もうちょっと想像力を働かせても、せいぜい青と白。
    その他はワインの赤か、豚の丸焼きの茶色、国旗の黄色。
    想像力が乏しすぎる、悲しい・・・。

    今回は色を気にして旅行記を拝見いたしました。
    赤があまりないですね〜。
    青も黄も少ない。
    落ち着いた秋色が続きます。

    屋根裏部屋に泊まるなんて、珍しいのではないですか?
    屋根梁で何度か頭を打たれたのですか。
    打ち死にされなくてよかったです。

    churros 

    churros さん からの返信 2013/11/26 18:03:57
    RE: 秋色のスペイン
    ホーミンさん、ご覧になって頂きありがとうございます。

    書き込みまで感謝します、ただいま〜です〜。
    何度もスペインに行くと初めて行った時の印象と変ってきました
    私もホーミンさんと同じ赤だったんですよ。

    日本に住んでいて日本は何色って聞かれたらホーミンさんは何てお答えになります?、先日スペインに長く住んでおられるMILFLORESさんが「スペイン色」と旅行記に書いておられました。

    そんな思いを持って今回スペインを旅してきました、秋は紅葉で赤や黄色スペイン国旗の様だな〜っと出掛けました、でもスペインは多様性のある国で又何色か解らなく帰って来ました、強いて言えば「親切色」そんな色ないですよね。

    宿泊する所を決めずに行くのは、予定の変更に対応出来るのでイイのですが、思いもよらない所に泊らななくてはならなくなったり、オテル探しに手間取ったりします、オテルを決めずにスペインに行くって不安じゃない?と聞かれますが、案外なんとかなるものですよ、今回の様に屋根裏の様な変った部屋に泊れたり。

                               churros

    ホーミン

    ホーミンさん からの返信 2013/11/26 18:45:56
    RE: RE: 秋色のスペイン
    「スペイン色」「親切色」
    素敵な表現ですね。

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