2020年新春～津山・鳥取への青春18きっぷ旅行（後編）

2020/01/05 - 2020/01/06

2020年最初の旅は、「青春18きっぷ」2日×2人分を用いての岡山県・鳥取県への1泊旅行。
2日目は動物公園として知られる真教寺公園、家内の思い出の場所、駅そば屋などを巡り帰途に。

（前編）津山まなびの鉄道館などはこちら
https://4travel.jp/travelogue/11619649

エリア 鳥取市(鳥取)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

津山経由で鳥取入りし、鳥取駅前の「グリーンリッチホテル鳥取駅前」に宿泊。
鳥取ならではの天然温泉付きの素敵なホテルでした。
朝食バイキングも、名物の「鳥取カレー」はじめ盛りだくさんの内容。

グリーンリッチホテル鳥取駅前 宿・ホテル

グリーンリッチホテル鳥取駅前のロビー。
流行りのデザイナーホテルとでもいうべき内装が売りのホテルで、機会があればまた利用したいと思います。

グリーンリッチホテル鳥取駅前 宿・ホテル

とりあえず、北の方角、久松山（鳥取城址）方面に向けて出発。

今回の鳥取行きは、家内の学生時代の思い出の地巡りでした。
若桜街道沿いには、家内の出身大学のまちなかキャンパスが。

袋川沿いには桜並木が。
一度、桜の季節に智頭街道沿いのレトロ建築群と合わせて再訪してみたいものです。

本日最初の目的地は、浄土宗寺院の真教寺の隣に。

真教寺公園 公園・植物園

真教寺に隣接する「真教寺公園」
一見何の変哲もない都市公園のようですが・・・

真教寺公園 公園・植物園

実は真教寺公園、またの名を「動物公園」と称し、事実上の市営動物園となっていました。
しかも入園料は無料。地元では定番のスポットだそうですが、遠方からの家族連れの方にもおすすめしたい場所です。
写真はニホンザル舎。

真教寺公園 公園・植物園

こちらはミーアキャット。

真教寺公園 公園・植物園

学芸員さんもしくは飼育員さんお手製の解説文も、充実していました。

真教寺公園 公園・植物園

ニワトリや山羊といった、小学校で飼育されているような家畜たちもいます。

真教寺公園 公園・植物園

こちらは山羊。

真教寺公園 公園・植物園

続いては鳥取赤十字病院近く、大工町通り沿いにある鳥取福音ルーテル教会へ。
家内は学生時代、列車でこちらの教会に通っていたとのこと。

鳥取駅に戻る途中、若桜街道商店街にある自由民主党・石破茂代議士の事務所前を通りました。
鉄道ファンとしても著名な石破代議士は、鳥取県八頭町のご出身です。

鳥取駅前のバスターミナルから、日本交通の路線バスで鳥取環境大学へ。
道中、鳥取三洋電機の工場跡に有名和菓子店の工場が建っているのを見かけ、この20年あまりでの周辺の変わりように驚いたものです。

鳥取駅バスターミナル 乗り物

鳥取市南部の造成地・若葉台にある鳥取環境大学のキャンパス。
家内が青春時代を過ごした場所ですが、自然環境に恵まれ雰囲気もなかなか良さそうなキャンパスでした。

鳥取環境大学から徒歩で、最寄りの因美線・津ノ井駅へ。

津ノ井駅 駅

津ノ井駅を通過する特急「スーパーはくと」。

津ノ井駅 駅

津ノ井駅に入線する、若桜鉄道WT3000形気動車「八頭」号。
もともとは若桜鉄道がJR西日本若桜線の運営を引き継いだ1987年に、WT2500形として製造された車輌でしたが、2019年にデザイナー・水戸岡鋭治氏の手により観光客を意識した内外装に生まれ変わりました。

津ノ井駅 駅

「八頭」号の車内。
同じ水戸岡氏デザインのJR九州の観光列車と同様、木材を生かした落ち着いた内装に仕上がっていました。
また、若桜鉄道線内では車内Wi-fiも利用可能とのこと。

若桜鉄道 乗り物

吊り手も木製でした。

若桜鉄道 乗り物

車内の照明器具も、切子や格子をイメージした和風のデザインになりました。

若桜鉄道 乗り物

終着駅の鳥取駅では、山陰本線のキハ47形が出迎えてくれました。

鳥取駅 駅

時間が押しているなか、鳥取駅1階の「砂丘そば」で遅めのお昼ご飯。
アゴ出汁の効いたうどんと炊き込みご飯のセットを美味しくいただきました。

砂丘そば グルメ・レストラン

復路は当初、山陰本線回りのルートを取ろうかと思っていたのですが、時間の都合があり因美線・智頭急行経由のルートを取ることに。
智頭までは、智頭急行HOT3500形の2両編成による因美線普通列車で移動します。

鳥取駅 駅

HOT3500形に掲出された、鉄道むすめ「宮本えりお」のヘッドマーク。

智頭駅で智頭急行の普通上郡行きに乗換。
智頭駅や上郡駅の構内の自動販売機も、「宮本えりお」をあしらったデザインでした。

智頭駅 駅

智頭から上郡までの列車は1両編成。
智頭～上郡間を片道乗り通すだけで元が取れるフリーきっぷを購入して改札をくぐります。
なお、フリーきっぷが安かったのをいいことに、智頭駅の智頭急行窓口で鉄道グッズをいくつか購入しました。

智頭駅 駅

智頭急行線の車内で、鳥取名物「鳥取産二十世紀梨チューハイ」片手に乾杯し、旅を締めくくります。

智頭急行 智頭線 乗り物

智頭から1つ目の恋山形駅は、「恋人の聖地」と知られ、ハート型の駅名標とピンク色の柱やフェンスが有名です。
列車の行き違い待ち時間に少々撮影しました。

恋山形駅 駅

大原駅で行き違う、特急「スーパーいなば」岡山発鳥取行きと特急「スーパーはくと」倉吉発京都行き。

大原駅 駅

大原の次駅は宮本武蔵駅。
言うまでもなく、剣豪・宮本武蔵に因んで名付けられた駅です。

宮本武蔵駅 駅

宮本武蔵駅の駅舎に掲出された横断幕。

宮本武蔵駅 駅

上郡からは再び青春18きっぷを片手に、山陽本線の普通姫路行きに乗車。

姫路駅では山陽本線上りホームに到着。
キハ58・28系急行型気動車を象った立ち食いそば店に入店します。

まねきのえきそば 在来線上り店 グルメ・レストラン

帰りの新快速電車に乗る前に、通勤客や旅行客でごった返す立ち食いそば店で「えきそば」を堪能。
行きに食べたばかりなのに、また帰りに食べたくなる病みつきの一品です。

生まれて初めて、鳥取の街を歩いた今回の旅。
コロナ禍が落ち着いたら、のんびり砂丘を歩いて、新鮮な海の幸に舌鼓を打てればというところです。

まねきのえきそば 在来線上り店 グルメ・レストラン