2020/02/26 - 2020/03/01
8570位(同エリア30103件中)
松太郎さん
今日は懇丁から台北に戻ります。台北では西門町や迪化街をぶらついたり、お土産を買ったりしました。夕食は泊まるホテルのレストランでフカヒレのコース料理を予約しています。翌日は朝食の後MRTで空港に向かい帰国しました。
帰国した後、コロナウイルスに対しそんなに切羽詰まった危機感を感じていなかった日本での日常生活がどんどん厳しくなります。マスクをする人が増え、3つの密防止や百貨店、居酒屋、映画館、劇場などの営業自粛が言われ、旅行など、特に海外旅行どころではなくなりました。しばらくは海外には行けそうにもありません。早くコロナ禍が過ぎ去り平穏な生活に戻ることを祈るばかりです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- エバー航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4日目
シーザーパーク懇丁の2回目の朝食です。
オリーブを見つけたので少し皿に取りました。 -
パンケーキを焼いているところです。出来立ての温かいパンケーキは美味しかったです。
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オムレツは人気があるので2人のコックさんがフル稼働です。注文を受けて、トッピングの希望を聞きながら手早く作っています。この辺りは他の東南アジアやインド、トルコなどと比べて、お客さんに一生懸命サービスに努めようという姿勢が良く見えて好感を感じます。
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オムレツは上手に出来ているのですが、美的センスの足りない私のケチャップがせっかくのオムレツを台無しにしてしまってるように見えます。でも美味しいです。
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定番の担通麺です。
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取り皿が小さかったため、雑な置き方ですが、チーズ、ベーコン、玉子焼き、ウインナー、トマト、オリーブです。
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フルーツはバナナ、スイカ、ドライアンズ、皮付きピーナツ、レーズンとおまけにビスケットです。やはり暖かいと言っても冬という季節のためか、南洋の美味しい果物は種類も少なく甘みも薄いです。旬である5月から6,7月が一番種類も多く、甘みも濃いとのことでした。
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アメリカンコーヒーです。レギュラーコーヒーが何故かありません。
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朝食の後、昨日のバス停に来ました。高校の運動競技大会のポスターが貼ってあります。
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ホテルへ来る時に使った無料送迎バスは14時頃の1本しかありません。台北での時間も取りたかったので、朝の路線バスで高雄の新幹線の駅である左營まで行くことになりました。
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路線バスと言っても観光バスのようなバスで、乗車客も少なく2シートを1人で使えるゆったりドライブでした。
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懇丁のシンボルの大尖山が見送ってくれてるようです。時間とお金の余裕があったならまた来たいと思いました。とてもゆっくりと過ごすことのできたリゾート地のホテルでした。
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恒春城門の南門の横を通ります。清朝末期に造られたそうで、東西南北にそれぞれ門があるそうです。
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バスは恒春の街の中を通りますが、車窓の風景は映画「三丁目の夕日」の昭和の世界を見るような懐かしいような気持ちが湧いてくる風景です。
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檳榔(ビンロウ)屋をあちこちで見ますが、檳榔を買うひとを見るのは初めてです。バイクに乗ったオジサンが普通にタバコを買うように買っていました。
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高雄の街に入って来ました。
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左營の駅構内です。
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台北まで、日本の新幹線の「のぞみ」のような途中停車駅の少ない列車を探すと、11:55発がいいようです。
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自動券売機で発券しますが、せっかくだから商務車(グリーン席)に乗ってみようと仲間の1人が言い出します。
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台湾新幹線の商務車の料金は日本の新幹線のグリーン車より相当安いらしいので、試しに乗ってみようということになりました。
タッチパネルで発券するのは、日本の新幹線と同じです。 -
クレジットカード決済が出来ました。
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乗車券は1枚です。特急券と乗車券が一緒になっています。
高雄から台北まで345Kmで商務車2440NTD(約8800円)、東海道新幹線は東京から名古屋まで366Kmでグリーン車14960円、自由席10560円。
台湾の新幹線は安いですね。日本の自由席の値段でグリーン車(商務車)に乗れます。 -
昼食は駅弁にします。この駅には高鐵の駅弁屋と台鉄の駅弁屋があります。
ここが高鐵の駅弁屋です。販売は3種類の駅弁です。台湾歴数十年の仲間の話では、高鐵は高くて、美味くないそうです。 -
こちらが台鉄の駅弁屋です。安くて美味しいそうです。
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もちろん、安くて美味しいこちらで、「古早経済弁当」60元(約220円)を買いました。
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時間が来たのでホームに来ました。
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車窓の風景は日本と同じです。
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車内の風景は日本のグリーン車と同じかどうか、あまりグリーン車に乗ったことがないので分かりません。
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台湾のグリーン車ではお手拭きと飲み物とおつまみがサービスで出てきました。沢山の紙コップをワゴン車に積んで乗務員の女性がやって来ます。
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コーヒーと箱入りのつまみをもらいました。
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箱入りおつまみの中には焼き菓子が入っていました。
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仲間がもらったのは箱入りのナッツ類でした。
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左營駅で買った60元の駅弁を開けて昼食にします。
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中身は煮た骨付き豚肉と味付け玉子がご飯の上に載っています。これが旨くて、台湾の味です。
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仲間は車内販売で駅弁を買いました。高鐵弁当の台湾風ポークカツ弁当100元(約360円)です。
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60元の台鉄弁当より洗練されていますね。ポークカツと煮卵、野菜が綺麗にならべられています。新幹線の弁当なのでチョットおしゃれな弁当にしているようです。これを食べた仲間に味はどうかと尋ねると、残念ながら・・・の味だったそうです。
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台北の街に入って来ました。
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台北駅からは荷物もあるのでタクシーでホテルまで行きます。
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MRT行天宮駅の近くのガーラホテル(慶泰大飯店)です。
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ベッドです。
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ベッドの横に机があります。
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バスタブ付きでシャワー室もありです。トイレはウオシュレットが付いています。
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バスタブは深目で使い易い。
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洗面台はシンプルです。
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アメニティグッズは歯ブラシもあります。特に高級感はありません。
部屋の印象はちょっと高めのビジネスホテルと言った感じです。
値段の割にシンプルな部屋です。でもここの2階のレストランのフカヒレコースがコスパがいいです。それに泊り客は15%の値引きもあります。 -
ホテルに荷物を置いて迪化街にやって来ました。
南側の永楽市場の近く、「孤独のグルメ」の五郎さんで有名な「永楽小吃(永楽担通麺)」で鶏肉飯を食べようとやって来ました。 -
ところが、五郎さんのポスターは貼ってありますが、店はシャッターが閉まって開いていませんでした。残念。
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縁結びの神様でもある月下老人も祀られている霞海城隍廟も覗いてみました。若いカップルで一杯です。
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中に入ると、月下老人の他に義勇公、城隍夫人、観音菩薩さまが並んでいらっしゃいます。なんだか道教の神様はいまにも動きそうな操り人形のような神様も交じっていますね。
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ドライフルーツなどのお土産を捜して迪化街を歩いていると、ちょっと休みたくなりますが喫茶店らしきものは見当たりません。すると台湾大好き仲間が以前行ったことある店を案内すると、記憶を頼りに探し始めました。通りの中の「民藝土呈」と言う民芸品屋さんに入っていきます。その中の2階が茶芸館「南街得意」でした。
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中国のお茶や日本のお茶などをお菓子と共に楽しむ喫茶店のようです。日本語のメニューもあります。料金は一律280元です。
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左から急須、真ん中のガラスの器が急須で茶が濃くなりすぎないように入れておくポット、右側が湯呑みです。一回の茶葉で湯呑みで軽く3杯以上はおかわりが出来ます。焦って席を開ける必要もなく、ゆっくりと寛ぐことが出来ました。
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今度は西門町にやって来ました。何回も西門町には来たことがありますが、西門紅楼には入ったことが無かったので初めて入って見ました。すると中は2階建てフロアーの小物雑貨のお土産屋さんが並んでいます。西門紅楼の建物の歴史的なものはパネルが1階の壁に並んでいました。日本統治時代の1908年に日本人の設計で公衆衛生管理施設として建てられたそうです。その後公営市場や劇場を経て現在のカフェ、劇場、ショップの複合施設として活用されているそうです。
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商店街の方に入って、阿宗麺線へやって来ました。かつおだしの良く利いた、にゅう麺のようなものですが、すごく美味しく、いつ行っても店の周りは人で一杯です。テイクアウト専門ですので、店の周りでお客さんが立ち食いをしています。私達も食べるつもりで行ったのですが、ホテルの朝食バイキングが思ったより腹に応えすぎて、まだ空腹感が感じられず残念ながら見るだけで素通りになってしまいました。
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少し疲れてきたのでホテルに帰って休もうとMRT西門駅にやって来ました。
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MRT行天宮駅で下車して地上の松江路に出てきます。
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松江路を南へ300mほど行くと今日の泊り宿のガーラホテル(慶泰大飯店)です。
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部屋でゆっくりと一服した後、予約した時間にホテルの2階にある海鮮料理レストランの金滿廳(金満庁)へやって来ました。とりあえず台湾ビールです。
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フカヒレとイセエビのコース料理を頼みました。1180元ですが宿泊者は15%引きですので、1003元(3600円)位のコースです。このレストランはクチコミで高評価と低評価に分かれていますが、味は普通でも日本でこの値段でフカヒレ、イセエビのコースはあり得ません。良心的な、安心して、フカヒレコース料理の雰囲気を味わえる点ではgood choiceだと思います。
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前菜、野菜の酢漬け。
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フカヒレの姿煮です。
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スプーンでフカヒレを持ち上げます。少し小さめですが、ちゃんとフカヒレの姿をしています。味は普通です。ではどこのフカヒレが美味しいのかと言われますと、これは仲間のうちでも意見が一致したのですが、東京駅の北口通路にある頂上麺筑紫樓のふかひれ姿煮込みつゆそば(3456円税込み)が一番だと言うことになっています。
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イセエビのニンニク蒸。身が詰まっていて美味しいです。
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季節の野菜料理です。あっさりとしたエビ入りの野菜炒め。
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チャーハンスペアリブ添え。普通に美味しい炒飯と、だいぶ美味しいスペアリブでした。
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デザートはぜんざいでした。甘くて美味しいです。
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フルーツ盛り合わせ。量が上品です。
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最後にコーヒーが出て終わりです。この頃になると営業時間が終わりに近づいてきたのか、お客さんの帰って空席になっているテーブルからテーブルクロスを畳んで片付けはじめ出しました。まだ数組のお客さんが残っているのに。この辺がクチコミの評価を落とすところだと思います。
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5日目
ガーラホテルの朝食です。一応ブッフェ形式ですが、客数が少ないのか料理の数はちょっと少な目で、日本のホテルルートインの朝食の規模です。 -
デザート
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パン類
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ちらし寿司と茶そば。そばのつけ汁がちょっと残念。イチビキの濃縮2倍のめんつゆの味。
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ハムの奥は魯肉飯の具の鍋とご飯のはいった炊飯器
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茶碗にご飯を入れて、たっぷりと魯肉の具をのせたところです。魯肉飯はホテルでもレストランでも、夜市でもどこで食べても美味しい定番B級グルメです。
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アメリカンブレックファーストその1
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アメリカンブレックファーストその2
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茶そば
朝食をいつも通りにたっぷりと食べて、チェックアウトして桃園空港に向かいます。 -
桃園空港MRTが出来てからは、もうバスに乗ることはなくなりました。以前は国光バス1819路線で行ったものでしたが、断然MRTの方が早くて便利です。
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車両は急行にあたる直達車です。空いていました。
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第2ターミナルで下車します。
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自動化された味気ない出国審査を抜けて制限エリアの大通りに出てきました。
人がいません。ガラーンとしています。右を見ても。 -
左を見ても、
お店は照明も付いて、販売員も居て開店しているのですが、お客さんが誰もいません。 -
マックのコーヒーで時間待ちです。
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帰り便のエバー航空はエアバスA321-200です。
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行きはガラガラの搭乗客数でしたが、帰国便はそこそこの搭乗格客が居ました。
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満席ではありませんが、8割方の搭乗率です。
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定刻通りの離陸です。
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帰国便は雲上の景色を見ながらうつらうつらと半分寝てしまします。やはり楽しい旅の後は疲れているのでしょうね。
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機内食が出てきました。かば焼きとメニューにあったので、てっきり鰻と思って蓋を開けるとどうも雰囲気が違うような気がします。食べてみると柔らかいのですが、鰻ではないような気がします。穴子? 鯰? 未だに分かりません。エバー航空のエコノミークラスでは鰻は出ないという方が自然な気がしています。味は普通でした。
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関空に到着しました。
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税関を出てきました。人がパラパラしかいません。
こんな状態で空港の運営は成り立つのかと思っていたら、3,4週間後には渡航自粛が発令されて航空便はほとんど停止されてしまいました。
コロナ騒ぎが収束するまで旅行も自粛するしかありません。しばらくは4トラの旅行記を眺め、新たな旅行の意欲を充電することになります。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
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