大磯明治庭園と迎賓館イタリアンランチ＋熱海日帰り温泉

2019/10/11 - 2019/10/11

神奈川県大磯町は、相模灘に面した温暖な地。
明治時代から著名人の別荘が点在しています。
大磯観光協会さんのガイドツアーで巡り、ついでに熱海温泉でゆっくりしました。

エリア 神奈川

「特別公開-大磯の明治庭園を訪ねる」ガイドツアーに参加するため、大磯駅にやって来ました。
大磯駅前は、横浜から東海道線で40分ほどなのに、ゆったりのんびりとした雰囲気。
駅前の大磯観光協会からスタートです。

まずは安田善次郎別邸を見学します。安田財閥の創始者です。
普段公開はされておらず、企業保養所として利用されています。

桃色の塀、珍しいです。

妻側が雲型で、こだわりの門

門を入って左側には、校倉造の立派な庫裡（くり）

持仏堂
軒の反りが軽やかです。

この場所にはもともと客間がありました。
安田氏は事業への出資を断られた活動家に襲われ、右手の池の手前で絶命したそうです。
安田善次郎氏と奥様が祀られています。

持仏堂を後にし、母屋に向かいます。

母屋は明治時代から間取りはそのままとのこと。

母屋玄関

庭を回り、茶室へ

茶室にじり口
様々な四角形が壁面に絶妙なバランスで配置されています。

にじり口と貴人口が、戸板で隔てられています。

茶室内部
天井が高くて広く感じます。

飛び石に遊びが

安田翁の絵も見せていただきました。
ありがとうございました。

次の場所へ移動します。
マンホールには
海とカモメと風よけの松

途中、素敵な竹垣のお宅がありました。
のんびりとした大磯の雰囲気に合う佇まい。

大磯迎賓館
２×４（ツーバイフォー）工法で建てられた国内初の建物です。
1912年に貿易商の別邸として建築され、2013年に国登録有形文化財に指定されています。

こちらでランチをいただきます。

お席の準備が整うまで、館内を自由に見学します。
2階へ

階段の照明が素敵

2階ダイニングルーム

2階ダイニングルーム
海に面した窓にはステンドグラス

ウェイティングルーム
結婚式などでも利用されているみたいです。

２階からは海がちらりと見えます。
レンガ葺の建物がレストランになっています。

続きの別棟にはイタリアンレストラン

ナポリピザ窯もスタンバイOK

窓際のお席になりました。
植栽の先に海が見えます。台風が近づいてるので、風が強いです。

ナポリピザ窯もあるので、カンパーニャ州のワインを合わせます。辛口ですが、果実味もしっかりしてます。

湘南の地場野菜の前菜
爽やかなドレッシングとともに

断面がお花みたい。
カブは少し甘みがあり、朝採れのマコモ竹はシャキシャキと美味。

ピザは2種類
マルゲリータとキノコのピザ
出来立てで美味しい！

リガトーニのラグーソース
牛肉に赤ワインのコクがしっかりしています。

デザートとコーヒー
全部美味しくいただきました。ご馳走さまでした。

お昼ご飯代も、ワイン以外は、ガイドツアーの料金に含まれます。

明治庭園に向かいます。
途中、三大俳句場として有名な鴫立庵（しぎたつあん）があります。

明治庭園に来ました。
一般公開を目指して、現在修復工事中です。

海岸線に向かってなだらかに傾斜があり、風よけの松が植えられています。
この辺りには、陸奥宗光邸、大隈重信邸、伊藤博文邸など、重鎮の邸宅がありました。

奥に見えるのは、旧陸奥宗光邸です。

旧陸奥宗光邸は、聴漁荘と名付けられています。
第2次伊藤博文内閣の外務大臣だそうです。

庭園内の石灯籠。
かなりの大きさです。

旧大隈重信邸

建具の組み方が素敵。
吹きガラスなので、表面がいびつに見えます。

今回は残念ながら室内には入れませんでしたが、玄関先からちらりと見えた銅製の鏡。
とてもモダンなデザインです。

こちらでガイドツアーはお開きです。
完成したらまた来たいと思います。

雨足が強くなってきたので、明治庭園からバスで大磯駅へ。
まだ14時すぎなので、東海道線で熱海に向かいます。
今回は、熱海港のそばにある日帰り温泉funaさんにお邪魔しました。

雲行きがあやしいですが、思ったほど海は荒れてません。
これなら露天風呂も大丈夫そうです。

お風呂は海の目の前
（内部は当然撮影できないので、ウェブページから拝借）

深さ1.2mの露天立ち湯
ゆらゆらしながら海と一体化できます。

立ち湯からは熱海の市街地も望めます。

休憩スペースも充実してます。
平日でしかも台風が近づいているので、お客さんが少なく、休憩し放題、写真取り放題です。

低温サウナ

施設内のショップで熱海プリンを発見！
カバのカラメル入れが可愛い！
トロッとしていて、カスタードクリームを食べているみたい。
台風が近づいているので、プリンを食べて早めに帰宅しました。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。