Japan　こびとの小屋からはじまる楽しい旅　国分寺のパン屋さん　TERU PAN

2019/10/20 - 2020/05/07

2019年10月20日から2020年5月7日まで国分寺界隈を
旅行していたわけではありません。

はじめてテルパンを訪れたのが10月20日。その時テルパンはまだ建築途中でした。
当日、リフォームの終了に伴って我が家に来てくれていた
現場監督のチカラ君と大工のさくらちゃんがテルパンに車で送ってくれることになり。
その時のおしゃべりが楽しく思い出されます。

そのうちに世の中はコロナ自粛になって外出もままならなくなり。
でも散歩は心身の健康に不可欠なので人に会わないやうに気をつけて
久しぶりにそのパン屋さんを訪れたのが2020年の5月7日でした。

エリア 国分寺・小金井(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

昭和記念公園のこびとの家を作ったのはだれ？
https://4travel.jp/travelogue/11608373
森のこびとでしょ？
そう。
でもてつだったのはkitoriのおじさんらしい。

そのおじさんにマンションのリフォームをお願いして
すっかり素敵になった唐辛子婆の家。
毎朝目が覚めると幸せな気分になりまする。

kitoriのおじさんの次なるお仕事は国分寺のパン屋さんですって。
うわ～楽しさうおいしさうとつぶやいたらば
「お庭作るの手つだってみます？
ガーデンデザイナーの正木覚さんが担当してるんですよ。」

えっ？素人が手つだってお邪魔になりません？
「いやいや大丈夫。ほかにも手つだいにきてくれる人がいるんですよ。
私が家造りやリフォームにかかわった人たちが。」
へ～、そんなのありなんだ！面白さう！

いろいろお話を伺ううちにそのガーデンデザイナーの正木覚さんは
http://ab-design.jp/
西国分寺のカフェ「クルミド・コーヒー」のお庭を担当した方で。
https://4travel.jp/travelogue/11543842

そして世田谷の欅ハウスがとても有名だと教わったのでネットで見てみましたら本当に素敵な、緑と建物が一体化した美しいマンションでした。

ここに
相続税を支払うために樹齢200年を超える欅や、桜、松などの木々を
売らなければならなくなった地主さんと
この環境を壊したくないということから15人の出資者を集め
集合住宅を作ることにした正木さんの物語が書かれています。
https://setagayansson.com/people/30

レトロなタイルやガラスを使っておとぎの国のやうな
フランスの田舎のやうな
中東のどこかの国のお家のやうな
不思議な雰囲気の漂うお店を作り上げてしまうkirtoriのおじさん。

手焼きのタイルが　

素敵でしょ？

学生の頃からパキスタンでダウ船に乗ったりチュニジアに旅したりの
冒険家。
コロナ自粛の直前にはローマで過ごして、すんでのところで
安全に帰国できたというkitoriのおじさん。

この床は文京区のカフェ・アリッサラを

思い出させる。
https://4travel.jp/travelogue/11560517

Maymaytitiさんのたのしい絵も飾ってあって
テルパンはオープンを待つばかり。

これがオープンしたてのテルパンです。
唐辛子婆の手伝ったのはこの建物の奥の駐輪場のあたりの整備を
ほんの少しだけで、手伝ったのかお邪魔したのかわからないぐらい
なんですけど。

ご自宅のリフォームや新築をお願いした方々が次の仕事の
お手伝いに来るって考えてみたら不思議でしょ？
でもみんなにこにこ楽しさう。
そのうち一人はテルパンで働くことになったんですって！
西国分寺のクルミド・コーヒーを教えてくださった方も。
「食べログで全国1位になったのよ！」と。

この建物の奥は広大な敷地の小坂農園で
ウコッケイの小屋や野菜用の温室もあっていつかゆっくり見物してみたい。

テルパンのテルはテルテル坊主のテルですって。

お店がうまくいくかどうか心配で心配でしょうがなかったパン屋さん。

でもっ、開店当日から押すな押すなの大盛況！
あっという間に売り切れてしまって
作っても作っても売り切れてもうもうヘトヘト！

朝寝坊の唐辛子婆がたどり着いたときには
お目当てのバゲットなんて一本も残ってなくって。
バゲットが得意と聞いていたのにほんっとうに残念！

ここまでが昨年（2019年）の10月のことです。
その後国分寺に用事があるたびに立ち寄って唐辛子爺の大好きな
シナモンロールやあんドーナツや新鮮なお野菜や
お隣の里芋コロッケを楽しんでいたんですけどなかなかバゲットは
ゲットできなくて。

コロナ自粛になってしばらくぶりに国分寺に所用ができて
小平中央公園の美しい緑の中を歩きます。

ここのジムに通っていたこともあったのに。
建物は古いんですけど
スタッフがとても親切にマシンの使い方を教えてくれて
ある時など今日は腰が痛いから無理ができないと言ったらば
「では腰痛をとる体操をしましょう。」といって
マンツーマンで教えてくださって。

はやく再開できるといいなあ。

玉川上水沿いの道を歩くあいだは木陰が涼しかったけれど
国分寺までの道のりは暑くてバテちゃいました。
電車にもバスにもタクシーにも乗らずひたすら歩きます。

JR国分寺駅南口から国分寺街道をまっすぐ南下して
元町通りを左折すればすぐなんですけど

ぶんバスで

元町駐在所下車だと超ラクチンなんですけど。

唐辛子婆は「ミツバチばあや」なので
こういうの見るとつい歌いたくなっちゃう。
ぶんぶんぶんバスが翔ぶ♪

国分寺駅南口からの散歩が気持ちいいので歩きます。
殿ヶ谷戸庭園を左にみて

ローソンの看板のところで

左の坂を下ります。
国分寺はホントに坂の多い町ですね。
ここなんかまだマシな方。
国分寺市に住んでる方はきっと足腰が丈夫に違いない。

坂を下りて信号を渡ってこの方が立ってるところの
後ろの小道に入って

すぐにこの素敵な石畳の道がみえてきます。

野川にかかるもみじ橋

野川をたどって歩くのもとっても楽しいんですけど
深大寺まで行っちゃったら電車に乗らなければ帰れない。
唐辛子婆も年取ったもんだわ。
40代の頃は（一度だけ）我が家から新宿まで歩いたこともあるのに。
でもね
代々木に住んでいた妹のところに行く用があって出かけたのに
新宿に着いたらもう疲れちゃって妹に会わずに電車で帰っちゃったの。
昔からドジだったんですぅ・・・。

どなたのお屋敷だったのでせう？
立派な門がマンションの前に残してありました。

桜並木の素敵な通りをとおって

突き当りを左折してすぐにまた右折して　

もいちど右折して向こうに見える大きな木を目指して歩きます。

この広大な敷地が小坂農園で

元町通に面してコロッケの丸愛

里芋コロッケがとってもおいしいの！
そこにはパンダや

ツルみたいな不思議な鳥がいて

小坂農園では

採れたて野菜の販売も行っているんですけど

この顔がなんとも面白い。

テルパンに到着！
すぐ横のメルヘンなこびとの小屋が
樹木がこんなに大きく育ってはやくも素敵な景色になろうとしています。

ご実家にメタセコイアの木があるという
ガーデンデザイナー正木さんとのおしゃべりが思い出されます。
森と話ができるというのが疑いもなく信じられる。

うふふ、かたすみにkitoriのおじさんのマーク。

今日はやっとバゲットにありつけました！
唐辛子婆は外はパリっ、中はふんわりというパンはヤなの。
外も中も力いっぱい引っ張らなきゃちぎれないバゲットじゃなきゃ。
嗚呼、来た甲斐がありました！

消毒用アルコールが置いてあって、ほっ！
このレトロなブルーのタイルのテーブルで焼き立てのパンを
イートインできる日が一日も早くやってきますやうに！

ここまで来たからにはお鷹の道を散歩して帰ります。
ミズバショウの花が咲いていました。

さて、次なる「こびとの小屋からはじまる楽しい旅」はたぶん
青梅街道と立川通りが交差するあたりの神山農園に誕生する
採れたて野菜の販売所を兼ねた、ゆくゆくはカフェも開設したいお店。

この
こびとの小屋からはじまる楽しい旅　　kitoriのお祭り
https://4travel.jp/travelogue/11558986で
グーズベリー（食べられるほうずき）を売っていた若夫婦のお店です。

ホントならもうとっくにオープンしてるはずなんですけど
コロナ騒ぎのおかげできっとまだ。
安心して訪ねられる日が来るのをワクワクと待ちまする♪