2020/04/05 - 2020/04/05
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motogenさん
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春になったら出雲方面に出掛けよう。
そんなつもりだったのに、コロナウイルス騒ぎとなって、遠出できなくなってしまった。
ならば近辺の野山にハイキング。
「静岡のハイキングコース」を調べると、掛川の北に大尾山という山がある。
聞いたこともない山だ。
大尾山の文字は「おびさん」と読むらしい。
麓には『ならここの湯』なんていう温泉もある。
ヘ~、そんな場所があったのか・・とここに決定。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
ということで、お弁当を作って出発。
森町の新東名高速のガード下をくぐり、
えっ! こんな所があったんだ!
とこれまた驚き、 -
高速道路に沿って、森町から掛川の街に向かう道を東進する。
新東名ができて景色が一変している。
こんな綺麗な道路ではなかったのに。
知らない場所を走っているみたいだ。 -
カーナビの指示に従って高速道路の側道に入る。
空に向かってぐんぐん登る。
頂点で道がなくなっている!
あの先は・・断崖絶壁?
まさか!
ジェットコースターではあるまいし。
身がすくむ。 -
昇りつめると、気持ちの良い景色だった。
「怖かったね。」
隣の妻も同じ思いだったようだ。 -
高速道路から離れて、桜並木の田園地帯を走る。
-
へんてこなオブジェを横目で楽しみ、
(これは何?)
(子どもの遊技場?)
(地域のシンボル?)
-
小さな芝生公園に心はずませ、
(地域住民の憩いの場?)
(郷土美化活動?)
などと感心する。
近場とは言え、初めて走る道は楽しいものだ。
-
離れたはずの高速道路に再接近した。
人の力は偉大だ。
いとも簡単に風景が変わっていく。 -
私たちの走る道は昭和時代の道。
途中から細くなって、いくつもの橋を渡る。
蛇行する原野谷川を突っ切って走る。
橋は車1台が通過できる幅だ。 -
南北に走る道路にぶつかった。
南に行けば掛川市街。
北は?
大尾山方向に違いない。 -
上流に向かって走る。
左下は原野谷川。
原野谷川は掛川・袋井市内を流れて太田川と合流し、遠州灘にそそぐ河川だ。
その奥は、こうなっていたんだね・・
私にとっては大発見だ。
-
向こうから車が来たらピンチ!
慎重に、慎重に・・ -
駆け足しているスポーツマンを発見した。
ジョギングパンツが板についている。
追い抜きながら横顔を見ると、なんとシニアたちだった。
(やるなあ!)
(世の中、広い!) -
綺麗な桜の樹々が現れた。
立ち止まって写真を!
とスピードを緩めると、 -
ここが『ならここのキャンプ場』だった。
ならここの里 キャンプ場
-
広場に人の姿がチラホラ見える。
名も知らぬ山裾の村、私たち以外には人は来ないはずなのに、訪問者がいるではないか! -
右側にキャンプ場の受付がある。
-
その奥の『ならここの湯』と『ならここ食堂』は、当然ながらコロナ騒動でお休みだった。
森の都温泉 ならここの湯 温泉
-
道端に駐車場を発見した。
かなりの車が駐車してある。 -
正面に吊り橋があり、対岸から人の声が聞こえてくる。
「ここも、キャンプ場みたいだね。」
「3密避けようと、人が集まって来てるみたいだよ。」
「考えることは、みんな同じか・・」 -
吊り橋を渡って行くと、
-
あちらこちらにテントが張られていた。
(どうしてこのキャンプ場のこと、知ったんだろう?)
(アウトドア通には、有名な場所?)
(ネットで調べたんじゃない?) -
楽しそうな子供の声が響く。
ほとんどが家族連れだ。
野外ならウイルス拡散リスクは少なく、目くじら立てることではないが、
この人たちに話しかけることは控えて、遠くから見学。 -
「嫌だ、嫌だ!」
と泣いている子どもがいる。
ママは困っているが、こんな姿も可愛く、
自分にも昔、こんなことがあった気がしてきて、 -
しばらく眺めていたが、
私たちの本来の目的は大尾山だと思い出し、
-
キャンプ場を後にして、
-
歩き出す。
追い越して行った3人は、先ほどのシニアのアスリートたちだ。
この人たちは大尾山でなく、山を越えて大井川の川根町まで歩くのだろう。 -
ここが大尾山への道のようで、
-
石柱の標識が立っている。
-
前方の山が大尾山かな?
そうだとすると、かなり高い山で、登るのは大変だ。
(実際は、その奥のもっと高い山だった。) -
つるべ桶の古井戸があった。
子どもの頃、薄暗い林の中にこんな井戸があり、一人では怖くて近寄れなかったもので、
井戸の中から桶と一緒に、亡霊が出て来ると信じていたのだ。 -
最初は舗装された道で、
-
民家が点在し、
-
赤い花が咲き誇っている。
「桜じゃ、ないよね」
「梅じゃない?」 -
そんな道を歩くこと1km。
すると大尾山への登山道の入り口が見えてきた。
ここからが本格的な山登りのスタートだ。
ここまでの記録を2本の動画にまとめました。
『遠州森町からならここの里へ』です。
https://youtu.be/Z_3rijke_pU
-
続いて『ならここキャンプ場から大尾山へ』の動画です。
https://youtu.be/MOzizErmuaE
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旅行記グループ 密集地を避けて大尾山(おびさん)をハイキング
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