201911 憧れのニューヨークシティマラソンを走る＃2

2019/11/01 - 2019/11/06

ニューヨークの訪問は２度目です。今回の旅の目的は、ニューヨークシティマラソンを走ることと、おいしいベーグルを探すこと、ビジネスクラス席を堪能することです。

アボットマラソン 6 STAR シリーズを制覇したいと挑戦しています。シカゴ、ベルリンにつづく３つ目としてニューヨークシティマラソンを走ってきました。出走権の一般抽選に二年連続でハズレてしまったので、今回はニューヨークシティマラソン公認ツアー会社の国際興業社のマラソンツアー現地合流プランを利用しました。マラソン出走権は68,000円でした。

＃１Beforeマラソン　出発から前日のゼッケン受け取りまで
＃２マラソン当日
＃３Afterマラソン　ブルックリンでのバスケ観戦と街歩き、帰国便

表紙写真
＃１EXPO会場のウェルカム看板　自由の女神が迎えてくれました
＃２ビッグアップルと呼ばれるニューヨーク市の形を模したリンゴ型の完走メダル
＃３

エリア ニューヨーク(アメリカ)

ニューヨークではマラソン当日の第一日曜日にサマータイムが終わるので、目覚ましの設定が気が気でなかったうえに、時差ボケで寝たような寝られなかったような気分が優れない感じで起床し、朝食に日本食店で作ってくれたおにぎり弁当を食べます。。
この起床時のグダグダした不快感、こればかりは何度海外マラソンを経験しても慣れません。

ツアーにはホテル玄関からスタート地点のスタッテン島までのバス送迎が含まれています。マンハッタンからスタテン島までの公共交通機関でのアクセスは良くないのでこのバスが非常にお役立ちでした。

バスを降りたところにゲートがありました。

朝のNYの風景を見ながら進みます。ブルックリンの郊外にまで来るとアパートメントが並んでいました。

ブルックリンから橋を渡ってスタテン島に入りました。橋の直下にある軍施設がスタート待機場所として開放されていて、すでに多くの人が集まってるのが見えました。

コーヒーサービスを行うスポンサーのダンキンドーナツのトレーラーも見えました。

セキュリティーチェックを通ってスタートゾーンへ入ります。ゼッケンを持たないツアーガイドさんとはここでお別れです。大きなバックパックは持ち込めません。私は何も持参しませんでしたが、一般的なウエストポーチサイズであれば何とかOKの様子でした。
この日は好天でしたが外で2-3時間待機するには朝の冷え込みは厳しく、手袋やマフラーがあった方が良いです。雨を遮る物は全く無いので雨天の時は注意が必要です。このチェック後に先ほどバスの中から見たダンキンドーナツのトレーラーなどがありベーグルやバナナ、コーヒー紅茶をいただきました。

海外マラソンに必ずある衣服ドネーションの箱がいたるところにあります。今回は古くなったベンチコートとフリースを寄付しました。アメリカ人はフリースやネル生地のパジャマを着て来てそれを寄付している人が多くいました。私は人前にパジャマを着てでることに抵抗を感じますが、アメリカ人はへっちゃらな様子でした。

ブロックごとに時間差でのスタートです。同行の友人と同じブロックからスタートするために同タイムで申し込みしたのに離れてしまいました。どんな分け方なんでしょうか。

キャップの上にダンキンドーナツでもらったフリース製帽子をかぶって記念撮影です。毎年同じデザインですが2019の刺繍がありました。この帽子は途中暑くなって脱いだために失くしてしまったのが残念で仕方がありません。

スタート地点の二階構造のスタート地点ヴェラザノ＝ナローザ橋です。私のブロックCはの下の階からの出発でした。友人のブロックDは上階で見晴らし抜群だったそうです。上空には数機のヘリコプターが飛んでいました。多分テレビ中継のヘリでしょうがここはアメリカなので、非常事態に備えて狙撃手も乗ってたりするのかしら、と思いながら号砲を待ちました。

スタート直後の橋の上から遠くにマンハッタンのビル群を望みます。これからスタテン島→ブルックリン→クイーンズ→ブロンクス→マンハッタンとＮＹの全5つの地区を通ってゴールのセントラルパークを目指します。先は長いです。

ニューヨークシティマラソンは制限時間が無いので誰でも時間をかけて完走できるので、シニアの方の参加も多く、レジェンドのゼッケンには30年連続参加や45回目の参加、という猛者ぶりが記されていました。

橋の上は絶好の写真スポットです。ここはクイーンズからマンハッタンにかかる橋です。

途中味わいのある素敵な橋を見ました。レキシントン通りの近くでした。
余談ですがこの日、グーグルマップ上にはニューヨークシティーマラソンのコースが表示されていました。スクショしておけば良かったと後悔しました。

マンハッタンへ帰ってきました。この辺りは沿道からたくさん声援をもらいました。この後のブロンクスでは沿道でブラックミュージックが賑やかでした。

ナショナリティは大事！！と袖にワッペンを付けたら、現地在住と思われる方々やGOGOカレーの店員さん、観光客、たくさんの日本人が「頑張って！」と、ローカルの方々から「GO JAPAN」と応援してもらい、パワーと元気をいただきました。
アフリカ系のお姉さんから「ガンバレ！」って声をかけられてびっくりしたけど嬉しかったです。

配られたショッツはオーガニックのハチミツを由来の製品 STINGER。カフェイン入りと無しがありました。ひとつ 100Kcal、味は怖くて未だに試せていません。

ようやくセントラルパークへ入り、園内も応援でいっぱいです。日本の旅行社のノボリを数枚見かけました。ようやくゴールです。

ちゃんと完走メダルをもらいました。今年のデザインはニューヨーク市を模ったリンゴ型、ずっしりと重くてうれしいメダルです。

防寒ポンチョをもらってランナー出口に向かいます。
その出口には花束を持ってパートナーを待つ人、応援ポスターや「We proud you」なんて手紙を持って家族や友人を待つ人でごった返しています。フルマラソンを走っただけなのに褒め称える文化にびっくりです。

セントラルパーク 散歩・街歩き

中華料理店での旅行社主催の完走夕食会に参加します。お隣にはHISのマラソンツアーの人たちもいました。今回であこがれの６スターを達成した人、二度目のニューヨークマラソンの人、久しぶりにランを再開した人、など色々な方がいるので刺激をもらいました。早朝からマラソン一色の一日、終了です。

山王飯店 中華

2015シカゴ、2018ベルリン、2019ニューヨークを完走して、残すところボストン、ロンドン、東京の3つです。
新型コロナウイルスが終息して晴れやかに走れる日が来るのを待ちたいと思います。

つづく