2019/09/20 - 2019/09/25
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さくらいろさん
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旅友達と行く3泊4日の台湾旅行。
ホテル、観光、食事も自由参加の旅です。
3日目は希望者で淡水に行きました。
そこでも街歩き、食べ歩き、のんびり散策。
自由解散でホテルに戻る途中には、龍山寺を見学、それから
台湾シャンプーも体験しました。
仲間との旅行、最後の夕食は台湾家庭料理の有名店「欣葉」へ。
賑やかな旅の終わりの夕食も楽しく美味しく、私達らしい時間と
なりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
台北滞在3日目の朝。
ホテルの部屋で簡単にコーヒーを。
昨日、買っておいたお菓子も食べてみました。
8時半にはロビーに集合して、出かけます。 -
この日も希望者で淡水へ。
ホテルを出て「小南門」駅からMRT松山新店線(緑)に
乗り、中山紀念堂で乗り換えて淡水信義線(赤)に
乗りました。
ただ、その列車は北投行きだったので、北投でまた
乗り換えてようやく淡水へ。
45分くらい乗りました。
淡水が近くなりました。
この日も曇り空。 -
10時には「淡水」駅に到着。
この駅は終着駅で台湾最北端の駅。
淡水は台湾島北部、淡水河の河口。
「東方のベニス」と称される風光明媚な場所です。
ここにも私は友人との旅行で来たことがありました。
夫も貸切バスで来たとのこと。
ただ、かなり変わっていました。 -
さて、街歩きと思ったら、もう夫が駅前の店を
物色しています。
何やら美味しそうな物が並んでいるようです。 -
海産物の揚げ物屋さん、ずらりと並んで
美味しそう。
夫は早速、注文しています。 -
こんな大きなイカもありました。
こういう店が川沿いに何軒もあります。 -
並んでいる人は多くなかったけど、注文してから
揚げるので時間がかかりました。
その分、揚げたてで美味しかったけど。
夫が注文したのは「海老と香菜の揚げ物」150元。
これをつまみながら海岸通りを歩いていきます。 -
環河道路は淡水河に沿った遊歩道です。
「左岸公園」から川沿いに遊歩道が整備され、道に
沿って食べ物、飲み物、屋台、レストラン、カフェなどが
ずっとありました。 -
愛玉冰もありました。
-
1人がお買い上げ。
味見させてもらいました。
優しい味でした。 -
片手に持って歩けるようなカップ入り。
こういう店がたくさんありました。 -
干し梅や梅ジュースの店。
身体に良さそう。
梅ジュースも味見しました。 -
河沿いに屋台や衣類、雑貨を売る店、たくさん
並んでいました。
消防局の展示も。 -
かなり先まで行くと、ベンチがあり
木陰で休めました。
こういう時間があると、ほっとします。 -
河の向うに見えるのは観音山。
18の峰が連なっています。
観音様の横顔に似ていることから「観音山」と
呼ばれているそうですが、そう見えるかな。 -
のんびり歩いて昼食の店に行く途中で
見つけた住居。中を見学できるようです。 -
海を見下ろす高台に建っています。
「多田榮吉故居」とありました。 -
住居がきれいに残されています。
多田榮吉は1930~1933年に淡水街の街長を
務めた人物とのことでした。 -
中も見学できました。
昔の日本家屋、という造りです。 -
海岸通りから寄り道をしながら、やって来た
昼食の店。
「老牌阿給」
阿給(アーゲイ)は淡水の名物料理とのこと。 -
店は行列ができて大賑わい。
淡水名物らしく人気があるようです。
持ち帰りの人が多く、私達は店の奥のテーブルに
座れました。 -
メニューはこんな感じ。
-
注文すると手際良く作ってくれます。
-
注文したのは右が名物の「阿給(アーゲイ)」40元
左は「魚丸湯」30元
「阿給」は油揚げまたは厚揚げに春雨を詰め、
魚のすり身で封をしてから蒸し、だし汁とタレを
かけて食べます。
名称は日本語の「油揚げ=アゲ」に由来するとのこと。
「魚丸湯」は豚肉あんを包んだすり身団子入りスープ。 -
中を開けたところ。
私は油揚げや厚揚げが大好きなので、とても美味しく
いただきました。
魚丸湯も美味しかった。
淡水には豆腐屋が多く、余った食材の有効利用として
日本人が油揚げで食物を包んでいたことから、1965年に
創作されたそうです。
この店は阿給を売り出した最初の店と言われている人気店。
阿給が売り切れると閉店となるとのこと。
やはり、人気店でした。
近くに同じ阿給を出す店もあるのですが、この店だけ
ダントツでお客さんが多かったです。 -
昼食後は、また街歩き。
淡水老街を歩いていると、夫が行列を見つけました。
「阿香蝦捲」
海老ロールの店です。 -
夫が並んで買いました。
-
1串3個で25元。
カラッと揚げてあったけれど、外側の皮は単なる
ワンタンの皮のようで、感動はなかったとのこと。
あら、残念。 -
その隣はさらに大行列ができています。
「源味本舗古早味烤蛋糕」
一緒に行ったHさんが、ぜひ買いたいというので
並びました。
有名なケーキ店のようで、ほんとに大行列です。 -
焼き上がるまで時間がかかるので、行列に
なっています。
焼き上がると大きなオーブンからケーキを
出してきます。
焼き立てなので、切りにくいと思いますが
上手に切り分けます。 -
切り分ける様子がパフォーマンスの
ようです。 -
切ったケーキを箱に入れて、その分だけ
買えます。
終わるとまた焼き上がるまで待つことになります。
HさんとMさんも買えました。
かなり大きなカットで、私は食べきれないし、明日は
台南に移動するので持ち歩きもできません。
残念ながら買えないので、少し味見させてもらいました。
ふんわりしたシフォンケーキのようなスフレのような
ケーキでした。
甘すぎなくて美味しかったです。
淡水には3店舗あるそうですが、次があれば私も買いたいと
思いました。 -
台湾には、いろいろと名物があるんだなと
思います。
こちらは「鐡蛋」(鉄玉子)
阿給、魚丸湯と並んで淡水発祥の名物とのこと。
「鶏、鳩、鶉などのゆで卵を、香辛料と共に煮込んで
風で乾かすことを1週間繰り返して作る」そうです。
夫はお土産に「鶉」を買いました。
帰国して食べましたが、かなり固い食感で香辛料が効いて
いました。お酒のお供。 -
さて、買い物の後は解散となり自由行動に。
すでに北投の温泉に行ったTさんや、先に台北に
戻るKさんなど、次の集合は夕食です。
夫と私も駅に戻りますが、老街を歩いていると
「淡水福佑宮」があったので、見学しました。 -
中にも入れました。
ここは1796年に建立された淡水最古のお寺。
航海の守護神、媽祖と観音を祀っています。
建立当時は淡水河に面していましたが、今ではビルの
間に挟まれて目立たなくなっています。 -
河沿いの道とは雰囲気が違いますが、
この通りも店が多く、人もバイクも多いです。 -
パン屋さん?
クロワッサンかな、と思って見ていると
さっき別れたHさんとMさんが店の前でパンを
食べていました。
食べ歩き、楽しいですね。
台湾に何度も来ているHさんは、美味しい物にも
詳しく、この旅行でもいろいろ教えてくれて
お土産もたくさん買っていました。 -
淡水駅に戻ってきました。
駅前に保存されていた蒸気機関車。
鉄ちゃん夫が見つけて、写真を撮っていました。
BK-20号機でイギリス製、日本ではA8形と称されて
157両も輸入された明治時代の代表的な蒸気機関車とのこと。
台湾にも18両あったそうです。
(こういうのは見逃さないね) -
さて、私達は淡水駅から台北に戻ります。
-
帰りの車内から見えた「グランド・ホテル」
蒋介石の妻が経営していた中国建築のホテルで
現在は国有となっています。
台北のランドマークとなっていて、今でも立派です。 -
淡水からの帰りに台北駅で乗り換えて
「龍山寺」駅で降りました。
ここも観光していきます。
「龍山寺」は台北市内で最古の寺院。
清時代の1738年に福建省泉州から渡来した
人々によって創建されました。 -
現在の伽藍は1953年に再建されたもの。
国家古蹟であり、台北101、故宮博物館、中正紀念堂と
並ぶ台北市の「四大外国人観光地」に称されています。 -
基本的には仏教寺院で、本尊は観世音菩薩ですが
道教や儒教など様々な宗教と習合していて、祀られている
神は100以上に及び「神様の百貨店」とも称されるとか。
たくさんのお参りの人がそれぞれに祈っていました。 -
寺院の建築は中国古来の様式が融合されて
いましたが、各所に色鮮やかな龍や鳳凰、麒麟などの
像があり、入り口横には滝も流れていました。 -
龍山寺からホテルまで歩いて帰ります。
たまたま行き当たったのは「剝皮寮歴史地区」
広州街と康定路に面した地区で、約100mのレンガ通りと
その裏の斜めに走る道一帯です。 -
100年以上前の街並みが保存されています。
清時代に運ばれてきた木材の皮を剥いでいたので
「剥皮寮」の名になったとのこと。
1988年から2009年にかけて建物などが修復されて
います。
映画のセットのような街並みが続いていました。 -
ホテルに戻ってきました。
チェックインの時にウェルカムドリンク券を
いただいていました。
1階のバーで使うことにします。 -
お酒は選択肢になくて、アイスコーヒーと
アイスラテをお願いしました。
15時頃で昼下がりのバーです。
もう1組、お客さんがいるくらいでのんびり休憩しました。 -
部屋に戻って、これからの予定を考えました。
夕食は19:30に集合です。
まだ時間があるので、台湾式シャンプーをしてみたいと
思いました。
検索すると隣駅の中正紀念堂駅近くに店があるようです。
「小林髪廊南昌店」まで歩いて行きました。
16時過ぎにホテルを出て、20分ほどで着きました。 -
台湾式シャンプーは椅子に座ったままの
シャンプーです。
珍しく夫もやってみることになり、夫は250元の
リラックスコース。
私はリラックス+ヘッド&肩のスパ20分付きのコースで
599元。
シャンプーは若い女性(新人さん?)でスパは男性でした。
スパの時にブラシで肩をマッサージするのが痛くて、赤く
なってしまいました。
でも、シャンプーは気持ち良くてすっきりしました。
台湾式シャンプー、面白かったです。 -
ホテルに戻り、18:30には集合場所に向けて
出発。
「中山國小」駅で降りて歩きます。
夕食の店までは、雙城街夜市を抜けて行きました。
19時過ぎで屋台は賑わっています。 -
旅仲間との最後の夕食の店は「欣葉(シンイエ)
台菜創始店」
1977年創業の台湾家庭料理の老舗で、台湾料理の
歴史を作った名門店。
一品一品が手の込んだ料理で、台湾へ来たなら一度は
訪れたいとされています。
台湾市内に5店舗あり、本店=創始店は大きな店です。
総席数450、個室11室があるとのこと。
私達も8人で予約していました。 -
今回の旅、全員で揃う最終日の夕食です。
ビールと紹興酒で乾杯します。 -
アラカルトで注文することにして、ここでも
各自が好きな物を選びます。
欣葉名物豚バラ肉の角煮としじみの油漬けニンニク風味。
どちらもこの店ならでは、の品。
角煮が柔らかい。 -
切り干し大根の卵焼き。
古くからの台湾家庭料理の代表。
私は初めて食べました。
切り干し大根は好きなのと、しみじみした味で
美味しかったです。 -
出ました。
ワタリガニの台湾おこわ。
お米は台湾産の圓糯米で、豚肉、蝦、きのこ、などと
蒸し上げます。
写真を撮った後は、きれいにお皿に分けてくれました。
ご飯も味がしみて美味しい。 -
手打花枝丸(手作りイカ団子)
こちらも台湾料理の定番。
欣葉では片栗粉などのつなぎを全く使わず
ただ叩いたイカだけで作っているとのこと。
イカの歯ごたえがあります。 -
干貝酥(干し貝柱をもどして細かくほぐして
揚げたもの)
揚げた貝柱が香ばしい。
私はこの料理が一番好きだったかも。
(台湾おこわといい勝負) -
台式香腸(台湾風ソーセージ)
五香粉などの香辛料を使ってあり、甘めの
味付け。
香りが苦手な人はダメでした。
夫は大好きで、紹興酒に合わせると最高!と
ご機嫌で食べていました。 -
拝骨酥(豚のスペアリブを揚げたもの)
台湾のどこでも食べられますが、欣葉では
衣が美味しかったです。 -
炒麺(焼きそば)
残念ながら汁っぽい普通の中華焼きそば。
これだけは期待はずれでした。 -
予約した時のクーポンでサービスされた
きな粉餅。
ここでもよく食べて、よく飲んで、支払いは
8人で6,842元。
1人約3,000円でした。
台湾家庭料理をたくさん食べることができて
しかも、美味しかったです。
夫曰く、期待以上のグルメ宴会だった、とのこと。
旅行中に集金したのは1人2400元。
そこから支払いをしていきました。
約8、400円で3回分(鼎泰豊、海鮮、欣葉)の
食事ができたことになります。
何と素晴らしい。
人数が多いとお得という見本みたい、と夫と共に
感じたのでした。 -
食事の後はタクシーで寧夏夜市へ。
今回は雨の日が多かったので、夜市に行く機会が
なかったのでした。
最終日だから、と行ってみました。 -
台湾の夜市、すごい賑わいです。
-
いろいろ珍しい物も並んでいるのですが、
欣葉でたくさん食べたので、お腹いっぱい。
見学だけとなりました。
でも、夜市の雰囲気が味わえて良かった。
通りを歩いて、帰りはまたバスでホテルに戻りました。
23時前にはホテルに着きました。
その後、Mさんから電話があり、部屋にマンゴーや
お菓子、淡水のケーキなど届けてくださいました。
感謝。
これで旅仲間との台北の旅はおしまい。
ほんとに楽しかったです。
翌日、皆さんはそれぞれに日本に帰ります。
私と夫はさらに台南・高雄に2泊して旅を続けます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ta22reさん 2020/05/09 10:31:54
- 思い出しています。
- 丁寧な旅行記、ありがとうございます。また行きたいですねえ。今は辛抱ですが。台湾も、バリも、次に行けるのはいつのことやら。
- さくらいろさん からの返信 2020/05/09 18:26:23
- RE: 思い出しています。
- 懐かしいですね。
皆さんは早々に旅行記を書かれていましたが、私はすっかり遅くなって
しまいました。
でも、思い出しながら書いていると、平和で楽しかった旅が貴重なものに
思えてきます。
なかなか次の旅行プランも立てられませんが、またいつか皆さんとの旅も
できるといいな、と思っています。
何とかこの時期を乗り越えていきましょう。
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