2020/03/15 - 2020/03/15
30位(同エリア316件中)
かっちんさん
岐阜県南部に位置し東濃地方の中核都市「多治見(たじみ)」は、焼き物文化の都として、美濃焼とともに発展してきました。
多治見市の安土桃山陶磁の里公園内にある「ヴォイス工房」は、ゆっくりと陶芸体験ができます。
季節ごとにテーマを決めた陶芸体験は、1月~2月の時期に「陶製おひなさま手造り講座」が開催され、成形と色付けまでオリジナルのおひなさまが作れます。
最初は粘土で形作り。その後素焼き工程を経て2週間後に色付け。後日、本焼きした作品が自宅に届きます。
そのため、工房を2回訪れる必要があります。
本町オリベストリートは明治から昭和初期まで、美濃焼の陶磁器問屋が軒を並べ、多治見の商業の中心部として栄えました。
当時の面影を残す蔵や古い商家は、現在美濃焼ショップやギャラリーとして活用されています。
多治見のもう一つの魅力に、町のあちらこちらで陶壁やモザイクタイル絵を見つけることができ、歩く楽しみが増えます。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・多治見市HP、「ききょうバス」「うながっぱ」
・ヴォイス工房HP
・陶芸ショップドットコム「施釉・絵付け道具」「下絵付け」
・そば処「井ざわ」HP
・多治見観光協会「本町オリベストリート」「陶都創造館」
・日常礼讃BLOG、美濃焼こみち「陶都街並探偵団と歩くオリベストリート 蔵めぐり」
・かどの煙草屋までの旅「レヴェリ/多治見輸出陶磁器完成協同組合」
・レヴェリHP
・岐阜県公式HP「多治見輸出陶磁器完成協同組合」
・たじみん「多治見の町中に点在するモザイクタイル絵&陶壁を探せ!!」
・エクシイズ「ぶらっと多治見タイル巡り」「Works、公共施設」
・マンホールの蓋をたずねて「多治見市のマンホール」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
中央線多治見駅
宿泊したルートイン「多治見インター」から1.2kmほど歩いて多治見駅に到着。 -
ききょうバス1日券
駅構内の観光案内所でコミュニティバス「ききょうバス」の1日券300円を購入します。
1乗車100円なので、3回以上乗ればお得です。 -
ききょうバス「オリベ観光ルート」
多治見駅前から、オリベストリート、セラミックパーク、美濃焼ミュージアム方面へ行くことができます。
土日祝日に運行しています。 -
「美濃焼ミュージアム」バス停
多治見駅前から20分で、美濃焼ミュージアムに到着。 -
ヴォイス工房
美濃焼ミュージアムの近くの安土桃山陶磁の里公園内にあります。 -
陶芸体験「ダルマひなコース」
手びねりで成形するコロンと可愛らしい「ダルマひなコース」に参加します。
事前予約制で、2020年は1月6日~2月10日の10:00~15:00に開催。(第2回は2月10日以降でも可)
第1回は「形作り」、第2回は「色付け」。各日2時間ほど。
詳細はこちらから
http://kds-kiln.co.jp/v-kobo/
写真はお手本です。 -
形作り(陶芸体験)
第1回は1月26日に訪れ、粘土をこねて手作りしました。 -
素焼きしたダルマひな(陶芸体験)
表面は硬くなっています。
第2回は3月15日に訪れています。 -
絵付けの道具(陶芸体験)
陶芸用絵の具を使います。
水溶性で薄い色から筆で塗っていきます。 -
絵付け用転写紙(陶芸体験)
細かい模様の入った転写紙を素焼した素地の上に置き、十分に水を含ませたスポンジで軽くたたき転写します。
そして台紙を素地から慎重に取り除きます。
笏(しゃく)、檜扇(ひおうぎ)、ぼんぼりなどに、気に入った模様が転写できます。 -
かっちんの絵付け(陶芸体験)
うーん・・・ -
家内の絵付け(陶芸体験)
うまくできているかな・・・
絵付けした作品は、スタッフが釉薬を施釉して本焼きしてもらいます。
その後、自宅に送られてきます。 -
万力の歯車(陶芸体験)
小さな力で強力に挟み込むことができる仕組みが見えます。
陶芸体験は万力を使いません。 -
オリベストリートバス停
美濃焼ミュージアムからコミュニティバスに乗り、「本町オリベストリート」バス停で降ります。
ここから町歩きをはじめます。 -
イチオシ
重厚な蔵の町並み(オリベストリート)
当時の商家の繁栄ぶりが想像できます。 -
お屋敷と蔵(オリベストリート)
大きな屋敷です。 -
古民芸「天地堂」(オリベストリート)
骨董品の数々が並んでいます。 -
お昼はそば処「井ざわ」(オリベストリート)
2000年にオープンしたお店で、挽きたて、打ちたて、茹でたての三たてのそばがいただけます。 -
吊るし飾り(井ざわ)
店内は古い梁を使った雰囲気のあるお店で、昼は混みあっていて30分ほど待ちました。 -
イチオシ
湯葉めしとそば(井ざわ)
そばは大盛にしてもらい、美味しくいただきました。 -
町並みに馴染む黒塗りの交番(オリベストリート)
黒塗りの蔵が多い町並みに馴染みます。 -
ウナギみたいな、カッパみたいな・・・(オリベストリート)
多治見市のマスコットキャラクター「うながっぱ」。
うながっぱは「皿を割られたかっぱ様」の話が起源。
多治見市の名物であるうなぎを好んで食べたかっぱ様とも、うなぎとかっぱ様とのハーフとも言われています。 -
イチオシ
独創的な陶磁器の並ぶ「陶都創造館」(オリベストリート)
陶磁器の作品は、みずみずしいスイカに、アルミ缶の甕、赤いりんご、トラだろうか・・・
本町オリベストリートの中心に建つ「陶都創造館」では、様々な店舗でショッピングができます。
伝統的な美濃焼から、若手陶芸作家の手作り作品、和食器、洋食器まであらゆる焼き物が楽しめます。 -
味わいのあるコーヒーカップ(陶都創造館)
「本町陶貨店」の商品です。 -
蔵屋敷の「小林記念館」(オリベストリート)
もともとは小林時計店という時計の販売店を経営していたオーナー。
お孫さんが明治期の蔵をギャラリーとして改装しました。
現在閉館しています。 -
町角に佇む「草葉」(オリベストリート)
看板にある三角マークは豆炭・練炭を販売していた「ミツウロコ」かな・・・ -
土岐川堤防のタイル絵
堤防にタイル絵が貼られています。
夏には多治見花火大会会場となる場所なので、絵は「夜空を彩る花火」と「土岐川の流れ」でしょうか。 -
カワウがのんびりと(土岐川)
-
鳥が飛んでいます(土岐川)
-
スクラッチタイルの洋館(昭和橋付近)
この建物は地下1階地上2階建で、大正末期から昭和初期にかけての演劇場として建てられ、その後税務署や裁判所、陶器関連の会社事務所に利用されてきました。
外壁に地場産業のスクラッチタイルを、内部の床や壁にもタイルがふんだんに用いられています。
現在はインテリアショップ&Cafe&ギャラリー「Reverie(レヴェリ)」として活用されています。 -
玄関ポーチ(レヴェリ)
玄関ポーチの支柱には、モザイクタイルが貼られています。 -
土岐川
陶都大橋からの眺め。 -
近くで見るとまさに花火の大輪(土岐川)
-
素敵な親柱(陶都大橋)
六角形の江戸柄タイルで装飾されています。 -
イチオシ
優雅な親柱(陶都大橋)
六角形の花柄タイルと、端の曲面部を安土ボーダーのタイルで装飾。 -
デザインマンホール(多治見)
多治見市のマンホール。
美濃焼の徳利と市の花キキョウ、土岐川の流れがデザインされています。 -
イチオシ
モザイクタイルの壁画(栄広場)
理容店のサインポールみたいに、絵が上に上がっていくように見えます。 -
モザイクタイルの壁画(栄広場)
地表と青い空を描いているのでしょうか。 -
モザイクタイルの壁画(栄広場)
ピカソの絵のような・・・ -
壁画はトイレの外壁なんです(栄広場)
-
うながっぱが見守る郵便ポスト(多治見駅前)
-
多治見駅
オリベストリートから散策しながら、多治見駅に戻って来ました。
これから恵那の大井宿へ電車で北上します。
陶磁器の町「多治見」では、陶芸体験、町並み散策、タイル絵探しなどを楽しむことができました。
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