乗り継ぎ香港・ちょい寄りバンコク・最後にハノイ・メインはヴィエンチャン三泊六日②

2020/02/22 - 2020/02/22

今年から増えた二月の祝日に合わせて旅を企てる。が、ユナイテッドの特典航空券を予約する段階にきて、行こうとする地域にトラブルが起こる。


　トルコ・イスタンブールに行こうとしたら大地震発生、予定変更してインドのタージマハルに決めたら激しい宗教対立発生、ミャンマー・バガンへは効率を考えて中国乗り継ぎにしようとしたら新型コロナ蔓延・・・。デスノートか？


　もう、これはどこへも行くなと言う思し召しではないかと思ったが、やはり脱日への思いは消えず、なんとかコロナによる出入国の影響を受けてない場所を探し17年ぶりのヴィエンチャンに決定。帰りはJALの特典航空券の予約状況でハノイからの帰国便しかとれなかったので、ヴィエンチャンからは初のラオス航空（これは自腹）でハノイへ移動が必要になった。


　チケットを予約した頃（2/3）にはコロナの影響で日ごとに各国の対応が変わってきている時期で、ヒヤヒヤしながら毎日外務省のホームページをチェック。

　じゃあ行かなきゃいいじゃんって言われるけど・・・だって行きたいんだもん




　　　二日目　　 ～ヴィエンチャン～


　17年ぶりのヴィエンチャン。朝はメコン川を散歩。自転車を借りてパトゥーサイ、タートルアンを観光。クラスター爆弾や地雷の怖さを伝えるコープビジターセンター、ワットシームアンなど訪れる。のんびりするのが目的だったのに逆にハードな一日になってしまう。夜は宿の並びのレストランで一人ビアラオ祭り。

宿泊　ヴィエンチャン　スターホテル
為替　1,000KIP=12円


[出費]
朝飯「スリーシスターズ」にて。フー（大）とカフェラオ 37,000KIP
レンタサイクル15,000KIP（×2日間）
パトゥーサイ 10,000KIP
タートルアン 10,000KIP
パーキング（自転車の。ただの砂利の上ですが） 2,000KIP
ココナツアイス（美味！だけどラオスにしては高い。 ）10,000KIP
マッサージ1.5時間 150,000KIP
夕飯「Muzaic」　ビアラオ9,000KIP(×2） ラープ45,000KIP　カオニャオ7,000KIP
他、水等、15,000KIP

エリア ビエンチャン(ラオス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自転車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2020/2/22（土）

　あ、今日は猫の日だ。全く関係ないけど、野良猫いません。代わりにいたのは野良犬。

ビエンチャン スター ホテル ホテル

メコン川をおじさんぽする。随分変わったなぁヴィエンチャン。メコン沿いも遊歩道が整備されジョギングやら太極拳やらやってる。そんな中、けもの道を歩いてメコンが触れる水辺まで歩く。

と、第一野良犬発見。小さいやつ。
「ワンワン」
「あーはいはい。ワタクシよそ者ですからね。ちょっと通りますよ」

第二野良犬登場。ちょっと大きくなった
「ワンワンワン」
「うるさいなぁ。川に行くだけだよ」
ここに住んでいる地元の人がなだめてくれる。

第三、第四野良犬登場。さらに大きくなった
「ワンワンワンワンワン」
「おいおい、ちょっと勘弁だわ。おじさんちょっとおっぱらってよ」おじさんなんか犬に言ってるけど効果なし。そして

第五第六野良犬引き連れて、ラスボス感たっぷりの大型犬登場。
「うーーーー　うーーーー　うーーーーー」
下っ端とは違い無駄にほえないのがまた怖い。やべ、反転したからうしろは川べりに出るしかない。じっとラスボスの目を見ながら後ろ歩き。距離を取って・・・距離を取って・・・。セーフ。これ以上追ってこなかった。

　川べりに他の犬いたら終わっていただろうけど、幸いいなかったため命拾い。

　以前先輩後輩三人でタイに行った際、先輩が「野良犬をなでようとしたときに後輩にさぁ『死にたいんですか！！！』って怒られたんだよ」といっていた話を思い出す。
　
　写真は川に行く前の市内の様子。さすがに犬たちは撮れなかった。
命を張ってる戦争カメラマンってやっぱすげなぁと思いました。

メコンに心を癒してもらう。

後ろ気にしながらですが。

ちなみに対岸はタイ。川の国境を挟んで別の国の生活があるっていう風景はいつ見ても不思議な感覚になる。

何が捕れるんかな

貝をとっているんだというおじいちゃん。最初ぶっきらぼうな感じだったけど、話しかけたらめちゃくちゃいい笑顔してくれた。写真撮ったけど諸事情で手元にありません。その理由は後程。。。

お母ちゃんに聞いたら、タイから戻ってきたという。

親子三人で散歩していた赤ちゃん。一生懸命ポーズ取ろうとしてくれた

馬もいます。イヤーのんびり。


犬さえいなければもっといたんだけど。走ってこっちに向かってくる奴もいたのでそっと立ち去る。

川沿いにあるラオスの国旗。乾季のため雲一つない

朝食は近くの「ハーンサームウアイノーン」という食堂でフーとラオスコーヒーをいただく。結構な人の入りだったから人気店なのかな。味はフツー。久々のラオスコーヒーはうまかった。

宿の裏でマウンテンバイクをレンタル。これで行動範囲が格段に広がる。
早速街歩き。いや街走り？

タートダム

タートダム 建造物

鶏が公道を歩くのも日常の風景

ラーンサーン通りを北上。

車もかなり多くなった。でもほかのアジアと違うのは「静かさ」。
クラクションを鳴らす人がほとんどいない。

凱旋門・パトゥーサイ

登れます。入場料10,00KIP

パトゥーサイ 建造物

こう見ると高い建物が結構ある

メコン川方面に向かって

ちなみに17年前の同じ場所から（自分撮影）。
とても車が少ない。

パトゥーサイには彫刻がたくさんある。

さらに北上して向かったのはタートルアン。ここは地元の人も多く訪れる。広い敷地の奥にある。

タート ルアン (ビエンチャン) 寺院・教会

入場料10000kip(120円）

ウエディングフォトかな？やっぱり絵になりますなぁ
新郎は撮りませんが

敷地内を歩くと涅槃像もあった。

凛々しいお顔



ま、相変わらず芸術や古物の知識が全くなく、最初のうちは興味深く見ているが、途中から全部同じに見えてきてしまうので、ささーっと一周して終了

タートルアンから南下して、一番行きたかった「コープビジターセンター」へ。

リハビリセンターのある敷地の一角にある。

実際のクラスター爆弾や地雷などが展示されている。
世界で一番爆弾を落とされた国っていうことがわかる気がした。

色々と考えさせられる時間だった。

フラフラ気のむくまま自転車をこいでいると、やたらと人が多いワットがあったので入ってみる。

この仏像を見たらとたんにお気に入りのワットになりました。他人にはおもえないんだよなぁ

ワット シームアン 寺院・教会

それにしてもすごい人。ご利益あるんかな


一回寺の端っこまで行くと奥に公園があったのでそこで一休み。

と、遊んでいた子供たちに写真撮ってくれと囲まれる。

いやー人懐っこいなぁ。

一枚じゃ納得しなかったのか、もっと撮れと。ポーズを決めて。

おしゃまさんなのはどこの国の女の子も同じだねぇ

シャイだけどいいお父さん

子供何人か聞いたけど忘れちゃった

楽しい時間ありがとう！

再びワットシームアンの中へ。猫の日初のご対面

座っていたら、話しかけられる。

右の男、ディーン　20歳（勝手に命名。藤岡ではなく、DEENのボーカル。似てませんかね？）はワタクシのカメラに興味津々。触らせてくれと言ってきたので、こいつパくるんじゃないかと、警戒警報発令。追いかける準備のためにもサンダル履きなおした。

　が、そんなそぶりは全くなく、ほしいけど高いからいつか買いたいんだと話してた。
疑ってごめんね。お詫びに一枚。
やや緊張してる？

地元の人との出会いもたくさんあった一日。

そうそう、ここのお寺でバーシー（手首に願いを込めた糸を巻いてくれる儀式）もやってもらった。


さ、そろそろ戻ろうかな

夕暮れ時のメコン沿いにはいろいろな店が出る。このあたりは家で作る人用になのか、野菜販売店中心。

新鮮な野菜が豊富に並んでいる。いつもの、変わらない一日が終わる

タイ側に沈む太陽。
久々にこんなにきれいな夕日を見た気がする。

なんで仕事中に見る夕日と違うんだろうか。

純粋にただ「きれい」だって思える。

しばしのサンセットショー

沈むスピードって絶対早い気がする。

あっという間に隠れちゃった。

赤ちゃん連れの若い親子。地元の人ものんびりサンセットを楽しんでいる様子。

「今日の夕飯は何？」




「ミルクだよ！！！」

幻想的な夜のパトゥーサイ。

夕食は宿の並びのレストランにて。ラープとビアラオの相性がまた抜群。
大瓶二本でフィニッシュ。へろへろになって宿まで戻り、そのままベッドで即寝てましたzzz