備忘録 1989年 ＹＥＳ’89 横浜博覧会

1989/04/23 - 1989/04/23

新型コロナウィルス感染拡大で、2020年4月7日安倍首相が「緊急事態宣言」を発表。4月16日に外出自粛要請を全国地域に拡大し、ますます活動が出来難くなってきました。皆で「Stay Home 家にいよう」です。

そこで過去の写真を引っ張り出し、その時の出来事を思い出しながら備忘録として旅行記を作成することにしました。
蔵出しシリーズ第2弾は、1989年 ＹＥＳ’89横浜博覧会にしました。

1989年はバブル時代で景気も良く、このような博覧会が全国で数多く開催されていました。横浜博覧会にも数多くの企業が出展しパビリオンも30を超える数で、半年間で1333万人（目標1250万人）の来場者がありました。

私も地元なので10回位行き、子供と一緒に楽しんでいました。
30年前になりますが良い時代でした。

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

（JR東日本）根岸線・東京急行電鉄東横線・横浜市営地下鉄桜木町駅下車、会場へ向かう。

シァル桜木町 ショッピングモール

逆さまオブジェ前でポーズする。

桜木町駅前　逆さまオブジェ
誰の作品か分かりません。何処かに表示されていたかも？

会場の様子
海と船のゾーン

"太平洋の白鳥"と呼ばれた帆船日本丸
現在もこの場所にあります。

日本丸メモリアルパーク(旧横浜船渠第1号ドック) 公園・植物園

会場の様子
パビリオン出展ゾーン

会場の様子
そごう館と大観覧車

会場の様子　3枚合成写真

会場は7つのスペースに区分されていた。
区分
・テーマゾーン
　テーマパビリオン（宇宙館・地球館・人間館）
　テーマパーク（ロケットパーク・コスモキャンプ・子供共和国）
・ヨコハマゾーン
　①横浜館　②国際交流館　③開港記念村　④シーサイドパーク
・海と船のゾーン
　①横浜マリタイムミュージアム　②日本丸　③日本丸メモリアルパーク　④スペース・ホイール
・アートミュージアムゾーン
　①横浜美術館　②グランモール公園
・フェスティバルストリート
　①仮設移動型ステージ　②歩道ミニショップ他
・イベントゾーン
　①大ホール
・パビリオン出展ゾーン
　①民間企業出典パビリオン　②公共団体出展パビリオン
　

大観覧車「スペースホイール」（当時の世界最大：直径100ｍ）

フェスティバルゾーン
ＨＳＳＴ（浮上式リニアモーター）とテーマパビリオンのロケット

会場の様子
フェスティバルストリート

フェスティバルストリートでのパレード

ＴＥＰＣＯのマスコット

水遊びをする息子（当時4歳）

ＮＴＴ館「未来のはこぶね」と日立グループ館　テーマ「Interface」

横浜館　21世紀の横浜のジオラマ

ＭＭＣ三本コーヒー「地球体験館」

住友館　テーマ「宇宙への夢そして勇気と希望」

三井・東芝ガリバー館　テーマ「ガリバー旅行記」

東京ガス館　テーマ「炎・再発見」

海と船のゾーン
ＳＫ（ケーブル索引式軌道交通）フランス製交通システムの「動くベンチ」でＡゲートから高架で650ｍを走っています。

電動三輪車「カプセルカー」に乗車する。

会場内にはサークルバス「ジャンボクルーザー」や「双方向バス」が運行されていた。

ＨＳＳＴ（浮上式リニアモーター）
車体を磁力で浮上させる未来型交通システムでフェスティバルストリート沿いの直線520ｍを走ります。

開港記念村
横浜の明治期の街並みを再現。
ここで飲んだキリンビールとメンチカツが美味しかった。

開港記念村　イベント

海のパビリオン（臨港パーク）

ウォータービジョン前（臨港パーク）
夜には花火が打ち上げられました。

大観覧車と三菱未来館　テーマ「Imagination」
超リアルな3D CGで一番人気のパビリオン。
平日1時間待ち、休日2時間待ちでした。

三井・東芝ガリバーパビリオン
ガリバー旅行記をテーマにした立体映像。

東京電力パビリオン
テーマ「WA！/TEPCO－宇宙の海でWAくわく体験－」

ＮＥＣ Ｃ＆Ｃパビリオン（日本電気）
宇宙旅行シミュレーションシアターが人気だった。

横浜博覧会パンフレット
横浜市政100周年・開港130周年を記念してみなとみらい21地区にて開催、
昭和64年（1989年）3月25日～10月1日まで191日間。
テーマ「宇宙と子供たち」
会場規模：63ヘクタール（横浜スタジアムの30倍）
開場時間：AM9:30～PM9:30

横浜博覧会パンフレット
テーマゾーン、海と船のゾーン

横浜博覧会パンフレット
ヨコハマゾーン、イベントゾーン・フェスティバルストリート、アートミュージアムゾーン

横浜博覧会パンフレット
パビリオン出展ゾーン

横浜博覧会パンフレット
会場と乗りもの

ゴンドラリフト
横浜東口そごう前からＣゲート(現けいゆう病院近く)までを、港や会場を一望しながら空からアクセスしていました。
ゴンドラの所要時間は約2分30秒、料金は大人500円、子ども300円。

YES'89 普通入場券　
大人2800円、高校生1800円、中・小学生1500円、幼児500円
夜間割引入場券もありました。午後4時から入場で大人1700円。

迷子ワッペン
マスコット は ブルアちゃん（デザイン:手塚治虫）

この旅行記へのコメント （4）

• momotaさん 2020/04/25 00:54:02

  すごい貴重！！

  umechan2さん、こんばんは♪
  
  わぁ～よくこんなにちゃんと残してましたね。
  私も２回くらい行ったはずなんですけど殆ど記憶に残ってなくて
  ガリバー館は唯一あったあった！と覚えがありました。
  
  今の街並みと重ね合わせながら観ると面白いですね。
  観覧車は確かこの時の場所から移動させたはずだから今と若干
  変わっているようですが日本丸あたりはそのままですね。
  まだこの時はランドマークタワーもないのかな。
  ２１世紀のジオラマにはちゃんと作られているのが楽しい。
  
  昔は桜木町なんて造船所とか工場地帯で仕事の人以外降りる駅では
  なかったですよね。この博覧会を境にすっかり変わって行ったのを
  覚えています。今じゃ考えられない規模のイベントですよね。
  この時の記憶があるから今どき行われるなんとか博がこれだけ？
  って感じてしまうんですよね。
  
  この頃って色んなものが進歩していってここで体験した未来が
  ワクワクしましたよね。
  この先もそんな希望が持てるみらいでありますように。
  そう願わずにはいられない懐かしい旅行記でした。ありがとうございます。
  
  

  umechan2さん からの返信 2020/04/25 17:14:11

  Re: すごい貴重！！

  momotaさんこんにちは
  書き込みありがとうございます。
  
  「Stay Home」だから、古い写真をかき集めて出来た旅行記です。
  
  > 今の街並みと重ね合わせながら観ると面白いですね。
  美術館、日本丸メモリアルパーク、マリタイムミュージアム、臨港パークは変わりありません。観覧車は撤去し移設しています。
  ランドマークタワーは博覧会終了後、建築されました。
  みなとみらい21地区全部が会場でした。
  
  バブルの古き良き時代だから大規模に開催されたのだと思います。
  団塊の世代が40歳前後の働き盛りでした。
  10年前の横浜博と比べるのは可哀想です。
  
  みなとみらい21地区もこれからも新しい建物が続々建てられていきます。
  なかでも私が注目しているのが、桜木町駅から新港ふ頭間を結ぶ延長630メートルのロープウエイです。横浜博覧会でそごう東口から乗ってゴンドラが会場へ近づいていくワクワク感を今でも覚えています。
  
  今年のゴールデンウィークは、ホームスティ週間だそうです。
  この2週間が今後の自粛解除の判断になるそうです。
  
  何の心配もなく日常生活が出来ますよう、お互いに気をつけて頑張っていきましょう。
  umechan2
  
  
  
  
  
  
  
  

• 琉球熱さん 2020/04/24 15:36:29

  古き良き時代

  umechan2さん、こんにちは
  きょうは「在宅勤務」なので、昼間から堂々と4トラ閲覧です(笑)
  
  1989年というと私も東京にいたはずですが、このイベントは覚えていません
  大好きな横浜なのに…
  ただ「YES89」のロゴにはおぼろげながら記憶が…　娘がまだ小さかったので大規模なイベントは避けていたのかも。
  それにしても、楽しそうなイベント、古き良き時代ですね。
  今じゃ売上に直結しないこれほどの規模のイベントは無理でしょうね。
  残念だなぁ
  
  でも、良いものを見させていただきました。
  そう考えると、「Stay Home」も悪いことばかりじゃない？
  
  ---------琉球熱--------
  

  umechan2さん からの返信 2020/04/24 21:09:47

  Re: 古き良き時代

  琉球熱さんこんばんは
  書き込みありがとうございます。
  
  バブル絶好調の時で、会社も人も浮かれている時代でした。
  日本の資金でアメリカのビルや会社を買い占めていました。
  その頃の横浜博覧会でした。
  
  博覧会のパビリオンの場所が、みなとみらい21の現在どこにあたるか調べるととても興味深いです。
  「Stay Home」だから、このような旅行記ができました。
  
  umechan2