2008/06/12 - 2008/06/12
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世界一周>ヨーロッパ>ベルギー>ブシュッセル
コロナで暇だし旅行にも行けないので、過去旅でつけていた日記をWEB上に移す作業をしています。
今日はベルギー。
ベルギーはブリュージュが素朴でとてもいい街だと思いました。
あとは、アラブ人のレストランのムール貝がおいしかったこと。
人生でたった2日間だけ、多分この先も行くことはないと思いますが、一度は行っておきたい美しい国でした。
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ブルージュを1泊し、お昼のICでブリュッセルへ移動。
おばちゃんに、南駅か、中央駅かを聞く。
南駅は社会主義かってほどグレーな雰囲気で、落書きも多い。
そこから5分で中央駅へ。
チケット売り場でデュッセルドルフ行きを購入。
若いのにしっかりした感じの駅員のお兄さん、英語がしっかり通じ、どの列車は乗り換えが多いなどの情報をちゃんと教えてくれた。
そこからバスでホテルへ移動。
バスの運転手のお兄ちゃんが知らないうちに別の職員に私の行き先を伝えてくれたのか、おじさんたちの助けを借りてしっかり無事お目当ての場所で下車。
2時頃ホテルにチェックイン・泊まった安宿はヴァンゴッホ。
多分ブリュッセルでも有名なほうだと思うけど、大型宿だけにシステマチック。
メトロ駅からは徒歩5分 -
EU本部もある街、ブリュッセル。
ここまで、ブリュッセルは、きれいだけど小さくて閉鎖的。味のない街、という印象。そして外国人がとにかく多い。
宿のあたりはトルコ人などの移民の地区、人の気配は少なく、ちょっと怖い。
ブリュッセルで盗難に遭ったという話を2件聞いていて、共に被害者がアジア人女性だったのでかなり怖かった。
中心部以外歩いている人が極端に少ないというのがブリュッセルの第一印象。
ベルギーなら田舎に限る。 -
地下鉄に乗ってお出かけしてみる。
地下鉄は駅員の姿が一切見当たらず、暗い駅を行き来する客も少なく不気味。乗ってしまえばそんなことないんだけど・・・
チケットを”バリデイト”するっていう作業が新しくて、でも駅員が全然いなくて、お金を払わなくても乗れてしまうのではないかと思った。
その後入った今の会社の英語話せる人たちがバリデイトって言葉を普通に使っていて、時代遅れ感を味わったっけ。 -
気を取り直し、街を散策。
ベルギーらしい建物のカンカンに入ったチョコレート。
ベルギーと言えば、ですね。
何件もめぐって試食もしたが、さすが上品でおいしい。 -
世界で最も美しい広場ともいわれている、グランプレスです。
広場を取り囲む美しい建物は、商工業者の相互扶助を行う同業者組合(ギルド)による、ギルドハウスだそう。 -
騎士の紋章 小さなベルト(インナーリング)に囲まれているブリュッセル中心部です。
ブリュッセルとは、湿地帯にある砦という意味だそう。
1000年の歴史があり、フランドル地方は毛織産業の要所として発展したそうです。 -
市庁舎。15世紀のゴシック建築
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王の家。
実際には王様が住んだことはないそうで、お役所だったそう。 -
ブリュージュで見たかわいい形の家のゴージャスバージョン。ジャラジャラしてます。
ギルドハウスと呼ばれる建物は、一つ一つが細かく目がくらくらしてしまう。
ブルージュのかわいらしい広場とは大違いだけど、屋根の形だけは同じだからおもしろい。 -
このあたりの建物はもともと木製で、1695年にほとんどが破壊されたものの、ギルド(同業組合)が石造りで再建したそうです。
※ギルド(同業者の相互扶助を目的にした組合だそう)
贅を尽くしたこの外観、当時のギルドの財力を物がっていますね。。。
このギルド、中世以降、イギリス、ドイツ、イタリアなどヨーロッパ各国で発展した制度らしく、製品の品質・規格・価格などの統制と品質の維持が図られるなど、産業の発展に貢献した一方、教会と結びつき販売権や雇用・教育を独占していき、自由競争を阻害した側面もあったそうです。
やがて市民が力をつけていく過程でギルドは解体されていくのですが、ビスマルクなど権力者がギルドを利用していったため、ドイツだけは21世紀までギルドが残ったのだとか。
厳格なマイスター制度は、もしかしたらギルドの産物なのかもしれないですね。 -
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8月にはお花でいっぱいになるそうです。
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ベルギー名産レース編み
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とても手が出ません。
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おいしそう
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これがかの有名な小便小僧。ブリュッセル最長老市民らしいです。
1619年生まれのジュリアン君。(petit Julien)
これはレプリカなんですって。
そして、世界一の衣装持ちなんだそう。
ここでは中国人が写真とりまくり。
この時は、なんでまた小便小僧の横でポーズ決めるのか理解ができなかったが、そういうものなのよ、老いも若きも、写真は自分が写って成立するのよ。
まさにセルフィの走り。
ほんの10年前は日本人が自分自身を写真に撮ってネットにアップするなんて考えられなかったのに、あっという間にそんな時代になったよね。 -
小便少女もあるんですよ。
ここに行くのにレストラン街を通らなくてはいけないので、多分これはレストラン組合の作戦ではないかと思う。 -
観光客も中国人だらけなだけに、チョコレート屋も中国人従業員だらけ。どこの国に来たのやら・・・
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チョコレートやさんが中文服務なら、商店、レストランを占めるのはアラブ人。
ネットカフェもアラブ人経営の商店に併設されていて、料金も安い。
イスラム教徒だと思うけど酒は置いてある。 -
食べる気は無かったのですが、気のいいアラブの兄さんたちの陰謀にまんまとはまり、ベルギー名物ビールとムール貝のワイン蒸を堪能。
いいのいいの、ブリュッセルはこの広場以外どこにも行かないつもりだったから。 -
前菜のカキ!
ロゼのスパークリングワイン! -
ベルギー人の大好物、ムール貝のワイン蒸。でっかいでしょ??
バターと大きくきった玉ねぎ・大き目のセロリが入って山盛りいっぱい!
これに前菜の生ガキ、揚げたてさくさくのフライドポテト、ワイン1杯をつけてたったの12.5ユーロ!(まぁ当時1ユーロ170円なんだけど) -
ベルギー人にとって、食べることは、国民的スポーツなのだそう。
中でもチップスは大好物。ナショナルフードともいわれています。
貧乏旅行にも関わらず奮発した甲斐あって、ここでのディナーは世界一周の中でも印象に残っている食事の一つ。
白ワインを買った日には、思い出して自分で作ったりもしているのですが、なんか違う。
しっかり日記を読んでみると、”たっぷりバター”が不足していました。 -
スーパーのビール売り場。ビール好きにはたまらない国ですね。
何百種ものビールがある国、ベルギー。 -
チョコレート、お土産に買いました。
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そして7時からは広場で無料のライブ!
旅中は結構こういうチャンスに恵まれているのでラッキー!
写真はスロベニアから来たパーカッション集団、STROJMACHINE
かっこよかったなー。
実験的でもあり、古臭くもあり・・・かなり盛り上がって、演奏後の物販ブースに行列ができていた。 -
パワフルなパフォーマンスに皆くぎ付け!この日一番の盛り上がりでした。
スロベニアは見るところが無いというけど、こんな元気な若者を見るとちょっと行きたくなってくる。
https://youtu.be/AkO3wrCiK0c -
この日は国際的な音楽フェスだった様子。
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野外の無料ライブはお年寄りから子供まで一緒に楽しめるから楽しい。
ジャケットを羽織った老紳士が、ノイズのようなパーカッションプレイにノリノリになってたり、幼稚園児がフラメンコのリズムにうっとりしていたり。
ビールで酔っ払った20代前半ぐらいのギャルたちが、おじさんたちのブラスバンドで踊っていたり・・・
年齢に関係なく音楽を楽しめるのはすごくいいことだと思う。
日本だったらフジロックは若者だけだし、逆にフォークのフェスなら40代50代しか集まらなかったり、年代によって音楽のジャンルにくっきりと壁ができているものね。 -
ブラバンも。
おじいちゃんおばあちゃんが若者の音楽に耳を傾ける一方、若者だって、ブラバンやトラディショナル音楽を聴いているところがすごくいい。 -
地元ベルギーのKARIM BAGGILI QUINTET
アラブ音楽を取り入れたエキゾチックな音楽。アラブのギターやフラメンコスタイルのギターに、チェロとフルートの組み合わせがかなりはまっていました。
https://youtu.be/htpchxMsbT0 -
ボーカルの女の人はかなりハスキーで力強い!さすが洋楽。
ヨーロッパらしいハイセンスな面もしっかり持ち合わせていて、この場所にマッチしてました。 -
プロみたいな外見!
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チェロのこの方、めっちゃクールでかっこいい。
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GIPSY.CZ チェコのバンド。ジプシー音楽にヒップホップを混ぜた不思議な音楽。タンクトップにサングラスのバイオリン弾きがいて、見た目はちゃらいけど、あくまでも民族的音楽的で親しみやすく、楽しく聞けた。
チェコにこんなにエスニックな音楽があるなんて驚き。
https://youtu.be/FdpWNM441A8
たっぷり10時までライブを楽しんで(まだ明るい!)宿に戻りました。
おいしいムールを食べ、お土産のチョコとビールを選び、小便キッズを見学しつつ、夕焼けの下でライブを聞いて・・・
観光ばかりでなく、こんな風に楽しむヨーロッパもなかなかいいもんだ。観光しなくて大正解の一日でした。
少しはヨーロッパになじんできたかな!? -
それにしても、ジーンズ多すぎないか?
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ベルギーといえば、ビール。
チェリー味やラズベリー味などのフルーツフレーバーのビールから、天然酵母ビール・修道院で作られる幻のビールまで、その数なんと800種類!
飲みきれないって。
ブリュージュで買ったチェリーフレーバーはちょっとチェリーが強すぎたけど、この日買ったラズベリーはしっかりビールの味。
ロゼのような上品な色も素敵。
ほかに大衆的なステラやreffを試す。ベルギービールの独特のフレーバー、癖になる。
宿には珍しくアメリカ人女性が二人。
アメリカ人としてはかなり普通に話せたのは、彼女たちの同僚が日本人だったからだろうか・・・ -
6月14日
朝ごはんはフレーク、パン、チョコ。ベルギーだけにね。
メトロで駅へ、ハードスケジュールな1日の始まりです。
この日は特急タリスでオランダ・アムステルダムを目指します。
アムスに着いたらすぐに観光をして、18時には再び列車に乗り、ドイツまで向かう。
貧乏旅行は忙しい。
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旅行記グループ 世界一周シーズン9 西ヨーロッパ
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