カナダ -No.5 ブラブラ楽しいオタワ

2008/08/13 - 2008/08/14

2008年8月に2週間ほど、
ケベックに住む義弟に会いに&ナイアガラの滝を見に
8歳の息子と家族3人でカナダに行って来ました。

7/30(水) 出発、義弟んち着(ケベック泊)
7/31(木) ケベック・シティ(ケベック泊)
8/ 1(金) モンモランシー滝(ケベック泊)
8/ 2(土) ケベック・シティ(ケベック泊)　
8/ 3(日) サグネ－セント・ローレンス海洋公園(タドゥサック泊)
8/ 4(月) サグネ－セント・ローレンス海洋公園(タドゥサック泊)
8/ 5(火) サグネ－セント・ローレンス海洋公園(ケベック泊)
8/ 6(水) ブラックベア観察ツアー(Aux Berges du St-Maurice泊)
8/ 7(木) モリシー国立公園(モントリオールYouth Hostel泊)
8/ 8(金) モントリオール(Youth Hostel泊)　
8/ 9(土) モントリオール(Youth Hostel泊)
8/10(日) トロント(Kaisar's Guest House泊)　
8/11(月) トロント(Kaisar's Guest House泊)
8/12(火) ナイアガラ・フォールズ(Kaisar's Guest House泊)
8/13(水) オタワ(Ottawa Jail Hostel泊)
8/14(木) オタワ、帰国

エリア オタワ(カナダ)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8/13(水)、おはようございます♪今日・明日とオタワ観光を楽しみます。

宿は元刑務所だったという面白いホステル。
＜Ottawa Jail Hostel＞
https://hihostels.ca/destinations/ontario/hi-ottawa#

セントロ オタワ ジェイル ホステル ホテル

オタワ名物、ビーバーのしっぽ型ペストリー。

＜Beaver Tails＞
https://beavertails.com/products/

ビーバー テイルズ (ジョージ通り店) スイーツ

＜Highlander Pub＞
https://www.thehighlanderpub.com/

ハイランダー パブ バー

＜バイワード・マーケット＞
リドー運河を建設したイギリス海軍ジョン・バイ大佐によって1826年に設立された、カナダ最古・最大の公共市場の一つ。地元の人も多く利用する活気ある市場。

バイワード マーケット 市場

＜ノートルダム聖堂＞
聖ヤコブに捧げて1832年に建てられた小さな木造教会にかえて1841年建設開始、度々の資金難による中断や変更で完成は1885年。大々的に修復され古さは感じませんがオタワ最古の教会とのこと。バロック様式で、カッコいい銀の尖塔の間に金の聖母子像が立ちます。

ノートルダム聖堂 寺院・教会

地味な印象ですが・・・

金色の祭壇、居並ぶ彫像たちは圧巻。

彫像たちの写真はこちらでどうぞ。
＜Notre-Dame Cathedral Ottawa＞
https://notredameottawa.com/cathedral-photos

＜カナダ国立美術館＞
巨大な蜘蛛のオブジェとガラス張りの変わった外観でなにかと思ったら、1880年設立の国立美術館。建物は1988年にイスラエル系カナダ人建築家モシュ・サフディ氏によるもの。コレクションはネイティブ・アートから有名巨匠たちの名作、現代アートまで幅広く、見所は1920年結成カナダ出身アーティスト集団“グループ・オブ・セブン”のカナダの美しい風景画や先住民族の彫刻や工芸品ですって(見てないけど)。

カナダ国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

＜巨大な蜘蛛の彫刻Maman＞
ママンは仏語で“お母さん”の意。フランス系アメリカ人ルイーズ・ブルジョワが1999年に制作した、大きさ927x891x1024cmの世界最大の彫刻作品。同形の作品が六本木ヒルズ他世界中に計7つあるらしい。

ブルジョワの両親はかつてパリでタペストリー修理工房を営んでいて、糸を紡ぎ病気を蔓延させる蚊を食べてくれる蜘蛛に、1番の親友でもあった織り手で、賢く、助け守ってくれる、彼女の母親を重ねているのです。

脚はステンレス、胸部と腹部は青銅製で、この袋には32個の大理石の卵が入っているそうです。

美術館はこの作品を2005年に320万ドルで取得したそうで・・・そんなすごい芸術作品とはこの時は知らず・・息子が大変失礼しました！

メジャーズ・ヒル・パーク

キレイ～～♪

(^_^)/~オーーイ！！

左は国会議事堂センターブロック、右の面白い屋根は国会図書館

1912年創業、フランスの古城風豪華ホテル。

＜Hotel Fairmont Château Laurier＞
https://www.fairmont.com/laurier-ottawa/

フェアモント シャトー ローリエ ホテル

連邦政府庁舎

左がシャトー・ローリエ、右はバイタウン博物館。リドー運河を6年かけて建造したイギリス海軍ジョン・バイ大佐にちなんで町はバイタウン(現在のオタワ)と名付けられ、博物館は当時の作業場に建ち、その前にあるのが最初に建てられた水門なのだそうです。

＜Bytown Museum＞
https://bytownmuseum.com/plan-your-visit/

バイタウン博物館 博物館・美術館・ギャラリー

＜リドー運河＞
首都オタワ市とキングストン市を結ぶ全長202km、北米最古の運河。1812年から1815年に起こった米英戦争後、軍事目的の輸送ルートとして建設され1832年開通、今もなお使われています。

全部で45あるという、連なる水門が壮観。

リドー運河 文化・芸術・歴史

水門を開閉しながら川の高低差を調節して船を進ませるんですって。

冬場は世界一長いスケートリンクになるそうです。

カップル？

国会議事堂イーストブロックとその脇に建つ、1896年から15年間カナダ第8代首相を務めたウィルフリッド・ローリエの像。

センターブロックが見えて来ました。

＜The Famous Five Monument＞
著名な婦人参政権論者5人の像。カナダ人アーティスト、バーバラ・パターソンにより2000年に建てられました。

女性も上院議員になる権利を持つ人“Persons”であると訴え1929年勝訴。翌年初の女性上院議員が任命されました。

猫ちゃんのアパート by Catmanさん

『キャット・サンクチュアリ(聖域)』と呼ばれていましたが、残っていた4匹の野良猫ちゃんも全て引き取られ、2013年に解体されたそうです。

『カナダ国会議事堂のネコ』たち。たぶんMaxとPot(親友らしい)。

＜カナダ国会議事堂のネコ＞ちゃんよもやま話
増え出したネズミ駆除を目的に1924年より雇用された(笑)ネコたちは一時337匹にもなったのだとか。ボランティアにより1980年代にはシェルター設置、無料で検査や避妊手術を受けられるなど手厚い保護を受け、ペットフードを提供したネスレや寄付、保護団体の援助もあって、2003年に約30匹になったネコたちも2012年には4匹を残すのみとなり、その最後の1匹も引き取られて2013年にサンクチュアリは閉鎖。ちなみに最初のシェルターを設置し動物の世話に60年も携わったシャルトランさんは、その功績によりカナダのヒューメイン・ソサエティから「動物の英雄賞」を授与されたそうです。
https://www.facebook.com/The-Cats-of-Parliament-Hill-10150154879045652/

アライグマもお邪魔。

＜カナダ国会議事堂＞
オタワのランドマーク、パーラメント・ヒルの丘に建つネオ・ゴシック様式の荘厳な建物。1857年にヴィクトリア女王によりイギリス系とフランス系の中間地点オタワが連邦首都に定められここに1859年建設開始、3つのブロックのイースト・ウエストが1865年完成、センターは1876年に建てられたが1916年の火事で焼失し1927年に再建されました。

カナダ国会議事堂 現代・近代建築

気高く感動的な景色。中央の塔、オタワで1番高い92mの“ピースタワー”は平和の象徴で、軍役で亡くなった人々を追悼するもの。

戦争記念碑とシャトー・ローリエ。記念碑の足元には、第1次世界大戦で戦死した無名戦士の墓(2000年)があります。

＜戦争記念碑＞
『The Response』とも呼ばれるこの記念碑は、平和と自由のため祖国に尽くした、過去から未来の、全てのカナダ軍人の犠牲の象徴であり、アーチの頂点に立つ銅像は平和と自由を表します。記念碑は当初、第1次世界大戦で戦死した約6万のカナダ人を追悼するため、イギリス人ヴァーノン・マーチによって制作され、英国王ジョージ6世により1939年公開されましたが、現在では全ての戦争で戦没したカナダ人を追悼するものとなっています。

戦争記念碑 モニュメント・記念碑

祖国に尽くした人たちへの感謝と追悼の気持ちを忘れないように。

地球の歩き方お薦め。国立芸術センター内のLe Café

ライトアップを楽しみながら帰ります。

夜はちょっと怖い元刑務所。

セントロ オタワ ジェイル ホステル ホテル

部屋は5階の “Cellule McGee”

8/14(木)、おはようございます♪とうとう最終日。

アレキサンドラ橋を渡って、ケベック州ガティーノにある歴史博物館に行ってみます。

＜カナダ歴史博物館＞
曲線とガラス張りがまた印象的な外観は、カナダ人建築家ダグラス・カーディナルの設計で、そのガラス窓は幅112mもあり、氷河などカナダの大自然や先住民の顔をモチーフにしているのだそう。1856年に公開されたモントリオールのカナダ地質学研究所博物館が、後にオタワに移設されたことがこの博物館の起源。

カナダ歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

世界最大のトーテムポール・コレクションらしい。そういえばトロントのミュージアム駅にも建ってたなぁ。

先住民族の生活についての展示が興味深い。

全部自分たちで作ってたんですよねぇ。

毛皮貿易で栄えたって納得。

微笑ましいな、と思って撮ったこれは、映画監督として知られる先住民族イヌイットのZacharias Kunukの彫像『父と子』

1887年に撮影された“サンダンスの儀式”といって、大いなる神秘と会話し自然復活・和平祈願を聖霊に祈るインディアン最大の儀式なんだって。

踊り手“サンダンサー”は4日間断食し、腰布1枚で柱の周りを日の出から日没まで太陽を見つめながら歌い踊り続ける。そしてその千秋楽に行われる“ピアッシングの苦行”では胸に鷲の爪を刺し通してバッファローの生肉で吊るされ、肉体の痛みを聖霊に捧げる・・のだとか。ひぇ～～～。

息子はこっちの方が楽しいみたい。

本屋さんと印刷屋さん。

またバイワード・マーケットをぶらぶらして、

バイワード マーケット 市場

ランチは、1875年にホテルとして建てられたシーフードの有名店。

フィッシュ マーケット シーフード

＜The Fish Market＞
http://fishmarket.ca/

最後にまたここで

ビーバー テイルズ (ジョージ通り店) スイーツ

この前のと同じのを。食べ納め。

帰ります。

ケベックはお洒落でアートな街、
モントリオールは教会が素敵で、
1番ブラブラ楽しかった街はオタワかな。
でもなんといってもやっぱりナイアガラが圧巻。
あぁ～～楽しかった♪

そしてどうもありがとうございました！

この旅行記へのコメント （4）

• aoitomoさん 2020/07/18 23:30:44

  旅行記お疲れさまです。

  なぽさん　こんばんは～
  
  オタワも日本からの直行便が無いのでなかなか行きにくいですが、
  カナダ国会議事堂やホテルなど、様々な建築物がお城のような造りで興味をそそります。
  
  一方でカナダ国立美術館はガラス張りの一風変わった外観で面白いです。
  さらに巨大な蜘蛛の彫刻はいいアクセントになって存在感ありますね。
  今なら320万ドル以上の価値があるのでしょうね。
  しがみついたらご利益ありそうです。(爆)
  
  世界遺産の『リドー運河』も見所ですね。
  冬のスケートもしてみたいです。
  
  終日さらに次の日もいいお天気で建物も空も
  美しいいい写真が撮れましたね。
  
  カナダを家族で大旅行、
  凄いですし、羨ましい。
  息子さんにとってもいい思い出ですよね。
  
  旅行記お疲れさまです。
  満喫させていただきました～
  
  aoitomo

  なぽさん からの返信 2020/07/19 22:14:33

  RE: 旅行記お疲れさまです。

  aoitomoさん、こんばんは〜☆彡
  
  > オタワも日本からの直行便が無いのでなかなか行きにくいですが、
  > カナダ国会議事堂やホテルなど、様々な建築物がお城のような造りで興味をそそります。
  
  今回ナイアガラと義弟に会いに行くという目的があったため
  カナダの東を周ることにしてオタワにも行ってみたんですが、
  公園の緑とお花、黄昏の空に建つ国会議事堂や戦争記念碑が美しく、
  動物に出会えたり・・と、ただブラブラするだけで
  気持ち良く楽しい町でした。
  >
  > 一方でカナダ国立美術館はガラス張りの一風変わった外観で面白いです。
  > さらに巨大な蜘蛛の彫刻はいいアクセントになって存在感ありますね。
  
  この彫刻、日本にもあるとのことで興味を惹かれました。
  蜘蛛の彫刻にお母さん？と不思議に思ったんですが、
  作者のこういう気持ちが込められていた事、そしてその価値を知り、
  正直ちょっと気持ち悪いと思っていた蜘蛛がとても偉大に見えます。(笑)
  
  > 今なら320万ドル以上の価値があるのでしょうね。
  > しがみついたらご利益ありそうです。(爆)
  
  どんなご利益があったのかは謎ですが・・・(´艸｀*)爆。
  少なくとも、幸い罰は当たらなかったようです(たぶん・・)。
  >
  > 世界遺産の『リドー運河』も見所ですね。
  > 冬のスケートもしてみたいです。
  
  世界一のスケートリンク、圧巻でしょうね！
  もし冬に行かれるなら、世界三大雪祭りの一つ
  『ケベック・ウィンター・カーニバル』も行われるのだとか。
  ダンナと息子が冬に行って、氷のホテルに行ってましたよ。
  
  > 終日さらに次の日もいいお天気で建物も空も
  > 美しいいい写真が撮れましたね。
  
  そうですね、
  オタワがけっこう気に入ったのはお天気のお蔭だったのかも・・・
  旅の印象や思い出はお天気にもすごく左右されますネ。
  
  > カナダを家族で大旅行、
  > 凄いですし、羨ましい。
  > 息子さんにとってもいい思い出ですよね。
  
  aoitomoさんこそ雄大で美しいカナディアンロッキーを
  堪能されて羨ましいです！
  タワーに昇ってカヌーに乗ってナイアガラで水しぶきも浴びて
  キャンプもして動物もいっぱい見られたので・・
  息子も楽しめたと思います♪
  
  いつも本当にありがとうございます！
  そしてまたどうぞヨロシクお願い致します。
  
  なぽ

• バモスさん 2020/07/18 17:20:20

  国会議事堂

  なぽさんへ
  
  こんばんニャ～☆
  にゃんと、国会議事堂に猫ちゃん達が雇用とは良い政策です。
  日本の国会議事堂も雇ってもらえないかニャ～(=^・^=)
  おれたち役立つぜ～
  カナダはバンクーバーのみ行っただけなので興味深く拝見しました。
  ありがとうございます！
  学生時代にローマを一緒に旅したカナダ人がトロント近郊に住んでおり
  機会があれば訪れようと思ってます(*^_^*)
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バモス
  
  

  なぽさん からの返信 2020/07/19 20:50:29

  RE: 国会議事堂

  バモスさんへ
  
  こんばんニャ〜☆彡
  いつも本当にありがとうございます♪
  
  > にゃんと、国会議事堂に猫ちゃん達が雇用とは良い政策です。
  
  にゃんと！！(≧◇≦)そうなんです！しかも食住付、医療費も無料！
  すべてボランティアの方と寄付で賄われ
  最後の1匹まできちんと世話され、
  それに携わって多くの動物の命を救った方が功績を称えられる、
  カナダって素晴らしいなぁと感激しました。
  
  > 日本の国会議事堂も雇ってもらえないかニャ?(=^・^=)
  > おれたち役立つぜ?
  
  最近ではお店の看板猫になったり駅長さんまでしたり、
  ニャンコたちも活躍してますよネ♪
  エルミタージュ美術館でもたくさんのニャンコたちが
  警備員としての仕事に日々励んでいるのだとか(笑)。
  そして毎年3月、猫に敬意を表したイベントが開かれ
  猫たちが暮らしている場所の見学ツアーも行われるんですって。
  いつかロシアに3月に行ってみたいと思います！！( *´艸｀)
  
  > カナダはバンクーバーのみ行っただけなので興味深く拝見しました。
  > ありがとうございます！
  > 学生時代にローマを一緒に旅したカナダ人がトロント近郊に住んでおり
  > 機会があれば訪れようと思ってます(*^_^*)
  
  学生時代から外国のお友達がいるのですね、スゴイ！
  バモスさんのカナダ行きはどのような旅になるのでしょうか〜?！
  想像するだけで私もワクワクします〜〜〜(*^^*)☆彡
  
  こちらこそありがとうございました♪
  またヨロシクお願いします。
  なぽ