関釜フェリー乗船記（往路）

2020/02/04 - 2020/02/05

2020年3月末。新型コロナウィルスの世界的感染により旅客扱いを停止してしまった国際航路の関釜フェリー。その直前、2月上旬に日本で数少ない国際航路に乗るだけの目的で下関へ。ちょうどクルーズ船内での集団感染が問題になり始めた頃のことだった。

今回はあくまでも国際航路で越境するコトが目的で、到着地でのことはあまり考えていない。ちなみに下関までは愛車で移動し、前日夕方18時に出発し途中仮眠を挟みながら1,000km以上を走破。なので往路は途中で眠くなってしまい、あまり船内を探索しきれていなかったかも。それでも内航フェリーとは一味違う独特な雰囲気を楽しめたのでレポートしたい。


関釜フェリー乗船記（復路）
https://4travel.jp/travelogue/11615074

エリア 釜山(韓国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

下関港国際ターミナルで乗船手続きをしていよいよ出国をする。それにしても空港での出国に比べるとあっけなくて、本当に国外に出るのか？と心配になるくらい。

下関港国際ターミナル 乗り物

下関港で出国したらパスポートへのスタンプは " KANMON " だった。

関釜フェリ－ 乗り物

４デッキ（１階）、インフォメーション横を通り過ぎて船首方向に２等キャビンがある。

関釜フェリーには日本船籍の「はまゆう」と韓国船籍の「星希」があり交互に運航されている。
この日本船籍の「はまゆう」には２等寝台があり２等客室と同料金で利用できる。希望する場合は予約時点でリクエストするシステムだが、その時点で予約が確約されるわけではなく、乗船当日の乗船手続き時に判るようになっている。

今回はこの奥の下段ベッドがアサインされた。

荷物を今夜の寝床に置いたところで....

1,000km以上のロングドライブを無事に走破したご褒美に、さっそくビールを。

免税価格を期待したけれど....

ビールを開けた後は夕食を。
５デッキ（２階）にあるレストランで。
何を食べようかな？

いろいろあるメニューの中で何にしようか悩みつつ、決めたのはオススメの「はまゆう御膳」。

はまゆう御膳のメインは「もつ鍋」。
ピリ辛味で美味しい。

同行者はキムチチゲ定食をオーダー。

キャンペーンで50円安くなっていた韓国焼酎と一緒に。

食事中に下関港を出港。町の灯りがだんだんと小さくなっていく。

船旅での楽しみと言えば４デッキにある大浴場。
海原に浸かるような気分で楽しめる。

....しかし、一部の乗客はタオルを持たずに入浴し、ドライヤーを使って身体を乾かすというコトをするので要注意。往復とも脱衣所の床はビチャビチャに濡れていた。

また脱衣所にはコインロッカーなど鍵のかかる保管場所がないので、貴重品はインフォメーションに預けるようにしたい。

こんなものも掲示されていた。

そういえば往復とも釜山の入出国審査ブースで某国人が係員に大声で怒鳴りつけていたけど....

翌朝6時過ぎには釜山港に到着。

タイムテーブルでは08:00到着になっているが、2時間ほど前には接岸が完了している。この時間に下船しても入国管理、税関が機能していないかららしい。

船内レストランは朝食営業をしていたが往路はパス。

衛星経由で通話できる船舶公衆電話が設置してある隣に....

公衆電話の横に入国・税関申告の書類が用意されており、ここで記入ができる。

８時前に下船。入国審査のブースまでちょっとした距離を歩いて移動。

釜山港からの入国ではスタンプ健在。
左下の船マークが海路からの入国を示している。

釜山港国際旅客ターミナル 船系

入国審査と税関を過ぎて入国。
こちらの釜山港国際旅客ターミナルで両替と手荷物の一時預けをする。

さて、これからどこへ行こうかな？

釜山港国際旅客ターミナル 船系

釜山港国際旅客ターミナルから徒歩移動で釜山駅へ。

釜山駅 駅

地上鉄道の釜山駅を越えた先で地下鉄釜山駅へ。

釜山駅 駅

地下鉄で釜山駅からチャガルチ駅へ移動。

チャガルチ駅 駅

船上での朝食を止めてこちらで朝食をとることに。

チャガルチ市場 市場

韓国風おでん屋にて朝食。
ここでエネルギーを補給して帰りの出航まで釜山市内を散策することに。

復路便の乗船手続きは17:30までで乗船は18:10。タイムテーブルでは21:00出航なのだがその3時間以上も前にターミナルに戻らないといけないので注意が必要だ。


このつづきは....
関釜フェリー乗船記（復路）
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チャガルチ市場 市場