会津、那須～紅葉の山と温泉の旅

2019/10/26 - 2019/10/28

友人と紅葉の那須岳へ登り、山中にある三斗小屋温泉 大黒屋での宿泊を企画しましたが、生憎の天候で予定を変更。猪苗代湖から会津若松そして大内宿へと会津を巡り、最終日に那須連邦の茶臼岳のみの登頂と周囲の温泉を楽しんだ旅。

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

木曜日の晩に四ツ谷駅前で待ち合わせ、そのまま東北自動車道に乗り一路那須へ。
翌朝、まずは猪苗代湖畔に佇む「天鏡閣」から観光を開始しました。

天鏡閣 名所・史跡

「天橋閣」は戊辰戦争において賊軍の汚名を着せられた会津の匠たちが、その精を込めて造成した有栖川宮別荘で、最後は高松宮より福島県に下賜された建物。現在は本館、別館、表門が国の重要文化財に指定されています。

「天鏡閣」の中心ともいえる客間の調度はロココ調を日本風にアレンジしたもの。蒔絵や螺鈿が諸所に見られます。

窓外には紅葉が！

東北の冬を予感させる灰色の空とランプの灯りがよく合います。

つづいて「飯盛山」へまいりました。
白虎隊終焉の地として有名ですが、白虎隊碑の側に「イタリア記念碑」なるものがありました。ムッソリーニ政権時代のローマ市から送られた、実際にポンペイの遺跡から発掘した柱のようです。

飯盛山 名所・史跡

そして飯盛山のハイライト「さざえ堂」です。18世紀末に西国三十三観音を安置した六角三層の観音堂です。

さざえ堂 寺・神社・教会

螺旋の回廊を堂内に配し、参拝者がすれ違うことなく昇り降りができる世界でも例のない建築です。日本国内には関東東北地方を中心に江戸後期に複数造られています。

さざえ堂をお詣りしたあとで、変わった懐かしいおみくじをみつけました。

お金を入れると機械式の巫女さんがおみくじを取ってきて下さいます。
巫女さん以外にも鳥（鳩？）バージョンとかが昔あったのを記憶しています。

壊れやすいそうです…

参道下には会津柳津名物の「粟饅頭」のお店も。

小池菓子舗 飯盛山店 グルメ・レストラン

さて会津若松城です。お堀の辺りでは秋が深まりつつあります。

別名鶴ヶ城の勇姿！

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

よくみるとお堀の石垣にも小さな秋が！

お昼時になりましたので、ソースかつ丼を。今回は「むらい」さんです。

むらい グルメ・レストラン

クルマは奥会津へと向かい「大内宿」に至ります。江戸期に栄えた会津西街道の宿が見事に保存され、その雰囲気を現在に伝えています。

大内宿 名所・史跡

宿場で咲くダリア

こちらは唐辛子

生憎の雨です。高倉神社へと向かう小径。

平日金曜で雨天ではありましたが、そこそこ観光客もいました。

このオバアちゃんから「とちモチ」を求めました。

那須への帰り道にある「甲子温泉」で大黒屋さんの立ち寄り湯へ。

元湯甲子温泉旅館大黒屋 宿・ホテル

さて翌日は那須連山の茶臼岳登山です。

茶臼岳 自然・景勝地

しかし山頂はガスに覆われていました。

下界は視界が良いのですが…

ときどき青空も顔を出しましたが、

結局、頂上全景は見られずに下山しました。

実は今回は那須ロープウェイで一気に9号目まで往復しました。ただし9号目からでも山頂までは30～40分はかかります。

那須ロープウェイ 乗り物

さて下山後の最後の楽しみは「北温泉」

北温泉旅館 宿・ホテル

こちらの天狗の湯はかなり熱いお湯が、絶えることなく注がれています。
温泉で温まった後は一路都内へと戻ったのであります。