2020/03/15 - 2020/03/23
8位(同エリア203件中)
つよしさん
ミャンマーの少数民族と言えば、女性が首に金色のリングをはめる首長族(カヤン族)を思い浮かべる方が多いと思います。一方、女性が顔に刺青を入れる伝統があり、男性は狩猟と農業で家計を支えるチン族はあまり知られていません。今回、このチン族に会うために、ミャンマーの西部に位置し、バングラデシュ・インドと国境を接するチン州へ出掛けました。日程は、3月15日日本出国、23日帰国の9日間です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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▽3月19日(木) 5日目
おはようございます。この日の朝も天気は良さそうなので、ホテルの敷地内でサンライズ鑑賞です。その後はビクトリア山(標高3053m)に登り、南チン州の州都であるミンダッ(Mindat)へ移動します。移動途中にもチン族の村があるので、お宅訪問も何軒かする予定です。 -
東側の空には雲があって、その隙間から太陽が見えてきました。
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薄い雲がシルエットになっていますが、丸い太陽が見えました。
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6時半に朝食を予約してあるので、ホテルのレストランへ移動します。
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この日も朝食は洋食を予約しました。パンはトーストとクロワッサン。飲み物は、コーヒーとオレンジジュースです。
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卵料理は、プレーンオムレツ。
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果物はリンゴ。
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朝食を済ませると、8時にホテルをチェックアウト。ビクトリア山の登山口を目指します。
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8時45分、ビクトリア山(標高3053m)の登山口(標高2700m)に到着しました。
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ビクトリア山は、山頂までバイクで行くことができます。
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ミャンマー人の多くは車道を走るバイクタクシーを利用しますが、私たちは登山道(自然散策ルート)を歩きます。
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ということで、車道から登山道へ近道をするため、ちょっとした崖を登ります。
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コマ送り中
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コマ送り中
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コマ送り中
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コマ送り中
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コマ送り中
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ガイドさんも崖を登ってきたので、登山道を進みます。
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往路の登山道は割と整備されていましたから、それほどキツくなかったです。
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登山道の脇には綺麗な紫色の花。ガイドのミンミンさんは、サクラソウと言っていましたが、日本のサクラソウとは別物だと思います。
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(参考用)こちらが日本のサクラソウです。
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ビクトリア山のこの時期は、登山道のあちこちにシャクナゲ(ツツジの仲間)の赤い花が咲いています。空の色も綺麗だし、山歩きは悪くないな、と感じました。
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10時丁度に、ビクトリア山で2番目に高い頂上へ到着。登山口を出発してから、1時間15分かかりました。こちらの標高は、スマホの高度計が示した値から推測すると3030mでした。
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イチオシ
そして10時53分。ビクトリア山の頂上(3053m)に到着。登山口からの所要時間は、2時間8分でした。なお、頂上にはパゴダ(仏塔)がある、と書いてあるサイトもありますが、2020年3月現在、頂上には仏像が祀られています。
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頂上の近くには十字架が建てられています。キリスト教を信仰するチン族への配慮でしょうか。
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イチオシ
そして、ビクトリア山の仏塔でも記念撮影。
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私の高度計では、仏塔がある場所の標高は仏像のある山頂より11m低い3042mでした。
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そして、11時15分から下山を開始。
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シャクナゲの花を取って、付け根を口で吸うと甘い蜜があります。蜜の味はツツジと同じでした。
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同じ道を降るのと変化が無いので、違うルートで下山します。
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下りのルートは、上りのルートよりアップダウンが強く、
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高度3000メートルで酸欠ぎみになっていたのかもしれませんが、
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結構キツかったです。
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そして13時20分、ミンダッへ向かう道路に降りてきました。私の高度計だと標高は2666mなので、登山口の2700mより低い地点に降りたようです。下りの所要時間は、2時間5分でした。
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13時30分、車を見通しの良い場所に移動させて遅めの昼食。お弁当の中身は、ホテルで作ってもらった炒飯です。お腹が空いているので、あっと言う間に完食しました。
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昼食後は、この日から2泊するミンダッ(Mindat)へ向かいます。移動途中もナマタウン国立公園の中ですから、欧米系の観光客が参加しているバードウォッチング・ツアーとすれ違いました。
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14時15分ごろ、エイ村の郊外でお宅訪問を開始。
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顔の横に半月状の形がつながる刺青が特徴のムンチン族の女性を撮影させてもらいました。
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イチオシ
笑顔がいいですね。
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イチオシ
お隣の家で、この村2人目の刺青女性を撮影。さっきの女性と顔がそっくりです! 親子か姉妹?
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チン族の女性は皆さんピアスをしていてお洒落です。
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エイ村の中心にあった動物の頭蓋骨を飾った家です。
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お爺ちゃんとお婆ちゃんに撮影をお願いしました。
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こちらのお婆ちゃんは、首にも刺青が入っていました。
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イチオシ
3人で記念撮影をしたら、ミンダッのホテルへ向かいます。
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途中で見かけた放し飼いにされている黒い牛。チン族は結婚する際に、新郎が新婦の家に黒い牛を贈ります。その頭数は、新婦の家族の数で決まります。両親と男兄弟が3人居たら5頭です(姉妹を数に入れないのは、その娘が嫁ぐ際に牛を貰うからだと思います)。この場合、5頭全てを結婚前に贈る必要はなく、結婚前に3頭、結婚後に2頭でもかまいません。前日ガイドをしてくれたキイさんは、結婚前に3頭を贈りましたが、残りの2頭はまだ贈っていないそうです。
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16時10分ごろ、ホテルミンダッ(Hotel Mindat)に到着しました。
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チェックインの際、ミャンマー入国ビザの確認があり、日本人はビザフリーだと説明して納得してもらいました。このホテルの宿泊者で、ビザ無し入国をした外国人は、私が初めてだったようです。
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私の部屋は2階のスペーリア。クイーンサイズのベッドです。エアコンは無く、窓を閉じていると西日が当たっているので暑いです。窓を網戸にすると気持ちいい風が入ってきました。
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部屋は広いのですが、家具とのバランスが取れておらず、無駄に広い印象。冷蔵庫もありません。
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洗面所とトイレ、シャワー。シャワーは温度調整が難しかったです。
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ホテルで19時まで休憩して、こちらのレストラン(Myoma Restaurant)にやって来ました。高校生の一斉試験中はアルコールの提供をしていないそうで、ビールは我慢です。
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料理は酢豚の鶏肉バージョン。
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ウズラの卵と野菜のスープ。ビールが無いせいで不機嫌なのか、写真の撮り方が雑です(;'∀')
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ライスも注文。
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ホテルに戻ったら、黒糖焼酎で寝酒。ほろ酔い気分で、おやすみなさい。
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▽3月20日(金) 6日目
おはようございます。いつも通り早朝に目覚めました。 -
この旅に出発する際には、帰国便の欠航対応について、ある程度考えてありました。そのため、ベトナム航空の運行状況を毎日確認していました。そうしたなかで、ベトナム航空から運行停止のお知らせが、ついに出てしまいました。
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ベトナム航空の新型コロナウイルス対応は残念なものでした。まず、運休のお知らせメールが届いたのは、運行停止を決めてから3日後の搭乗当日でした。また、影響を受けた航空券の取り扱いについての情報提供は、全世界運休のお知らせが出てから数日後でした。その具体的対応方法は、予約便の日付と旅程変更の手数料を免除するものの、払い戻しについては何も触れられていませんでした。
【追記】4月に入り、払い戻しについて再確認すると、運賃規約に従う、と修正されました。でも、安いチケットを払い戻しすると諸経費しか戻ってこないので、私のチケットは日程変更する方向です。 -
とにかく帰国便を確保しないといけませんし、更に状況が悪化する可能性があるため、日本への直行便があるANA が確実だろうと、公式サイトで予約をしました。ただし、ヤンゴン~成田(エコノミー席)の直行便が何度やっても表示されなかったため、バンコク経由便を購入しました。購入した便のヤンゴン出発時刻は、ベトナム航空便より20分早いだけですから、残りの観光を予定通りこなすことができます。
◆変更後の帰国便
▽3月22日(日) 8日目
PG 704 RGN 1835 - 2035 BKK(バンコクエアウェイズ:ヤンゴン~バンコク)
▽3月23日(月) 9日目
NH 808 BKK 0030 - 0825 NRT(全日空:バンコク~成田) -
ひと安心して、7時から提供される朝食へ向かいました。
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8時にホテルを出発。ミンダッのチン族ガイド、ナイナイさんをピックアップして向かったのは、パイプを売っている店です。
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金属製のパイプ(タバコを詰める部分)を購入しました。1個1000チャット(80円)で、写真を撮らせてもらうチン族女性へのお土産にします。
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お土産の準備ができたら、車に乗ってこの日最初の目的地であるエイムエン村へ向かいます。
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ミンダッからエイムエン村へ行くには、一度山を下りて、カンペレッへ向かう山道を上ります。この道がナーガ(龍)のよに曲がりくねっているので、私は「ナーガの道」と呼ぶことにしました。
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エイムエン村に到着したので、お宅訪問です。写真左側のジーンズ姿がミンダッのチン族ガイド、ナイナイさん。彼は英語が話せます。中央で麦わら帽子をかぶっているのが、バガンのガイド、ミンミンさんです。
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チン族は自給自足の生活をしているため、ほとんどの家で豚と鶏を飼っています。
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左から2番目の女の子が顔に塗っているのは、シャクナゲの木の皮で作ったタナカの代用品だとか。
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台所です。レンガと鉄筋を組み合わせてコンロを造っています。
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イチオシ
この家の女性には顔の横に半月状の刺青があるので、ムンチン族です。
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こちらの2人は姉妹でしょうね。目や鼻、頬の張り具合がよく似ています。
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外国人が珍しいようで、子供が沢山集まってきます。
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米をザルに入れて振ることで、上質なものとそうでないものに分けていた女性。
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米を選別していた女性と同じ家に居た女性。
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どこの家も子供が多いです。
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大きなお腹の豚。沢山の子豚が産まれそうです。
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チン族の家の庭には必ずといっていいほどタバコが植えてあります。自分たちで乾かして、パイプで吸うためです。
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コーヒーを植えている家も多いです。コーヒーは売り物だそうです。
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バイクに乗って出かけようとしていた女性。
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布を織る女性。
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イチオシ
とても良い表情です。
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お尻丸出しで遊ぶ男の子。
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子守をするお婆ちゃん。
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人生の経験が表情に染み出ています。
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キビの実を洗って、地酒を造る準備をしています。
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こちらが完成したキビの地酒(前日、レストランで飲んだものです)。
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キビの実(前日、レストランで撮影したものです)。
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村の風景。
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家の縁側でコーヒー豆を選別するお婆ちゃん。
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トウモロコシの実を杵で叩き、粉にしているお婆ちゃん。
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エイムエン村でのお宅訪問を切り上げ、ビクトリア山から流れ出る川へ向かいます。写真は、ミンダッへ向かうナーガの道です(朝は向こう側から、今居る場所を撮影したものです)。
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チン族の伝統的な狩猟の様子を実演してもらう場所へ到着しました。私はこの写真が撮りたかったので、バガンのガイド、ミンミンさんに現地手配をお願いしました(旅行記1/4に掲載した写真集のハンター写真を日本でスマホに撮っておきました)。
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この日実演をしてくれる人は、雨期は狩猟、乾季は農業で生計を立てているムンチン族の男性2人組です。観光客向けの実演のほか、プロカメラマンの写真モデルを副業でやっています。
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私はツアー代金とは別に、2人分のモデル代(実演料兼撮影料)として45,000チャット(3,600円)を現地ガイドのナイナイさんに支払いました。プロカメラマンの撮影ではもっと高い料金になるそうです。言わずもがな、実演者の人数によって料金は変わります。また、お土産としてはミャンマーのウイスキー「GRAND ROYAL」の小瓶(1000チャット=80円)を1人1本渡すと喜ばれます。
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ハンターには川の中に入ってもらいたかったので、事前に水の深さや太陽の光の状態を確認します。
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弓矢をどこで構えるかなども事前に確認しました。
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ハンターがやって来ました。
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道具を借りて、記念撮影するミンミンさん。彼はこの後、別な撮影をしている時に、足を滑らせてズブ濡れになりました。水没したスマホは乾かすと動作しましたが、液晶が一部くすんでしまいました(;'∀') 裏話はこの辺にして、チン族ハンターの実演&撮影会です。
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ムンチン族のハンターが向こうから歩いてきました。
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川の岩でナイフを研ぎ始めました。
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もう1人のハンターは、矢の先端を研いでいます。
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いよいよ狩猟です。弓矢で魚を狙うハンター。
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銃で獲物を狙うハンター。
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イチオシ
ハンターの2ショット。
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場所が良くないので、移動します。
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移動の前にちょっと一服。
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現地で撮った写真をシナリオ仕立てに並べ替えてみました。
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ここからは、チン族ガイドのナイナイさんが、別な日に撮影した写真です。銃を構えるハンターは密林の中の方が迫力があります。
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弓矢は、川岸で構えた方がいい感じ。
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こちらは夫婦でしょうか?
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水辺のムンチン族女性。
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自宅でしょうか? 沢山の動物の頭蓋骨が飾っています。ここまでが、ナイナイさんの写真でした。
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撮影を終え談笑するガイドさん2人。
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12時40分にミンダッに戻り、昼食にします。
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この日まで高校生の一斉試験があるので、本当はアルコールは出せないのですが…。こっそり提供してくれました。
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料理は焼きそば。
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食後は、ミンダッ村内でお宅訪問。まずは、鼻で笛を吹くマガンチン族のお婆ちゃんを訪ねました。大きなピアスが特徴的です。
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年齢は95歳とのことですが、記録がないので自称年齢です。
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イチオシ
とにかく、笑顔が素敵なお婆ちゃんでした。
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続いては、格子と星のデザインが素敵な女性。ダイ(Dai)チン族だそうです。
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イチオシ
こちらの女性はチン族にしては珍しく、ピアスをしていませんでした。
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この日最後の訪問は、大きな竹のピアスをしたダイチン族の女性です。
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続いては、花や果物で造る自家製ワインの店に来ました。
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シャクナゲの花、桃の実、パイナップルの3種類を試飲しました。
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私はシャクナゲのワインが気に入ったので1本2000チャット(160円)で購入。ミンミンさんは、桃の実のワインをお土産に買いました。
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国営の布工場へやって来ました。こちらはまだ新人さんで手織りで研修中。ゆっくりとしか織れません。
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ベテランは機械織りです。とても手際が良かったです。
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この日最後の観光はチン族の博物館です。
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チン族が狩りで集めた動物の頭蓋骨を展示してあります。
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大きなピアスやネックレスも展示。
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かつての村長(酋長?)のスタイルだそうです。右手には槍、左手にはタバコを吸う道具。
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博物館の見学を終えて、ホテルでひと休みです。
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18時半に夕食へ。レストランは前夜と同じ Myoma Restaurant です。
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今夜もビールの提供はありません。料理は豚と野菜のスープヌードル。
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牛肉の炒め物。食感から推測すると、干し肉を一度戻しているかも。食事を終えたら、ホテルへ戻りシャクナゲワインを飲んでおやすみなさい。「チン族に会いに行こう~2020年3月ミャンマーの旅~ 3/4」はここまで。《4/4へ続く》
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この旅行記へのコメント (2)
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- ateruiさん 2020/06/19 19:07:35
- シャクナゲワイン
- 続いてしまいました つよしさん
シャクナゲワイン が目に留まりました
どんな感じなんでしょうかぁ?
シャクナゲというと 日本では観賞用だと思うんですが
私の就いている会社でも 敷地内に 随分と
石楠花を植えまして 四月になると 観賞に集まってました
迚も ワインとは 思いつかなかったです
色的に 甘くて女性に人気があるような印象ですがぁ
実際はどんなものかと思いましてぇ
お尋ねすることばかりで 申し訳ありません
aterui
- つよしさん からの返信 2020/06/20 05:45:13
- Re: シャクナゲワイン
- シャクナゲワインは、フルーツ酒のような感じで軽くて飲みやすいです。アルコール度数もそれほど高くありません。
私は製造元とレストランで1本ずつ購入し、現地で飲みましたが、製造元のワインはしっかりとした味なのですが、レストランで購入したものはアルコール度数が低く、甘みも強くて、元の状態から薄めて砂糖を加えた感じがしました。
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