MSCベリッシマで航くアラビアクルーズ(５)-----カタールのドーハ

2020/01/11 - 2020/01/20

２０１９年３月に就航した最新鋭・最大級約１７万トンのクルーズ船・MSCベリッシマでアラビアクルーズを楽しみました。JTB募集の１０日間ツアーに参加。
イランがサウジアラビアの米軍拠点を攻撃した直後の政情不安定な時期でしたが、寄港地が変更されることがありましたが、幸い無事に旅を終えることが出来ました。
ただ、最近発生したコロナウィルスによるクルーズ船での出来事は、クルーズの旅を少し考えさせられますが、一日も早い事態の収束と、被害を受けられている方々の快復を願うばかりです。
日程は下記。
１月１１日　成田発
１月１２日　アブダビ着。アブダビ泊　アブダビ観光→ドバイ
　ドバイ港から乗船
■１月１３日　ドーハ着　ドーハ観光
１月１４日　終日クルージング
１月１５日　マスカット観光
１月１６日　ハサブ観光
１月１７日　ドバイ観光
１月１８日　ドバイ観光
１月１９日　アブダビ帰港　アブダビ観光
１月２０日　午後成田着

この旅行記はカタールのドーハ観光を掲載します。
表紙の写真はドーハの摩天楼。

エリア ドーハ(カタール)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

MSCベリッシマで航くアラビアクルーズ(４)からのつづきです。

１月１３日　８時頃　ドーハの港に接岸します。
バルコニーから港を見ると工事の真っ最中で重機の騒音が聞こえてきます。ドーハは２０２２年のワールドカップを控えているので、それに備えるための工事なんでしょう。

９時過ぎ　クルーズ会社のシャトルバスに乗って、ドーハの中心街に向かっています。
最初の予定ではUAEのシルバニヤス島に行く予定で楽しみにしていましたが、何かの都合で急遽ドーハ寄港に変更となりました。ドーハには１か月前にも来たばかりなのに・・・。
実は、約１か月前にチュニジアに行きましたが、チュニス発、ドーハ行カタール航空が遅延して乗継ができず、翌日の便まで待つこととなって、ドーハに１日滞在したのでした。

港から約２０分でドーハ市街地の中心に来ました。

シャトルバスのバス停前にある巨大モールに入ります。
まだ朝の早い時間帯なのか、クルーズ船のお客さん以外は見当たりません。

巨大ショッピングモールの吹き抜けホールです。
ここも寂しいよ～う。。。

ここはどこ・・・状態ですが、スマホのMAPS.MEの地図を見ながら街歩きします。

超高層ビル街です。

こちらも。地元民の移動手段は車がメインみたいで、歩いている人は見当たりません。。。
カタールの人口は約６４万人、外国人労働者を含めて約２４０万というお国です。どうしてこんなに沢山の高層ビルが必要なのかしら・・・

こちらも。

グリーンのある木陰で一休みします。１月ですが炎天下だと暑いよぅ～。
ここは海岸に突き出た公園になっています。

公園の中を歩きます。
人工的に造ったであろう草むら越しに高層ビル街を見ています。

誰が見ているのか知りませんが、噴水ショーが行われている広場です。

手前の自転車で後ろの斜面を下りてくる。。。そんなのあり・・・・と思う施設見たい。

露店用の小屋が並んでいます。涼しくなる夜にオープンするのでしょう。

１１時前　公園を出て湾岸道路沿いの遊歩道を歩きます。
バスで一緒だったクルーズの人達が歩いています。聞けば、スークのある旧市街まで歩くヨ～と。。
この日の船の出港時間は、１８時なので途中で歩けなくなっても、何とかなるでしょうと、意を決して歩くことにします。地図の目安だと４～５Km位。

高層ビル街を振り返っています。カラータイルを敷き詰めた歩道が出来ていますが、木陰がありません。

目立つ高層ビルを横目に見ながら炎天下を歩きます。

所々ナツメヤシの木が植えられており、その日陰に入って小休止しながら歩きます。

横目に見ながら歩く高層ビル街です。

花盛りの広い花壇越しの高層ビル街。

これらの花壇・・・誰かが手入れしているのです。定期的に水を供給したり、花を植え替えたり・・・

花壇のあるロータリの中央には巨大なアラジンの魔法のランプ・・・それとも水差し・・・みたいなオブジェが鎮座しています。

ご覧の湾岸沿いの歩道をず～と歩いて来ました。
先客約２名が海沿いで休んでおられます～。私たちも椰子の木の木陰で一休みします。

高層ビル街の端にも建設中の高層ビルがあります。２０２２年のワールドカップに向けて、まだまだ新規なビルが建てられるのでしょうか。

沖合にクルーズ船が停泊しています。
ここから見ると、直線でも結構な距離がありそうです。

湾岸道路から高層ビル街の眺望。

湾岸沿いの遊歩道に置かれているオブジェ。ワールドカップに関連しているのかなぁ。

でっかい～フレーム入りドーハ。。。。

でっかいマスコット風オブジェ。

なんじゃ～このオブジェは。。

椰子の木の根元の花壇です。
海水を真水に変え、それを土に埋められているパイプを通して根元に送られています。砂漠地帯に花を咲かせたり、グリーンを維持したりするのはお金と手間ひまがかかるのです。そして、炎天下で花の手入れをしているのは外人労働者なのです。

スークのある旧市街地が内陸側に見えてきました。
渦巻き状の塔が目印です。１か月前にも見た見覚えのある建物で～す。

渦巻き塔のある建物は、ファナー・イスラムセンター・・・です。

時計塔を右手に見ながら緩やかな坂を上ってスークに向かいます。

アラブの雰囲気のある建物内を通過します。

旧市街地らしき広場に出てきました。

１３時頃　おお～見覚えのある通りに出てきました。
途中休み休みですが、摩天楼街から１時間以上かかりました。お疲れモードの相方様。。この辺りが目的地でございま～す。

スークのメイン通りです。
レストランやカフェが沢山並んでいるので、トイレ・タイムを兼ねてお茶します。

スークのメイン通りを更に進みます。見覚えのあるゴールド・フィンガーが見えてきました。・・・・１か月前もこの通り歩きました。

日中ですが賑やかです。
港に２隻のクルーズ船が停泊していますので、そこからのお客さんでしょう。

ゴールドを扱うお洒落なお店です。目の保養と称して相方が入り込みました。

スークの中を歩きます。

おお～スークの中はアラブの世界です。これまで見てきたあの摩天楼は、別世界かしら～　

ベットショップも並んでいます。
ここの国の子供達も、動物が好きなようです。

スーク前の広場に面して建つこの建物は、モスクやカルチャーセンターを兼ねたファナー・イスラムセンターだそうです。

１５時　クルーズ船までタクシーで戻ります(US＄１０)。

タクシードライバーが駐車場まで案内してくれる時に通った地下通路です。
大理石が敷き詰められており、まるで宮殿の廊下みたいです。
さすがセレブの国は違います。

１９時　クルーズ船から摩天楼のきらめく夜景を眺めます。

日にちは１か月前に戻ります。
２０１９年１２月１日　カタール航空の乗継便が遅延し、翌日の同じ便まで待つことになりました。航空会社が提供してくれた郊外に建つ普通のホテルです。摩天楼街の高層ホテルにと期待しましたが・・・３食昼寝付きで無料・・・なので贅沢言えません。

ホテルの周囲の街並み。
午前中はベッドで就寝して、ランチの後、ツアーの有志３人で車をチャターしてドーハの観光に出ます。ドライバーと交渉し、３時間でUS＄１００＋チップでお任せで街に出ます。　

海に突き出た埋め立て地に建てられているイスラム美術博物館。外観を見るだけ。。。

スークの広場に来ました。花で飾られたオブジェが並んでいます。

土壁の建物が並びます。

こちらは黄昏時のスークの広場です。人が少ない・・・・。

露店が並んでいますが、この時間帯はお客様は見当たりません。

ペットが売られている通りです。ここはお子様連れの地元の人達が見られます。

ほ～ら～ヘンナで描いてもらったョ～綺麗でしょう～♪・・・

巨大なキンピカの指のオブジェ。１か月後に再訪したときに目印になりました。

スークのランドマーク、ファナー・イスラムセンター。

夕暮れの摩天楼街をドライブしてもらいます。巨大アーチを潜り抜けます。

ドーハ市街地の北、ウエストベイまでドライブして来ました。
沖にある人口島ザ・パールから出ているカラービームのショーをしばらく鑑賞します。

カラフルなネオンとライトアップされた摩天楼街をドライブしてホテルまで戻ります。１時間以上予定時間をオーバーして１９時過ぎにホテルに戻りました。ドライバー君から、しっかりと時間オーバー分を請求されました。

図らずも２か月の間に２度も訪れたドーハ。石油や天然ガスに依存するセレブの国カタール・・天然資源が枯渇した後はどこに向かうのか・・・炎天下の遊歩道を歩きながら、よその国のことですが考えてしまいました。ともあれ、２０２２年のワールドカップが成功しますように・・・。

最後までご覧いただき有難うございました。