『どこかにマイル』で行く福岡・博多＋大宰府を熟す旅１【緊張の出発編】

2020/03/20 - 2020/03/21

本来はこの三連休＋アルファで中国北京の旅を予定だった。春節間近から表立った新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)、状況は次第に悪化を辿り予約機の運休が決定、その日のうちの別便へ変更となった。連日、チャーター機での武漢帰国者の隔離や、横浜クルーズ船内での3000人超の閉鎖空間における隔離などの報道が際立ち、北海道では感染者の急激な増加に伴い日本政府よりも先行して非常事態宣言を発動した。仕舞には公共交通機関内での咳払いから傷害事件に発展するという異常状態の始末。タイミングが正しかったのかは判らないが世界保健機関「WHO」から爆発的な流行「パンデミック」状態であることが発表され、東アジア全体でビザなし渡航の不可、発給済みのビザ停止状態に陥り、もはや中国渡航など安易に行ける環境はなくかった。現段階ではヨーロッパでの大流行のなか、政府からの「要請」も日々増加、各々、自主的に不要な外出の自粛や、大規模イベントの中止が相次き、東京五輪の開催も危ぶまれる。

こんな時だから反対もあった。もちろん自分自身の葛藤も。
本来、旅行するべき期間、『何処へ行くか』考えがまとまらない。
1週間前になり、ふと、どこかにマイルへ条件を入力し、検索に興じる。
行ったことがない『日本』を欲して。

行ったことがある『福岡』に決まった。

プランを練り、宿を探し、凡その行程を決める。
マスクをして、公共物には出来るだけ触らない、咳やくしゃみに気を付ける。大多数のいる閉鎖空間に多く滞在しない、必要以上に手を拭く事を心掛けて。

『目的』を立て『それ』を実行する旅のはじまり。

エリア 博多(福岡)

よく晴れた初春の休日、自宅から車で羽田まで。
何年振りだろう。ひとり旅の車移動は高くつくため、選択肢として下位だった。いままでなら。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

P2へ
2階から全て空いている、こんなこと初めてだ。

連絡通路ある４階も空きがあるのでそちらへ。
予約いらず。

早朝のせいか、別の理由か、人がいない。

Ｔ１のＪＡＬカウンターの多くはリニューアルのため、仮設の仕切りが目立つ。

なんだかここも閑散としているが

何故かここは行列。

新しいＪＧＣカウンターの開業前のようで、しかも１レーンのみの運用の仕業と判る。

こんな３連休のラウンジ見たことない。

羽田空港国内線ラウンジ 南ウィング (サクララウンジ) 空港ラウンジ

大き目のＪＡＬ機体が見える位置を確保して

まずはキリン一番搾りから

羽田空港国内線ラウンジ 南ウィング (サクララウンジ) 空港ラウンジ

はい、次。サッポロ黒ラベル。

眼下の機体が変わってる

最後にアサヒスーパードライ。

千数百円で手に入れたニンテンドーＤＳｉでテトリスを興じる。

定刻どおりに搭乗

A350-900特別塗装機の3号機

気持ちが高まる

標準の離陸待ちの時間に

国際線並みのエンターテインメント

離陸

スマホのズームでＵＣを探す、さすがに確認できない

気持ちがいい

最新鋭の機体は情報量が半端ない

いろいろな情報があったけど、いつもどおりスカイタイムで喉を潤す。

ＪＡＬ機内でアナの言葉に感銘を受けていると

長門・青海島がみえ

慣れない景色が見えてきた。

眼下に見えるヤフオクドームとシーサイドももち。
綺麗だ。

後々、paypayドームに変わっていることを知る。

福岡PayPayドーム テーマパーク

福岡は緑と水辺が多い

大濠公園 公園・植物園

尾翼からのカメラ映像を堪能し少し酔いながら

快晴の福岡空港に着陸。

ちょうどエコグリーンのロゴあたりの席

福岡空港 空港

いい機体だった。またこれに乗りたい。

さて。数回の訪問経験ある空港なので、迷わずランチ会場へ進む

福岡空港 空港