2013/09/19 - 2013/09/27
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brutishdogさん
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最近の旅の旅行記を書くのと並行して、昔の旅も順次旅行記にまとめています。
今回は自身初の英国、ロンドンとその近郊を巡った際の旅行記です。
まず前編はリトルベニスからカムデンロックまでの水上バスの小旅行を楽しんだ後、タワーブリッジや大英博物館などの定番スポットを訪れます。アクセスが不便なコッツウォルズへは現地ツアーを利用して、古き良き英国の村を堪能しました。特に下調べもせずに訪れたバッキンガム宮殿では、たまたま衛兵交代式を見られるという僥倖に恵まれました。
おそらく3部作になると思いますが、
中編:ベーカー街のホームズ博物館、ウインザー城、ストーンヘンジ、バース
後編:セブンシスターズ、ロンドン・アイ
という構成になると思いますので、もしご興味があれば見てやってください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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英国一人旅、今回はJALのロンドン直行便を利用します。
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JALのエコノミー機内食です。ある時期からはほとんどANAとスターアライアンス系にしか乗らなくなりましたが、JALの機内食も美味しかったです。
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2回目の機内食は吉野家とのコラボメニューでした。ちゃんと食べ方のインストラクションがついていました(笑)。
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半日の空の旅を終え、ヒースロー空港に到着。
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構内を走る電動カーにも「Heathrow」の文字が。自身初めての英国、初めての欧州に来たことを実感します。
写真はありませんが、この後の入国審査は異常に混み合っていてえらいことに…。 -
待ち時間に疲れ切ってようやく入国審査を終えました。
まずはホテルへ。写真は翌朝撮ったものですが、今回はケンジントンにあるコプソーンタラに宿泊します。 -
チェックインを済ませ、自室に向かいます。
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広くて清潔な室内です。
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浴室はやや狭めですが、浴槽もありますし十分です。
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はい、よくおぼえておきます…。
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アメニティです。
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翌朝、さっそく外出。ロンドンは観光名所でも何でもない普通の街並みが絵になります。
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もちろん場所にもよるのでしょうが、ロンドンは街の区画割がまだ自動車が普及していなかった時代にされたので、今でも駐車スペースのない住宅が多いそうです。特に街中の集合住宅の場合は自家用車を持つのが難しかったり、持っても路駐前提の物件も多いという話を聞いたことがあります。
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街の風景を見ながら駅までの道を歩くだけで楽しくなります。
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街のあちこちにレンタルバイクのステーションがありました。
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スーパーチェーンのWaitrose。滞在中、色々とお世話になりました。
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ホテルの最寄り駅はハイストリート・ケンジントン駅なのですが、ここは翌日の現地ツアーの集合場所の下見も兼ねて、グロスター・ロード駅を利用します。ここもホテルから十分徒歩で行ける距離です。
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ロンドン市内の移動に必須のオイスターカードを仕入れます。
日本のSuicaなどと同様に、あらかじめチャージしておけば乗車の際は自動改札にタッチするだけで便利です。料金の割引もあります。 -
階段を降りて駅のホームへ。
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駅のホームです。
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車内はこんな感じ。
どこの国に行ってもそうですが、車内の写真を撮る際は気を使います。他の乗客の方の迷惑にならないように、人が少なくなったタイミングを見計らってそそくさと撮ります。 -
パディントン駅でベーカールー線に乗り換え、ワーウィック・アベニュー駅へ。
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地上に出ます。
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少し歩くと、雰囲気の良い水辺の風景が見えてきます。ここがリトルベニスです。
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水の都・ベニスを彷彿とさせる美しい場所で、水面には水鳥や行き交う水上バスが見られます。
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カムデンロックまでの水上バスの旅を楽しみます。
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船が来ました。
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鴨に見送られ、いよいよ出発です。
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緑の中をゆっくりと進みます。橋の下を通ったりもします。
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ときどき民家や集合住宅の裏手から水路にアクセスできるようになっている場所を見かけます。こんな場所に住んだら優雅な生活を送れるんだろうな~。
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船内はこんな感じ。
ちなみにチケットは事前購入ではなく、乗船して一息ついてから船内を回ってくる係の人の集金と引き換えに渡されます。その人はガイドを兼ねているので、船内アナウンスのため集金がしばしば中断します。そのせいで私は集金を忘れられてしまいましたが、そこは正直に「私、まだ払っていませんよ~」と声をかけて、払いました(笑)。 -
終点のカムデンロックが見えてきました。
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カムデンロックではマーケットが開かれています。
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フルーツやスイーツ系や…
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ファストフードなど色々な物が売られています。
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ホットドッグをいただきました。
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水門もあります。
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賑やかな雰囲気を楽しんで、マーケットを後にします。
しかしここで予期せぬアクシデント。最寄りのカムデン・タウン駅から地下鉄に乗ろうとしたら、なんと工事で運休とのこと。
後年シアトルに行ったときもそうだったのですが、海外って割としれっと鉄道を運休にしますよね(笑)。日本だと何が何でも列車を絶対に止めないように終電から始発までの間に限って何日にも分けて工事をしたりしますけど、海外はそのへんのハードルが低いような気がします。
どちらが良いかは一概には言えませんが、いずれにしろ日本と同じつもりで海外で動こうとすると失敗するぞ…という教訓になりました(後年マレーシアに行ったときも同じことを言ったような気がする…(笑))。 -
というわけでバスに乗って、電車が動いているウォレン・ストリート駅へ移動します。
バスもオイスターカードで乗車できます。 -
地下鉄に乗り換え、また人のいない隙にパチリ。座り心地の良い椅子と綺麗な車内です。
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トテナム・コート・ロード駅で降りてしばらく歩くと…
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大英博物館です!
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これだけ広大でしかも価値ある展示物が見られる博物館が入場無料というのは、素晴らしいことです。
ただ入り口には寄付を求める大きなケースがあるので、よい子は協力しましょう。 -
館内の全てを回ろうと思ったら半日やそこらではとても足りないので、今回はいつか行ってみたいエジプト系のエリアを中心に回ることにします。
これはラムセス2世像。 -
壁画です。
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ミイラとか…
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骸骨もありました。
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ちょっと可愛いホルス像。
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展示物の写真を貼り出すとそれだけで旅行記数冊になってしまうので、このへんで自重。ロンドンへ行かれた方は、ぜひご自分の目と足でご自分の好きなエリアを巡ってみてくださいね。
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土産物も色々と売られています。
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私はこの可愛いツタンカーメンダックを購入。ついでに後日シャーロック・ホームズダックも買いました。
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大英博物館を後にします。
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博物館近くで見かけたコンビニ。さすが英国、コンビニまでモノトーンでシックなデザインです。これがジョンブル魂ってやつか…(←違うぞ)。
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セント・ポール駅に移動して…
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セント・ポール大聖堂を見学します。
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多くの観光客で賑わっていました。
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そのままテムズ川の方へ歩きます。途中、楽団の方が屋外演奏をしていました。
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セント・ポール大聖堂から真っ直ぐにテムズ川に向かったところに、ミレニアム・ブリッジがあります。
2000年に開通したこの橋ですが、多くの歩行者が渡るとその振動で橋が大きく揺れる欠陥が見つかり、開通2日後に閉鎖されたのは有名な話です。その後対策が施されましたので、現在は安全に渡れます(笑)。 -
ミレニアム・ブリッジで対岸に渡ります。橋の上からはテムズ川が見下ろせます。
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対岸では何かのイベントをやっていて、多くのアーティストや大道芸人がいました。どこかで見たネズミさんや…
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空中に座る銀色の男が。大人はタネがわかりますが、通りがかったよい子たちは一様に驚いていました。
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ブラックフライアーズ駅からタワー・ヒル駅に移動。
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タワー・ブリッジに上るために、ロンドン塔は後日でいいや…と横目で見ながら素通り。
しかし結局後日訪れる暇がなくて、これでいつかロンドンを再訪する理由ができました(笑)。 -
タワー・ブリッジです。
道ばたで通行人相手にインチキ賭博をしているお兄ちゃんがいて、カメラ片手に見ていたら「No photo!」と凄まれました(笑)。 -
入場料は大人£8でした。
上部はこんな感じで、展望台兼資料や写真を展示したギャラリーになっています。 -
テムズ川が見下ろせます。
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川の方よりも橋を見下ろした方が迫力があります。
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下に降りると、機械室も見学できます。これも入場料に含まれています。
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イチオシ
タワー・ブリッジを堪能し、最後にちょっと離れて全景を撮影。
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そろそろ晩ごはんの時刻です。
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英国と言えばこれ…のフィッシュアンドチップスをいただきました。
ビールはベルギーのSTELLA ARTOIS。すっきりとした口当たりで私好みでした。
英国のビールと言えばエールですが、個人的にはラガー系の方が好みです。地元の人が日常飲むビールも、必ずしもエールではなく最近はラガー系を好んで飲む人も多いと聞きました。
とはいえ、やはりここはエールにするべきだったかなあ。 -
翌日は現地ツアーでコッツウォルズへ。
コッツウォルズは「羊の丘」という意味で、かつては羊毛関係の産業や交易で栄えた地方ですが、今では英国の古き良き田舎の村の姿がそのまま残っているということで観光が主産業になっています。今回のツアーではそのうちバイブリー、テッドベリー、カッスル・クームの3カ所を回ります。 -
イチオシ
まずはバイブリー。コッツウォルズの中でも人気のある村の一つです。
もう初手から絵本の中のようなこの風景ですので、心が癒やされます。 -
緑の多い村の中にかわいらしい建物が並びます。
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奥の2階建ての建物はホテルか何かでしょうか。村の雰囲気を壊さない落ち着いた造りです。
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道ばたには綺麗な花が。
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イチオシ
本当にのどかな田舎の村で、時間がゆっくりと流れます。
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村の中をゆっくりと流れる川には、鴨や…
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白鳥もいます。
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こんなところに座って、一日中ぼーっとしていたいなあ。
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のどかな村の雰囲気を堪能し、バイブリーを後にします。
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イチオシ
続いてはテッドベリーへ。
まずは村にある美しい教会を訪れます。芝生の緑と鮮やかな色の花が綺麗です。 -
教会の中も見学できました。
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ステンドグラスが美しかったです。
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テッドベリーの雰囲気の良いレストランでお昼ごはんです。
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写真は前菜のレバーとマッシュルームパテ、メルバトースト、オニオンマーマレイド添えです。
ここではエールをいただきました。 -
この村の外れにはチャールズ皇太子の別荘があり、皇太子が経営するその別荘と同じ名前の食料品店「HIGHGROVE」があります。
最近のヘンリー王子とメーガン妃の英王室離脱に関する報道を見ていると、王室メンバは国からの王室助成金以外にも自らの資産を運用したり商売をして莫大な収入を得ていると言われていますが、今思い返してみるとこういうのがそのひとつだったんだな~。 -
いよいよこのツアー最後の村、カッスル・クームへ。
私は見ていませんが、映画「戦火の馬」のロケ地としても有名な村なのだそうです。 -
村の中には川も流れています。
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村の中心は3本の道路が集まるこの地点です。中心とは言え、やはりのどかですね。
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はちみつ色の家の壁に鮮やかな花が映えます。
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それぞれ個性的な3つの村を巡り、ツアーを終えました。
個人的には最初に訪れたバイブリーが一番気に入りました。 -
翌日。まずは定番のビッグベン(エリザベスタワー)を見に行きます。
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アップだとこんな感じ。
しかしこの旅行記を書いている今(2020年)は4年間の長い改装工事の最中なのだそうですね。工事が始まる前に見られて良かったです。 -
衛兵さん?を横目に見つつ…
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ロンドン警視庁の初代オフィスがあり、そのあまりにも有名な愛称の由来ともなったGreat Scotland Yard通りをチラ見しつつ…
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バッキンガム宮殿へ向かいます。
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王室関係の施設が多く建つ敷地を歩いて行くと…
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見えてきました。
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多くの人が何かを待っているように見えます。これはもしかすると…
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馬に乗った警官が! じゃあやっぱりアレだ!
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衛兵さんキター!
(今考えるとものすごく迂闊なのですが)何の下調べもせずただバッキンガム宮殿を見ようとして来ただけなのに、たまたま衛兵交代が見られるとは。やはり日頃から善行を施し徳を積んでおくものですね(笑)。 -
乗馬の衛兵さんが続きます。
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イチオシ
カッコイイなあ。
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さらに馬車が続きます。
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宮殿の門が開き、中に入っていきました。いいもの見られたな~。
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この僥倖に感謝しつつ、宮殿を後にします。
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宮殿の横にあるセント・ジェームズ・パークで一息入れます。
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ハトなどの鳥だけでなく、普通にリスまでいました。美味しそうな木の実を抱えています。街の真ん中にある公園とは思えないのどかな風景です。
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宮殿のすぐ近くには、王室グッズを売るお土産屋さんがあります。
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グラスや…
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チョコレートを買いました。
これにて前編はおしまいです。
また暇を見て中編、後編をまとめますのでお楽しみに(笑)。
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