一度行きたかった和歌山の秘湯、大阪から紀伊勝浦の一軒宿・夏山（なっさ）温泉へ

2020/03/20 - 2020/03/20

やっとあの秘湯へ
山奥ではありませんけど
かなり不便？なら和歌山県の端っこの紀伊勝浦

そこにほとんど知られていない名湯、いや秘湯がある
夏山温泉、なっさと読む
大阪放浪滞在の後
コロナの影響で仕事関連の予定もキャンセルになり、なら行きましょう、ぐるり紀伊半島を回ろう
青春１８切符でね
まず、紀伊勝浦を目指して

1日目はほぼ移動
ズバリ本命の夏山温泉へ行きましよ
泊まりは勝浦駅ど真前のゲストハウスに
２日目朝から張り切り久々の温泉ハシゴツアー
一日目編スタートなり

エリア 和歌山

ちょっと早起き？
まず紀伊勝浦での３つの予約を
全てOKじゃないと行かない

まず明日のメインのホテル3,540円を予約
そして明日のレンタカー3,800円予約
最後に今日のゲストハウスちょっと高いけど3,000円で予約する

これで準備万端
さあ新今宮を出発
紀州路快速で和歌山へ

JR和歌山線 乗り物

御坊行に乗り換え

この紀伊半島沿いをぐるっとやりますよ
今日明日はある温泉事情により紀伊勝浦に連泊

今日のルートはこんな感じで
朝８時過ぎに環状線新今宮乗り、紀伊勝浦に着くのは１５時過ぎ
約７時間

紀伊田辺へ
世界遺産熊野の玄関口
初めての町
かつて紀勢本線のＳＬ基地、紀伊田辺機関区があった鉄道の町

途中綺麗な和歌山の海沿いを

御坊で乗り換え
御坊市の中心はこのあたりではないな
見たところ駅周辺には何もない

御坊駅 駅

味気ないと思っていたロングシートで
紀伊田辺へ

切目～岩代
割れてんね
春の気分でいいな
ロングシートは前面が窓だからなかなかワイドに眺めがききイイかも

切目海岸 自然・景勝地

岩代～南部
海沿いを走る
綺麗だ
南台湾を走っているよう

岩代駅 駅

乗換駅の紀伊田辺へ
一時間時間があるからランチを

紀伊田辺駅 駅

世界遺産熊野の玄関口
駅も新しい、隣に案内所あり駅前地図を
さあ、どこで食べるかな

駅前右側は飲み屋中心の飲食店街
その脇で見つけた店ここ、まこ
みそ汁、おかず三品、500円ね

この構えは間違いないな

いいじゃ～ん
ローカル食堂、夜は居酒屋だけど昼もキッチリやりますよ系の店
女将さんも良かった
外人客が多いので翻訳機でこうやって話すの、と教えてくれたり
やっぱり今は全くダメだと

カウンター上の大皿から三品を選ぶ
麻婆豆腐、高菜竹輪炒め、野菜炒めの三品で
みそ汁も具沢山でいい
ご飯おかわりして
腹一杯満足のまこ、でした

さあ、紀伊勝浦へ
２時間ちょっと

白浜で通過待ち停車
この時期は１８切符らしい旅行者がいるね
結構紀勢本線は若い人が多い

白浜駅 駅

白浜駅脇の桜が見事だった
温かいから早いね

海前の見老津駅
各駅の旅は色々発見があり楽しい

見老津駅 駅

和深
初めて聞く駅ばかりで新鮮だ
そう言えば、名古屋～天王寺間各駅停車の夜行寝台が走ってた時代があった

和深駅 駅

いいビーチがあるし
よっ、入ってるね！
モモコシぐらい、面いいね
結構ポイントあるんだ、知らなかった

串本に
本州最南端の駅だな

串本駅 駅

橋杭岩 (はしぐいいわ)が見える

橋杭岩 自然・景勝地

海岸線を走る
初めての景色はホント新鮮

次は紀伊勝浦ひとつ手前の湯川
ちょっと変更してここで降り歩こう

ここも目の前が海
なかなかいい駅

湯川駅 駅

歴史ある駅なんだ

駅前の小さなお店に寄り行き方を聞く
二つ目の信号を右に入り真っ直ぐトンネルをくぐり海岸に出てすぐにあると
ちょうど２キロぐらい

紀伊半島をぐるっとする国道４２号線を歩く
歩いてる人は誰もいないね

ゆりの山温泉 温泉

小さな温泉一軒宿がポツリ、ポツリとある
このあたりは湯川温泉
勝浦は知ってるけど、湯川なんて知らなかったな
まだまだ知らないところは沢山ある
こういう発見が楽しい

南紀湯川温泉 温泉

ゆかし潟という湖
「潟」ってのは、砂州とかによって海と切り離されてできた湖や沼の事を言うんだね

ゆかし潟 自然・景勝地

ハイ、二つ目の信号を右に
坂道を
そしてトンネル

トンネルを抜け坂を下ると海岸に
のんびりしていい
何人かの釣り師がいた

綺麗だな
ちょっと分からず先まで行ってしまった
海岸から１本後ろの道にあるんだった

ついに到着～
夏川（なっさ）温泉もみじやさん
何回か行こうと思いながらちょっと不便なんでなかなか

そしてどうもあまり泊まりはやりたくないムード
前回も電話で問い合わせたところ、台風が来るかもしれないから止めた方がいいと言われ
今回と数日前に問い合わせるも、一杯・・と濁しでいた
実は、ドタキャンが結構あるらしい
食材が全部ダメになるから・・、そこまでして、というのが本音のよう
行くなら泊まりと決めていたけど
方針変更して、日帰りと言う事で割り切って来た

南紀湯川夏山温泉　源泉旅館　もみじや 宿・ホテル

思った以上に立派な旅館
もったいない
まっ、よっぽどの好きものしか来ないかも知れない

こんな玄関
すいません～と
奥から調理の仕事着姿の旦那が
（あとから馴染みのお爺さんから聞くと旦那では無く板さんだった）

１５時から１９時まで
３００円とリーズナブル
毎日やってますよ
地元の方対象の銭湯代わりって感じ

玄関横にはちょっとした休憩スペースもあるからゆっくり出来る

日本交通公社の字体がなんとも古い

休憩スペースの横を抜け

では入りましょ
その先海側が浴場に

こんなんもあったり
風情あるな
昔の温泉旅館は結構卓球台があった

いいね～
こうじゃなくちゃ

殺風景な脱衣所
いいね

おおこれ、これ
湯はジャンジャン溢れて

いい硫黄の香りがね
飲めるんだ
しかし気持ちよく溢れている

途中から地元の７７歳になる爺ちゃんが入って来て
昔東京オリンピックの時タクシー運転手を東京でやっていた話や古き良き時代の夏川温泉の話、ここの亡くなった旦那の話、色々聞かせてくれた
毎日入りに来ていると言っていた

湯川と違いここの夏山は、静かだし、お客さんも大人しい人ばかりだからいいと
なるほどね、勝浦港町だから色々な人来るんだろう

ああ、来てよかった
和歌山の秘湯と言っていい温泉だった

ちょっとドアも開いていたんで、お隣りを拝見
狭いっ

お世話になりました
今度は泊まりで来たいけどな・・
事前に振り込むから！っ

またな！
しかし最近、野良猫と良く会う

静かな海
湖のよう
国道まで戻ろう

国道脇のきよもん温泉
あとで温泉の話しをすると皆さんここを進める
わかりやすく、綺麗で、設備が整ってるからだろう
真逆が好きな変わり者なんで・・

きよもん湯 温泉

脇にはこんな旅館が数軒あった

湯川駅には戻らず、このまま国道を歩き紀伊勝浦へ
４キロ弱だから、40分ぐらいだろう

と４２号線を歩いていると
いきなり！
おおっ
ここか～（笑）
明日入る無人の掘立て小屋の温泉
さごんの湯
事情があり今日は入れないんですよね・・・
てのはブルーハーバーという勝浦漁港前にあるホテルのオーナーのプライベート施設らしい
だから、泊まってお願いすると入れる秘？湯
一切宣伝はして居ません
では、明日！

途中峠越え？
自転車と歩きだけの専用トンネルを抜け

勝浦の町へ
まぐろと温泉の街だ

いや～
寂れてんな～

ほとんど店閉めてる
かなりの寂れ具合で・・
ちょっと淋しくなりそうな

ハイ、今日のお宿はここ
勝浦駅の真前に構える
駅まで０分
まだ出来て半年ぐらいというゲストハウスのXhy Kumanoへ

Why Kumano Hostel & Cafe Bar 宿・ホテル

一階はカフェレストラン
二階が受付兼バー
聞くとまだ半年らしい
地元の若い方がオーナーで始めたゲストハウス
一泊ドミで3,000円
ちょい高いけど仕方ない

三階がベッドルーム
木を多用して気持ちがいい
窓も結構あり外光も入るし
居心地感は満点だ

折角のまぐろ町
夜はまぐろ食べるかな
オーナーおススメのまぐろ専門店竹原

竹原 グルメ・レストラン

その前に港沿いを

紀伊勝浦と言えばホテル浦島だよな
房総勝浦なら三日月
浦島はここから船で対岸に渡る温泉

南紀勝浦温泉 ホテル浦島 宿・ホテル

乗り場の先に
あの一角が全てホテル浦島
いくつかの種類があるんだ
今は相当大変らしい

ずっと漁港沿いを
あの正面の灯へ

こちら
勝浦温泉の共同浴場はまゆ

南紀勝浦温泉 温泉

ここもローカルな湯
400円
普段着の温泉

船乗りの方々も数名入ってました
地元の子供も入ってきて賑やか
ほほえましく、楽しい
ほのかな硫黄の香りがいい
港町の共同浴場てのは独特の雰囲気がある

まぐろ船があちこちに
まぐろ船って意外と小さいな

竹原は、覗くも満席
店内待ちも
人気なんだな、と見てたらもう閉店
早っ
まっ、そこまでして・・
ここ空いてるから
まあ、いいやと

中生
これかっ
こう言うグラス出す店は大概安くない
６５０円

お通しか
隣にいた大阪からの中年カップルがやたら褒めていたお通し
まあ、普通
てか、お通してやつ、そろそろ止めませんかの時代
飯食い行く時は高くつくよね
ビール一本1,000円みたいな

刺身定食を
キハダマグロだった
ちょっと水っぽい
まあいい
そんなものかな、と思っていたから
感じいい大将お一人で

隣りのカップルは良く京橋で飲むらしい
大阪京橋ならお任せ！と（笑）
酒場談義の楽しい時間だったな

ご馳走さま

さあ、明日は久々に和歌山で温泉ハシゴしますよ　
朝８時にレンタカーかり
トロッコで行くあの温泉へ

では、おやすみなさい