2020/01/23 - 2020/01/23
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sundy2017さん
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1734年ナポリ王国の座に就いたカルロ3世は、ヴェスヴィオ火山の噴火で埋もれた街の探検調査をすると共に、母エリザベッタから受け継いだコレクションを収容する「ファルネーゼ博物館」を計画しました。これが現在の国立考古学博物館の2大展示になっています。
アパートから徒歩5分位なので、いつものように朝食をゆっくりとって出かける事に。空いていました。昨日ポンペイであれ程居た日本人団体も皆無。
ポンペイやエルコラーノから出土したモザイクやフレスコ画の素晴らしさは想像以上でした。1世紀の邸宅で、これ程見事なモザイクが床を飾りフレスコ画が壁を飾っていたとは、カエサルが基礎を作りアウグストゥスが完成させた帝政ローマの豊かさや、ラテン系イタリア人の美的センスのルーツを見た感じがします。
昼食は歩いて5分位の所にあるStaritaのピザ(旅行記「暮らすようにナポリ街歩き」)。美味しかった。
その後、天気が良いので展望を求めてヴォメロの丘へ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1階のファルネーゼ・コレクション彫刻から見学開始
「暴君誅殺者(Tyrannicide Group)」
アテネの僭主ヒッピアスを暗殺しようとしたハルモディアスとアリストゲイトン。
物語の主人公ハルモディアスは美少年だったので、多分手前がハルモディアス。
2世紀ローマ時代のコピーです。 -
「暴君誅殺者(Tyrannicide Group)」
アリストゲイトン -
エフェソスのアルテミス(Artemide Efesia)はローマ・ボルゲーゼ美術館に出張中でした。不思議な像なので見たかったのですが。
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「Apollo seated with lyre, in porphyry (2nd century AD)」
斑岩で作られた、リラを持つ着座のアポロ(2世紀)
女性のようですがアポロって男性ですよね。 -
途中9室と10室はファルネーゼ家の宝石コレクション。
「ファルネーゼのカップ」
紀元前2世紀に作られた瑪瑙製のカメオ。
光を当てると美しい神々の浮彫が現れるのですが、写真が下手。
伝承では一時クレオパトラが持っていたそうです。 -
「Apollo, Olimpia e Marsia」
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「Nike」
2世紀末から3世紀初頭のローマ時代のコピー -
有名な「ファルネーゼのヘラクレス」
ローマのカラカラ浴場で発見されました。2世紀末から3世紀初頭のローマ時代のコピーです -
斜め横から。この像はこの方向からがいいですね。
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後から
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持っているのは3個のりんごらしい。
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有名な「ファルネーゼの雄牛」
これもカラカラ浴場で発見されました。発見時はバラバラでしたがミケランジェロにより修復されました。 -
アンティオペの双子の息子が、母を苛め抜いたディルケーの髪を暴れる雄牛に結び付けて殺そうとしています。
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逃れようとするディルケー
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ディルケーの表情
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その様子を横から。この像はぐるっと回って見たくなる像ですね。
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立っているのは母アンティオペです
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銘板の撮影を忘れてしまったのですが、ネット情報では「槍兵」とありました。
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ローマ皇帝ヴェスパシアヌス(69-79)
ネロの後のローマの危機を救った皇帝。塩野七生のローマ人の物語でもこの部分の標題は「危機と克服」。彼の王朝は彼と子供2人(バチカン美術館で彼の後を継いだティトゥス・ドミティアヌの像と対面)で終わるが、その後5賢帝の時代へと続く。 -
この人があの有名な小アグリッピーナか。皇帝ネロの母で、ネロに殺されるシーンはドラマそのものだ。
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バッカスの格好をしたアンティノウス
5賢帝の1人ハドリアヌスの恋人。 -
5賢帝の1人マルクス・アウレニアス
興味のある人の像には、ついつい引き寄せられます。 -
有名な「臀部美のアフロディテ」
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自分のお尻を映して見とれている姿だそうです
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本人も見とれる臀部なんですね
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アトリウム
ここから2階に上がりました。 -
エルコラーノのパピルス荘からの出土品を展示している部屋です。ここからは66のブロンズ像と28の大理石像が発見されたそうです。エルコラーノは貴族の別荘地だったので豊かなのですね。
有名な「走者の彫像」 -
左の走者
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顔をアップ
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右の走者
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顔をアップ
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ダンサー
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ダンサー
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休息するエルメス
パピルス荘の体育室から出土しました。 -
面白い表情豊かな肖像が並んでいました
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凝ったモザイク
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日時計の大広間の天井です。
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ポンペイやエルコラーノで見つかったフレスコ画の部屋(66室から78室)にやって来ました。
狩の場面のようですが、何かのストーリーを現わしているのだと思います。 -
綺麗な女性と下で横たわる人物・何かの作業をしているキューピット。これも神話を描いたものでしょう。
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77室「花の女神フローラ(Flora ?d primavera)」
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「狩りの女神ダイアナ」
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同じ場所に展示されていたので何かの女神でしょう。持っているのは鍵かな。
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これも同じ場所に展示されていました。何を持っているか判然としない。
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模式的図柄が面白い
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神話が題材
多分配置図と共にイタリア語の説明があったはずですが、この時は気付かなかった。 -
番号がわかっているだけに残念です。
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8840 左の女性が持っているのは楽器かな
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8910 ローマ神話の神でしょう
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78室「夫婦の肖像」
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女性の肖像画
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ここで、展示の配置図とイタリア語の説明に気付きました。
イタリア語がわからないので推定ですが、ポンペイのある邸宅で発掘されたフレスコ画の配置を示しているのだと思います。1,3,4,5,6番は装飾的なフレスコ画で、2,7,8番がテーマのあるフレスコ画だと思います。
これに沿って表示していきます -
1番「9866」
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3番「9710」
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4番「8805」
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5番「9709」
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6番「8804」
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2番「9084 Cossi detta Saffo」
知的な雰囲気からギリシャの詩人サッフォー(Saffo)の名がつけられています。 -
7番「8995 Quadro con Perseo e Andromeda」
ペルセオとアンドロメダ -
8番「9085 Medaglione con busto maschille di "poeta" con rotulo e ghirlanda di edere」
2番と対を成しており知りたいのですが,意味の分かった単語は、ロケットペンダント・バスト・詩人・蔦位で意味がつながらない -
中2階のモザイクの部屋(57室から64室)にやって来ました。
ポンペイの豪邸ファウヌスの家のものがまとまって展示されていました。
61室 有名な「イッソスの戦い」 -
復元図
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ペルシャ軍が中心なのが面白い。
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60室 名前の由来「踊る牧羊神ファウヌス」像
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後ろ姿
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63室と60室に、ポンペイのファウヌスの家にあったモザイクが纏められていました。
イタリア語の説明ですが参考までに。 -
1番
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1番と2番 この顔は何なんだろう?
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3番 猫や鳥の描写が生き生きしている
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3番と5番 水鳥たちが素晴らしい
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4番
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4番と6番
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59室 7番
鳥や動物が多いですね。 -
7番中央の拡大部
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以下3枚が展示されていた部屋の説明板
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何故かこれら3枚の写真しかとっていません。
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12番「Leone e leopardo」
ポンペイ・コロンボ邸出土 -
多分14番かな
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上「水を飲む鳥たち」S Maria C,Vetere出土
下「メナント・モリ」ポンペイ出土 -
「女性の肖像(Ritratto femminile)」
ポンペイ(Ⅵ 地区)出土 -
2番から5番のモザイクを次に示します
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2番と3番
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5番と4番
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6番と7番のモザイクを次に示します
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6番 中央に大きなライオン、左右にディオニソス
ポンペイ出土 -
7番「Edipo e Laio」
Avella 出土 -
1番から8番のモザイクを以下に示します
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1番「女占い師」ポンペイ、チチェーロネ邸
紀元前2世紀にギリシャ・サモス島で作られた。 -
2番「メナンドロスの喜劇」ポンペイ、チチェーロネ邸
紀元前2世紀にギリシャのサモス島で作られた -
3番「メナンドロスの喜劇」これはフレスコ画です
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4番 ポンペイⅦ地区・Ganimede邸出土
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5番 ポンペイⅦ地区・Ganimede邸出土
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6番
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7番「開演を待つ俳優たち」ポンペイの悲劇詩人の家にあったものです
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8番「プラトンのアカデミー」ポンペイ
素晴らしかったです。
お腹も空いてきたので、楽しみにしているピザ屋Staritaに行きましょう。
Staritaは一番のお気に入りピザ屋となりました。写真は旅行記「暮らすようにナポリ街歩き」に上げました。 -
昼食後、天気が良かったので眺望を求めヴォメロの丘に行く事にしました。
Staritaから大通りに出て海の方に下って行き、Danteを過ぎた辺りにあるベッレグリーニ通りを右折、少し歩いてジョバンニ・ニンニに入ると、フニコラーレF2のMontesante駅に。終点のMorghen駅下車。
どうせ見るのなら高い所が良いだろうとサンテルモ城へ。アルテカードで半額の1人2.5Euroを支払い入場。
手に入れた景色です。苦労の割に感動少なかった。従って写真何枚も撮りましたがアップは1枚だけ。 -
その後、直ぐ近くの、眺望で有名なサン・マルティーノ国立博物館前の広場に行きましたが、こんなものです。
歩いて降りてもいいのですが、いつも怠惰な観光をしているせいか、疲れたし、アルテカードで交通費はただなのでフニコラーレで麓に降り、帰り道にある市場を見ながら、のんびりアパートに帰りました。
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旅行記グループ
2020年1月 ナポリ
この旅行記へのコメント (2)
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- salsaladyさん 2020/05/12 10:01:17
- 臀部のアフロディーテ?ナルシストだったのね~
- ☆此がポンペイの遺跡の中にあったのですか?全く気がつかなかった~
☆アテネやトルコの遺跡群の中でニケやエフェソスの大会堂?を見た記憶が。。。
☆確かEfess Beer 等もありましたね。ローマの先人は2,000年以後にこんな破壊された地球が存在するとは思ってもみなかったでしょう!
☆人類が作り出した災いとは言え、地球もそう長くは存在しない気が~
☆オペラの本場イタリアでこの時代のオペラが無い?(I'm not sure)は片手オチ!
- sundy2017さん からの返信 2020/05/12 14:37:27
- Re: 臀部のアフロディーテ?ナルシストだったのね~
- コメント有り難うございます。
説明が不十分でしたね。すみません。
アフロディーテはポンペイから出土したものではなく、ファルネーゼ・コレクションとして展示されていました。Wikipediaで調べましたが、経緯は不明なようですね。
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