コロナの影響で変更続きのオランダへのフライト（その２）

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旅行記「コロナの影響で変更続きのオランダへのフライト」の続きです。

異様に人の少ない関空には本当にびっくりしました。初めての経験です。
https://4travel.jp/travelogue/11608161

搭乗客がよっぽど少なかったのか、搭乗案内のアナウンスがあったかと思うと、その数分後には「間もなく出発しますので、急いで搭乗口までお越しください」のアナウンスがあり、これにも驚きました。

無事スイス国際航空のビジネスに搭乗し、チューリヒ空港に定刻前に到着しました。ビジネスクラスの搭乗率は６割くらいでしたが、そのうち半分はチューリヒに帰るクルーでした。日本人は、私と同様にルフトハンザから振り替られた女性だけです。その方の情報では、ルフトハンザも減便して、スイス航空と交互に振り替えをしあっているのではないか、との話でした（伝聞情報らしく、確かなものではありません）。日本語を話せるキャビンクルー（ビジネス担当）はいませんでしたが、機内食・シート・サービスとも満足のいくものでした。エンタテインメントでは、日本語吹き替えの洋画が７本ありました。

チューリヒ空港では、スイス航空のビジネスラウンジに入りました。驚いたことに（というか、これが普通の状態なんでしょうが）人がいっぱいで、食べ物・飲み物ともに豊富にあります。マスクをしている人は一人もいませんでした。しかし、ラウンジにある出発便の電光掲示板を見ると、結構多くの便がキャンセルされていて、やはり影響は出ていることがわかりました。

チューリヒからアムステイルダムのフライトでは、ビジネスの座席はエコノミーと同じで、３席を２人で使う形です。１時間２０分のフライトでも、ちゃんとした機内食（ワン・プレートですが）が提供されました。スキポール空港も人でいっぱいで、やはりマスクをしている人はほとんどいません。

スキポール空港に着いてからも、エアポート・エクスプレス・バスのバス停がわからない、バスの中の案内が放送だけでわかりにくい、ライツェ広場のバス停が広場からだいぶ離れたところにあり、ホテルまでの位置関係がわからない、しかも雨が降り出すなどのいろんな問題がありつつも、そのたびに親切な方に助けられて、なんとかホテルにチェックインできました。

あー、やれやれと思って、メールチェックすると、チューリヒ空港ではまだ届いていなかったメールに、ヨーロッパでのコロナウイルス流行のため、所用がキャンセルされたとの連絡が書いてあるではないですか！所用の前に少し観光しようと早めに来たのが完全に裏目に出て、観光だけで帰る羽目になりました！

あわてて、後半のホテルをキャンセル。さらにオランダ国内専用の電話番号からANAサービスセンターに電話、日本とは違って、ほとんど待つことなくつながりました。ここで、帰りの便を４日ほど早めに振り替えてもらいました。大阪まで行けないかと聞くと、特典航空券の場合、やはり到着地の変更はできないとのことで、東京から大阪までの新幹線利用（自腹！）は変わりませんでした。

最後の最後までコロナウイルスに祟られた旅行になりましたが、気を取り直して、明日からの３日半、アムステルダムを満喫して帰ります。予約したゴッホ美術館とか、アンネフランクの家とか、日本みたいに「自粛」していなければいいのですが・・・