2017/09/29 - 2017/09/30
6295位(同エリア10262件中)
実結樹さん
福島県の二岐温泉「大丸あすなろ荘」。
日本秘湯を守る会の会長さんのお宿です。
秘湯のシンボルともいえる渓流沿いの露天風呂に一度は入ってみたいと思っていました。
天然の川床を利用した自噴泉岩風呂も名物です。
新白河駅を起点にマイカーやレンタカーを使わず一人旅で巡る3泊4日。
前泊は「甲子温泉大黒屋」、後泊は羽鳥湖高原の「ホテルシャローム オークラクラシック」に泊まる旅の2泊目のお宿です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
1泊目の「甲子温泉大黒屋」をチェックアウトし、
元湯甲子温泉旅館大黒屋 宿・ホテル
-
宿の車で20km先の「新白河駅」まで送って貰いますが、
-
途中、駅まで2.7km手前の「二代目いまの家」の前で降ろしてもらいました
-
このお店の白河ラーメンを是非食べてみたかったのです。
実際、白河ラーメンは「とら食堂」「茶釜本店」「火風鼎」と食べましたが、ビジュアル的にも味的にもこの店が私は一番好きかな。
ただし、ここで降りてしまったので「新白河駅」まで45分、歩いて行く羽目になってしまいました。
バスも通っているのですが日に数本、タクシー使うなんて私の旅行計画の範疇外だしね・・ -
13:00 新白河駅東口から二岐温泉までは、
新白河駅 駅
-
「ゆったりヤーコン号」で約1時間、一日一往復で要予約です。
人数が多ければバスになるみたいです。
特に「大丸あすなろ荘」の送迎車という訳ではなく ”二岐温泉” 全般への送迎を担っている制度です。
でも、多分、実質は「大丸あすなろ荘」の送迎車的存在だと思います。
当時は無料でしたが、今は片道500円の有料になってしまったのもさもありなんですね。
私一人の為だけに送迎してくれたのには感謝。
マイカーなら東北自動車道白河I.Cから県道白河羽鳥線を羽鳥湖方面へ。
国道118号を経て約60分です。 -
「大丸あすなろ荘」に到着。
茅葺屋根に藍染めの暖簾が下がる入口の門が風情あります。 -
9月末なので紅葉には未だちょっと早い感じ
-
「日本秘湯を守る会」会長のお宿です。
平安中期の開湯と伝えられる二岐温泉の「大丸あすなろ荘」。
歴史は古く、江戸時代から旅籠を営んでいたのはこのお宿だけとのことです。
平家落人が隠れ住んでいたとも伝えられており、二岐地区では人目に付きやすい祭りの幟や狼煙、時を告げる鶏の飼育などが禁じられていたそうです。 -
ロビー
-
一人泊だったし、部屋は指定できなかったのですが、ツインの洋室ベッドルームに
-
6畳の和室が付いた一番安価なクラスでした。
洗浄式トイレ、洗面台、テレビ、冷蔵庫、金庫、ドライヤー、浴衣、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシが備えられていました。
部屋のお風呂は温泉がメインの宿では要らないと思うんですけれど・・ -
ベランダがあって外に出られます
-
先ず、男女別大浴場「あすなろの湯」でシャンプー等済ませます
-
内湯に続く露天風呂です。
竹垣風の覆いが有るのでここは ”ナンチャッテ露天風呂” の域かな・・ -
「子宝露天風呂」は終日女性専用です。
周囲からの視線を配慮してそんなに開放的な露天風呂ではありません。
温度も結構ぬるめです。
温泉のph値が子供を授かりやすい値とされるんだそうですが、子宝って女だけの責任? -
ブナ林に囲まれた二岐川の渓流沿いにあるあの有名な露天風呂は
何と! 男性専用だったのです。
混浴でもないんです・・
日本秘湯を守る会の代表写真にも掲げられているこの露天風呂に入らずして「大丸あすなろ荘」は語れないではありませんか! -
私は翌早朝に日の出と共に ”根性で” ドボンしました。
ゆっくり入らなくてもいいのです。
兎に角、入ったっていう事実が大事。
女湯に男が入っていたら犯罪ですが、男湯に女が入っていても自己責任の域だと勝手に解釈しています。
朝食直後の時間なら、あの「鶴の湯」の混浴大露天風呂でさえ誰も居ない穴場の時間帯になります。
今までの経験から、これ等の時間は ”折角来たんだから絶対入ってやるぞ ” モードに応えてくれるものと確信しています。 -
男性専用渓流露天風呂はその隣にもう一つ存在しています。
脱衣所小屋が直近にあります。
浴衣って数秒で入浴モードになれるので本当に便利。
小屋まで下りて来る男性が視界に入らないうちに、サササッと支度が出来るのは本当に有難い (^_^)v -
「自噴泉岩風呂」は天然の川床をそのまま生かした温泉で、享保13年(1728年)に造られ、湯舟の底の岩の割れ目から温泉が自噴しています。
敷地内の別棟にあり、時間を区切って男女別に入ります。
男性 19:00~23:00 8:30~10:00
女性 15:30~18:30 6:00~8:00 -
でこぼこした湯舟の底には、大きなポットホールが3つあり、ここは昔は川底だったことが伺い知れます。
小石が水流でころころ転がって削り取られた丸い穴の中に立つと結構深めです。
他ではあまり経験できない入浴です。 -
夕食は食事処「あすなろ亭」で
-
夕飯の最初の一揃い。
この後、焼物・揚物は出来たてが供されました。
食前酒 天栄村地酒
先付 蕗の胡麻和え
椀 松茸の土瓶蒸し
炊合 里芋 椎茸 茄子 人参 青み
お重 一の段(前菜) 順菜 栗甘露煮 バイ貝 サーモン
二の段(山菜) わらび 網茸 きくらげ 独活
酢の物 コハダ もずく 胡瓜 菊 酢バス
お造り 甘海老 サーモン 蒟蒻 つま一式 生山葵
台物 麓山高原豚の陶板焼き しめじ ピーマン 茄子 玉葱
焼物 山女塩焼き はじかみ 白花豆
揚物 身欠鰊 しし唐 南瓜 茄子 椎茸
食事 蕗味噌ご飯 香の物 もだしの味噌汁 -
水物 メロン
甘味 フルーツゼリー アングレーソース -
宿泊二日目 2017/9/30(土)
朝の部屋からの眺望。 -
明るくなると同時に起き出して先ずは男性専用露天風呂に直行します。
その後、女性専用「子宝の湯」にてゆっくりと朝の露天風呂を堪能。 -
この宿は6本の源泉を有しているそうです
-
朝食です。
食後、ロビーにあったコーヒーは有料だったのがチョッと心外。
前泊の「甲子温泉大黒屋」では無料だったと思うと・・ -
帳場前にあった20cm四方くらいの特大の来館記念ハンコです。
有料で1枚100円。
黄色の箱の中にはこれまた今まで見たこともないような特大のスタンプインキが入っていました。 -
紅葉の頃もいいでしょうね
-
宿名の由来のあすなろの樹だったか・・
何故撮ったのか記憶が定かでありません (?_?)
現「大丸あすなろ荘」は江戸時代から旅籠を営んでいた二岐温泉の老舗で、元は「大丸屋」と称していました。
しかし昭和39 年の大雪で600年ほど前の建物が一部損傷し、解体して新築した宿に、高松宮様が「 あすなろ荘」と命名されたそうです。 -
秘湯を守る会の新しいスタンプ帳になってからは2軒目の宿泊でした。
(最終的に10個たまって無料ご招待に選んだのは一番最初の「甲子温泉大黒屋」だったんですが・・)
この旅行記を書くにあたってPCで情報をあたっていたら、この宿が特別清算の手続きなどに入ったという記事を見ました。
経営もなかなか大変だと思います。
でも、山の中の「The 日本の秘湯」の一軒家です。
こういう温泉が大好きという私たち秘湯ファンの為にも、これからも頑張っていって頂きたいものだと切に思います。 -
帰路は途中の「道の駅 羽鳥湖高原」で降ろしてもらい、そこに次泊の「ホテルシャローム オークラクラシック」の車で迎えに来て貰いました。
最寄駅がはるかに遠い「新白河駅」なので電車族はアクセスには苦労します。ホテル シャローム オークラクラシック 宿・ホテル
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