冬の十勝も魅力満載　（２）幸福駅のキハ２２とハルニレの木

2020/01/25 - 2020/01/27

ちょうど1年前、冬の道東を巡るツアーに参加し、豊頃町大津海岸へジュエリーアイスを見に行きました。というより、ジュエリーアイスが見たかったからツアーに参加したという方が正しいのですが、残念ながらその時は氷のかけらのようなものしか見られませんでした。それからリベンジを誓って1年、今回は帯広に宿をとり2日間大津海岸へ通ってジュエリーアイスを朝、昼、夕とたっぷりと見てきました～☆彡

冬の北海道、当然寒いのですが、十勝方面は意外と晴れる日が多く、この時期ならではの自然や風景、イベントを楽しむことができます。
ここでは帯広空港に到着してからジュエリーアイスを見に行く前に寄った「幸福駅」と「ハルニレの木」をご紹介します。


＜行程＞
◆1月25日（土）　羽田 → 帯広
　　　幸福駅、ハルニレの木、大津海岸（ジュエリーアイス）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜帯広泊＞

◆1月26日（日）
　　　大津海岸（ジュエリーアイス）、ばんえい競馬、彩凛華
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜帯広泊＞

◆1月27日（月）　　
　　　十勝牧場（馬追運動）、柳月スイートピア・ガーデン
　　　帯広 → 羽田　　　　　

エリア 帯広(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

帯広空港に降り立ったあと、最初に向かったのは幸福交通公園。
昭和62年に廃線になった旧広尾線の幸福駅を観光ポイントとして再整備した公園です。

幸福駅(幸福鉄道公園) 名所・史跡

展示されているのは、帯広～広尾間を走り続けたキハ２２

1年ぶりの再会ですが、やっぱりオレンジ色は白い雪と青空に映えますね～(^^)

前回はツアーで訪れたので観光客はそれなりにいましたが、今回はほぼ貸し切り状態

時間の制約もないので、キハ君の周りを好きなだけウロウロ

「こうふくの鐘」と駅舎跡

この日も海外から来たと思われる女性二人組が鐘を鳴らしたり、熱心に写真を撮ったりしていました。

鉄道駅時代は待合室として利用されていた木造の駅舎跡

かつては幸福を願う観光客が自分の名刺を駅舎の壁に貼り付けたことがキッカケとなり、以降、訪問した観光客が来訪記念として名刺を貼付することが通例となったそうですが、今は売店で購入できるピンク色の切符を貼るのが主流のようで、建物はすっかりピンク色。
昨年は気づきませんでしたが、ハートの絵馬？までありました。神社じゃないのにな～（＾＾；）

再びキハ君のもとへ

クッシーは鉄道に詳しいわけではないのですが、ローカル線とローカル線が走っている風景が好きで、時々いすみ鉄道や小湊鉄道、只見線などを見に行っています。

こうした年季のいった車両も大好き！

まさに「こうふく」なひと時 (^^)

吹雪の中もあたりを照らしたであろうライト

しっかりとチェーンで縛られ

今はもう使われることのない乗務員室

レトロな車内はドラマのセットのようです。

扇風機が妙に懐かしい

昨年も撮ったドア
窓に書かれた「手であけてください」のかすれ文字が良い味出してます。

使い込まれた運転席も渋いな～

窓からの風景
昨年も雪が少なかったのですが、今年はそれ以上に雪が少ないそうです。

最後にもう一度車内を見て・・・

外に出てきました

ホーム下からのアングル

屋根の雪がとけて小さな小さな氷柱ができています。

作業用車両？　牽引車？
こういう知識は全くなてく・・・スミマセン！

たっぷり鑑賞したキハ２２
次はいつ会えるかわかりませんが、元気でね～

幸福交通公園から豊頃町へ
ジュエリーアイスを見に行く前に豊頃町のシンボル「ハルニレの木」にご挨拶

十勝川の河川敷にある推定樹齢150年以上の大木です。

昨年もツアーで訪れたのですが撮る位置を失敗したのでリベンジ。
今回は背景すっきり、格好良く撮れました。これで霧氷になっていたら言う事ないのですが、青空なだけでもラッキーだと思わないとね。

違う位置からもパチリ
それにしてもこの日は風が強く冷たく、帽子をかぶっていても耳がちぎれそうでした。

それでもお天気が良かったので、蒼い影がくっきり

影がモンスターみたいに見えるのが面白くて昨年撮ったアングルで今年も年もパチリ

アザラシみたいに雪の上にねそべってカメラを構える夫は・・・

これが撮りたかったようです。

雪が少なく足跡だらけですが

この影は撮っていて飽きないな～

誰もいなかったので好き放題に撮っていましたが、ツアーの一団がやってきたので、そろそろ撤収しますか。

戻りながら、木と太陽を重ねてパチリ

横でも１枚

暖冬の神奈川からやってきたクッシー夫婦
あまりの風の冷たさに、ジュエリーアイスを見に行く前に豊頃の寒さの洗礼を受けました。

この旅行記へのコメント （2）

• ateruiさん 2020/03/14 21:37:20

  良いですね

  昭和５７　８年頃　二回行きました
  当時も　電車の本数が少なくて　
  二三分しか幸福駅にいられなかったかなぁ　二回目かな
  
  初めての時は　苫小牧のほうから　日高本線で　様似にでて
  バスで襟裳岬通って　広尾迄行って　広尾線で　幸福迄行ったなぁ
  
  この時は　どのくらいいられたか　忘れたけど
  良い思いでだなぁ！
  ありがとう
  aterui

  クッシーさん からの返信 2020/03/14 23:44:48

  Re: 良いですね

  ateruiさん、こんばんは。
  
  旅行記、見てくださってありがとうございます。
  
  ateruiさんは実際に広尾線に乗られたのですね！
  私はキハが現役で走っていた頃には乗っていないので
  羨ましいです。
  
  こうした旧国鉄当時の車両はどんどん姿を消してしまうので
  幸福駅が交通公園として車両も保存してくれているのは嬉しいですね。
  
  また全国あちこち、ローカル線を追って、旅したいと思っています（＾＾）
  
  クッシー