サント・ドミンゴ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2020年2月14日(金)夕方5時半頃、アルカサル宮殿(Alcazar de Colon)が建つスペイン広場(Plaza de la Hispanitad)の3ブロック西にあるサンフランシスコ遺跡(Ruinas de la Iglesia y del Monasterio de San Francisco)に到着。ここは新世界初の修道院跡。16世紀前半、コロンブス(Cristoforo Colombo)の新大陸発見の旅に同行したフランシスコ会(Orden Franciscana)の修道士によって創設された。サントドミンゴ(Santo Domingo)の建設から50年ほどで建物が完成したと云う。建設後、1586年の火災、1673年の大地震によって大部分が破壊され、現在は廃墟となっている。<br /><br />唯一、エントランス周辺の外壁が保存されているが、1644年に建造された建物の一部で、創設当時の建物は残ってない。毎週日曜の夜には18時半から22時までエントランス前に舞台が造られ、無料の野外メレンゲ(Merengue)ライブが行われ、政府の観光課から派遣されたプロのダンサーに加え、その場に居る人々が舞台の上でダンスを楽しむそうだが、この日は金曜なので、そんな雰囲気もない。なお、メレンゲとはカリブ海周辺諸国で演奏される音楽やダンスのこと。<br /><br />この遺跡の前から南にオストス通り(Calle Hostos)が始まる。ソナコロニアルで最も美しくユニークな通りの一つと云われ、非常に古くて歴史的な通りが植民地時代の街の中心を通って南北に走っている。元々はサンニコラスデバリ病院(Hospital San Nicolas de Bari)がこの通りにあったので病院通り(Calle del Hospital)と呼ばれた。その後陸軍通り(Calle Militar)に変わったが、1904年に国の国民的英雄で教育者のエウヘニオ・マリア・デオストス(Eugenio Maria de Hostos; 1839-1903)にちなんで現在の名前となった。<br /><br />遺跡の前からはしばらく緩やかに曲がる下り坂が続くが、石畳の通りの両側には一段高い歩道が続き、世界遺産となっているカラフルな古い木造住宅が並んでいる。歩道の鉄柵も趣きがあり、いい感じ。この坂道で「ゴッドファーザー2(The Godfather: Part II 1974)」が撮影されたそうだが、見たけど全然覚えてない。<br /><br />坂を降り切ると交差点の角にアルタグラシア教会(Santuario Nuestra Senora de la Altagracia)。ドミ共では国の保護者として崇められているアルタグラシアの聖母(Nuestra Senora de la Altagracia)を祀った教会。最初は病院に併設する礼拝堂として建てられ、現在の建物はその礼拝堂の一部を取り込んで、1922年に建てられた。白い外観で、エリザベス朝ゴシックを取り入れたルネサンス様式の建物で、内部はビザンチン様式の影響を受けている。内部も白が基調で、落ち着いた感じ。<br /><br />その南が、元の礼拝堂が属していたサンニコラスデバリ病院(Hospital San Nicolas de Bari)の跡。オバンド(Fray Nicolas de Ovando y Caceres)第3代総督の命によって1503年に建設が始まり、完成までに40年の歳月を費やしたと云う新世界最古の病院の廃墟。1522年に開業し、18世紀半ばまで使われていた。ローマの最も先進的な教会に匹敵する最大70人の患者を収容することができた。16世紀の植民地建設の典型的な建物で、ゴシック様式とルネサンス様式の要素が組み合わされ、ムデハル様式の影響を受けていた。さぞかし立派な病院であったことが想像できるわ。<br /><br />通りを南に進むと2階に美しい鉄柵で囲まれたバルコニーを持つ家が続き、観光客を乗せた馬車も石畳の道を走っており、すごくいい雰囲気。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3732466406823356&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br /><br />ソナコロニアル、まだ続く。

ドミニカ共和国 サントドミンゴ オストス通り(Calle Hostos, Santo Domingo, Rep Dominicana)

2いいね!

2020/02/14 - 2020/02/14

77位(同エリア94件中)

旅行記グループ ドミニカ共和国

0

0

ちふゆ

ちふゆさん

2020年2月14日(金)夕方5時半頃、アルカサル宮殿(Alcazar de Colon)が建つスペイン広場(Plaza de la Hispanitad)の3ブロック西にあるサンフランシスコ遺跡(Ruinas de la Iglesia y del Monasterio de San Francisco)に到着。ここは新世界初の修道院跡。16世紀前半、コロンブス(Cristoforo Colombo)の新大陸発見の旅に同行したフランシスコ会(Orden Franciscana)の修道士によって創設された。サントドミンゴ(Santo Domingo)の建設から50年ほどで建物が完成したと云う。建設後、1586年の火災、1673年の大地震によって大部分が破壊され、現在は廃墟となっている。

唯一、エントランス周辺の外壁が保存されているが、1644年に建造された建物の一部で、創設当時の建物は残ってない。毎週日曜の夜には18時半から22時までエントランス前に舞台が造られ、無料の野外メレンゲ(Merengue)ライブが行われ、政府の観光課から派遣されたプロのダンサーに加え、その場に居る人々が舞台の上でダンスを楽しむそうだが、この日は金曜なので、そんな雰囲気もない。なお、メレンゲとはカリブ海周辺諸国で演奏される音楽やダンスのこと。

この遺跡の前から南にオストス通り(Calle Hostos)が始まる。ソナコロニアルで最も美しくユニークな通りの一つと云われ、非常に古くて歴史的な通りが植民地時代の街の中心を通って南北に走っている。元々はサンニコラスデバリ病院(Hospital San Nicolas de Bari)がこの通りにあったので病院通り(Calle del Hospital)と呼ばれた。その後陸軍通り(Calle Militar)に変わったが、1904年に国の国民的英雄で教育者のエウヘニオ・マリア・デオストス(Eugenio Maria de Hostos; 1839-1903)にちなんで現在の名前となった。

遺跡の前からはしばらく緩やかに曲がる下り坂が続くが、石畳の通りの両側には一段高い歩道が続き、世界遺産となっているカラフルな古い木造住宅が並んでいる。歩道の鉄柵も趣きがあり、いい感じ。この坂道で「ゴッドファーザー2(The Godfather: Part II 1974)」が撮影されたそうだが、見たけど全然覚えてない。

坂を降り切ると交差点の角にアルタグラシア教会(Santuario Nuestra Senora de la Altagracia)。ドミ共では国の保護者として崇められているアルタグラシアの聖母(Nuestra Senora de la Altagracia)を祀った教会。最初は病院に併設する礼拝堂として建てられ、現在の建物はその礼拝堂の一部を取り込んで、1922年に建てられた。白い外観で、エリザベス朝ゴシックを取り入れたルネサンス様式の建物で、内部はビザンチン様式の影響を受けている。内部も白が基調で、落ち着いた感じ。

その南が、元の礼拝堂が属していたサンニコラスデバリ病院(Hospital San Nicolas de Bari)の跡。オバンド(Fray Nicolas de Ovando y Caceres)第3代総督の命によって1503年に建設が始まり、完成までに40年の歳月を費やしたと云う新世界最古の病院の廃墟。1522年に開業し、18世紀半ばまで使われていた。ローマの最も先進的な教会に匹敵する最大70人の患者を収容することができた。16世紀の植民地建設の典型的な建物で、ゴシック様式とルネサンス様式の要素が組み合わされ、ムデハル様式の影響を受けていた。さぞかし立派な病院であったことが想像できるわ。

通りを南に進むと2階に美しい鉄柵で囲まれたバルコニーを持つ家が続き、観光客を乗せた馬車も石畳の道を走っており、すごくいい雰囲気。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3732466406823356&type=1&l=223fe1adec


ソナコロニアル、まだ続く。

2いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ドミニカ共和国で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ドミニカ共和国最安 1,240円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ドミニカ共和国の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP