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2020年2月14日(金)の4時半頃、オサマ川(Rio Ozama)左岸の観光を終えて、チャーターしたタクシーで右岸のソナコロニアル(Zona Colonial)に戻る。オサマ川の西側、右岸に石造りの建物が並ぶ地域で、ソナは地区、コロニアルは植民地を意味し、その名の通り13世紀末期にコロンブス(Cristoforo Colombo)によって建設された。中南米での初めてのスペイン系ヨーロッパ風の植民都市の面影を残しており、1990年に歴史的な価値が高いとしてドミ共(Republica Dominicana)唯一のユネスコ世界遺産(UNESCO World Heritage Site)に登録された。域内には植民都市時代に建てられた教会や役所をはじめとする歴史的建造物や博物館などが並ぶ。地元の人々はここを「ソナ」と親しみを込めて呼ぶ。<br /><br />ソナに入ると、それまでの車の往来が激しくクラクションが鳴り響くサントドミンゴ(Santo Domingo)の雰囲気とはうって変わり、南欧風のかわいいバルコニーのついた建物、石畳の道、広い整備された歩道が現れる。目抜き通りにはレストランやお土産屋が立ち並び、欧米からの観光客が多く見かけられる。首都で外国人が安全に外を歩ける貴重なエリアと云う。<br /><br />確かにソナに入るまでの道は結構渋滞で、すぐに戻れそうな距離だったのだが、なかなか進まずにソナに入ると全然マシになった。5時になる5分くらい前にやっとオサマ砦(Fortaleza Ozama)の前で降ろしてもらう。タクシーの運ちゃん、次の日の朝に発つと云う話をしてたら、やたら迎えに行くと云ってくれるが、Uber利用予定だったので、ありがたいがお断りする。オサマ砦、事前に調べた情報では、多くのソースは夕方5時までオープンとなっているが、一部には6時半までと云うものもあり、まだ5時まで5分あるし、陽はまだまだ落ちないし、もしかしたら見学できるかと期待したけど、入口前にたむろしてたおっちゃん(たぶんガイドさん)が、もうチケット売場がクローズしたって教えられて残念。この時点では、見るのを諦めたのだが、あとで考え直して明朝空港に向かう前に寄ることにする。<br /><br />おっちゃんのガイドの申し出もお断りして、しゃあないしラスダマス通り(Calle Las Damas)を歩き出す。貴婦人通りを意味し、新大陸で初めて出来たと通りと自称している。夕暮れ以降はオレンジの街灯が灯るそうだが、2月だが5時にはまだまだ暑いくらいの陽がさしている。それでも石造りの建物が並びいい感じ。少し北に進むとソナを東西に走るメインストリートのエルコンデ通り(Calle El Conde)が始まる三差路があるが、この通りの散策は後にして、そのまま北に直進する。スペイン系の街にある陶器製の通り名を示すプレートって好きだな。<br /><br />三差路を過ぎ、1ブロックも行かない左手にあるのがパンテオン(Panteon de la Patria)。初代大統領であるペドロ・サンタナ(Pedro Santana)を始め歴代の大統領や英雄たちが眠るネオルネッサンスの建物。元々は1714年にイエズス会(Los Jesuitas)の教会として建てられた。その後タバコ倉庫や国立劇場、そして官公庁事務所として使われていたが、1958年、当時独裁政権だったラファエル・トルヒーヨ(Rafael Leonidas Trujillo Molina)大統領の指示で彼の霊廟として改装された。しかし、彼は1961年にCIAに支援されて裏切った側近たちによって暗殺され、一族は国外追放されたため、ここに彼自身が眠ることはなかった。<br /><br />ここはオサマ砦とは真逆。4時半もしくは5時で閉まると云う情報だったのだが、まだ開いてた。内部はバロック様式で、チャペルの中央にある銅製のシャンデリアは、当時スペインを治めていたフランコ(Francisco Franco)総統からトルヒーヨ大統領に贈られたもの。また、一番奥のアーチ型の天井にはスペインの画家ラファエル・ペリサー(Rafael Pellicer)の「天国への昇天(Ascension a los Cielos)と最後の審判(El Juicio Final)」と云う壁画が描かれている。なかなか素晴らしい。<br /><br />その向かいにあるのは石造りの小さな聖母マリアの礼拝堂(Capilla Nuestra Senora de los Remedios)。16世紀に市長を務めたダビラ(Davila)家の屋敷内に建てられたもので、屋敷はなくなったが、礼拝堂だけが残った。1884年に復元され、祭壇に描かれている聖母マリアに敬意を表してこう呼ばれるようになった。ゴシック様式でファサードは赤レンガで作られ、二重のアーチには当初はダビラ家の紋章が刻まれていたそうだが、今は全く見当たらない。また、内部のステンドグラスは非常に美しいとのことだが、開いてなかったので定かではない。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3729082793828384&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br /><br />ラスダマス通りから北に進むが、続く。

ドミ共 サントドミンゴ ラスダマス通り(Calle Las Damas, Santo Domingo, Rep Dominicana)

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2020/02/14 - 2020/02/14

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旅行記グループ ドミニカ共和国

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ちふゆ

ちふゆさん

2020年2月14日(金)の4時半頃、オサマ川(Rio Ozama)左岸の観光を終えて、チャーターしたタクシーで右岸のソナコロニアル(Zona Colonial)に戻る。オサマ川の西側、右岸に石造りの建物が並ぶ地域で、ソナは地区、コロニアルは植民地を意味し、その名の通り13世紀末期にコロンブス(Cristoforo Colombo)によって建設された。中南米での初めてのスペイン系ヨーロッパ風の植民都市の面影を残しており、1990年に歴史的な価値が高いとしてドミ共(Republica Dominicana)唯一のユネスコ世界遺産(UNESCO World Heritage Site)に登録された。域内には植民都市時代に建てられた教会や役所をはじめとする歴史的建造物や博物館などが並ぶ。地元の人々はここを「ソナ」と親しみを込めて呼ぶ。

ソナに入ると、それまでの車の往来が激しくクラクションが鳴り響くサントドミンゴ(Santo Domingo)の雰囲気とはうって変わり、南欧風のかわいいバルコニーのついた建物、石畳の道、広い整備された歩道が現れる。目抜き通りにはレストランやお土産屋が立ち並び、欧米からの観光客が多く見かけられる。首都で外国人が安全に外を歩ける貴重なエリアと云う。

確かにソナに入るまでの道は結構渋滞で、すぐに戻れそうな距離だったのだが、なかなか進まずにソナに入ると全然マシになった。5時になる5分くらい前にやっとオサマ砦(Fortaleza Ozama)の前で降ろしてもらう。タクシーの運ちゃん、次の日の朝に発つと云う話をしてたら、やたら迎えに行くと云ってくれるが、Uber利用予定だったので、ありがたいがお断りする。オサマ砦、事前に調べた情報では、多くのソースは夕方5時までオープンとなっているが、一部には6時半までと云うものもあり、まだ5時まで5分あるし、陽はまだまだ落ちないし、もしかしたら見学できるかと期待したけど、入口前にたむろしてたおっちゃん(たぶんガイドさん)が、もうチケット売場がクローズしたって教えられて残念。この時点では、見るのを諦めたのだが、あとで考え直して明朝空港に向かう前に寄ることにする。

おっちゃんのガイドの申し出もお断りして、しゃあないしラスダマス通り(Calle Las Damas)を歩き出す。貴婦人通りを意味し、新大陸で初めて出来たと通りと自称している。夕暮れ以降はオレンジの街灯が灯るそうだが、2月だが5時にはまだまだ暑いくらいの陽がさしている。それでも石造りの建物が並びいい感じ。少し北に進むとソナを東西に走るメインストリートのエルコンデ通り(Calle El Conde)が始まる三差路があるが、この通りの散策は後にして、そのまま北に直進する。スペイン系の街にある陶器製の通り名を示すプレートって好きだな。

三差路を過ぎ、1ブロックも行かない左手にあるのがパンテオン(Panteon de la Patria)。初代大統領であるペドロ・サンタナ(Pedro Santana)を始め歴代の大統領や英雄たちが眠るネオルネッサンスの建物。元々は1714年にイエズス会(Los Jesuitas)の教会として建てられた。その後タバコ倉庫や国立劇場、そして官公庁事務所として使われていたが、1958年、当時独裁政権だったラファエル・トルヒーヨ(Rafael Leonidas Trujillo Molina)大統領の指示で彼の霊廟として改装された。しかし、彼は1961年にCIAに支援されて裏切った側近たちによって暗殺され、一族は国外追放されたため、ここに彼自身が眠ることはなかった。

ここはオサマ砦とは真逆。4時半もしくは5時で閉まると云う情報だったのだが、まだ開いてた。内部はバロック様式で、チャペルの中央にある銅製のシャンデリアは、当時スペインを治めていたフランコ(Francisco Franco)総統からトルヒーヨ大統領に贈られたもの。また、一番奥のアーチ型の天井にはスペインの画家ラファエル・ペリサー(Rafael Pellicer)の「天国への昇天(Ascension a los Cielos)と最後の審判(El Juicio Final)」と云う壁画が描かれている。なかなか素晴らしい。

その向かいにあるのは石造りの小さな聖母マリアの礼拝堂(Capilla Nuestra Senora de los Remedios)。16世紀に市長を務めたダビラ(Davila)家の屋敷内に建てられたもので、屋敷はなくなったが、礼拝堂だけが残った。1884年に復元され、祭壇に描かれている聖母マリアに敬意を表してこう呼ばれるようになった。ゴシック様式でファサードは赤レンガで作られ、二重のアーチには当初はダビラ家の紋章が刻まれていたそうだが、今は全く見当たらない。また、内部のステンドグラスは非常に美しいとのことだが、開いてなかったので定かではない。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3729082793828384&type=1&l=223fe1adec


ラスダマス通りから北に進むが、続く。

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