2020/02/25 - 2020/02/26
57位(同エリア985件中)
さとうさん
2019-2020のバカンスを締めくくる、ブエノスアイレス-東京間の復路、メキシコシティでの一泊トランジット。前回2015年のアエロメヒコを利用しての一時帰国では、往路での15時間のトランジットで郊外のテオティワカン遺跡をめぐりとても気に入ったので、今回は、国立人類学博物館にしようか、ソカロかはたまたレフォルマか、出発前はこれがメインくらいに期待していました。
ですが台北での2ヶ月半が「やりきったー」と思えるくらい濃かったので、コロナウイルスの影響もあるし、体力温存の方向で、ホテルも観光もソカロにして、ごく狭い範囲を歩き、食べました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- アエロメヒコ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この旅行記は台北から始まります。当初は最後に東京で2泊して、1年分の生活必需品を買い物をしてからブエノスアイレスに戻る予定でしたが、コロナウイルスの状況が日に日に悪化。羽田に到着後2泊して成田から出発という旅程はけっこうリスキーと判断。ギリギリまで台湾に滞在、東京での移動を最小限にしました。
幸い今回の東京-台北間の航空券はANAの特典航空券だったので、日程変更も、松山-羽田から桃園-成田への変更もノーチャージ。東京2泊のホテルもHotel.comを利用していたので無料でキャンセルでき、むしろ台北ではより安く宿泊できました。ずっと滞在していたAirbnbの宿泊が延長できなかったので、すぐそばの城市商旅北門店に宿泊。 -
7時55分桃園発の便に合わせて、空港MRTの6時出発の始発で空港へ。チェックインも保安検査もほぼ待ち時間なし。がらがらの出発待合ロビー。
-
ときどき気温が下がったものの、この2ヶ月半は全般的に好天で、なにより空気がとてもきれいだった台北。最後の最後に霧のような靄のような不思議な天気に。
-
自分の席の後ろには誰もいません..。人気が高くて特典航空券の予約がとても難しい東京-台北便ですが、コロナウイルス恐るべし。
-
成田に到着。検疫前。中港澳の乗客を分けるレーンがむなしいくらいガラガラ..。
-
税関前の預けた荷物をピックアップするスペース。正午の成田空港の、ある意味貴重なシーン。成田空港では3時間半の滞在。Amazonで注文しておいた、ブエノスアイレスで使う生活必需品をローソンでピックアップ。MUJI、UNIQLO、Tabioなど、成田空港から出国する際によく利用するお店で少し買い足し、荷造りをし直します。
-
右がメキシコシティ行き、左が香港行です。終始ガラガラなので油断していましたが、メキシコシティ行きの便は満席のよう。この行列の進みがものすごく遅く、前のラテン系青年に「すごく遅いけど、なにか問題でもあったの?」と訪ねてみましたが、質問自体を理解できなかったよう。「遅い?けど..まぁいつものことだよね」と。早いとこ頭をラテン系仕様に切り替える必要がありそうです。
最後に日本料理を、と思っていたのですが、チェックインを終えると搭乗時刻をちょっと過ぎていました。保安検査や出国審査はガラガラでしたが、待合ロビー付近の売店でお茶と抹茶味のキットカットを買ったのみでした。まぁ日本っぽいし、いいか。 -
離陸後、飛行機は順調に飛行を続けます。東向きの便は速く進むので、行きで15時間近くかかったフライトが、帰りは11時間ちょっとに。気分的にすごく楽です。
-
無事メキシコシティに到着ですが、中国からの乗客を最初におろして検査させるために、しばらく着席して待ちます。それでもスケジュールよりもだいぶ早く空港を出ることができました。
メキシコシティ国際空港 (MEX) 空港
-
トランジットが一泊のため、預けた大きなスーツケースをピックアップしなければならず、空港からタクシーを利用。400ペソちょっと。昼下がりの日差しは強くて暑いです。道中、ハカランダの紫の花が見頃でした。
ソカロまではそれほど遠くないのですが、ソカロに近づくにつれ、屋台の物売りの準備で狭い道は渋滞中。一方通行も多いので迂回もままならず、運転手はちょっとイライラ。 -
ソカロ周辺は歴史地区なので素敵な街並みを期待していたのですが、タクシーが通った道は、なぜかこのようなぬいぐるみ売りの店が延々と続く庶民的な路地でした。もうちょっと上品なかんじかと思ってたので、やや期待はずれ。
-
ホテルカテドラルに到着。チェックインは15時半とありましたが、14時前でも部屋に通してくれてありがたかった。シャワーのあとひと眠りして、夕方からの観光・夕食に備えます。部屋は小さなパティオに面していて、外の眺望がなかったのがちょっと残念。
ホテル カテドラル ホテル
-
街歩き最初の一枚がコンビニのセブン。配色が歴史地区の町並みに配慮してなのか、とても地味です。
-
メキシコシティの自転車シェアシステムでしょうか。
-
ソカロ広場にやってきました。メトロポリタン大聖堂。大きいですが、ちょっと地味でしょうか。
メキシコシティ メトロポリタン大聖堂 寺院・教会
-
大きな広場は、イベントのブースやステージが。純粋に建築物を愛でるには、ちょっと邪魔です。
ソカロ (中央広場) 広場・公園
-
国立宮殿。
国立宮殿 城・宮殿
-
大聖堂前の仮設ステージでは、ウエディングドレスのファッションショーのような催しが。
-
ベジャス・アルテス宮殿を目指して、歩行者天国のフランシスコ・マデロ通りを歩きます。奥に見えるのはラテンアメリカンタワー。
-
ベジャス・アルテス宮殿に到着。
ベジャス アルテス宮殿 建造物
-
宮殿前の彫刻とラテンアメリカンタワーのコラボ。
-
フランシスコ・マデロ通りから続くファレス通り。観光客も多いですが、付近のオフィス街からの帰宅ラッシュも混ざってさらに多くの人々が。通りや広場に咲きほこるハカランダは日中に撮るべきでしたが、いかんせんこの季節にしては暑すぎました。
-
いったんホテルに戻ってふたたび外出。とても狭い範囲を歩いているだけなのに、角々に重厚な建築が立ち並んでいます。さすがソカロ。
-
5月5日通りにあったラ・オペラバー。ホテルカテドラル1階のレストランも口コミ評価が高かったので、楽に済ませようとも思ったのですが、ベジャス・アルテス宮殿からの帰りに見て、どうしても気になったので来てみました。
La Opera Bar メキシコ料理
-
ラ・オペラの名にふさわしい重厚なインテリア。
-
野菜のスープ。ブロッコリー、カリフラワー、にんじんなどがかなり固めにゆでてあって歯ごたえを楽しめました。コンソメは塩気が少しきつめですが、市販の固形コンソメとは桁違いの深い味わい。スプーンを口に運ぶ動作がついつい冨永愛に。ドラマの見すぎですね。
-
メインにタコを選びました。辛いのが苦手というと、ソースを別に盛ってきてくれました。少しだけ舐めても汗の出る辛さでしたが、ソースを付けたほうがこのタコはおいしく食べられました。おいしいんですが、この大きさで延々と同じ味が続くので、台湾の定食が早くも恋しくなりました。真ん中のご飯は水気の少ないタイ米のようなかんじだったので半分ほど残しました。
-
入店したのが7時と、メキシコにしては早かったのでしょうか。食事が終わる頃に、ライブギター演奏のミュージシャンが集まり始めました。ちょっと練習して、このあと各テーブルをまわって演奏(有料)をオファー。
-
デザートは、フランシスコ・マデロ通りにいくつもあったジェラートを試したかったのですが、空港からスムーズに来すぎて両替をしていなかったので、ここで全部すませます。ブエノスアイレスでもよく注文するフラン。これを食べきれば、長かったバカンスも終了です。チップ込みで500ペソ。
-
食事を終えると日がすっかり暮れていました。5月5日通り、ベジャス・アルテス宮殿の手前にあった、青のタイルが印象的な通称タイルの家。この中にもレストランがあるそうで、口コミによると中のインテリアもきれいだそうです。
-
夜のベジャス・アルテス宮殿はライトアップでさらに華麗に。
-
宮殿前の彫刻とラテンアメリカンタワーのコラボ、夜バージョン。
-
明日に備えて早めに就寝したいところですが、せっかくなのでラテンアメリカンタワーの展望台へ。130ペソ。
-
47階までエレベータで上がって、そこから数階は室内展望台。ガラスに室内の明かりが反射して写真がうまく撮れないので、さっさと最上階のオープンデッキへ。わーお。
ラテンアメリカ・タワー 自然・景勝地
-
宮殿と隣接する公園のライトアップがすばらしい。
-
月が出ていました。
-
ひときわ明るいフランシスコ・マデロ通りと、その奥のソカロ広場。
-
大聖堂をズーム。やっぱりちょっと地味ですね。狭い範囲を歩いただけですが、ソカロはとても大きいですが、ブエノスアイレスのほうが華があるなーと思いました。南米のパリと称されるだけあります。
-
ふたたびフランシスコ・マデロ通りを引き返します。
-
このサンタクララというジェラート屋が角々にあるので気になってましたが、結局食べずじまい。
-
ソカロ広場に戻ってきました。地味ですが(しつこい)、端正な建物が広場を囲んでいます。
-
夜の大聖堂。中央の広場は閉められていました。
-
国立宮殿はさらに地味。
-
地下鉄のソカロ駅。夜9時を過ぎると人影もまばらです。
-
地図で調べてみると、ホテルやデパートのようです。スタイルと色彩が徹底して統一されている印象です。
-
ホテルでしょうか。最上階のラウンジバーか何かがすごくいい雰囲気です。眼下に広場を見ながら飲むのは気分がいいでしょうね。
-
これにて夜の街歩き終了。ごくごく中心を歩きましたが、たくさんの武装警官を目にしました。にぎやかなところと治安の悪いところがモザイク状に混ざって点在しているのはブエノスアイレスも同じです。
-
翌朝。前日ホテルのフロントでカードで支払えるタクシーを頼んだのですが、余裕かまして1時間ちょっと前に着けばいいかなと思っていたら、国際線なら3時間前には着いておくべきとのアドバイス。朝食を食べ損ないます。残念。
ちょうど日の出の時間だったので、ソカロや郊外の景色がとても幻想的でした。メキシコシティは巨大ですが、盆地の中にあるようで、どの方向にも遠くに山が見えました。 -
空港に到着。カードで払うと5%割増で、315ペソでした。第2ターミナルはこのサークルが印象的。宿泊にはここのホリデイインや、レフォルマのホテルも検討したのですが、ソカロにして正解でした。これからもメキシコシティでのトランジットの機会はあるでしょう。次回は国立人類学博物館へ!
-
チェックインはすでにオンラインですませているので、荷物を預けるためにカウンターへ。ほとんどの人がマスクをしていませんが、いいのかなー。
-
保安検査後に、免税店で少し買い物をしてから朝食へ。元気な店員さんのハンバーガーショップ..
-
は座って食事をしたかったのでパスして、エスカレータがなく、手荷物を抱えて階段を登らなければならない2階のレストランへ。2軒あって、前回の旅行のときに利用した方は満席だったので、隣の明るいレストランバーへ。卵料理のメニューの一つをを注文しました。スペイン語でなにか聞かれていたのですが聞き取れず、出てきたのがこれ。目玉焼きかスクランブルエッグかのチョイスだったのでしょうか。一つ一つがメキシカンな味で、楽しい朝食でした。ドリンクは苺のミルクセーキ。チップ込みで250ペソでした。
-
9時間のフライト中は、めずらしく爆睡でした。メキシコを離陸してからは、チリのサンチアゴくらいまでは太平洋岸を南下して、東へ旋回。アンデスを横切るときに機長からのアナウンスが。白く見えるのは雲で、雪ではありませんね。
-
9時間のフライト、まる一日の移動、そして例年より少し長い3ヶ月のバカンスが終了します。
-
エセイサ空港の新しいターミナルビル。とてもスムーズに空港を出て、ハイヤーで帰宅。ドライバーとコロナウイルスについて話します。どこから来たんだ、と聞かれたので、「日本からだ、中国じゃない」のお決まりの冗談っぽいフレーズが、今回は虚しく空回り。ダイアモンドプリンセスのニュースではこちらでもよく報道されていて、ウイルスが実験室で作られた可能性もあることも話題に。降りぎわに、日本ではタクシードライバーが中国からの旅行客を乗せて最初の感染者になっているので、マスクとアルコール消毒液を買っておくことをいちおうすすめておきましたが、こっちでマスク売ってるの見たことないなそういえば..。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
トランジットで小旅行
-
成田でトランジット 成田山新勝寺へ
2012/12/15~
成田
-
成田でトランジット 銚子・犬吠埼灯台へ
2013/11/11~
銚子
-
イスタンブールで20時間のトランジット 猫と昼食
2014/12/16~
イスタンブール
-
バルセロナで20時間のトランジット ピカソ美術館・ゴシックエリア・マジカ噴水へ
2015/07/16~
バルセロナ
-
チリの世界遺産 バルパライソの街でリアルねこあつめ
2018/02/07~
バルパライソ
-
メキシコシティで21時間のトランジット ソカロに一泊してせまーく歩く
2020/02/25~
メキシコシティ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ホテル カテドラル
3.35
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
メキシコシティ(メキシコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ トランジットで小旅行
0
55