船に揺られてどんぶらこ、松江巡り

2019/12/01 - 2019/12/04

松江の朝は、朝食も取らずにホテルをチェックアウト。コーヒーが美味しく、雰囲気の良いお店がこの街には何軒もあるのです。松江と言えばお堀とお城の街、ゆったり水を湛えたお堀を見ながら、のんびりと朝のコーヒーを味わいたくて目指したのは「珈琲館　京店店」でした。着いてみるとレンガ造りの趣のある建物、期待が高まりました。しかし、何と訪れた日は休業日で開いていませんでした。

では近くで探すと、県民会館にパン屋さんがあり「カフェ　パーネドーロ」もモーニングもやっているようなのです。ほとんど開店と同時に入店して、モーニングを頼みました。朝一番の焼き立てパンで、付け合わせの野菜も新鮮でした。

食事の後はお堀に戻って、県民会館から一番近いカラコロ広場で遊覧船に乗りました。低い橋をくぐる時は、船の屋根が下がる独特の構造です。乗ってすぐに船頭さんの合図で、頭を下げる練習をします。それがオーバーではないくらい低い橋をくぐり、両岸を眺めながら進み、大手前で降りて歴史館と松江城の見学に行きました。

お城の見学の後は、小泉八雲記念館や武家屋敷方面が近いので、そのまま散歩をしました。松江はとても久しぶりなのですが、記念館や八雲の旧家、武家屋敷周辺は整備されて落ち着いた雰囲気を感じました。

出発したところに戻るため、少し歩いて堀川ふれあい広場へ行き遊覧船に乗りました。残りの半周を回るように進み、カラコロ広場に戻り船を降りました。市内に堀や川があり、水の都と呼ばれるところは日本にも世界にもあるでしょう。そんな中でも、お城を眺めながら石垣のお堀を船で観光できる松江の雰囲気は、歴史と文化を感じられる旅でした。

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

朝はまだ静かなフロント。右側にレストランもあるのですが、チェックアウトをして喫茶店へ向かいました。

レンガの建物にツタが絡まり、お堀沿いの絶景。ここで朝のコーヒーをと思ったのですが、お休みでした。((+_+))

県民会館にあるパン屋さん。朝から焼き立てもパンが並んでいるところへ、開店一番乗り。

島根県立博物館 美術館・博物館

コーヒーとトーストのモーニング。いくつか種類があり、暖かいスープのセットもありました。

カラコロ広場の乗り場で、しばらく船を待ちます。ここは経由地なので、団体などが乗ってくると乗船できないこともあるそうです。

カラコロ広場 名所・史跡

船に乗ってすぐに屋根を下げた時の練習がありました。

本当に低い橋がありました。屋根を下げてもぎりぎりではないかと思われるくらい。計算されているのでしょうね、ぶつからずにくぐれました。

お堀が広くなった頃、松江城が見えてきました。

近づくと石垣が続き、重厚な雰囲気を感じます。

大手前で降りて、松江歴史館を見学しました。

松江歴史館 美術館・博物館

お土産や和菓子の喫茶店がありました。

実演製作したお菓子を、お茶とともに大広間で頂けます。

展示室へ入ると、まずシアターがありました。松江城や城下町建設の歴史を、CGの映像で説明してくれます。

松江藩の資料が展示されていました。

江戸時代の生活地面が掘られていました。時代ごとに土が埋められ、地盤の改良がおこなわれたような跡でした。

大広間は喫茶のお茶と和菓子を頼んでもよし、ただ休憩するだけでも良し。前は庭園になっていて、ゆっくり休めます。

木製の橋を渡って、いよいよ松江城へ。

黒の多いお城は、どっしりと安定感があるように思えます。

松江城 名所・史跡

昔はここから弓を打ったのか。ちょうど紅葉がきれいでした。

最上階を目指して進むと、だんだん階段が急になってきました。

天守からの眺め、島根ですからもちろん宍道湖が見えます。

散歩を続け、小泉八雲記念館へ。昔に来た時は、こんな立派な記念館あったかな。調べて見たら2016年にリニューアルされていたのですね。

来日から日本での活動など、著作とともにわかりやすく展示されていました。

小泉八雲記念館 美術館・博物館

すぐ近くに小泉八雲の旧居。小さいながらも、庭が整備されていて日本の暮らしが想像できます。

小泉八雲旧居 名所・史跡

旧居を出てから続く、武家屋敷の街並み。落ち着いた雰囲気でした。

ふれあい広場から、また遊覧船に乗り戻りました。

ぐるっと松江堀川めぐり 乗り物