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フィリピン実質最終日となりました。<br />この日は初日に十分回ることができなかったイントラムロスや、小野田少尉の軍服が展示してある空軍博物館、マニラ市内の観光をすることにしました。

第二次世界大戦の激戦地~フィリピンを巡る⑤

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2020/01/27 - 2020/02/01

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ぽっち

ぽっちさん

フィリピン実質最終日となりました。
この日は初日に十分回ることができなかったイントラムロスや、小野田少尉の軍服が展示してある空軍博物館、マニラ市内の観光をすることにしました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
友人
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • おはようございます。<br />フィリピン実質最終日です。<br /><br />本日は、終戦を知らずにフィリピン・ルバング島のジャングルで一人戦い続けたという小野田少尉の展示品があるフィリピン空軍博物館へやってきました。

    おはようございます。
    フィリピン実質最終日です。

    本日は、終戦を知らずにフィリピン・ルバング島のジャングルで一人戦い続けたという小野田少尉の展示品があるフィリピン空軍博物館へやってきました。

  • 小野田少尉が着用していたという戦闘服です。<br /><br />自分で継ぎ接ぎして修繕していた、ということです。

    小野田少尉が着用していたという戦闘服です。

    自分で継ぎ接ぎして修繕していた、ということです。

  • こうやってみると、すごく小柄な方だということがわかりました。

    こうやってみると、すごく小柄な方だということがわかりました。

  • 小野田少尉の手紙です。<br /><br />たくさんの展示があると思っていたけど、小野田さんに関する展示は、このガラスケースに収まる部分しかありませんでした。

    小野田少尉の手紙です。

    たくさんの展示があると思っていたけど、小野田さんに関する展示は、このガラスケースに収まる部分しかありませんでした。

  • アポロ13合みたいなものも、展示してありました。

    アポロ13合みたいなものも、展示してありました。

  • 外には、航空機がいくつも展示してありました。

    外には、航空機がいくつも展示してありました。

  • めっちゃ速そうな戦闘機。

    めっちゃ速そうな戦闘機。

  • 標的に焦点を合わせる、あれです。

    標的に焦点を合わせる、あれです。

  • 続いてはGrabで、黒いキリスト像があるというキアポ教会へ向かいます。

    続いてはGrabで、黒いキリスト像があるというキアポ教会へ向かいます。

  • なかなかスラムな感じの風景をいくつも通り過ぎ、

    なかなかスラムな感じの風景をいくつも通り過ぎ、

  • こんな都会の中に、

    こんな都会の中に、

  • ででーんとあります。<br />キアポ教会、綺麗です。

    ででーんとあります。
    キアポ教会、綺麗です。

  • ヨーロッパなどのように内部での撮影は許されませんでしたが、外からはるか彼方に、黒いキリスト様を拝むことができました。<br /><br />ぼやけてよくわかりません。

    ヨーロッパなどのように内部での撮影は許されませんでしたが、外からはるか彼方に、黒いキリスト様を拝むことができました。

    ぼやけてよくわかりません。

  • 教会の横には、こんな銅像もありました。

    教会の横には、こんな銅像もありました。

  • ジョリビージョリビー♪<br /><br />ご存知の方はご存知の、フィリピンのファストフード、ジョリビーさんでランチです。<br />

    ジョリビージョリビー♪

    ご存知の方はご存知の、フィリピンのファストフード、ジョリビーさんでランチです。

  • 続いては再びGrabで、イントラムロスの城壁をそのまま店舗にしているというスタバへやってきました。

    続いては再びGrabで、イントラムロスの城壁をそのまま店舗にしているというスタバへやってきました。

  • 城壁もスターバックスさんにかかると、やたらおしゃれに生まれ変わります。

    城壁もスターバックスさんにかかると、やたらおしゃれに生まれ変わります。

  • やっぱり2つで約700円。<br /><br />拍手喝采。

    やっぱり2つで約700円。

    拍手喝采。

  • スタバ近くを走っていたジプニーには、なんか見たことのあるような、ないような、そんなイラストがかいてありました。

    スタバ近くを走っていたジプニーには、なんか見たことのあるような、ないような、そんなイラストがかいてありました。

  • 救急隊員さんがたは、奥の店舗でランチ中でした。

    救急隊員さんがたは、奥の店舗でランチ中でした。

  • さて、スタバからてくてく歩き、サンチャゴ要塞へやってきました。<br /><br />一人約150円の入場料を支払い、入場チケットを購入です。

    さて、スタバからてくてく歩き、サンチャゴ要塞へやってきました。

    一人約150円の入場料を支払い、入場チケットを購入です。

  • チケット、こんなんです。

    チケット、こんなんです。

  • ガイドブックによく出ている、映えーな風には私には撮れません。<br /><br />こちら、サンチャゴ要塞の門です。

    ガイドブックによく出ている、映えーな風には私には撮れません。

    こちら、サンチャゴ要塞の門です。

  • で、門の裏側です。<br /><br />どうやら凝った彫刻は表だけのようです。<br /><br />びんぼっちゃまくんみたいです。<br /><br />

    で、門の裏側です。

    どうやら凝った彫刻は表だけのようです。

    びんぼっちゃまくんみたいです。

  • 門をくぐると、そんなに広くない空間がありました。

    門をくぐると、そんなに広くない空間がありました。

  • 門からまっすぐ進むとまた石造りの建物があり、追加金を払って中に入ることもできます。<br /><br />この白い制服にいちゃんが、案内兼見張り役兼最後の施錠係としてもれなく付いてきます。

    門からまっすぐ進むとまた石造りの建物があり、追加金を払って中に入ることもできます。

    この白い制服にいちゃんが、案内兼見張り役兼最後の施錠係としてもれなく付いてきます。

  • こんな風になっていました。

    こんな風になっていました。

  • ここは戦時中、日本軍がフィリピンの方を捉え収容していた部屋だそうです。<br /><br />大した広さもないところに、150人ほど詰め込まれたそうです。<br /><br />ちなみに入り口からは階段を下り、見学場は地下になっています。<br />すぐ隣には川があります。<br />満潮時に溺死させ、無数の人々を殺害した場もありました。

    ここは戦時中、日本軍がフィリピンの方を捉え収容していた部屋だそうです。

    大した広さもないところに、150人ほど詰め込まれたそうです。

    ちなみに入り口からは階段を下り、見学場は地下になっています。
    すぐ隣には川があります。
    満潮時に溺死させ、無数の人々を殺害した場もありました。

  • 灯りはほとんどない中、数十メートル見学路が続きました。<br /><br />写真には取れていませんが、最後に外へ出る階段が一番の難所でした。<br /><br />ぜひ追加金を払って(ぼったくられたのかは不明です)、白制服のにいちゃんに見張られながら、最後の難所の階段を登りに行ってみてください。<br />

    灯りはほとんどない中、数十メートル見学路が続きました。

    写真には取れていませんが、最後に外へ出る階段が一番の難所でした。

    ぜひ追加金を払って(ぼったくられたのかは不明です)、白制服のにいちゃんに見張られながら、最後の難所の階段を登りに行ってみてください。

  • 一人だけ人形が置いてありました。

    一人だけ人形が置いてありました。

  • どうやらここから、処刑場へ連れて行かれたということのようです。<br /><br />学校の歴史ではほとんど教わりませんが、日本軍も残虐な行為を数多くしてきていたことをこのフィリピン旅行で知りました。

    どうやらここから、処刑場へ連れて行かれたということのようです。

    学校の歴史ではほとんど教わりませんが、日本軍も残虐な行為を数多くしてきていたことをこのフィリピン旅行で知りました。

  • イントラムロス内の街並みです。<br />

    イントラムロス内の街並みです。

  • こけこっこー!の、こー!の瞬間です。<br /><br />フィリピンでは、にわとりさんもよく目にしました。

    こけこっこー!の、こー!の瞬間です。

    フィリピンでは、にわとりさんもよく目にしました。

  • 無言の状態の写真です。<br /><br />頚椎は伸縮自在なんでしょうか。<br /><br /><br /><br /><br />伸び代よ。

    無言の状態の写真です。

    頚椎は伸縮自在なんでしょうか。




    伸び代よ。

  • にわとりさんに見送られながら次にやってきたのは、フィリピンの石造の建物では最も古いという、サンオウガスチン教会です。

    にわとりさんに見送られながら次にやってきたのは、フィリピンの石造の建物では最も古いという、サンオウガスチン教会です。

  • 回廊です。<br /><br />回廊だけでなく階段などもまるで、ハリーポッターのホグワーツ城のようでした。

    回廊です。

    回廊だけでなく階段などもまるで、ハリーポッターのホグワーツ城のようでした。

  • 教会の礼拝堂です。

    教会の礼拝堂です。

  • 中庭は、南国感溢れる仕様になっていました。

    中庭は、南国感溢れる仕様になっていました。

  • よそ見をしている狛犬さんです。<br /><br />世界遺産の建物ですが、こんなふざけた(失礼)仕様になっています。<br /><br />よそ見をしている仕様になっている意味はなんなんでしょうか。<br /><br />またひとつ新たな疑問を抱えながら、教会を後にします。

    よそ見をしている狛犬さんです。

    世界遺産の建物ですが、こんなふざけた(失礼)仕様になっています。

    よそ見をしている仕様になっている意味はなんなんでしょうか。

    またひとつ新たな疑問を抱えながら、教会を後にします。

  • 教会の次にやってきたのは、サンディエゴ要塞という場所です。

    教会の次にやってきたのは、サンディエゴ要塞という場所です。

  • 頭部強打の恐怖に怯えながら階段を上ると、

    頭部強打の恐怖に怯えながら階段を上ると、

  • 要塞の内部を上から見ることができます。

    要塞の内部を上から見ることができます。

  • 意外と広く、要塞上部の散策もできます。

    意外と広く、要塞上部の散策もできます。

  • 隣はゴルフ場になっていました。<br /><br />高層ビル群が向こうにあり、まるで上野の不忍池のようです。

    隣はゴルフ場になっていました。

    高層ビル群が向こうにあり、まるで上野の不忍池のようです。

  • 要塞には、なぜか盆栽コーナーもありました。<br /><br />

    要塞には、なぜか盆栽コーナーもありました。

  • さて、日も暮れてきたのでぼちぼち帰り方向へ向かいます。

    さて、日も暮れてきたのでぼちぼち帰り方向へ向かいます。

  • リサール公園という、広大な公園を横切るロハス通りという道路です。<br /><br />札幌の大通公園のように、何ブロックか連なってひとつの公園としている、リサール公園でした。

    リサール公園という、広大な公園を横切るロハス通りという道路です。

    札幌の大通公園のように、何ブロックか連なってひとつの公園としている、リサール公園でした。

  • このロハス通りを横切る途中にあります、ここはフィリピンの日本橋、フィリピン道の0km地点です。

    このロハス通りを横切る途中にあります、ここはフィリピンの日本橋、フィリピン道の0km地点です。

  • ちなみに、この立派な時計台付近にございます。<br /><br />道路マニアの皆さん、<br />基準点フェチの皆さん、<br />そうでない方もぜひ、探してみてはいかがでしょうか。

    ちなみに、この立派な時計台付近にございます。

    道路マニアの皆さん、
    基準点フェチの皆さん、
    そうでない方もぜひ、探してみてはいかがでしょうか。

  • そんなこんなで5日間も滞在したフィリピン、明日はエアアジアにてタイへ移動します。<br /><br /><br />戦争敗戦国の日本は、受けた被害のことを学ぶ場は多いです。<br />自国の行った残虐行為は、あまり教育されてこなかったように記憶しています。<br /><br /><br />しかし日本の占領下にあった国へ来てみて、日本が行ってきた凄惨な事実を知ることができました。<br />フィリピン軍兵士に対してだけではなく、一般市民に対する大虐殺があったことを知る人は、あまりいないと聞きました。私もその一人です。<br /><br />知るのと知らないのでは、考えや意識が変わってきます。<br />改めて、フィリピンの地で色々な歴史に触れることができて、良かったと思いました。<br /><br />次回、タイ旅行編へ続きます。<br />最後まで読んで頂きありがとうございました。

    そんなこんなで5日間も滞在したフィリピン、明日はエアアジアにてタイへ移動します。


    戦争敗戦国の日本は、受けた被害のことを学ぶ場は多いです。
    自国の行った残虐行為は、あまり教育されてこなかったように記憶しています。


    しかし日本の占領下にあった国へ来てみて、日本が行ってきた凄惨な事実を知ることができました。
    フィリピン軍兵士に対してだけではなく、一般市民に対する大虐殺があったことを知る人は、あまりいないと聞きました。私もその一人です。

    知るのと知らないのでは、考えや意識が変わってきます。
    改めて、フィリピンの地で色々な歴史に触れることができて、良かったと思いました。

    次回、タイ旅行編へ続きます。
    最後まで読んで頂きありがとうございました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 琉球熱さん 2020/05/15 21:38:02
    貴重な記録
    ぽっちさん、はじめまして
    また、私の旅行記に投票いただき、ありがとうございます。

    フィリピン旅行記5編、拝読しました。
    大変貴重な記録だと思います。
    メジャーな観光スポットになっていない場所を巡るのは、色々な意味で大変だったことでしょう。
    私も沖縄戦に大変関心があり、ずいぶんと周ったものですが、多くは観光スポットではなく、資料も充分でない個所も多く、準備も実際のアクセスも時間がかかりました。
    国内ですらこうですから、まして東南アジアとなるとさらにご苦労もあったのではと推察します。
    ご指摘のように、日本の教育では近代、特に戦前から戦後にかけての歴史が欠落していますね。「岸壁の母」や「ひめゆりの塔」のように戦禍にもてあそばれた「個人」に焦点を当ててことさらにお涙頂戴の秘話・美談に仕立て上げているように思えます。
    アジアでの日本軍の蛮行も、沖縄での民間人への強迫行為も、さらに言えば戦後の米国軍の蛮行すらも、教えられることはほとんどありません。

    「臭いものには蓋をしろ」と辛い・苦い記憶はなるべく消したいのでしょうが、事実は事実として伝えていかないと、本当の「平和」を考えることはできないと思います。

    アジアに残る戦跡も興味はあれどなかなか訪問する機会がありませんので、大変参考になりました。

    ---------琉球熱--------

    ぽっち

    ぽっちさん からの返信 2020/11/25 19:38:25
    RE: 貴重な記録
    琉球熱様

    コメントを頂きありがとうございます。
    返信に長く時間がかかってしまい、大変申し訳なく存じます。

    纏まりのない旅行記でお恥ずかしい限りですが、同じ大東亜戦争に関心のある方に読んでいただいたことが大変嬉しく、感謝申し上げます。

    琉球熱様も戦跡を巡られるにあたりご苦労なさったのですね。
    琉球熱様のご経験なさったように、観光地ではない場所に辿り着くことは本当に大変なことだと痛感致しました。

    戦争と平和についてのご意見に非常に同感致します。
    歴史の一部を飾り立てるのではなく、連続した全体の事実を教育されないと、少なからず被害者意識を持つようになってしまうような気がします。
    偏った知識は偏った考えしかできなくなりますものね。
    あんたがた、都合のいいことだけ教えてんじゃないよ とついつい口が悪くなってしまいそうになりました、失礼しました。

    以前のように自由に旅行ができない状況が続いておりますが、琉球熱様の体調を崩されませぬようご自愛ください。

    お時間を割いてコメントを下さいまして、改めてありがとうございました。


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