2020/01/27 - 2020/02/01
141位(同エリア444件中)
ぽっちさん
マニラ湾に浮かぶコレヒドール島には、戦時中に使われた多くの砲台や建物が残っています。
フレンドシップツアーという現地旅行会社にガイドツアーを申し込み、日帰りにてコレヒドールの戦いの戦跡をたどってきました。
コレヒドール島への行き方、ツアー代金も載せています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。
まだ日も明けきらぬ午前6時のフィリピン、マニラ湾のサンクルーズターミナルでございます。
宿泊しているホテルからGrabで車をお願いし、約10分ほどで到着しました。 -
コレヒドール島ツアーをお願いした旅行会社からは、
サンクルーズターミナルに集合、とメールがきていましたが、本来の名称はシーサイドパークのようです。
・・・
どうりでグーグルマップに出てこないわけです。
本来の名称を教えてくれよ本来の名称を。
サンクルーズ社だけでなく、他のクルーズ会社も同じ乗船場のようです。サンクルーズ フェリー 船系
-
ターミナルの入り口はこのようになっています。
朝の6時でもセブンイレブンは絶賛開店中でしたので、朝ごはんもここで調達することができます。
ちなみにターミナル内には、割と清潔にされているトイレもありましたので、安心です。 -
早朝にも関わらず、多くの観光客の方がおられました。
ちなみに、乗船するお客さんで日本人は我々2人だけです。
欧米の方が多かったですが、東南アジア圏の方の姿も多く見られました。 -
チェックインカウンターは、このようになっています。
カウンターがオープンする前に、総合受付嬢のお役目をしている、いかついおっちゃんがおられまして、その方にサンクルーズ社の船に乗ることを伝えると、にこやかに番号札を渡されました。
その番号順で、チェックイン時に呼ばれます。 -
こちらが乗船口側です。
まだ真っ暗です。 -
ちなみに、この案内表示の下にターミナルフィーを回収するおねいちゃんがおられまして、その方に一人当たり30ペソのターミナル使用料をお支払いをします。
-
ようやく乗船です。
7時に乗船のファイナルコールだそうですが、我々が案内された時にはすでに7時すぎ。
後にも、まだ乗船できていないお客さんが何名もおられましたので、時間に正確というわけではなさそうです。
あくせくするなということでしょうか。
余裕のある心持ちは大切です。
いや、早くしろ。
凡人はやっぱりイラついてしまいます。
申し訳ありません。 -
船の中は広く、かなりの人数が乗船できる仕様になっていました。
-
2時間半くらいで、コレヒドール島に到着しました。
予定表では1時間半の乗船時間となっていましたが、かなり遅れての到着でした。 -
ちなみに、ガイドさんによると、こんなカヌーのような小舟で、コレヒドール島に来ることもできるようです。
現地民に交渉するのでしょうか。
しかし一体何時間かかるのだろうか。
そしてコレヒドール島の周囲は、元気一杯なサメくんの居住区域となっているようです。
要塞島である所以でしょうか。
いろんな意味で、恐ろしすぎます。
カヌーで上陸することは一生ないでしょう。 -
今回の島巡りツアー参加者で、生粋の日本人は我々2人と、フィリピン人の奥さんとその娘さんを連れた、広島県民のおっちゃんの3人でした。
ツアー会社からのメールに、日本人のお客様5名以上の場合に、無料で日本語ガイドが付きます、とありましたが、広島県民のおっちゃんの奥様と娘さんがいてくれたおかげで、我々は無事、母国日本語で説明を受けさせていただくことができました。
感謝申し上げます。 -
コレヒドール島はかなり勾配があり、湾から少し離れるだけで山の上になります。
welcome to Corregidor island
ご丁寧にどうも、ありがとうございます。 -
周遊バスに揺られること数分、最初の見学ポイントを車窓からです。
こちらはアメリカ軍のピクニック広場、とガイドさんは冗談交じりに表現されていましたが、どうやらアメリカ軍の基地があった場所だそうです。
約70年前は軍隊でいっぱいだった場所は、今はまさにピクニック広場という表現がぴったりな雰囲気となっています。 -
次に向かったのは、アメリカ軍の寮だった建物です。
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この建物に使ったコンクリートは、日本製ということをガイドさんが教えてくれました。
かなり広大な敷地になっていて、全てを写真に収めることは不可能でした。 -
廃墟となった寮は、かなり雰囲気があります。
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次にやってきたのは、砲台と弾薬庫の跡です。
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数台の大砲が、そのままの形で残っています。
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単体で見るとよくわかりませんが、比較に人がいるとその大きさが際立ちます。
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鉄の扉に開いた、銃弾の跡です。
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貫通している様子を見ることができます。
これは、弾薬庫の鉄扉だったような気がします。 -
次にやってきたのは、バッテリーグラウズというアメリカ軍の軍地です。
一度日本軍に占領されたため、この敷地にある建物には、漢字で所属隊の名が記されていました。 -
こちらが当時のまま刻まれた、部隊の名です。
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当時のまま、建物だけが残っています。
一部の区画には合掌をする場が設けられており、お線香やお水が置いてありました。 -
先ほどの建物の外観です。
そう遠くもない昔に、戦争の場であったところに自分が立っていることは、非常に複雑な心境です。 -
次にやってきたのは、一度コレヒドール島を制圧した日本軍が、万歳をした大砲の場所です。
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こちらの写真の場所が、上記の大砲の場所です。
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今はとても自由な空の下に、大砲が佇んでいます。
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先ほどの大砲用の弾薬庫からの抜け道跡も、一部残っていました。
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アメリカ軍の寮は、最初の場所以外にもありました。
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コレヒドール島にも、太平洋戦争博物館があります。
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ガスマスクなどの展示品が、多くありました。
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当時の写真も、たくさん展示されています。
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旭日旗はよく見ますが、こちらでは当時アメリカ軍が持っていた星条旗を見ることができました。
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はるか向こうに、トンネルを見ることができます。
今にも崩落しそうですが。
むしろすでに山崩れとる。
恐ろしや。 -
博物館からほど近くに灯台がありますが、そちらに各都市までの距離表示がありました。
ここから我が国、日本、東京まで約2750kmだそうです。 -
で、こちらが灯台です。
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灯台は、中に入って上まで登ることができます。
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ほぼ直角のはしごも、頑張って登ってください。
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ひいこらとたどり着きました。
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見渡す限り森です。
目に良さそうです。 -
島のあちこちには、戦時中の建物がひっそりと残っています。
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道すがら、何かのモニュメントがありましたがバスで素通りだったので詳細は分からずです。
気になります。 -
昼食付きの日帰りツアーでしたので、こちらの島唯一のホテルで昼食です。
このホテルは、フェリーが着いた港からすぐの場所にありました。
ツアーで一緒の広島県民おっちゃん家族は、昨日も今日も、こちらに宿泊とのことでした。 -
昼食はビュッフェ形式でしたが、料理の種類は少なかったです。
味は良かったように思います。 -
ホテルの前の道には、野生のお猿さんがいました。
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昼食の後は、桟橋へ行きました。
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このようになっています。
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I shall return.
ダグラスマッカーサーさんです。
機会があれば、レイテ島にも行ってみたいものです。 -
桟橋の、引きです。
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道すがら、あちこちに防空壕がありました。
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本当に島全体に、そのまま戦跡が残っています。
一つ一つに特に説明はありませんが、説明をしていたらきりがないほどに数多く残っていました。 -
島を移動し、次に訪れたのがこちらです。
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慰霊碑や、
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観音様の像がありました。
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蓮の葉と花を模した、戦没者のプレートがありました。
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慰霊の場所のようですが、なぜか大砲もそのまま置いてありました。
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最後にやってきたのは、マリンタトンネルです。
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中の様子です。
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崩れてしまい、奥には行けないようになっているところも多くありました。
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当時の様子を再現している展示が、いくつかありました。
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当時のままの壁が、生々しいです。
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照明が届かないところは当然ながら真っ暗で、この真っ暗な中爆撃音や叫び声など、悪臭の環境下であったことは、想像の域を優に超えます。
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トンネル内は非常に広く、幾つもの出口に通じていたようです。
見学できるのは、ほんの一部です。 -
あっという間の見学ツアーでした。
また2時間の船旅でマニラへ戻ります。
今回の日帰りツアーは、一人当たり約7500円でした。
貴重な戦跡の数々ですが、どんどん老朽化して行くのは避けられません。
次回はできれば一泊して、ゆっくりと見学したいなあと思いました。
翌日はフィリピン実質最終日、マニラ市内を観光します。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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