2020/02/18 - 2020/02/18
212位(同エリア362件中)
とみりさん
「新型コロナウイルス」感染拡大で、土日祝は外出を控えています。
でも、籠ってばかりでは、自分も日本も元気が無くなってしまう。
そこで、平日に休暇を取れた日に、外出するようにしています。
元気が無くなったときに観たくなる、岡本太郎さんの作品。
それが最も集結されている「川崎市 岡本太郎美術館」
開館20周年となる年に10年ぶりに訪れました。
ただの美術館でない、こだわりの詰まったスピリチュアルな空間が、変わらずそこに在りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
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最寄り駅は小田急線「向ヶ丘遊園」駅。
南口から徒歩15分程の「生田緑地内」に在ります。向ヶ丘遊園駅 駅
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「生田緑地」は川崎市内最大の都市公園。
「岡本太郎美術館」の他に、プラネタリウムや、ばら苑などが楽しめます。生田緑地 公園・植物園
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徒歩5分ほどの奥まった場所に、建物が見えてきました!
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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1999年10月30日に開館して20周年。
作品を売らない主義の岡本太郎さんは、ゆかりの深い川崎市に何度も懇願されたのに根負けして「売らないけれど、ぜんぶやるよ」って、2千点もの作品を寄贈されたのです。
展示室は地下にあり、洞窟に入るイメージで中へ。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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「エントランスホール」は天上から光が差し込み、作品に神々しさを与えています。
「邂逅」(1971年)
観覧料は展覧会ごとに異なり、今回は700円。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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2020年1月17日 ~4月12日の常設展は「岡本太郎“聖家族”」
漫画家である父・岡本一平と、小説家であり歌人の母・岡本かの子を両親に持つ岡本太郎。
芸術に生きた一家の足跡をたどります。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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立体作品は、「顔」(1954年)
元々は花器として制作されたもので、父・岡本一平の墓標になっています。
いくつかの注意を守れば、会場内の写真撮影がOK。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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「顔」の裏側。
奥に見えるのは、「傷ましき腕」(1936年/1949年再制作)
絵画作品で一点選ぶとするならば、私はこちらです。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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家族が着ていた実際の衣装を、そのときの写真と共に展示。
岡本太郎さんのマネキンは、青山のアトリエと同じく等身大。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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はっ、これは!
「愛」(1961年)
青森「古牧温泉」に、かつてあった岡本太郎の墓苑に配置されていた立体作品。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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「星野リゾート青森屋」に再生され、今では太郎さんのお墓も作品も撤去されてしまいました。
同じく、かつて「古牧温泉」に置かれていた「歓びの鐘」(1993年)もこちらに移設されていることを期待したのですが、無いようです…川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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「太陽の塔」「万博の鍵」(1970年)
「太陽の塔」内部観覧も、いつか実現したい。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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左から「記念撮影」「子供の時間」「赤」「母」「愛」
「5点並べるといいな~」と、調べたら、ひとつ60~70万円しました。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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一平は、かの子を観音菩薩のように愛しみ、太郎もそうしていたようですが、岡本太郎ももはや神格化された存在。
私には、この一角が神社のような場所に感じられ、
「動物」(1956年)は、さながら狛犬のよう。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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手を合わせて、お参りしたくなるような神々しさ。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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実際こちらは、アートに触れ合える空間。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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やさしく座ってもOKです。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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「座ることを拒否する椅子」(1963年)の可愛さは断トツですが…
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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座り心地では、「ひもの椅子」(1967-2005年)が一番でした。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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美術館のコンセプトは「知的探検の森・対話と体感の杜」
決められた順路のない空間を探検しながら、岡本太郎を体験することが出来ます。
箱根「彫刻の森美術館」にも展示されている「樹人」(1971年)
森の中にあるのが似合いますが、ここに置かれたことで、森に迷い込んだような雰囲気を醸し出しています。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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手前から、
「ホテルシーショアリゾート」内常設「繚乱」(1990年)
川崎市岡本太郎美術館のシンボル「母の塔」(1971年)
岡本かの子文字碑「誇り」(1962年)川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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恐らく、一番初めに触れたパブリックアート「若い時計台」(1966年)
子供の頃は、岡本太郎の作品とは思いもしませんでしたが。
今現在も、リニューアルした数寄屋橋公園に大切に設置されています。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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「月の顔」(1981年)
越前陶芸村の発足100周年記念作品。
満月であり、男女のふたつの顔であり、川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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そして視点を変えると三日月の顔。
今回はこの作品に一番、グッと引っ張られました。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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小さな作品が階段状に並べられたコーナー。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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横の小窓から覗くと、ちゃんと観られます。
岡本太郎の墓碑にもなった「若い夢」(1984年)川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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ここからは、岡本太郎の情報コーナー。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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宙づりにされた情報ボックスには、「見る」「遊ぶ」など、それぞれの太郎が。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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太郎さんも世田谷の「豪徳寺」を気に入っていたとは嬉しい!
パン屋巡りも出来る、良いところです。
旅行記「世田谷線で巡る ~名店揃いのパン屋巡り~」
https://4travel.jp/travelogue/11362799川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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プライベートな太郎のコラージュ。
さすがは職業「人間」、どんなときも良い顔。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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最後は趣の異なる作品。
「踊り」(1982年)と「横たわる」(1981年)川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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「ハクション大魔王」のような壺もキュートですが、
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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いつまでも眺めていたい「歓喜」(1977年)
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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ここからは、企画展「第23回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」
岡本太郎の遺志を継ぎ、まさに「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。
力を抜いて観ることにしましょうか。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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おっ、いきなり引き込まれる作品。
入選「双対-birth and death-/大石早矢香」川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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猫好きかしら。
この人の作品、もっと観たいな。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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これは楽しい!
特別賞「僕のDNAが知っている/本濃研太」
ダンボールで成形してアクリル絵の具で着彩した“ダンボール彫刻”川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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いくつかの仮面は被ることが出来ます。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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「第23回TARO賞入選作品」の中から、お気に入りを投票するコーナーがあり、私はこちらに投票しました。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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岡本太郎賞「ラブレター/野々上聡人」
一目で天才だとわかりました。
美術教育を受けず、独学で作品を制作してきたそう。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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「息をするように描き、ものをつくる。」
公募は初めてだそうですが、TARO賞にぴったりの人ですね。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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特別賞「View Tracing/森貴之」
暗幕を潜り抜けると、紫外線に反応して蛍光する糸を張り巡らせた空間。
突然、SF映画の世界に落とされたような感覚。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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糸が少しでもずれていたら、この感覚は味わえないでしょう、すごい。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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流木!?
特別賞「太陽のふね/藤原千也」
木の中に身体をもぐらせ、彫り進めた作品だそう。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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岡本敏子賞「野良犬/根本裕子」
先ほどの「太陽のふね」と併せて鑑賞すると、とてもリアル。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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弱そうな、この犬が気になりました。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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入選「おねすと/佐藤圭一」
歩道の端に植えられた、美味しいジュースのような色の花。
パンジーかしら?川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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入選「しょくどう/桂典子」
妊娠中のお母さんらしい(?)作品。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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特別賞「㊤一品洞「美術の力」/村上力」
軍船で搔き集めた、古今東西の美術品を展示するギャラリーだそう。
左の人は岡本太郎でしょうか。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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サラリと鑑賞するつもりが、ものすごい爆発力でした。
岡本太郎と、後継となるアーティストたちの余韻に浸りながら、併設の「カフェテリアTARO」でランチにしましょう。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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「ミネストローネのスーププレート」(770円)
「赤ワイン」(650円)
お気に入りの「TARO賞」に投票すると、5%OFF特典があります。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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池に置かれた作品が眺められるテラス席は、犬連れでもOK。
「樹霊」(1970年)川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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館内のフォトスポット。
展示会によっては写真NGの場合もありますので、こちらで記念撮影を。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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休憩スペースの椅子も、太郎作品♪
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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ミュージアムショップは青山のアトリエより品揃えが良いので、アレコレ欲しくなっちゃいます。
「体感美術館」(2,800円→1,000円に値引)
「キーチェーン 太陽の塔」(660円)
「ガチャ コップのフチの太陽の塔」(400円)
「岡本太郎20th クリアファイル」(330円)
「バンダナ 座ることを拒否する椅子」(880円)川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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卓上カレンダーに飾ったら、とっても可愛い!
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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常設展も企画展も再入場して動画までたっぷり観て、4時間以上滞在しました。
さて、「母の塔」に挨拶して、電車が混み出す前に帰りましょうか。
今日はスッキリ晴れましたが、前回は雨。
「母の塔」の下で雨宿りしました。
不安なことの多い世の中ですが、大きなものに守られる感覚、体感してみてはいかがでしょうか。川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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