2020/01/03 - 2020/01/09
207位(同エリア1107件中)
ひよどりさん
JRの青春18切符と近江鉄道・山陽電鉄の1日フリーパスを使って、6泊7日の旅をしてきました。
近江八幡に2泊、姫路に3泊、掛川に1泊の行程を組みました。
今回の旅行記は、近江鉄道年末年始お出かけ切符を利用、前回旅行記「多賀大社駅」の続きです。豊郷駅下車後、ヴォーリズ建築の小学校、夕暮れ迫る豊郷の風景 をお伝えしたいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄
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-
豊郷小学校旧校舎群に行こうと思います。
豊郷小学校旧校舎群 名所・史跡
-
旧校舎群には、中山道側の校門から入ります。
-
そして、正面の中央玄関から校内に入ります。
-
振り返ると、柔らかい光。
ヴォーリズの世界に一歩入りました。 -
特別な受付はありません。
スリッパに履きかえます、 -
案内図も掲示されています。
校舎は、南北に長く、中央に小さな3階があり、その屋上が天体観測場になっています。
別棟は、南に講堂、北に体育館、酬徳記念館(旧図書館)があります。 -
廊下 1
「こんな学校で学びたかった」
廊下を歩きながら、呟きます。 -
廊下 2
1階の教室は、地域活動のため使われ、北翼は、町立図書館となっています。 -
廊下 3
2階は、教室のまま保存されています。 -
廊下 4
西に中山道を望むことができます。更にその先には、琵琶湖があります。 -
兎と亀 1
階段の手摺りには、兎と亀。 -
兎と亀 2
手摺りそのものが、イソップの話の舞台になっています。
両者、競争の始まりです。 -
兎と亀 3
亀は、ゆっくり登り・・・ -
兎と亀 4
先に行った兎は、昼寝をしています。 -
兎と亀 5
兎を追い越した亀がゴールしました。
手摺りの最上端です。 -
兎と亀 6
物語を振り返ります。 -
方形の窓枠を通過する光と円形の透かしからの光、ヴォーリズの光の計算。
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兎と亀の階段と窓
踊り場の隅に角がありません。
柔らかい丸味に、小さい子供への優しさが伝わってきます。 -
3階唱和室 1
校舎の中央に、2部屋だけの小さな3階があります。そのうちの一つ、唱和室です。 -
3階唱和室 2
東側の窓から新校舎が見えます。
この校舎は、近江鉄道、彦根・米原方面に向かって左側の車窓からも見えます。 -
3階唱和室 3
小太鼓が積み重ねられています。小学校らしい風景です。 -
3階「けいおんの部室」 1
校内案内図では、会議室となっている場所です。 -
3階「けいおんの部室」 2
アニメを全く知らないので、この部屋持つ意味がわからないのですが、空気感が違います。
私達が場違いなだけかな? -
3階「けいおんの部室」 3
「京アニがんばれ」の文字がいくつも書き込まれています。 -
3階「けいおんの部室」 4
アニメ「けいおん!」の聖地。
真剣に、大事なフィギュアの撮影をしていました。レフ板を持っている人ともすれ違いました。 -
3階「けいおんの部室」 5
聞こえてくる言葉も日本語ではないようです。 -
3階「けいおんの部室」 6
閉館まで、あと残りわずか・・・ -
3階「けいおんの部室」 7
アニメの大事な世界。 -
3階 1
部室を出ると、2階の屋上が見えます。
ガラスには、天体観測場所の方向を示す矢印が書かれています。
残念ながら、この扉から外には、出られません。 -
3階 2
ガラスに書かれた、カタカナの送り仮名、旧字体の「體」「觀」「氣」等、校舎の歴史が伝わってきます。「露室」と言う言葉も今では、使われませんね。 -
3階 3
時計の掛かっている場所が「けいおんの部室」、3階の外壁に見える小さな庇が、文字の書かれていたガラス戸。その右の「階段」を「上ル」と「屋上」、そして、「天體觀察露室」に行けたのでしょう。
子供達がこの階段を上り、夜空を見上げる姿を想像するだけでも、質の高い教育を目指していたことがわかります。 -
講堂 1
別棟の講堂へ。
校舎南端の昇降口から、渡り廊下を通ってきました。 -
講堂 2
長椅子。 -
講堂 3
壇上から。 -
講堂 4
この光こそヴォーリズ! -
講堂 5
もう一枚。 -
講堂 6
複雑な構造。 -
講堂 7
美しい! -
講堂 8
2階席にも上がれます。 -
講堂 9
ピンク色の塗装が金属の冷たさを覆います。 -
講堂 10
最後列の座席。 -
講堂 11
講堂の階段にも兎と亀。
そして、コーナーの丸味。 -
講堂 12
2002年、校舎解体工事の強行が始まりました。その様子は、全国区のニュースにもなりました。
その後、校舎は、登録有形文化財にも指定され、現在に至っています。
「残ってよかったね」
兎と亀を見て思います。
そろそろ閉館時間。警備員さんの見回りも始まりました。 -
講堂の出入口 1
「ああ、このガラス!このサイズとバランス!」一人でぶつぶつ言ってます。 -
講堂の出入口 2
-
講堂の出入口 3 外観
優しい色使い。
ガラスに白亜の校舎が映っています。 -
講堂の出入口 4 外観
灯りも点され、そろそろ閉館です。 -
校舎の北側
灯りが点っている建物が、「酬徳記念館」その右が体育館です。 -
酬徳記念館
ここは、図書館だった建物です。
現在は、観光案内所ですが、「けいおん!」関連グッズも買えます。日曜日の12:00~16:00に限られますが「けいおんカフェ」も開かれています。 -
この建物に来たのは、近江鉄道の年末年始お出かけ切符の提示で、特典の校舎ポストカード(上の写真2人分)が頂けるからです。
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アールデコ調の素敵な建物ですが、時間が足りませんでした。
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閉館まであと5分間、帰り仕度を始める人はいません。
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閉館
車で来ていた来訪者達が次々に帰って行きます。 -
私達も帰りましょう。
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中山道 1
学校の前は中山道、駅とは逆方向に立派な歴史を感じる建物が並びます。すぐに右折する道があって、駅に戻れると思ったのですが、見過ごしたのか、なかなか現れません。引き返すには進み過ぎました。 -
中山道 2
豊郷駅からどんどん離れて行きます。建物に惹かれながらも、気持ちに焦りが生じてます。 -
中山道 3
やっと右折、春日神社の前を通って、線路にぶつかるまで歩きます。
電車の時刻も気になります。 -
春日神社を抜けると、日はどっぷり暮れました。
後に、地図を確かめると、それ程遠回りした訳てはないのですが、草臥れた足には長く感じる距離てした。 -
豊郷駅
17:53近江八幡行きを待ちます。1日フリー切符、最後の乗車てす。
朝、新八日市駅に降りたことが、別の日の思い出に感じるような一日でした。
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