2017/04/08 - 2017/04/10
622位(同エリア4044件中)
Halukaさん
- HalukaさんTOP
- 旅行記113冊
- クチコミ892件
- Q&A回答5件
- 109,081アクセス
- フォロワー19人
ハイジの村で迷子になっだが。美しい自然を堪能できた。
ベネチアで迷子になった時は暖かい助けをいただいた。
GPSがない上方向音痴。荷物を忘れたりなど、忘れ難い旅だった。
8日、Maienfeld ハイジの村、Tirano
9日、ミラノ、ピサ
10日、ピサの斜塔、フィレンツェ、ベネチア
PR
-
朝、ホテルを出て、徒歩Luzerne 駅へ向かう。
テレビで「アルプスの少女ハイディ」を子供と一緒に見たので、実際のハイディ村に行きたくなったのだ。 -
8:20、Chur 方面への電車に乗る。
-
サルガンスで電車を降りて乗り換えようとした時、リュックを車内に忘れたことに気づいた。電車は終点のChur まで20分で着くはずなので、駅の窓口に行って事情を話し、電車が終点Chur に着いたらリュックがあるかどうか教えていただきたいと言ったら、クール駅に電話する事は出来ない。連絡があったらメールで教える事はできる。料金は一週間約15ユーロと。
唖然!旅の途中で、スイス在住ではないだから。
立ち尽くしていたところ、別の係りがあの電車が今Chur 駅の8?番線に止まっているから、自分で行ってみたらと。 -
急いでChur行き電車に乗る。
Chur 駅に着いたら教えてくれてホームへ。乗ったのが何号車だったか覚えていないので心配したが、目の前にある車両のドアボタンを押して入ったらリュックがあった。ラッキー。取ったら急いで降りる。
しかし、終点では乗務員が車両を巡回しチェックはしないということだね。 -
Chur から快速電車でサリガンスへ。
-
サルガンスからいよいよMaienfeldに到着。1時間のロス。
-
普通電車は空いていて、おしゃれ。
-
Maienfeld 駅。名作『アルプス山の少女ハイジ』の舞台。
Luzerne から2時間ちょっとのはずだが、結局3時間半近くかかった。 -
11:40、駅前にハイディ村Hedidrof まで45分と標識がある。
-
『アルプスの少女ハイジ』(Heidi)は、スイスの女性作家ヨハンナ・スピリが創作したフィクションの物語。物語の舞台がマイエンフェルト付近の架空の村デルフリ村。(作者が滞在したイェニンスJenins村がモデル)。
-
1880年発表された小説「アルプスの少女ハイジ」が大ヒットし、世界中に映画、舞台化された。1953年、作者Johanna Louise Spyriを記念するため、ハイディ噴水を作った。
この噴水、残念ながら、見つからなかった -
1997年、マイエンフェルト市が小説に忠実したハイディの村Heididorf を復元した。しかし、この標識、同じ場所に反対方向二つのサイン、どっちに行けばいい?
-
Heidiweg は、1978年、Maienfeld の市長と観光局長が決めたハイジの村Heididorf へ行く道だ。しかし、ここではそれぞれ反対方向を指している。
困ったね。 -
迷いながら進む。
-
怪しげな、、、
-
ついに行き止まり!
-
静かな町で、通行人もいなく、道を聞こうとしても聞けない。町の中心に戻り、やっと住人に道を教えてもらった。
教えてもらった道を進むと、雄大なアルプス山脈を背景に広がる草原、ポツンと立つ小屋。まさに小説、動画の世界ではないか。 -
一面に広がる野花の絨毯。風光明美な景色に迷子になった悔しさが癒される。
-
牛さんがのんびりしている。
-
Heididorf の標識がまた出た。よかった。どうやらこれは車のための標識のようだ。我々は車道に沿って歩いたようだ。だからハイディの水飲み場や彫像等は見えてなかったのだ。
-
遠方に雪を頂くアルプスをバックに、連綿起伏する草原の斜面、まさにハイジの世界そのものだ。道を間違えても、この素晴らしい大自然を見れたから、悔いはない。
-
バス停留所があった。しかし5月以降運行。
-
遠くに看板が見えた。やっとハイジ村に着いた。
-
ハイジ村の看板。日本語がある。60%の観光客が日本人だそうだ。1974年放送された動画『アルプス山の少女ハイジ』の影響だろう。実は宮崎駿さんのこの動画は、スイスでは放送されなかったのだ。
-
村に入ると、敷地内では本物のヤギやニワトリが飼われている一方、彫像もたくさんある。なんとものどかな雰囲気。
-
土産物屋兼チケットショップ、ミュージアム、郵便局。ハイジ土産やスイスの名産品を販売している。
-
ハイジハウスは、「アルプスの少女ハイジ」の舞台となった19世紀末頃における山岳の村での生活ぶりを再現した博物館です。
-
1階には、キッチンやリビング、ダイニング、トイレなどがあり、自給自足というか、厳しいだった当時の村での生活の様子が伝わってきます。ハイジの叔母もハイジ自身もドイツへ出稼ぎに行ったように、1850年頃は、大勢のスイスが国を出て、出稼ぎに行ったそうだ。今のリッシなスイスとのイメージが違うね。
-
2階には、「アルプスの少女ハイジ」に登場するハイジの家そのものです。
-
2016年には、ハイジの家の後ろをのぼったところに「ハイジの山小屋」を作られた。
夏のあいだハイジが過ごした「アルム(山の上の牧草地)のおんじの家」が忠実に再現されている。小説にあるおんじの家は更に2時間程のハイキング道があるので、行けない人のために便利を図ったもの。 -
ハイジとおじいさんが夏にアルム(山の上の牧草地)で暮らす山小屋(ハイジヒュッテ)が再現されている。
-
ショップの2階にあるヨハンナ・シュピリ博物館。ハイジのアニメや映画、ミュージカルの歴史、原作者ヨハンナ・シュピリの生涯などを紹介している。
-
この鶏小屋はまだ新しい。新築?周りにも建設中の建物があり、木材も積み上げている。観光客が多くなるに連れ、ハイジ村はこれからもどんどん充実していくようだ。
-
今日は団体客がいなく、鶏さん達が自由に散歩している。
-
見学を終え、駅へ向かう。この斜面、ペーターとハイジが横になって空を見上げるシーンが目に浮かぶ。
-
なんと長閑な風景。天気にも恵まれ、マインフェルトの景色が数多くの旅に一番印象に残った。
-
Maienfeld から Chur, ChurからTiranoへ。
-
ベルニナ線の景色。
-
箱根!
-
Tirano駅。2008年世界遺産に登録されたベルニナ鉄道の始発駅である。
1910年代に日本の小田原電気鉄道(のちの箱根登山鉄道)が鉄道線(箱根登山電車)を建設した時にベルニナ鉄道を参考にしており、これが縁で1979年に箱根登山鉄道とレーティッシュ鉄道は姉妹鉄道協定を結んでいる。ティラーノ駅には箱根登山鉄道から寄贈された、「ティラノ」の日本語の駅名看板が展示されている。(Wikipedia) -
駅から徒歩十分程、アダ川を渡って、小さな広場に面したホテルに宿泊。小さいが清潔でおしゃれ、スタッフも親切。
-
チェックイン後、町の中心部へぶらぶら。そば粉パスタPizzoccheri(ピッツォケリ)はこの地域の伝統料理だそうだ。
-
ピザ屋を発見。作っているところを見て、(これにする」と子供がリクエストした。
-
美味しそう。
-
翌朝8時、ホテルで朝食。
-
8:50,Tirano からミラノ 行き電車に乗る。
-
Milano Centrale 行き。
-
11:30、車内の表示、ミラノはすぐ到着になる。
-
電車はとてもきれいで快適。
-
車窓から長閑かな田園風景が広がる。
-
Tirano からRE 電車で約2時間半でMilano Centrale に到着。
-
12時、地下鉄3号線に乗り換え、Doumo で下車。駅を出ると、目の前ドガーンと、大聖堂が聳え立っている。
-
しかし入場待ちの列が長く、最後尾にいるスタッフに聞いたら、1時間以上かかるという。
-
入場を諦めて、周辺を散策。
-
午後からミラノ中央駅に戻り、電車でピサへ。ピサ中央駅より一つ先の駅Piss S. Rossore で下車。駅から徒歩3分のCamping village Torre Pendente にチェックイン。
-
広い敷地には様々なタイプの施設。キッチンが付いてピックニック気分になる。子供がこのような宿泊施設が大好き。のびのびできる。
-
19時頃、荷物を宿に置いた後、徒歩十数分でピサの斜塔へ。観光客が少なく、静か。
ピサの斜塔は高さ約55m、8階建ての大理石製。1173年に着工された時から少しづつ地盤沈下が起こり始め、工事中も傾きを修正することができず、そのまま完成させてしまったそうだ。 -
芝生に転がり、のんびりとした時間を過ごす。
ドゥオモ広場(奇跡の広場)には、「大聖堂」「洗礼堂」「鐘楼」(斜塔)の3つの建物がある。
正面の大聖堂(ドゥオモ)は11世紀にピサが「パレルモ沖海戦」に勝利したことを記念して建てられた教会。 -
広場に面したレストランで夕食。
-
広場の壁の向こう側。土産屋がずらり。
-
ピサの斜塔を眺めながら夕食。
-
翌朝9時前、宿をチェックアウトし、ピサの斜塔へ向かう。
-
ピサの斜塔周りの芝生に水撒きをしている。観光客はまだ少ない。
-
9時から斜塔がオープン。近くのチケット売り場で入場券を(18ユーロ)購入し、荷物を預ける。十数年前(2000年)ツアーで来た時は工事中で登れなかったので、今回こそと、朝一に来た。
-
螺旋状の階段が297段ある。かなり狭い。一人しか通れない。
-
頂上から洗礼堂や大聖堂を望む。
-
ピサの町を見下ろす
-
下方にきれいな庭が見える。
-
ピサの斜塔を見学後、バスと徒歩でピサ中央駅に行き、RV 電車でフィレンツェへ。
1時間後、フィレンツェに着く。駅から徒歩数分、サンタ・クローチェ広場にそびえ立つサンタ・クローチェ教会。フランシスコ会最大の教会だと言われている。 -
12時半、フィレンツェ一の観光スポット、 ドゥオーモ「大聖堂」に着く。全称「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」。巨大なドームが特徴でルネサンス建築を代表する建物であり、フィレンツェのシンボル。
140年以上もの歳月をかけて建築され、現在の形になるまで600年もかかっているという。
ドゥオーモの大きさの割には、前の広場がそれほど大きくなく、ドゥオーモの全容写真を撮れ無い上、入場待ちの人に埋め尽くされている。
-
ドゥオーモのすぐ横にあるこの塔、14世紀に画家であるジョットによって設計されたため、ジョットの鐘楼という。
頂上からの眺めは絶景に違いないだろうが、414段の階段を登ればの話。エレベーターなし。 -
14世紀にイタリアで始まったルネサンス、フィレンツェが原点。
-
どこもたくさんの人が並んでいる。
-
13時、フィレンツェ市役所として使われているヴェッキオ宮殿。中の「アルノルフォの塔」は高さ95mで、フィレンツェで二番目の高さを誇る。
-
この辺りは市場よりも観光客が多く、ごった返している。
-
ウフィツィ美術館。ルネサンス期を代表する国宝級の絵画が集まり、イタリアの中でも大きな美術館である。ヴィーナスを題材とした、プリマヴェーラ(春)、ヴィーナスの誕生、ウルビーノのヴィーナスの3作品が、以前ツアーで来た時に観た覚えがある。美術館前の列は十数年前よりも増して長い。パス。
-
アルノ川に架かるヴェッキオ(vecchio)橋でその名の通りフィレンツェ最古の橋、650年の歴史を持つ。vecchioとはイタリア語で「古い」という意味だ。
-
橋の上の両脇には、伝統工芸品や金銀細工のお店や宝石店が連なっている。
-
14:20発電車でフィレンツェからベネチアへ。
-
Firenze to Venezia S Lucia.
-
16:37 、ベネチアに着いた。
-
水上バス乗り場の指示にしたがって駅を出る。
-
ベネチア駅は結構広い。
-
駅を出たら、すぐ運河が通っている。
黄色いブースは水上バス乗り場。近くのチケットブースで一回券7.5€を購入。24時間券もあるが、20もするので、とりあえず1回券にした。結局帰りは歩いて駅に戻ったので、1日券にしなくてよかった -
駅前の水上バス乗り場。St. Marco行きに乗る。
-
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ(Basilica di Santa Maria della Salute)教会。中世に流行した黒死病が治ったときに、聖母マリアへの感謝を捧げるため1603年に建築されたと言われている。
-
サンマルコ寺院の鐘楼(Campanile di San Marco)。
1514年に建設され、1902年に突然崩壊し、1912年に再建された。高さ約100メートル!エレベーターあるので、頂上からベネチアの全体を眺望できよう。 -
ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)。
11世紀に建設され、火災に遭ったため、16世紀に再掲載された。政庁、武器庫や牢獄があり、見学できる。 -
ほぼ1時間の水上バスの旅でした。
-
17:45、水上バスがサンマルコ広場に着いた。下船。
-
すぐさま、ゴンドラ乗らないかと誘いが来た。
-
ゴンドラ一隻が30分で80ユーロ、5人まで。ほかの観光客と相乗りにした。18時半。
-
狭い所に入って行く。
水上バスが入らない場所にゆっくり通っていく。 -
ほぼ30分後、ゴンドラがサンマルコ広場に戻った。
サン・マルコ寺院(Basilica San Marco)、ベネチアで最も有名な寺院であり、世界遺産。
828年、福音記者マルコの遺体が持ち帰られ、それを祀るために建設され、何度かの改修が行われ、11世紀に多様な建築様式が複合した現在の姿になったそうだ。 -
サン・マルコ広場(Piazza San Marco)、世界で最も美しい広場と言われている。鳩が一番多い広場でもある?餌を観光客の手に勝手に置いて、鳩を誘致する餌売りに皆警戒するが、1ユーロを渡せば、鳩と一緒の写真を撮ってくれる。広場におまわりさんが巡回しているので、下手な事はしないと思う。
-
広場でハトとしばらく遊んだ後、徒歩で駅へ向かう。
-
夜8時、すっかり暗くなり、灯火が点る運河の景色も忘れ難い。
-
橋から運河を眺める人がびっしり。
-
徒歩で駅に向かうが、迷子になって焦った。親切な観光客の家族が駅まで案内してくださった。それも駆け足で。3分前、予約したMunchen/Munich 行き夜行列車に乗り込んだ。子供は涙を流して送って家族に手を振り続ける。
ーあぁぁ、「旅情」......
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
スイス
-
前の旅行記
スイス、イタリア等6か国周遊15日間その2、登山鉄道ユングフラウヨッホ
2017/04/06~
ユングフラウ周辺
-
次の旅行記
スイス、イタリア等6か国周遊15日間その4.乗り物好きの子供が喜ぶ旅
2017/04/11~
ミュンヘン
-
スイス、イタリア等6か国周遊15日間その1.シヨン城, Interlaken, Schilthorn
2017/04/03~
ツェルマット
-
スイス、イタリア等6か国周遊15日間その2、登山鉄道ユングフラウヨッホ
2017/04/06~
ユングフラウ周辺
-
スイス、イタリア等6か国周遊15日間その3.ハイディの家、ピサの斜塔、フィレンツェ、ベネチア
2017/04/08~
ベネチア
-
スイス、イタリア等6か国周遊15日間その4.乗り物好きの子供が喜ぶ旅
2017/04/11~
ミュンヘン
-
スイス、イタリア等6カ国周遊15日間その5、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク
2017/04/16~
キューケンホフ
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ベネチア(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ スイス
2
99