スイス、イタリア等6カ国周遊15日間その5、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク

2017/04/16 - 2017/04/17

子連れ個人旅行15日間周遊の最後の二日間の日程:
16日、キューケンホフ公園、ブリュッセル
17日、ブリュッセル、ルクセンブルク、メス

エリア キューケンホフ(オランダ)

スキポール空港からバスと入園券のセットを購入。大人32、子供14ユーロ。南西に約40分。空港からバス858番で約昼頃着いた。

キューケンホフ公園は「ヨーロッパの庭」とも呼ばれる世界的に有名なフラワーパーク。アムステルダム近郊の小さな町リッセにある世界最大の球根花の花園。

現在のキューケンホフ公園 は、17世紀にオランダ東インド会社の提督が建てたキューケンホフ城の庭園が、1949年の屋外球根展示会のために改造したものだそうだ。

球根栽培は400年前に始まったとされ、今は現代オランダの産業の柱となっている。このあたりの土壌が適しているので、栽培が盛んである。

敷地約32ヘクタールある広大な園内に、チューリップを中心に、スイセン、ヒヤシンスなど色とりどりの庭園になっている。

水仙花もきれい。

チュウリップだけじゃない。

キューケンホフ公園が開園されるのは3月中旬から5月中旬までの約2ヶ月間のみだが、パビリオンの中は開園中花が絶えることがない。
その年の気候にもよるが、一般的には4月半ば以降が満開になる。

パビリオン中の花が大きめ。

様々な品種あり。

毎年異なるテーマで造園されるため、何回行っても飽きないはずだ。

午後遅くキューケンホフ公園を出て、858番バスでスギポール空港に戻り、そこからIC電車で約2時間半、ブリュッセル中央駅に到着。
スギポール空港駅は全部自動改札になっており、駅員がいない。ユーレイルパスが機械で読み取れないので、改札を通れない。電車の時間も迫っていた。困っているところ、一人の若い青年が自分のカードを通して付いて行かせてくれた。ありがたい。

電車はコンパートメントになっており、ガラガラ。

今晩の宿はグランプラスのすぐ近く。賑やかな所。

朝食ビュッフェ。

ブリュッセル市内観光へ。

グラン・プラス(Grand-Plece)、巨大な広場。それほど広くもない。豪華絢爛な建物に四方を囲まれた約110m×70mの美しい広場。
ヴィクトール・ユーゴーが“世界で最も美しい広場”と称賛した、ベルギーの首都ブリュッセルの中心地にある広場。

グラン・プラスのシンボル
1402年から1455年の間に建造された、フランボワイヤンゴシック様式の建物。
約45分のガイドツアーで内部を見学することができる。 日本語ないが。
1階には観光案内所を併設している。

王の家、市庁舎の向かい側にある重厚な建物。
15世紀にブラバント公の行政庁が置かれ、
その後、公がスペイン王になるため、“王の家”と呼ぶようになった。

現在は市立博物館となっている。3階には有名な小便小僧の衣装コレクションが飾られている。

二年に一度、8月中旬、広場が花の絨毯で敷き詰められる。普段は花の朝市があるそうだが、毎日ではない。

有名な小便小僧が思ったより小さい。

店頭の飾りの方が大きい。

ワッフル店で注文。店員がワッフルをドングで取ろうとしたところ、ドングを地面に落としてしまった。それを拾ってそのままワッフルを取ろうとする。唖然して、それ、洗わないの？とドングを指して言ったら、汚れてない、嫌なら、別のとこへ行け！(......You can go to other shop.)と。もちろんそうするわ。知らぬが仏でも、その目で見たら、やはり頂けない。

幸い至るところにワッフル店がある。

昼頃、ブリュッセル中央駅へ向かう。

IC電車でルクセンブルクへ。

約3時間半、ルクセンブルク中央駅に着く。

ルクセンブルク駅は1859年に開業し、数年前に改良工事が完了したばかり。なのに、驚くことに、駅前広場には、半ばオープンの男子トイレが設置されている。小便器が1メートル未満の板に付けただけで、地面に垂れた液体で濡れていたのが見える。子供すら嫌がって利用する気にならない。
一人当たりGDPが長年世界一で、裕福な国なのに、なぜこんなトイレが、不思議でならない。

駅から徒歩十数分、街の中心にあるオランダの国王であり、ルクセンブルク大公だったギョーム2世広場。市庁舎。

旧市街の中心にある大公宮殿は、16世紀に市庁舎として建てられた重厚な石造りの建物。1890年から大公宮に。1995年に修復工事が行われ、現在は大公の迎賓館としている。
正直、周囲の建物とあまり違わないので、団体客が写真を撮っていなければ、とても宮殿とは思えない。

旧市街から3分の憲法広場中央には第一次世界大戦時の戦没者慰霊碑が立ち、その塔の上には金の女神像が据えられている。

憲法広場からペトリュス渓谷の絶景を望む。

中央駅に戻る途中、橋を降りたところに公園があり、無料のミニトレインを乗れる。

橋の下に公園が広がっている。段差が大きい町。

ミニトレーンの看板。

18時、ルクセンブルクからTER でメスMetz へ。約一時間。予約不要、自由席。

フランスで最も美しい駅と称されるMetz メス駅。

駅舎の長さはおよそ350m、時計塔の高さは40m、その大きさも有名だ。

メス駅前。インペリアル地区と呼ばれ、ドイツ様式の建物が多い。

駅の東側にある水道塔もメスの人気観光スポット。

駅構内も重厚感溢れ、ネオロマネスク様式で建てられている。

20時、TGV でパリへ。