'19 秋　好吃（ハオチー）台湾　2.台中のハオチー

2019/11/01 - 2019/11/05

◆１１月２日（土）

台湾には何度か来ていますが、台北以外の都市訪問は初めて。
美味しいものを求めて街歩きします。

エリア 台中(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: スターフライヤー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの部屋から見えた旧台中駅舎

ホテルの朝食はこちらで。
一番乗りでした。

朝食

朝食

朝食

豪華ではありませんが、そこそこの種類はありました。

朝食後荷物をフロントに預け、台中市内観光へ。

ホテル裏手が大きなバス通り。
ここからバスに乗ります。

台中駅バス停

目的地には１番または２１番バスに乗ります

台湾の公共交通は、優先席は充実しています。
車いすのみならず、ベビーカーのマークも。
私が利用している地元のバスには無いマークです。

運転席。

そっかあ、台湾は左ハンドルなんだね。

ここで下車。

暑い！

日本料理屋も多々見られます。

この角を右に曲がって・・・テクテク

わっ、ドリアンだ。

2018年のお正月をブルネイで過ごしたのですが、そこで初めて（多分最初で最後）食べました。
口の中ではそれほど香は強くありませんが、ねっとりした食感で、あの香りからは想像できない何とも言えない甘いお味でした。

焼ショーロンポー

上海の有名店のショーロンポーを懐かしく思い出します。

朝食の揚げパンは豆乳に浸して頂くんだっけ？

豆乳も売っていました。

そうこうするうちに、目的地に到着。

【台中文学館】

日本家屋が見られます。

台中文学館 博物館・美術館・ギャラリー

【台中文学館】

大正１５年７月、父は台中で生まれました。
４歳下の叔父は台北生まれなので、父の記憶の中に台中での生活は無かったのか、台中の話を聞いたことはありませんでした。

父も祖父母もこんな家に住んでいたのかしら？
と父の幼いころを想像しながら、見学しました。

【台中文学館】

内部見学出来る建物もありましたが、外観だけ見て移動します。

あら、見慣れたトラックが。

頑張れ、ニッポン企業。

下車したバス停に戻り、そこからまたバスで移動します。

下町風情の台中文学館界隈からやって来ると、この高層ビルが立ち並ぶエリアが同じ市内とは思えないほどのギャップを感じます。

あ、見えて来た。

【台中国家歌劇院】

ここは裏口です。

台中国家歌劇院 現代・近代建築

表玄関はこちら。

台中国家歌劇院 現代・近代建築

変わったデザインの外観ですね。

日本人建築家　伊藤豊雄氏による設計。

遇見巨人？

何だろう？

中に入ると目に飛び込んできたのは、エストニア出身の名指揮者　パーヴォ・ヤルビ氏のお写真

なになに？
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏会がもうじき開催されるそうです。
何と羨ましい。
知っていればコンサートに合わせて日程を組んだのにぃ。

８月にエストニアの首都タリンを旅した時にも、マエストロ・ヤルビのコンサートポスターを見ました。
今、世界中で引っ張りだこのマエストロです。

台中国家歌劇院 現代・近代建築

館内は、直線がなく、全て曲線でできているそうです。

バルセロナのカサ・ミラやカサ・バトリョなどのガウディ建築のようです。

【台中国家歌劇院】

【台中国家歌劇院】外観

ランチの予約時刻が近づいてきたので、バスで戻ります。

台中歌劇院近くのバス停は、本日「エイサー祭り」のため利用出来ず。

少し離れたバス停から乗ります。

目的地付近のバス停で下車し、てくてく・・・

【新盛緑川水岸廊道】

整備された川岸を歩いて目的地へ。

素敵なマンホールの蓋。

見えました。

宮原眼科 お土産店

台中と言えば・・・の【宮原眼科】

宮原眼科 お土産店

宮原眼科１階のアイスクリーム店には長い行列が出来ていました。
ここはテイクアウトのみ。

ゆっくり座って食べたい人は、別の建物【第四信用合作社】でお召し上がりください。

宮原眼科冰淇淋 (宮原眼科1F) スイーツ

エントランス

宮原珍奶（宮原眼科1F） カフェ

【宮原眼科】
１９２７年に開業？

蟻が１０匹で”ありがとう”

１１月２日ですが、既に店内はクリスマスムード。
BGMもクリスマスソングでした。

２、３階からの俯瞰写真は、レストラン利用者でなければ写せません。

日本人多し。

3階から

台北から新幹線で日帰りで来られるので、それらしき日本人を多く見ました。
と言うか、ほぼ店内は日本語。
日本語を話すスタッフも多いので安心してお買い物できます。

レストランです。

醉月樓沙龍 (宮原眼科2F) 地元の料理

店内はクリスマスの装飾ですが、レストランでは台湾らしさが感じられます。

醉月樓沙龍 (宮原眼科2F) 地元の料理

この方が、ここで眼科医として開業なさったのですね。

その当時のままの建物と、【宮原眼科】の名前を変えずに使用していることを、日本人としてありがたく思います。

醉月樓沙龍 (宮原眼科2F) 地元の料理

暑い中歩き回ったので、冷えたビールが五臓六腑にしみわたります。

あ～美味しい！！
生き返りました。

点心３種盛
・かしわのから揚げ
・れんこんのはさみ揚げ
・海老団子の揚げ物

だったと思う。
全部揚げ物。年寄りにはキツイ。

からすみチャーハン

見事な盛り付けもさることながら、お味も大変美味しゅうございました。
お替りしたくなる美味しさでした。

また食べたい！

ここに来たからには、これを食べなくちゃ。

ジェラート用トッピング。

レストランでは、チョイスできる種類は限られています。
その中からマンゴーアイスなどを選び、トッピングはパイナップルケーキやコグマチャンクッキー、蝶々クッキーなどなどを選んで美味しく頂きました。

ラッピングリボンもカラフルで、もらったら嬉しいでしょうね。

自分土産にパイナップルケーキを買いました。

パッケージも紙袋も素敵。

宮原眼科の姉妹店とでも言うのでしょうか。
【第四信用合作社】

宮原眼科と同じジェラートが、こちらでは座席で頂けます。

第四信用合作社 スイーツ

宮原眼科から徒歩でホテルに戻り、荷物をピックアップして台中駅へ。

台鉄台中駅 駅

お名残惜しゅうございますが、亡父の出生地・台中に来ることが出来ました。

「病気が治ったら、家族みんなで台湾に行こう。」と約束した数日後、父は息を引き取りました。
４４年も前の事。ガンの告知がご法度の時代のことです。

やっと、父の思いを果たすことが出来た良い旅でした。

台鉄台中駅 駅

台鉄から、高鐵に乗り換えて、次の訪問地　高雄へ参ります。